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2006年11月18日 (土)

土曜蒲田

いつか行こうと思っている宿題店というのは、どうしても生活圏内である横浜市内か、勤務地のある大田区近辺に多く残ってしまう。新規開拓よりも、そういった店を処理していく方がよっぽどスッキリすると思い、休日の土曜ながら蒲田に降り立った。朝10時過ぎ。気持ちいい秋晴れ。駐輪場へ行き通勤用スクーターで昨日と同じく環八へ出て、今日は逆方向の羽田方面へ。

『イレブンフーズ』というかなり個性的な店が新馬場近辺にあると聞いてはいた。取材拒否でマスコミ露出は低いが、ラオタ達の中では有名で、そこから派生した弟子の店がいくつかあるという。何でも洗濯機からきくらげを取り出し、ざるにセルフでお金を払いおつりをもらうというワイルドな店とか。そしてこの蒲田近辺に『イレブンフーズ』の暖簾分け、というより『イレブンフーズ』の店主の息子の店があるというのを最近知った。「これは行くべし!」と思ってよく調べると、何と営業時間が朝9時から夕方4時までという。一体どういう客層相手なんだろうか?そういうわけで会社帰りに…というわけにはいかなくなってしまったというわけだ。行ってみると電車や徒歩ではかなり難儀しそうな場所にある。半透明なテントのようなカーテンが張られ、屋外にテーブルが置かれていた。ここもアバウトシステムかと思ったけど、ちゃんと中にカウンター席があった。屋外の席には家族連れ、中のカウンターには先客一人のみ。

Genryuu01イレブンフーズ源流 『ラーメン』 700円

チャーシューメンにしようかと思ってたけど1000円だったので止めた。標準でも700円と結構高い値段設定。丼の中央に浮かぶ巨大なチャーシューが原因か?他にワカメとキクラゲ、海苔1枚。スープには八王子ラーメンのように玉ネギの角切りが浮かぶ。切り方は八王子よりも荒い大きなブロックだ。まず薄茶色のスープを一口。むむむ、今まで食べた事のない味わい。何なのだろうか?ありていに言えば塩豚骨なのだろうが、随分と塩ラーメン寄り。野菜とかのダシも取っていそうで、口当たりはコンソメスープみたいだ。よく味を知りたくて全部飲み干してしまった。ワカメやキクラゲは個人的には貧乏くさくて嫌なのだが、このスープには合うようだ。何よりシャキシャキ感と生の味わいが残る玉ネギブロックがとてもスープに合っている。長く巨大な叉焼は脂身の多いバラ肉で、正に「肉を喰う」という感じで食べごたえがある。麺はちぢれ太麺で柔らかめ。『ラーメン二郎』と同等クラスのジャンクな一杯であった。

一旦蒲田駅周辺に戻りラーメン屋探索。一昨日『第二森香』の回で見つからなかった店を見通しが利く昼間に場所を確認しておこうと思ったのだ。これは今回発見出来た。場所は比較的近いので会社帰りに行く事にして今回はスルー。更に『抜糸迷麺』、『思惑大外』、『半球坦々』と3回アタックするもシャッターが閉まり続けていた『○嘉本舗』を今回こそは確認し、やっていたら入店するつもりで訪ねてみた。するとシャッターが開いている!急いで店の前まで行くと、何と床まで剥がして改装中!単に改装中なのか、潰れて別の店が入るのかは知らないがスッキリした。

再び環八へ戻り昨夜と同じ田園調布方面へ走る。武蔵新田周辺のラーメン店舗開拓。まずは名前だけは聞いていた『ラーメンビック』へ。開放的でカウンターのみのいかにもラーメンショップのような店内。食券機で食券を買う。店内に先客一人後客ゼロ。でも厨房に三人もいる。取材拒否の店としても知られていたから焦って写真がぶれてしまった。

Big01ラーメンビック 『ラーメン(並)(麺かため)』 480円

かなり薄いが脂が多く浮く豚骨醤油スープにちぢれ細麺。ヨレヨレの海苔とほうれん草がのる。見かけも味もラーメンショップのそれだ。でもあっさりで飲みやすい。同じ蒲田の『金木犀』によく似ている。2杯目だからかあっさりしていたのでそれにしても三人の厨房の親父は仲良くしゃべっているな。

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