木曜幡谷
日曜に行った幡ヶ谷の2店は調べてみると共に曜日により屋号も味も変わる特殊な二毛作スタイルの店だという事が判った。蛤ダシを加えたトリプルスープの『不如帰』は木曜日の昼だけ煮干ダシ中心の『裏不如帰』へ、土日のみ新潟割りスープ付味噌を出す『弥彦』は平日『我武者羅』という鯛ダシ豚骨の店に変わる。その事を知った時から木曜日は幡ヶ谷へ再訪する事が決まった。こんな機会は今後なかなか無いだろうから。
掃除もしなくてはいけないので行って来いで帰ってこなくてはならない。よって10時前に家を出て11時過ぎには幡ヶ谷に到着していた。先に開店している『我武者羅』に入店。券売機で日曜日では塞がっていたボタンを押す。先客ゼロだったので口開け客だったのだろう。後客2人。厨房には日曜日と違って女店員と見習いと思われる男の店員が1人。
確かに鯛のダシを感じるクリーミーな豚骨醤油スープ。鯛のダシが強すぎないのが良い。かために茹でられた中太ストレート麺は我の好み。メンマは味か濃く大きめのもの。巻きバラチャーシューはトロトロ。水菜と糸唐辛子、海苔1枚が添えられている。思ったほどお高くとまっていないし、それでいて丁寧な作り。家系とは違うけど家系好きなら結構好きになるタイプの一杯だ。合格。
間髪入れずに『裏不如帰』へ向かう。一度来たところは暑い中彷徨う事なく行けて助かる。到着するとまだ開店前。すでに2人並んでいた。後に並び開店を待つ。日曜日の暖簾は紺色で「鳴かぬなら鳴かせてみよう 不如帰」と秀吉を現した句が書いてあったが、今回は白色の暖簾に「鳴かぬなら鳴くまで待とう 不如帰」と家康を現した句が書いてある。1分ちょっとで暖簾が出て開店。食券機が今度は下のボタン以外は×印。ラーメンを待っている内に次々と来客があり、行列こそ出来なかったものの店内で1人空席待ちの状況。
こちらも「煮干の良いダシ出てるなー」とじわりと感じるタイプのいい塩梅の煮干醤油加減。あとは麺も具もほとんど表と変わらない。揚げネギの代わりに揚げじゃこが追加されている。表の時は蛤ダシに関心がいっていてそれがはっきりと感じられなかったからちょっと肩すかしをくらった感じになっていたが、今回は先入観無しで食べられたので日曜より美味しく感じた。上品な印象は変わらない。おいしゅうございました。




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