向丘遊麺
今日も今日とて激務が続き皆が帰宅する中、夜9時過ぎまで残業だった。辿り着いた週末。身を切るような冷たい空気の夜だが食べ歩き遠征決行だ。正月を挟んでいるが3週連続で金曜の夜は町田から小田急線で新宿方面へ。しかし今日は3連休でもないので新宿には行かず向ヶ丘遊園で下車。急行が止まる駅と知り、わざわざ週末を使って行くよりかは会社帰りに寄った方が効率的だと予定を立てたのだ。初めて降りる駅だ。時間帯のせいかも知れないが若者が多い。最初の店『雪濃湯(すーるたん)』は線路沿いにあり近いはずだが廻り込んでいかないと行けないので3分くらい歩いた。店に入ると客で賑わっていた。この寒さだ、ラーメン屋には入る人が多いのも無理はない。我は何とか座れたが後客はしばらく立待ちとなった。客層も若者が多い。隣の若者はケータイで「今醍醐にいるから」等と話している。『醍醐(だいご)』というのはこの店の旧名だ。地元で評判の店だというのが伺えた。店は内外装共に銀色でカウンターもステンレス製。カウンターには若い店員が3人。入口に券売機有り。
筆頭の醍醐に辛味ネギをのせた紅醍醐を注文。好みの自由度は家系と同じ。注文してから出てくるまでかなり時間がかかった。見た目も家系っぽいがこちらは豚骨だけではなく牛骨も加わっているとか。家系と比較するとスープがトロッとして甘みがある感じ。麺はちぢれた平打ち太麺。大きめの背脂の塊が入っている。チャーシューと海苔3枚が付く。全体的に量は少なめな気がする。なかなか美味しいのでスープを飲み干し完食マークを出す。この寒さも手伝っていた事も確かだが。
駅の方向に30歩くらい戻ると『麺屋はやと』というラーメン屋を発見したが次の店はここではない。そこから更に30歩ほど歩いたところにある『頑張り屋』という店に入る。店外に券売機有り。入店すると変形コの字のカウンターがあり店主と見習いとおぼしき店員の二人。先客3人後客3人。
らーめん頑張り屋 『小味玉醤油らーめん(麺かため)』 550円
2軒目なので半玉の小を注文。醤油の味が強く出ていて『麺屋空海』の系統を思い出した。麺は中細ちぢれ麺。具は薬味ネギ、トロトロのチャーシューやほうれん草、海苔1枚。味玉ラーメンなのに何故か半玉。少々スープがしょっぱかった。あまり印象に残らないラーメンだった。
帰りはひとつ先の登戸で南武線に乗り換え、川崎に30分かけて到着。更に東海道線に乗り横浜に戻り帰宅。結局新宿に出た時とあまり変わりない時間の帰宅になった。
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