野猿二郎
今日も気温が高い7月上旬並の暑さになったが、昨日より雲が多めで青空の部分もやや白っぽい空模様だった。
先日二郎インスパイア店で二郎っぽいラーメンを食べて「二郎系ラーメンもずいぶんと食べやすい普通のラーメンっぽくなってしまったなー」と感じた。人気が出て真似する店が増えて拡散していく過程で色々なバリエーションのものが生まれ、やがてピークを過ぎて収束に向かって平準化されていく。外食産業が手掛けるインスパイア店の店舗が増え敷居は低くなったが、本来持っていたはずの魅力(迫力)は薄れて、似ているけどそつのないラーメンが提供されるようになる。家系ラーメンでその流れを見ていただけに二郎系ラーメンも同じ道を辿ったなーと思った。一方でいかに量産型家系ラーメン店が広まろうが元祖の『吉村家』直系のラーメン店は今でも大行列が出来るほど人気は継続している。これも二郎系ラーメンにも当てはまり直系と呼ばれる店のほとんどが常時大行列が出来ている印象がある。ジロリアンではない自分だけど久々に直系二郎店に行って本来のラーメン二郎の魅力を味わってみたくなった。
自分はジロリアンではないので二郎の系譜には詳しくないのだが、それでもよく聞く店舗がある。それが『野猿街道店』で前から気にはなっていた。自分の勝手なイメージだと家系で言う『厚木家』のポジションに該当するのでは?と思っている。それくらい評判が良い店舗なので意を決して訪れてみることにした。
横浜から公共機関で向かおうとすると、横浜線で橋本まで出て京王線に乗り換え3駅目の京王堀之内なる駅で降りて歩いて12,3分ほどかかる場所にある。こういうちょっと行きづらい場所にあるのも自分の中では『厚木家』と被る印象がある。それにしても「野猿街道」って字面がインパクト強過ぎ。どんなとんでもない山奥にあるのか?と思ってしまうが、実際には普通に郊外の幹線道路沿いのビル1階部分にあった。店に到着したのは開店予定の15分ほど前。当然というか店前には20人以上の行列が生じていた。事前の調査で食券先買いシステムと聞いていたのでまず店内に入り入口脇にあるボタン式券売機で食券を買ってから店外の列の最後尾に並んだ。自分の後ろにも列が伸びていく。この店舗は1週間ほど休業していて今日は休業明け初日営業となっていた。開店予定を約5分前倒しで開店し先客に続いて列に並ぶも当然ながら店内には入れず店前に設置してある丸椅子に座って待つ。その間に店員が食券を回収しに来た。15分ほど待って店内の待ち席に案内され、更に5,6分待った後客席に案内された。水とレンゲはセルフで席へ持ってくる。厨房には男の店員2人と女の店員1人。客席は厨房周りに黄色いL字型カウンター17席とテーブル席4人卓が2つ。
久々の直系二郎、途中でへこたれないようにトッピングはせず筆頭基本メニューの小ラーメンを注文。小でも麺量300gあるのでこれを食べきることを最優先に考え、コールでヤサイ増しはせず、ニンニク・アブラだけにした。
流石は直系二郎、提供時に「おおっ!」と思わせる迫力を感じた。麺はワシワシとした食感の波打つ極太平打麺。ヤサイは目分量でもやし8割キャベツ2割くらい。豚は正に直系二郎という感じの厚さのやつが2枚。スープは最初思ったほど乳化という印象は受けず透明度があり醤油感が強いように思えた。でも食べすすめていく内に脂が混ざったのか濁っていった。
ただでさえ二郎系の経験値が低い自分が久々の直系二郎を食べたので、この店舗ならではのスープの特徴はあまり掴めなかった。ニンニク醤油のジャンク感溢れる二郎味だった。対してゴワゴワ極太麺の食感とボリューム感は直系二郎の魅力を感じた。喰らいつくように噛んで食べる快感が得られた。もちろん豚もガブリ!だ。この時の為に朝食抜きで挑んだからなのか、途中へこたれることなく麺と具は無事完食することが出来た。背脂の塊が浮いたスープは流石に飲むことはしなかった。美味しく食べられたし腹いっぱいになったが、それ以上に念願の野猿二郎を体感出来たし、本来のラーメン二郎の迫力と魅力を感じることが出来たので大満足だ。丼をカウンター上に上げ付近で拭き取って厨房に向かって「ごちそうさまー」と言って退店した。店外には店到着時と変わらず行列が生じていた。




















































































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