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2006年7月 4日 (火)

家系二郎

面白い店に行ってみた。我の好きな横浜家系と二郎系を合わせたラーメンを出す店があるというのだ。こういうのあればなーって思ってたラーメン!期待に胸躍らせて相鉄和田町駅で電車を降りる。駅からすぐ近くなのだが初めて降りた駅なので迷ってしまった。

Kubosyoukai01久保商店

『ラーメン(麺かため)』600円+『にんにく』10円+『玉ネギ』10円=620円

『久保商店』。内装は茶色い木目の明るい和の雰囲気。温かみと清潔感がある。夫婦で切り盛りしているようだ。トッピングは有料で別皿で出される。しかし良心的値段で量が多い。二郎系という事でにんにく、そして個人的に好きな玉ネギをチョイス。20円。見た目は札幌味噌ラーメン的な印象。まず具は茹で野菜(もやし&キャベツ)がのり二郎的雰囲気ではあるが量はかわいいものだ。で写真では隠れてしまったがチャーシューが脂身が少ない豚で、これまた二郎的だけど小ぶり。麺は極太ちぢれ麺でゴワゴワした食感は二郎的だけど、若干細いようだし黄色い麺で家系にも近いとも言える。そして肝心のスープだが…食べる前写真を撮る際にんにくを先に入れちゃったから味がなんとも判別しづらくなってしまった。見た目は家系スープに似ているし豚骨な感じもあるけど生にんにく以前ににんにく風味があるみたい。でも二郎のような甘辛さはなくもっとマイルドだし背脂もかかってない。これは二郎的テイストは加わっているけど二郎とはかけ離れている。もちろん家系とはほど遠い味わい。昨日書いたように「二郎はラーメンではない。二郎という食べ物。」とするならこちらは完全に標準的なラーメン。そのラーメンの枠内で二郎テイストを加えてみたといった感じ。…自分で書いてて苦しいと思う。そもそも「二郎+家系」という先入観が強すぎ、どの辺が二郎か?家系か?と検証する気持ちで食べたのがいけない。最初からオリジナルのラーメンとして味わうべきだった。店の雰囲気もラーメン自体も良かったと思うので、また食べに行こうと思う。

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