麻布五行
旅行や食べ歩きに夢中になって、やろうやろうと思っていた部屋の掃除を本格的にやり始めたのが今週になってから。自分でも情けないと思う。不要になったCD、DVD等を秋葉原に売りに朝から向かった。さてその帰りにこの夏の心残りになった店に行く事にした。西麻布の『五行』。『一風堂』の別ブランドとの事。本来なら『赤のれん』と同日に行くつもりが何だかんだと残ってしまった。有楽町から日比谷まで地下道を延々歩く。そこから六本木に到着。最近よく六本木に来るようになってしまった。六本木ヒルズから西麻布方面へ歩く。何だか知らないが日向ばかりで日陰が無い。こんなビルとアスファルトだけの灼熱の中を歩いていると頭が沸騰する感じだ。それにより道に迷い延々30分くらいは歩いたのではないか。最後の方は叫びそうになった。かなり大回りして店に到着。ラーメン屋らしくないガラス張りの黒い店構えで暖簾が無くて地面に屋号が彫られた木の看板が置かれていた。店は結構客がいて賑わっていたがすぐ座れた。店員の数は多い。広い店内にカウンター席とテーブル席が幾つかある。口頭で注文。最初カウンター席に座っていたが隣に近すぎるのでテーブル席に移動。周りの客はやたら御飯ものをお代わりしていたのが印象的だった。
筆頭メニューを注文。大盛り無料らしいが並で。表面の黒い焦がしラードが強烈に熱々のスープ。でも苦くはない。熱々が強すぎる為か、あまり味噌という感じはしなかった。麺は柔らかめの平打ち細麺。具はナルト、水菜、半玉、挽肉、玉ネギ、巻きバラチャーシュー1枚。この超熱々のスープが頭の中まで蒸されたような体に逆に効いて美味しかった。玉ネギと油はよく合って印象的だった。
また大江戸線六本木駅までの遠い道のりを歩く。大江戸線にようやく乗り込み車内の冷房で生き返った感じだ。
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