大島兼吉
再び来た道を辿り駅に戻る。その時は青空が広がり秋の雲。すがすがしい気持ちだ。再び新宿線に乗り大島まで戻る。地上に出てサンロードという懐かしい下町の雰囲気の商店街の中ほどにある、同じように飾らない町のラーメン屋の雰囲気の店構えの『兼吉』へ。厨房にはラーメン屋の親父といった風貌の中年男一人。先客一人後客二人。口頭で注文。
メニューは多いが基本のラーメンはしょうゆ(黒醤油)としろ(白醤油)があり、面白そうなしろを選んだ。店の外観からはかけ離れた凝った一杯。揚げネギが香る魚介のダシがじんわり効いたスープにほうれん草、きざみネギ、海苔1枚。お茶漬けに入っているようなかやくが浮いているのも面白い。炙りチャーシューがかなりいい具合で炙られていて高渋谷『中村屋』を彷彿させた。完成度高し。満足。
そのまま新宿線で岩本町で下車し秋葉原で買い物。その後帰りの京浜東北線で爆睡。関内で有隣堂で本を買い込んだ。
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