反町胡麻
先週『Shinachiku亭』に行った際に反町の改札を出た時、道路を挟んで目の前にあった『ごまらーめん』の看板が気になっていたので、善は急げとばかりに帰りがけ東急線に乗り換えて、再度反町に降り立った。改札を出て陸橋を渡ってすぐ。『だいにんぐシノア』とある。変な名前だが、シノアというのはフランス語で中国、中華料理の事を指すらしい。つまりフランス料理出身の店主が作るラーメンという事を指すのか?中に入るとラーメン屋というより酒を飲むオシャレな店という感じ。黒を基調にした照明暗めの店内。カウンター席を指定される。
全体的に料金高め。そういう雰囲気でもある。取りあえずメニュー筆頭オススメの『得得めん』 を注文。食べてみて予想外の味に驚く。ラーメンのバリエーションとしても独創性が高く、味も自分ランキングで上位に入ってもいいくらいな美味しさだった。単純に胡麻がかかっているのではなく、ちょうどしゃぶしゃぶの胡麻ダレをスープに昇華させたような白胡麻の味わい。そして具も際立って美味しい。特に味玉は通常よりタレに漬けている為か、収縮してひと回り小さくなって、黄身が柔らかい飴のような食感。しかも半切のものが3個も入っている。更に脂身が多く甘みがある叉焼も3切れ。だから得得めん。青菜と白髭ネギとのりがのる。麺は中細ちぢれ麺ややかため。汁一滴残さず完食!カウンター席の隣で常連客と思しき女性客が酒を重ねつつマスターにグダを巻く飲み屋お決まりのシーンが繰り広げられ、ラーメン屋の雰囲気とはかけ離れていたが。
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