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2006年7月13日 (木)

本格旭川

ラーメンのバリエーションを体感する事を目的として日々食べ歩いているわけだが、そうなると『ご当地ラーメン』というのは必然的に気になり調査もしている。どうせならチェーン店ではなく出来るだけご当地の味そのままを再現している店に行ってみたい。そうなるとマイナーな『ご当地』はなかなか難しいので、メジャーな『北海道ラーメン』を取っ掛かりにして攻めて行こうと考えた。それは横浜のラーメン愛好家はもとより首都圏でもその名を知られた旭川ラーメン店がすぐ近所にあったからだ!昔ながらの飾らないラーメン屋の店構え。8時過ぎに入店、先客一人後客無し。人のよい名物女将(おばさん)は厨房にいるのだが、何故か今日は元気なさげ。オヤジの方は客席でテレビ見ながらリラックスモード。なんで女将がいつもの覇気がないのかと思ったらTVで連続殺人事件の再現ドラマを夫婦で集中して見てたからっぽい。今思うと微笑ましいが、先客が店を出て客が我ひとりになった時,以前来た時と違う異様に張りつめた空気はビビッたって!

Peipan01元祖北海道旭川ラーメンぺーぱん 『正油野菜ラーメン』 750円

それはさておきラーメン。旭川と言えばおのずと醤油ラーメン。そしてラーメンばかり食べ歩いていると不足がちになる野菜をセレクト。シャキシャキもやしと荒く切ったネギの歯ごたえが良い。麺は旭川直送のもので固めの中細ちぢれ玉子麺。加水率が低い…モチモチ感が少なく歯ごたえがある感じ。そしてスープは魚介を一切使わず動物系のみを使った濃厚でコクがあり油分も多く独特のクサミと苦味がある。ラードの焦げた臭いかな?これが客を選ぶのかも知れない。嫌いな人はいるだろうから。我は味が濃いのは好きなので結構飲めた。結果的にかなりスタンダードに近い醤油ラーメンで肩透かしな感じ。それほど人に薦めたくなる店ではないが個人的にはまた来たいと思う。味噌も塩も食べてみたい。良い店ってのは案外こんな感想なるのかも知れない。

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