大磯味噌
新宿駅で湘南新宿ラインに乗ろうとしたらまたもや寸前で乗れなかった。一体今日は何なんだ?この苛立ちはぶつけようが無い。20分待ってようやく電車が到着。快速特急だった。ここで何かのスイッチが入った。「そうだ!このまま一気に大磯まで行ってしまおう!」と思ってしまったのだ。味噌強化期間としてガイド本で県内の味噌ラーメン店を調査したところ、必ず載っていたのが大磯にある『壱龍』で明日行こうと考えていた。でもいい!このまま行ってしまうぞ!ただ電車で小1時間寝てれば平塚まで運んでくれる。そう思いi-podで音楽を聴きながら熟睡。平塚で各駅停車に乗り換え一駅で大磯。初めて降りる駅だがこの辺になると本当に地方の田舎の駅。ホームが異様に長いわりに改札へ登る階段が遠くにひとつだけある。改札を出た後もバスロータリーなど無く、コンビニがひとつだけあるような小さな駅前。でも目的の店は歩くには遠い場所にある。バスで行かなくてはならない。しかし時刻表を見ると1時間に1本でしかもあと50分も待たなくてはならない。こんな何も無い場所でこんな寒いところでそんなに待てない。かといってすごすごと引き返すわけにはいかない。やむを得ず禁じ手のタクシー使用だ。初乗り710円とは本当に凶悪な乗り物だ。とりあえずプリンスホテル前までと頼む。10分ほどでちょうど店の前で降りる。1250円もかかった。黒い店構え。入口にはいると威勢のいい声。厨房には黒Tシャツの男の店員3人。L字型のカウンターはほぼ満席だが何とかギリギリ座れた。屋外にテーブル席が別にあるようだが今日のような日には辛すぎる。店内は強火で野菜を炒めている為暖かい。北海道ラーメン店らしく木で山小屋的な内装で丸太のイス。驚いた事に年末行った渋谷の『壱源』とは姉妹店との事。
『源』で普通の味噌を食べてしまったので辛味ありの味噌オロ注文。野菜炒めがドガッとのっている。チャーシューまでぶつ切りになっているのでほとんど肉野菜炒めだ。スープはコクはそこそこあるし、辛さもピリ辛程度でちょうどいい感じ。体は温まった。麺は中太ちぢれ卵麺。きくらげの細切りも入っていた。そこそこ美味しかったがわざわざ大磯からタクシーを乗り継いで来るよな事も無かったかな。店の雰囲気も味も渋谷の『壱源』とそう変わるものではなかった。
店を出て急いでバス停に駆けつけた。帰りこそバスで帰りたい。そんな希望を無惨にも粉々にする時刻表。またもや50分待ち。諦めてとぼとぼと駅への道を歩く。こんなところにタクシーなど通りもしない。しばらく歩いているとタクシー乗り場の文字を発見。駅への道もうろ覚えで不安だったので再びタクシーだ。屈辱だが仕方ない。無事駅に到着と思いきや停車寸前で初乗り料金から800円にメーターが変わった。これはむかついた。



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