日本橋迷
今日も午後半休。また茅場町へ行く用事が出来てしまったのでそちらに直行した。せっかく茅場町へ行くなら有名店『八島』を狙い汗まみれになって走ったが、到着した時に暖簾を仕舞われてしまった。これは悔しかった。でも本来予定していた店は実は別にあったので、すぐそちらへ移動しようとしたがその店は東銀座近辺にある。歩いていけるだろうと甘い読みをしてしまったのが失敗の元。今にも雨が降りそうな蒸し蒸しした空気の中長距離歩いたのでひどい汗まみれになってしまった。ようやく辿り着いた店は青く塗られた木造で黄色い堤燈のポップな外観の『ラ・ヌイユ』。土日祝が休みなのでこういう機会にこういう店に来るべきだ。店内も比較的お洒落なでさすがに銀座といった感じ。
薄く背脂が浮く煮干のダシが効く正統派醤油ラーメン。ちぢれの強い中太麺。具はメンマにナルト、きざみネギ、海苔1枚。チャーシューは肉厚で脂身の少ないものが2枚。丁寧に作られた正統派醤油ラーメンだった。正統派だけに個性はないが地味だけど美味しい質実剛健なラーメンだった。
そこから再び浅草線に乗り東日本橋で下車。東西線に乗り換え茅場町に出る。銀行に行った後所用を済ませる。そこからトンボ帰りで日比谷線で東銀座へ舞い戻る。昨日の『天華』に続き個性的な麺料理専門の中華料理店『暘暘(ヤンヤン)』を目指す。地下鉄出口に近かったがまた迷った。入口は狭く半分は階段。もう半分は手打ち製麺の様子を見れるようになっている。二階はテーブル席のみ。汗でビショビショだったので窓側の空調が良くあたる席に座った。先客四人後客二人。口頭で注文。
迷わず筆頭の暘暘麺(豚角煮そば)を注文。八角の香りと甘めの味付けが完全に中国の食べ物の味。中国独自の引っ張って伸ばしていく手延べ麺なので太さがバラバラ。簡単に噛むと千切れる。中央に大根の煮物がのっているのが個性的。他に青梗菜ときざみネギ。豚の角煮は3個入っていて、小ぶりながら絶品だった。トロトロで味もよかった。
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