磯子三連
2月最後の日曜日。磯子巡回も一区切りしたくてついつい無理をしてしまった。今日は『横浜国際女子駅伝』が開催され、そのコースと行く道が重なる。何かと面倒なので早めに出発。
まずは『味百ラーメン』。吉村家直系『杉田家』の同じ並びにあるこじんまりした町のラーメン屋然とした店構え。この店は不定休の上、夕方前には閉まってしまう短時間営業の為、幻のようなラーメン屋だ。今まで昼も夜も開いているところを見た事がなかったが、今日暖簾がかかっているのを発見!本来予定に入れていなかったが思わず入店。意外な事に券売機が中にある。しかし旧札しか使用出来ないらしく、年配の店主に換金してもらう。店内には総合格闘家の五味隆典のポスターやフィギュアが並べられている。どうやら店主が五味選手の叔父らしい。先客一人後客3人。
どんなラーメンが出てくるのかわからないのでノーマルのまま注文。出てきたのは醤油強めの豚骨醤油ラーメン。同じ磯子にある『八の字屋』に似ている。関連あるのかな?多加水気味の太麺は柔らかく、チャーシューは脂身のないさっぱりしたもの。この値段で半玉のっているのもポイント高い。海苔1枚はいいとして、ほうれん草ではなく山菜が添えられているのが面白い。ぜんまいのようだ。美味しかった。
再び笹下釜利谷街道方面へ足を伸ばし連食。次は『いっぱつ家』という『たかさご家』系列の店。なるほど緑に赤文字の看板は『たかさご家』と同じだ。コンテナを改造した店舗にオープンテラスとすだれをかけた海の家のようなインパクトのある店構え。中に入ると食券機があり券購入。ひっきりなしに客が来る。常に満席状態。厨房にはおばちゃんが孤軍奮闘していた。食べ終わる頃に親父がズボンにベルトを通しながら出てきたが。
『ラーメン並(麺かため・油多め)』 600円
いたって普通の家系ラーメン。油多めはオーダー通りだったけど麺かためオーダーなのに麺がやわやわ。チャーシューは薄く大きな巻きバラ肉だった。ほうれん草が妙な味。苦味がある。ここも半玉付いているのはいいけど600円の価値は見出せなかった。劣化家系ラーメンのようだ。
普通ならここで止めておくべきところだけど、本来予定をしていた『藤家』に行くか迷った。予定外の『味百ラーメン』を食べてしまったので腹いっぱい。とりあえず時間を空けて考えようと洋光台のBOOKOFFで立ち読み。その後どうしてもあきらめきれずやっぱり『藤家』に行ってしまった。時間も駅伝とちょうど重なりそうなので慎重にバイクを飛ばす。
こちらは屋根に『かまくら家姉妹店』とある。要は『六角家』系という事か。中に入ると飾り気のない奥に長いカウンター。入口に食券機。カウンターには中年男性。後に中年女の店員が出てきたが、おそらくフィリピン人だろう。やかましい。後から同郷の客も来て更に五月蝿い。前客ゼロ後客3人。昼時は半ライス無料らしいが当然ノーサンキューだ。
『ラーメン並(麺かため・油多め)』 550円
こちらもいたって普通の家系ラーメン。でも『いっぱつ家』よりはこっちのが多少正統派のような気がした。油多めオーダーのせいか鶏油がたっぷり。『かまくら家』同様チャーシューが大きめ。連食のせいでスープは大量に残してしまった。家系の連食はキツイ。
とにかく腹いっぱいで、しかも寒さが身に染みる。急いで帰宅した。
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