登楽文弥
今年の正月休みに3連食を繰り返した後につくづく思った。3連食という禁じ手というより禁止事項にしようと。満腹で苦しい思いをして食べるなど愚の骨頂だと。味がちゃんと評価出来ないので食べるだけ無駄だし失礼にあたると。そう思っていたのだが、今日は貴重な平日休暇だ。土日祝休みのもう一店に行ってしまう事にした。飯田橋から隣の水道橋へ。しばらくは本屋を巡って時間調整。そこから駅の反対の東京ドーム側へ神田川を渡り、御茶ノ水方面へ外堀通り沿いを進む。しばらく歩いてから路地裏に入って目的の店を発見。『ふみや』という小さな店だ。淡い黄色い暖簾が印象的。小さな2席一組のテーブル席が二つづつ組み合わされた店内。厨房は奥にあり店主が一人。コンピュータ関係からの脱サラ組らしい。松戸の『ラーメン寺子屋』というラーメン店の専門学校みたいなところの出身で、修行経験はないそうだ。接客のおばちゃんとおばあちゃんがいる。こんな小さな店で3人働いているのは家族経営なのだろう。先客ゼロ。店の入口で何か工事をしていたおっちゃんが後客一人。口頭で注文。
メニューは醤油と塩、つけめん。筆頭の醤油を選択。黒いおぼんにのせられラーメン登場。スッキリと澄んだあっさりスープの醤油ラーメン。麺は細麺ストレート。具は笹ネギ、メンマ、ほうれん草、半味玉、薄いロースチャーシューが2枚、海苔1枚。昔ながらの東京ラーメン。懐かしさを感じる一方、ちょっと割高だし、この一杯で満足感を得られるかは疑問に残るところだ。
帰りは食後の運動も兼ね神田川沿いに秋葉原まで歩いて帰った。
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