麺恋変貌
仕事が長引き最寄り駅に着いたのが10時半だった。それでも頑張って永楽町の『麺恋亭』に行ってみた。以前行った中華街の店の支店だ。ところが実際入ってみるとラーメン屋からかけ離れた空気なのだ。照明がやけに暗めで何だか地元の常連客のみ相手にしている小さなスナックと全く同じ雰囲気。厨房には女店員、というよりママひとり。先客は化粧の臭いがぷんぷんする年増女と中年男の二人組。後から道を聞きに来たおばさんがまた来て電話を借りていた。とにかくどうにもこうにもいなたい。メニューをみたら筆頭が「ごまみそたんたんめん」。全然本店と違う。大分ラーメンじゃないのか?とよく見たら鉄板焼きだのピザだのがあり本当にスナックに職業変えしたようなのだ。それでもラーメンはあったので本当ならばすぐ店を出たかったが口頭で注文してみた。
ここで中華そばなど頼んだら普通の醤油ラーメンが出てくるに違いない。それではあまりに今日という日が悲しすぎるので味噌ラーメンを注文。ネギの切り方が家庭的でかなり雑。昨日の『鹿島家』に比べるべくもない。麺は中太ちぢれ麺。味はいたって普通の味噌ラーメン。後半ニンニクの味を強く感じたけど。とにかく急いで食べて急いで店を出た。
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