市尾連麺
連休前。今日から残暑がぶり返した日。金曜という事もありまた長津田から田園都市線に乗り換えた。我ながら物好きだなぁと思う。今日は市ヶ尾で下車。高校生の時に一度だけ降りたという事実は記憶がある。ところが全然街の風景など覚えていない。でも田園都市線沿線はどことなく共通した雰囲気がある。正にベットタウンを絵に描いたような街並だ。駅から3分くらい歩いたところに白地に黒い文字の看板を掲げた『味太郎』に入店。厨房には年配のおじさん一人。L字のカウンター席で厨房との仕切りが高い。先客4人後客3人。口頭で注文。
家系に近い豚骨醤油ラーメン。やや多加水気味のちぢれが強い太麺が特徴的。ほうれん草にきざみネギ、海苔3枚。耳たぶくらいの大きさのチャーシューと小さなチャーシューが1枚づつ。あっさりしたライト家系。家系としてはわざわざ遠出してまで食べる店ではなかった。味噌や野菜たっぷりラーメンとかメニューにバリエーションがあるので何とも言えないけど。
更に国道12号線に出て田園都市線の線路を潜ってすぐ、半地下にある和風の店構えをした手打ちラーメンの店『たかせ』へ間髪いれず入店。店内も和の雰囲気で何となく蕎麦屋のよう。照明が暗め。カウンター席もあるが小さなテーブル席が多め。厨房には年配の店主と接客係の雇われ女店員一人。先客4人後客1人。口頭で注文。
看板メニューのうまにらーめんを注文したが今思えば普通のらーめんにしておけばよかったと思う。普通のあんかけラーメンだった。鶏ガラ主体のあっさり醤油スープにちぢれのかかったツルツルした喉越しの手打ち麺。炒められた野菜は良く火が通っていて香ばしく中華料理屋としては上々の実力を感じる。しかし結果的にあまり特徴のないあんかけラーメンだった。
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