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2007年7月31日 (火)

尾道拉麺

ちょうど町の中央部にある尾道で最も有名な店『朱華園(しゅかえん)』。開店時間の5分後くらいに入店したのだが席の8割は既に埋まっていた。入口で注文し番号が書かれたプラ板食券を貰う。ギリギリ座れた感じ。

Syukaen01 朱華園 『中華そば』 490円

一般的に知られる尾道ラーメンの特徴である、瀬戸内海の小魚を使ったダシは使用していない。尾道で最も有名であり老舗でありながらそのカテゴリーから外れているという不思議な店。だからこそ現地まで来て食べて確かめたかった。醤油の味が感じられるスープに、やや黒みがかった柔らかめの中細平打ち麺。天カスのような背脂が浮く。薬味ネギとメンマが添えられる。チャーシューは薄いもの。スープ自体はあっさりしているが味は濃いめ。関東の人間からすると麺がちょっと柔らかすぎる印象。時期的に観光客は少なめで近所のおばちゃんとかが気軽に来て食べて帰るみたいな光景を見られたので、おやつ感覚で地元に愛されているんだなと感じた。

そこからしばらく町の中心部を探索する事にした。久保地区という懐かしさを感じさせる店が軒を連ね路地が迷路のようになっている所を周る。そこで「おのみち映画資料館」と「おのみち歴史博物館」という共通券で入れる観光施設に入ったのだがショボイ内容で期待外れだった。そこから八坂神社と尊光寺を訪ね山陽本線沿いの道を東に向かう。そして浄土寺に向かえば古寺巡りのスタートという事になるのだが、ちょうど昼の12時を周った時刻になった。せっかく尾道に来たのだからもう一店行こうと思いちょっと海の方へ戻ってみる。古くて小さな海岸通りにある店『フレンド』。店名もインチキくさいし店の前には絵の具で書かれた汚い看板に「宇宙一美味しい」等と書かれていたので入るか迷ったくらい。かなり定休日が多く営業時間が昼の間だけの短い時間らしいのでレア度が高いというだけで勇んで入店。暗く昔の喫茶店のような内装。意外にも先客5人以上あり常に客が来ていたので人気は確かのようだ。店の壁には芸能人の写真や色紙がたくさん貼られている。口頭で注文。

Friend01 フレンド 『中華そば』 400円

こちらは若干魚ダシを感じる尾道ラーメンだが味が薄い印象。薄かったら言って下さいとは言われたがノーマルの味で食べる事にした。麺は細麺ストレート。具材は構成は『朱華園』と同じ。良かったのはチャーシューが肉厚で2枚も入っていた事くらいかな。正直印象が薄い。スープは残して店を出た。再び浄土寺に向かう。ここから尾道坂道エリアに突入した。

さて時間は跳んで夜。場所は鞆の浦。大きい風呂場で汗を洗い流しサッパリして気持ちよくなり夜の鞆の浦探索に出かけた。江戸時代そのものの町並みがあまり観光地っぽくなく生活臭を残して存在する雰囲気たっぷりに存在するのに感動した。そんな中に中華そばと書かれた堤燈をつけた店を発見し思わず入店。ここは小料理屋で、おばちゃんひとりで切り盛りしている。メニューの中に麺料理があり、うどんやそばと並んで中華そばを出しているという感じ。中も小料理屋そのもの。壁にはまたもや芸能人のサインやら写真が貼られている。先客3人後客ゼロ。口頭で注文。

Otebi02_3 Otebi01_2 食事処 おてび 『中華そば』 400円

尾道ラーメンとは別物だった。もしやこれが福山ラーメンというものなのだろうか?くすんだ灰色っぽいスープは鶏ガラベースで醤油控えめのしょっぱい味付け。細麺ストレート。炒められた玉ネギともやしの味が印象的。それに下からチャーシューと茹で玉子のスライスが出て来た。ここに来て変化球が来たのは予想外で満足。

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