雨相模原
今日も今日とて遅かった。何とか今週は乗り切ったけど来週はまた泊りがけ出張連続など別の形で怒涛の週になりそうだ。明日以降は半端ではない疲れを癒す事に専念したい。1日雨の生憎の金曜日。素直に帰るのが一番だがやはり新店開拓がしたくて再び相模原へ。先週から相模原強化月刊だ。小雨の中傘をさして疲れた体でひたすら矢部方向の1本道を歩く事12分、最初の目的の店、昨年2月開店の新店『韋駄天』だ。ガラスの扉を開けて入店すると入口脇に券売機有り。L字型カウンターに先客2人後客4人。厨房には店主一人のみ。仙台『こむらさき』や鶴見『信楽茶屋』で修行したとの事。
豚骨ラーメンという事で博多系だった。そのわりには例の臭いが全くしない。それでもスープは満足のこってり度。豚頭のみを炊き込んでいるらしい。麺は小麦の味がする極細麺ストレート。具はきくらげの細切り、もやし、青ネギの小分け切り。卓上から紅生姜と胡麻を投入。肩ロースチャーシューはスモーク臭がして香ばしい。味玉はやや冷たかったが黄身トロリで味はいい。ひとつひとつ丁寧に作られているなぁと好印象。美味しかった。
この時点でかなり駅から遠くまで来てしまった。X軸でここまで来てしまったのなら毒食わば皿まで。Y軸方向にも駅とは反対方向へ、小雨の降る見知らぬ路地をトボトボと歩き、16号線を超えて、先週来たラーメン街道にぶち当たる。目の前に『満天星』がある。その対面にあるのが本場北海道で多店舗展開している北海道ラーメンのチェーン店。しかしながら相模原本店とあるのが気になって入店。木の造りのわりとこじんまりした店であまりチェーン店っぽくない。券売機も無い。壁には薀蓄がずらずらと書かれた板が掛けられている。厨房には店主ひとり。先客ゼロ後客2人。口頭で注文。
ゲンコツベースで味噌の味が濃くしょっぱいスープ。味噌の粒が粗い気がする。麺は北海道らしく黄色い縮れ中太麺。かなりかための茹で加減。具は粒が小さなきくらげ、メンマ、もやし、青ネギの小分け切り。脂身の多いバラ巻きチャーシュー。変なチェーン店の味噌の薄い味噌ラーメンよりかは全然まし。美味しく食べられた。
駅まで遠い道のりをひたすら歩いて帰った。東神奈川で乗り換える時点で12時を廻っていた。チューハイでも飲んで爆睡しようと帰宅前にコンビニに寄った。小雨だったので合羽を着るのがめんどくさくなりスーツのままスクーターを飛ばした。
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