湘丸中々
連休最終日はのんびりと過ごす。年末にやり損ねた部屋等を掃除を始めた。昼下がりに家を出て横浜駅方面から片倉町へと向かう。今日の狙いはネットの掲示板等で度々名前があがりはじめた『湘丸』という店。和田町の『魁』とおなじところの出身らしい。先週年明け2日目に場所は下見済みだ。黒い木を基調にした最近流行の外観。カウンター7席だけの小さな店。厨房には店主ひとり。我が座ってちょうど満席となった。食券機で券購入。
『らーめん(醤油)』 650円+『味つけたまご』100円=750円
最近のラーメン好きが好みそうな、絵に描いたような魚介・豚骨Wスープの和風ラーメン。穂先メンマが端的にそれを表している。若干炙った脂身の少ない大きめのチャーシューは柔らかくていい味だ。きざみネギと焦がしネギがスープに浮いている。店主が入れ忘れ後から持ってきた海苔1枚。ナルトが入っているのがご愛嬌。麺はツルツルモチモチした中太ちぢれ麺。こってりしたスープを口に入れると魚介ダシの旨みとやさしい甘みが広がりとても美味しい。一滴残さず飲み干し完食!でも何となくスープと麺が合っていない気がした。
そこから更に真っ直ぐ進むと、正面に新横浜プリンスホテルが近くに見えた。ここまで来ると新横浜まですぐなんだなと実感を伴い知識を得た。今日はそこを右折して久しぶりの六角橋方面へとスクーターを走らせる。どんどん道が細くなり坂も多くなってくる。しばらくすると六角橋商店街の脇へ突き抜けた。そのまま大通りを横断し白楽駅前まで行ってしまった。次の目的の店『中々(なかなか)』は、六角橋を攻める際心残りだった店だ。だいたい駅周辺だろうと思ったのだが、実はリアルレトロな『六角橋ふれあい商店街』の中にあった。ちょっと迷ってしまった。それというのもかなり小さな角の店で、中に入ってもキツキツの6席のみ。木を基調にした暗めの照明。意外と本格的なラーメン屋だ。先客4名。口頭で注文。
塩と醤油があったが、おすすめの塩選択。透き通ったスープに青梗菜がたくさん入っているのが印象的な一杯。麺はちぢれ細麺。脂身の多いチャーシューは味が良かった。きざみネギとニンニクチップ、メンマが浮かぶ。さっぱりとした塩ラーメンの王道といった感じ。名前負けしていない、なかなかな一杯だった。
その後は東神奈川駅方面へ抜けみなとみらいへ。無印良品とヴィレッジ・ヴァンガードに寄ってから帰った。
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