六角橋訪
六角橋。この近辺も我の中では空白地帯であったが、ラーメン激戦区である為、今月はこの一角を攻めていく事に決めた。みなとみらい方面から東神奈川駅をくぐりひたすら直進。まずは六角橋と言えばこの店!という事で『六角家本店』。今や家系の主流といっていい店。『家系六角』で井土ヶ谷店には行っているが、敬意を表して本店へ。
『ラーメン並(麺かため・油少なめ)』 600円
相変わらずオーダー暗記読み上げパフォーマンスがうるさい。以前の井土ヶ谷店でノーマルでは油が多かったので、油少なめをチョイス。それが功を奏したのか以前より美味しい印象。独特のコクととろみ。さすがは本店か。あまりにノーマル、あまりにスタンダードな家系だ。しかし何故れんげがないのか?
食べ終えてしばらくは付近を散策。『知ったかぶりの豚』、『福耳』、『とらや』etc…。聞きしに勝るラーメン街道だ。そして有名な六角橋商店街へ立ち寄り少し歩いてみる。『思い出横丁』はまさに昭和の時代が真空パックされたような、恐ろしくレトロでリアルな店が軒を連ねている。かなり興味をそそる。そこから出てしばらくすると『信楽茶屋』まで発見した。商店街は延々と先まで続き、きりがないので引き上げ次の店へ連食に向かう。
『六角橋 親方』。京都ラーメンの店だ。巨大なちょうちんの看板が強烈なインパクトを残す外観。中はカウンターが厨房ではなく窓側を向いていて変な感覚だ。
『親方らーめん(こってり)』680円+『味付け玉子』100円=780円
あっさりとこってりが選べ、あっさりは30円安い。他に白味噌らーめんがある。スープは京都らしく野菜と豚骨を煮込んだ白濁したものに黄色い鶏油が浮かぶ。コクと甘みがある。麺はシコシコした四角いストレート太麺。叉焼は薄めのバラ肉で最初から崩れるほど柔らかい。あとはのり、うずら(固ゆで)が標準につく。そして我の好みである九条ネギのきざみが山となっている。オプションの味玉も黄身はゼリー状態でよい。コクがあるのに後味サッパリ。間をあまり空けず2杯目なのに、我好みの要素を結構満たしているのでほぼ完食。 若干遠いけど、六角橋、面白い地域だ。
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