藤丘連麺
1日雨の金曜日。このところ仕事のペースが落ち着き気味なので今日も早くあがれるだろう、そしたら町田に行ってあの店行こうかこの店行こうかなど甘い考えをしていたら案の定仕事が長引いてしまった。仕方がない。目的地を変えて長津田から田園都市線に乗り換え再び青葉区麺探訪再開だ。藤が丘という駅で下車。駅前の大通り一本道を真っ直ぐ7分ほど歩く。国道246号の下をくぐりしばらく歩いた交差点のところにある『大文字』藤が丘店へ入店。昨年11月に成瀬の本店の方には行ったのだがこのところ夜営業をしていない。それに何故かこちらの藤が丘店の方がマスコミの露出が高く評価がいい。だからわざわざこちらに来てみた。あと十数分で閉店という時間だったが先客6名後客7名。普段だったら行列店だというからこれでも空いているほうなのだろう。店内はガラス貼りで明るい。何故かいろいろな形をした栓抜きがディスプレイされていた。厨房は奥にあり逆L字のカウンター。テーブル席もいくつかある。口頭で注文。
らーめん大文字 藤が丘店 『特選辛味噌ねぎらーめん(Sサイズ)』 1050円
本店では敬遠した筆頭メニューの辛味噌をネギをつけてSサイズで注文。レギュラーサイズでは1.5玉でSサイズでようやく1玉だからこれでいいのだ。本店での教訓が生きた。カレーうどんを連想させるほどのコクとトロミのあるスープは確かに辛い。でもとんがった辛さではない。麺はもちもちした黄色い平打ちストレート。粉唐辛子がかかったきざみネギにメンマと小さめの巻きバラチャーシュー。トッピングの長ネギは湯通しされて柔らかい。機会があれば味噌以外も挑戦してみようかな、本店の方で。
汗まみれになって店を出ると雨は止んでいた。近くにある『田舎や』というラーメン屋に向かうも準備中の札がかかっていた。まだ店内外の明かりはついているのでほんの一足遅かったようだ。これで藤が丘にはいづれ再訪する事が決まった。それでも藤が丘は終わらない。駅からこちらへ来る途中に未知のラーメン店を発見していたからだ。『八兵衛』という店だ。L字型のカウンターの典型的なラーメン店だが餃子や炒飯もやっているようだ。厨房には店主と店員二人の三人いたが前後客共にひとりづつ。口頭で注文。
背脂・太麺の中華そばとすっきり・細麺の支那そばが基本メニューになっているようだ。濃いめの醤油スープにはうっすら背脂がかかっている。麺は多加水気味のちぢれ太麺。大きめで崩れるほど柔らかい巻きバラチャーシューがありその上にきざみ玉ネギ。ほうれん草は残念ながら冷凍したものらしく丸く固まっていたのでスープに沈めて解凍。ナルトとメンマがのる。太麺・こってり・濃い味が好みの我としては美味しいと感じた。蒲田『潤』のラーメンを一般のラーメンに近づけたような一杯。自分がラーメン店やるとしたらこんなラーメンになるだろうなとそんな事を思った。
帰りに246付近に『大桜』発見。この辺は各駅に『大桜』があるな。
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