備前小梅
再び赤坂見附駅に戻り、今度は丸の内線で四谷に出て総武線に乗り換え隣の飯田橋で下車。こちらも土日祝休みの『びぜん亭』と目指す。ちょうど昼時だったのでサラリーマンやOLが今日の昼飯を求め街をさまよっていたので、あぁ今日は平日なんだなぁと実感した。目的の店は小さな小料理屋のような店構えで小さい一列7席のカウンターのみ。と思ったら二階席もあるようだ。小さな厨房には作務衣を着た初老の店主とその奥さんと思しきおばさんの二人。カウンターには先客4人後客2人。口頭で注文。
水と一緒に小梅がお猪口に二つ入っているのを出されたので小川町の『きび』と一緒だ!と思って帰宅した後調べたら、『きび』の店主はこちらで修行したのだという。いかにも支那そばという感じの色の濃いスープで表面には油層が出来ている。そこに薬味ネギが絡まっていい味を出す。醤油のショッパさは感じず、むしろ甘みを感じる。麺は柔らかめのちぢれ細麺。具は薬味ネギ、メンマ、ほうれん草、海苔1枚。我は基本こってり好きだが、その対極にあるようなこういうラーメンも何故か好きだ。口直しの小梅が美味しい。口の中がさっぱりした。
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