台東老舗
昨日は4連食という無茶をしてしまったので今日は軽く行きたい。それでも食べ歩きは止めず。京浜東北線で上野に出てから日比谷線でひとつめの駅入谷で下車。そこから歩いて6分ほど。家の前に植木鉢がたくさん並んでいるような下町の路地の中に今日の最初の目的店昭和22年創業の老舗『光江』があった。よくある町角の中華屋といった店構え。ガラガラと引き戸を開けると先客3人。後客1人。老夫婦が切り盛りしているのもこの店では絵になる。高校野球がBGV。口頭で注文。
澄んだスープが綺麗な東京醤油ラーメン。老舗系としては珍しく結構ぶりぶりした中太ちぢれ麺。具はメンマ、ほうれん草、薬味ネギ。ロースチャーシューは脂身のある柔らかいもの。あっさりしてサラッと食べられた。醤油の美味しさを味あわせてもらった。
次の店は浅草にある。再び上野に戻って銀座線に乗り換えるのも馬鹿馬鹿しいので、運動を兼ねて歩いて向かう事にした。今日は昨日とはうって変わり空には雲が立ち込める肌寒い一日。それでも20分以上歩いているとさすがにポカポカしてきた。浅草の外れの商店街の端の方の更に路地に次の店『来集軒』に辿り着いた。こちらも昭和20年代創業の老舗店。引き戸を開けると席の9割は埋まっていて大きなテーブルに相席となった。テーブル席のみ。壁には落語家を中心に有名人のサイン色紙がたくさん貼られている。厨房は奥にあり中には女性しか見えなかった。口頭で注文。
『光江』に比べると醤油の味が濃くゲンコツダシが多め。形は異なるけどこれも東京醤油ラーメン。麺はちぢれ中太麺。具はチャーシュー、薬味ネギ、小さな海苔1枚。印象的なのはメンマ。とても甘かった。
帰りはつくばエクスプレスに乗り秋葉原に出て京浜東北線に乗り継いだ。
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