八島近藤
今日が現在勤務していた会社の最終出勤日。一応営業本部にも挨拶をしに押上方面へ移動。この機会を利用して先日フラれた『八島』へリベンジを試みた。事実上2回フラれた形だからこれは早めに溜飲を下げたい。都営浅草線の日本橋で下車。梅雨の中休みで気温が上昇して暑い中歩くこと約5分。喫茶店のような店構えに黄色い看板、白い暖簾がかかっている。こちらはワンタンメンで有名な『たんたん亭』中に入るとカウンター席とテーブル席がある。厨房には多少日本語がおかしいような女将が一人で頑張っている。昼時だけあって先客五人後客二人。口頭で注文。
『エビ塩ワンタンメン』 1050円+『味付玉子』 100円=1150円
値段は張るがリベンジ達成記念として看板メニューのエビ塩ワンタンメンに店自慢の味玉をプラス。ひんぎゃの塩というものをベースにまろやかな甘みのあるダシの効いたスープになっている。麺は柔らかめの中細ちぢれ麺。最大の特徴である海老わんたんは看板に偽りなしの胡麻の風味が効いたプリプリの海老の食感で美味しかった。また自慢の味玉も追加して後悔しない仕上がり。黄身の美味しさが十分に味わえて柔らかさ加減も申し分なかった。他にはきざみネギとメンマ、硬めのロースチャーシュー1枚。文句なしで汁一滴残さず完食した。
さて挨拶回りを終えて帰りにも日本橋で下車してもう1店。意外と自分は老舗好きかもしれないと思っている昨今、日本橋高島屋裏にある創業90年という『こんどう軒』に入店。リアルレトロの町の中華料理屋といった趣き。昼下がりの時間帯、営業合間のサラリーマンとおぼしき客で一杯。2階席もあるようで客数は不明。相席となった。もちろんラーメンを口頭で注文。
何の変哲もない鶏がら醤油の中華そば。中太ストレート麺。きざみネギにメンマ、チャーシューに海苔1枚。この一等地でこの値段で提供しているのは評価できた。
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