日曜堀切
昨日とはうって変わって日差しの暖かい青空の日。本来なら市内の店巡りなのだが、このところの市内ばかり巡っていた反動か、今日も都内有名店に遠征する気分に何故かなっていた。今日の目的地は葛飾区。昨日の練馬区に続いて初めて食べ歩きにおいて足を踏み入れる遠方の地だ。京浜東北線で上野まで出て京成線に乗り換える。自分の中では京成線というだけでかなりの遠方だという意識になる。15分ほど電車に揺られ降りた駅は堀切菖蒲園。実際に行ってみるとこの駅前はラーメン激戦区でちょっと歩いただけで数店のラーメン店を発見した。しかし我の目指す店は『天照(てんしょう)』。ここの店主は旧『ラーメン二郎堀切店』店主で独自路線に入り『ラーメン大』に屋号を変えて蒲田にも支店を出した。その店主が全く別のラーメン店を出したのがこの『天照』なのだそうだ。木材を生かした内外装で店内は暗い。テーブル席のみ。厨房は奥にあり接客の女店員は中国人なのか無愛想。メニューにはアジア系一品料理も多い。先客2人後客6人。口頭で注文。
『天照らー麺』 690円+『天然塩の味玉子』100円=790円
魚介風味が香るコクのある黒い醤油味のスープ。そこには香ばしい揚げネギも浮かぶ。麺はコシのある太ちぢれ太麺。具は極太メンマ、きざみネギ、青ネギの小口切り、脂身の多い肉厚チャーシュー2枚。トッピングの味玉は大層なネーミングだがあまりインパクトは無く普通だった。我が濃い味が好みとはいえこれはかなり濃い、濃すぎる。最初は味わって食べていたが途中から飽きてきたほどだ。
店を出るとやはりラーメン店が並んでいる。『ラーメン大』堀切本店も見つけたが次の店はここではない。『天照』の向かいにある『糀や(こうじや)』に入店。何とここも同じ店主が営んでいる。この狭い距離で3店舗飲食店を出すのはお互い食い合いにはならないのだろうか?という余計な心配をしてしまった。店外に二人の待ち。その後も随時来客有り。店内はL字型カウンターで厨房は奥に広かった。噂の店主もいた。入口に券売機があるが何と筆頭メニューがかけうどんだった。そこの店はうどんとラーメンの両方を出す店だった。ラーメンのスープにうどんの麺を入れた『饂麺』なるメニューが名物らしいが我はラーメン食べ歩きに来ているのでラーメンを注文。
魚粉が効いてドロッとした魚介豚骨スープ。こちらも味が濃くしょっぱい。麺は四角いちぢれ太麺。手打ちなのかな?具は長い穂先メンマ、きざみネギ、青ネギの小口切り、チャーシュー1枚、海苔1枚。悪くはないけどやっぱり味が濃い。ここの店主はかなりの味濃いめ好きらしい。ほとんど間を空けず濃い味のラーメンを連食した為後半かなりきつかった。
行きも帰りも同じルートで電車の中で熟睡してしまった。
コメント