夜天王町
久々に会社を早くあがれた。思わぬ機会だったので月曜だがせっかくなので1店寄ってしまう事にした。思い浮かんだのが天王町付近にある『ときわ』という店だ。ガイド本で知った。日曜定休とか。貴重な土曜日はしばらく都内食べ歩きに充てるつもりだし平日行くしかないかなと思っていたところだ。スクーターでも十分行ける場所だがこの身を切るような寒さの中スーツ姿で飛ばすのは論外だ。横浜から相鉄線各駅停車に乗り3駅目。こんなに近いのに初めて降りる駅だ。昨年の正月に来た『むつみ屋』を横目に歩く事6分。駅前と呼ぶには距離がありすぎる微妙な立地だ。こんな所に未知のラーメン店があるとは盲点だった。引き戸を開けるとL字型のカウンターにテーブル席二つ。奥の壁が鏡になっているので広いと錯覚してしまう。先客後客共にゼロ。入口に券売機。厨房には白髭の店主一人。イタリア料理出身で、なおかつ鳥居式ラーメン塾出身らしい。
他にトマトそばなど変わったメニューもあったが屋号を冠するメニューを注文。黒いおぼんに載せられ登場。おそらく全部のせという事だろう。ゲンコツ強め醤油も強めの濃い味付けのスープ。麺は多加水中細平打ちちぢれ麺。具は青梗菜、ワカメ、白髭葱、薬味ネギ、ナルト、メンマ、半味玉チャーシュー3枚、海苔1枚。味自体は悪くはないもののあんまり印象の残らない一杯だった。ワカメが入っているだけで減点対象だ。
コメント