田節復讐
珍しく1時間程度の残業で帰宅出来たので反町にある『田ぶし』横浜店にリベンジを試みた。何故リベンジなのかというと昨年末会社帰りにわざわざ寄ったというのに、到着寸前に暖簾を仕舞われたからだ。いいでしょと思って入ると断られた。悔しい思いをつのらせながら駅に戻るが乗り継ぎのタイミングが非常に悪くさんざん待たされて大幅に時間を無駄にしてしまったという思い出があるからだ。あまりに悔しいので年明けに高円寺にある本店に行った次第。前回は菊名から東横線に乗り換えたのだが各駅停車だとかなり時間のロスになった経験から、今回は一旦横浜に出てから東急に乗り換えた。そういう意味では前回の経験は無駄にならなかったと言えるだろう。反町は深々度地下にあるので地上に出るのが大変でこれも苛立つ原因にもなった。そして今回はちゃんと暖簾が風でたなびいている。行列もない。良かった。新店らしく綺麗な店内。入口に券売機。L字型のカウンターとテーブル席二つ。厨房には初老の男と若い店員のふたり。先客二人後客一人。大分落ち着いてきたようだ。
麺処 田ぶし 横浜店 『東京醤油とんこつ味玉らーめん』 780円
筆頭の「本家田ぶしらーめん」では本店を超える事はなかろうともう一方のメニューを注文。クリーミーな感じの甘みのある豚骨醤油スープ。たいがいは甘みが強すぎて我の嫌いなエセ家系になるのだが、さすがは有名店だ。いい塩梅の味に仕上がっている。麺は角ばった中細ちぢれ麺。具は穂先メンマ、青梗菜、刻みネギ、海苔1枚。チャーシューは脂身が多く薄いものが1枚。味玉は半分に割られ黄身がゼリー状。復讐といってもケチをつけにわざわざ来店しない。美味いラーメンを食べさせてくれればそれでいいのだ。完食しそうになったほど。
帰りはやはり電車の乗り継ぎが悪かったが今回はあまり苦にならなかった。また来てもいいかな。
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