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2007年9月22日 (土)

荻窪丸麺

8月6日「荻窪浸麺」の回は『はつね』にフラれた事でなし崩しになって後悔する事しきりだった。特に行きたくもない店に行ってしまったり、つけめんが苦手なのに暑さに負けてつけめんに逃れてしまったり、間違った判断してばかりの1日だった。3連休初日、その後悔の日を溶かすべく荻窪へと向かった。間違えて中央線の特快に乗ってしまって三鷹まで行ってしまい戻った。まだまだ日陰を探して歩かねばならないほどの真夏日の中、最初の店『丸長』に小走りに向かう。ちょうど開店時間くらいに着いたら既に店外に3人待っている状況。我の後ろにもどんどん人が並んで行列になった。入口には「時間がかかるラーメン店で時間のある方のみ」の旨の貼り紙までしてある。果たして30分待って中に入れた。そこから更に15分経ってようやくラーメン到着。

Maruchyou02 丸長中華そば店 荻窪店 『ラーメン』 600円

鰹ダシも濃厚、醤油の味も濃厚なスープ。モチモチした食感の柔らかめの自家製太麺ストレート。荻窪ラーメンだ。大量のメンマときざみネギ、海苔1枚。脂身の少ないパサパサしたモモ肉チャーシューだが味は濃いめで噛むと肉の味がする。つけそばほど個性はないけど麺以外は正統派中華そばという感じで悪くない。ようやく『丸長』のラーメンを食べることが出来た満足感に浸った。

地下道を通り駅の反対側に出る。途中本屋で立ち読みしたり若干インターバルを置いた後にちょっと駅から離れたとことにある『丸信』へと向かう。白地に赤文字の看板が目印。何とこちらでも満席で店内の待合席に先客ひとり。5分以上待たされてテーブル席で相席に。『丸長』と違い客のほとんどがつけめんではなくラーメンと頼んでいる。我も口頭でラーメンを注文。

Marusin02 中華そば 丸信 本店 『ラーメン』 600円

正統派荻窪ラーメン。でもつけめんの時も感じたが『丸長』に比較して全体的にインパクトが薄い。魚介よりも豚骨ダシが効いているのか?麺がやたらもちもちして柔らかく自分の好みと合わない。メンマとチャーシューは『丸長』同様そこそこの味。でも決定的に麺が好みに合わなかったので若干残して店を出た。

再び駅前に戻る途中リバティーやブックオフを冷やかしてインターバルを置く。今日は最初から3連食を決めていた。前回行けなかった荻窪老舗店で丸を屋号に関したもう一店『丸福』だ。本店は武蔵野方面へ移転してしまったと聞く。西荻にも駅前に店があった。こちらは商店街の中に黄色地に赤文字の派手な看板を掲げている。L字型カウンターの中に老夫婦が厨房に立っている。絵に描いたような昭和の駅前のラーメン屋。お冷を常に入れてくれ接客は良い。先客4人後客なし。口頭で注文。

Marufuku01 丸福中華そば 荻窪店 『中華そば』 630円

先の2店とは明らかに違う系統のラーメン。魚介ダシではない鶏ガラの濃い口醤油のラーメン。表面の油が多め。麺は細麺ストレート。炒められたもやしと挽肉がのる。パサパサのモモ肉チャーシューも美味しい。ここにきて別の味のラーメンを食べられた事が単純に興味深かったしありがたかった。

念願の荻窪3店制覇が出来て達成感もひとしおだ。

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