当地家系
日曜日は家系めぐりがすっかり定着してきた感じがする。また港南台や磯子へ行っても味気ない気がして、初めて保土ヶ谷方面に足を伸ばしてみた。相鉄沿線をスクーターで来るのは初めて。16号線沿線にある、こちらの方面で有名な家系『寿々喜家』へ。もう10人近い行列が出来ている。ほとんどが家族連れだ。外観は普通のラーメンショップな感じだが、中はかなり清潔にしている。
『ラーメン(並)(麺かため)』 600円
『本牧家』からの系列だそうだが、正に標準的な家系で『六角家』などと同じ。醤油が強めの感じ。他の家系と違うのは接客かな。家系っていうのはいわゆる体育会系男世界で、吉村家直系などでは客の前でも大声で弟子をしかりつけるなど茶飯事。ところがここは店員が他の家系と同じ男ばかりのむさくるしい面子なのだが、何故か珍しくほんわかムードが漂っていている。常連とベタベタではなく、客と店員の間のあいさつ的な感じが常に交わされる。昨日は奇抜な『けいすけ』を廻ったせいか、普通の家系なのにこれだけ地元に愛されている様を見て、これは正にご当地ラーメンなんだなーと思った。
ちょっと時間を空ける為一旦横浜に戻って、次どの店に行こうか考えた。連休最終日なのでチェーン店っぽいのはやっぱり避けようと思った。そこで和田町近辺まで戻り、『家系二郎』の回で行った『久保商店』が先月半ばで閉店、その跡地に先週水曜日にオープンしたばかりの新店に行ってみた。まだ開店祝いの花が飾られている。
魚介ダシが香る完全な『青葉』系ラーメン。麺は中太ストレート。脂身多めの叉焼、細めのメンマと小分け青ネギが乗る。プラス海苔1枚。横浜ではまだ珍しかった青葉系も徐々にだけど増えてきた気がする。
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