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2026年5月19日 (火)

野猿二郎

260519sky01 今日も気温が高い7月上旬並の暑さになったが、昨日より雲が多めで青空の部分もやや白っぽい空模様だった。

先日二郎インスパイア店で二郎っぽいラーメンを食べて「二郎系ラーメンもずいぶんと食べやすい普通のラーメンっぽくなってしまったなー」と感じた。人気が出て真似する店が増えて拡散していく過程で色々なバリエーションのものが生まれ、やがてピークを過ぎて収束に向かって平準化されていく。外食産業が手掛けるインスパイア店の店舗が増え敷居は低くなったが、本来持っていたはずの魅力(迫力)は薄れて、似ているけどそつのないラーメンが提供されるようになる。家系ラーメンでその流れを見ていただけに二郎系ラーメンも同じ道を辿ったなーと思った。一方でいかに量産型家系ラーメン店が広まろうが元祖の『吉村家』直系のラーメン店は今でも大行列が出来るほど人気は継続している。これも二郎系ラーメンにも当てはまり直系と呼ばれる店のほとんどが常時大行列が出来ている印象がある。ジロリアンではない自分だけど久々に直系二郎店に行って本来のラーメン二郎の魅力を味わってみたくなった。

自分はジロリアンではないので二郎の系譜には詳しくないのだが、それでもよく聞く店舗がある。それが『野猿街道店』で前から気にはなっていた。自分の勝手なイメージだと家系で言う『厚木家』のポジションに該当するのでは?と思っている。それくらい評判が良い店舗なので意を決して訪れてみることにした。

横浜から公共機関で向かおうとすると、横浜線で橋本まで出て京王線に乗り換え3駅目の京王堀之内なる駅で降りて歩いて12,3分ほどかかる場所にある。こういうちょっと行きづらい場所にあるのも自分の中では『厚木家』と被る印象がある。それにしても「野猿街道」って字面がインパクト強過ぎ。どんなとんでもない山奥にあるのか?と思ってしまうが、実際には普通に郊外の幹線道路沿いのビル1階部分にあった。店に到着したのは開店予定の15分ほど前。当然というか店前には20人以上の行列が生じていた。事前の調査で食券先買いシステムと聞いていたのでまず店内に入り入口脇にあるボタン式券売機で食券を買ってから店外の列の最後尾に並んだ。自分の後ろにも列が伸びていく。この店舗は1週間ほど休業していて今日は休業明け初日営業となっていた。開店予定を約5分前倒しで開店し先客に続いて列に並ぶも当然ながら店内には入れず店前に設置してある丸椅子に座って待つ。その間に店員が食券を回収しに来た。15分ほど待って店内の待ち席に案内され、更に5,6分待った後客席に案内された。水とレンゲはセルフで席へ持ってくる。厨房には男の店員2人と女の店員1人。客席は厨房周りに黄色いL字型カウンター17席とテーブル席4人卓が2つ。

260519yaenjiro00 260519yaenjiro01 ラーメン二郎 八王子野猿街道店2 『小ラーメン』1100円

久々の直系二郎、途中でへこたれないようにトッピングはせず筆頭基本メニューの小ラーメンを注文。小でも麺量300gあるのでこれを食べきることを最優先に考え、コールでヤサイ増しはせず、ニンニク・アブラだけにした。

260519yaenjiro02 流石は直系二郎、提供時に「おおっ!」と思わせる迫力を感じた。麺はワシワシとした食感の波打つ極太平打麺。ヤサイは目分量でもやし8割キャベツ2割くらい。豚は正に直系二郎という感じの厚さのやつが2枚。スープは最初思ったほど乳化という印象は受けず透明度があり醤油感が強いように思えた。でも食べすすめていく内に脂が混ざったのか濁っていった。

260519yaenjiro03ただでさえ二郎系の経験値が低い自分が久々の直系二郎を食べたので、この店舗ならではのスープの特徴はあまり掴めなかった。ニンニク醤油のジャンク感溢れる二郎味だった。対してゴワゴワ極太麺の食感とボリューム感は直系二郎の魅力を感じた。喰らいつくように噛んで食べる快感が得られた。もちろん豚もガブリ!だ。この時の為に朝食抜きで挑んだからなのか、途中へこたれることなく麺と具は無事完食することが出来た。背脂の塊が浮いたスープは流石に飲むことはしなかった。美味しく食べられたし腹いっぱいになったが、それ以上に念願の野猿二郎を体感出来たし、本来のラーメン二郎の迫力と魅力を感じることが出来たので大満足だ。丼をカウンター上に上げ付近で拭き取って厨房に向かって「ごちそうさまー」と言って退店した。店外には店到着時と変わらず行列が生じていた。

2026年5月18日 (月)

肉焼拉麺

260518sky01気温の高い夏日が続いている。昨夜からもう多少寝苦しさを感じるほど気温は下がらなくなった。日中は最高気温30℃になるほどの真夏日となった。

株式会社奴ダイニングが展開している『ビーフキッチンスタンド』という一時期『凪』グループと組んで「すごい煮干しラーメン」等を提供していたことがある肉バルがある。今は関係が切れたのか知らないが豚骨醤油ラーメンを提供しているようだけど。そんな店が美味しそうなメニューを提供していることを知ったので訪れてみることにした。訪れたのは横浜駅東口に直結している複合施設アソビル横丁内にある店舗。開店時間ちょうどくらいに訪問。客席はテーブル席多数。先客ゼロ後客2人。口頭で注文。料金後払い。

260518beefkitchen00260518beefkitchen01 ビーフキッチンスタジオ 横浜アソビル店

『元祖 肉焼きラーメン』 1319円

肉バル店が「もっと肉を楽しめるラーメンを」と開発したのがこの商品。熱せられた鉄板の上にもやしが敷かれ、その上にもちもち食感の縮れ太麺がのり、更にサイコロステーキがゴロゴロと入っている。青葱やニンニクチップもかかっている。タレはにんにく醤油と胡椒がバッチリ効いている。鉄板ステーキを無理矢理麺料理に仕上げたような一皿だが、熱を感じる料理が大好きな自分には刺さったね。同じ「焼きラーメン」でも博多屋台で提供されている貧弱なやつとは全く別物。サイコロステーキには卓上の玉葱ソースをかけて楽しんだ。文句なしの完食。大満足で支払いを済ませ退店した。

2026年5月17日 (日)

宗五咖喱

260517sky01 今朝から快晴。最高気温は28℃超えの夏日となった。これは急がなくてはいけないと、朝のうちからエアコンの大掃除をして試運転を行った。

弘明寺商店街の中に新しいカレー店『宗5カレー』が開店していると聞き訪れたみることにした。読み方は「むねファイブ」で今年2月には開店していたそうだ。隣にある『あしな』という惣菜店が経営しているらしい。営業時間は曜日によって変動するそうだが週末は朝7時から営業しているそうなので、暑くならない内にと朝9時半くらいに店へ到着。早速入店。厨房には男の店員1人だけ。先客無し。客席は厨房前一列3席とテーブル席2人卓と4人卓が各3卓。店員に「お好きな席へどうぞ」と言われ2人卓に座った。冷水入りコップが提供された際に口頭で注文。料金後払い。後客1人来店。

260517soufive00 260517soufive01 宗5カレー 『カツ丼カレー』 1300円

メニューは沢山あって店員が少し説明してくれたがよく判らなくなったほど。惣菜店が経営するカレー店ということを考慮し目に止まったのが「カツ丼カレー」というメニュー。子供心をくすぐる合体メニューだが実際食べたことがないし好奇心が出て注文した。あまり待つことなく提供された。カレーの中には豚コマと野菜が入っているようだが野菜の方はほぼ煮崩れカレーと同化していた。カレー自体の味は正直ごく普通で辛さも抑えめ。カツ煮の玉子とじは惣菜売り場で売られているのと同じ味わい。カツ煮にカレーをかけても相乗効果を発揮するわけもなく、結果的には別々に楽しむことになった。それも含めて面白い体験が出来て良かったし、ご飯は300gあり完食して満腹になれたので満足出来た。支払いを済ませ退店した。

2026年5月16日 (土)

沖縄赤炒

260516river01 朝は空一面灰色の雲が広がっていたが日が昇るに連れ晴れ間は広がった、までは昨日と同じだけど、何だか白っぽい青空だ。上空に水蒸気が多いのだろう。床屋を予約していたので家を出た。髪は少し伸びただけだったがちょっとうざったらしくなっていたのでサッパリすることが出来た。

6日前に訪れた通町にある『沖縄そば てぃあんだー』で気になるメニューを見つけていた。「ケチャップ焼そば」というものだ。実際沖縄にはある料理みたいだし。沖縄には本土とは微妙に異なる食文化があって面白い。沖縄で「ちゃんぽん」を注文すると挽肉と玉葱がのったご飯が出てきた経験があるので「ケチャップ焼そば」なるものもどういうものが出てくるのか気になっていた。まー大体は想像がついてはいたのだけれど。開店予定時間ちょうどくらいに店へ到着したのだが既に先客1人いた。早速入店。厨房には店主1人。口頭で注文。後客なし。

260516thiandar00 260516thiandar02 沖縄そば てぃあんだー 『ケチャップ焼そば』 900円

具は玉葱とハム、ピーマン。青のりっぽいものがかかっている。それが炒めたてのアッツアツ!湯気がもうもうと立ち昇っている。熱を感じる食べ物を前にすると食欲が増す。

260516thiandar01 実際食べてみると濃厚なケチャップ味。ケチャップは本土のと同じ味みたい。その味が濃厚なので麺の違いも埋没してしまいよくわからなかった。したがってそのまま香ばしい炒めたてのナポリタンとしてしっかり美味しく楽しむことが出来た。ナポリタンは好物だ。ナポリタンに入っているピーマンって何故こんなに美味く感じるのだろう。文句なく完食。大満足で退店した。

2026年5月15日 (金)

心斎味仙

260515sky01 昨晩降った雨の影響か、朝の内は厚い雲に覆われた空だったが、日が昇るに連れ雲は姿を消して安定した青空が広がった。最高気温は24℃止まりで空気は爽やかで過ごしやすい1日となった。

西武新宿駅前通りと新宿税務署通りの交差点近くにある『心斎橋味仙』。こう書いて「ミナミアジセン」と読ませる。文字通り大阪心斎橋で1981(昭和56)年創業以来長く営業を続けていたのだが、2018(平成30)年10月この地に移転してきたらしい。筆頭基本メニューが「台湾麺」になっていて、中細ストレート麺を使いスープは透明度があり挽肉が入っているから、少しラーメンの知識がある人からすれば、名古屋の地麺「台湾ラーメン」の祖である『味仙(みせん)』の関連店かと思うはず。でも全く無関係な店らしい。読み方も違うし。そんな不思議な経歴の店に興味を惹かれ新宿までやって来た。

食べログに書かれていた開店時間ちょうどにやって来たが既に営業中の札が出ていて先客2人が食事をしていた。厨房には東南アジア系の男の店員が1人。店内隅に設置されたボタン式券売機で食券を購入すると片言の日本語で「こちらの席へドーゾ」と予め水の入ったコップが置かれた席へ案内された。客席は厨房を取り囲むコの字型カウンター15席。食券を差し出すと「セロリ入ってますが大丈夫ですか?」とか「ご飯サービスになりますがどうしますか?」と聞かれた。ワンオペで忙しいのに大声で片言の日本語を喋り明るい。接客態度で良い人柄が滲み出ていた。調べてみるとミャンマー国籍の名物店員らしい。後客は6人くらい。いずれもラオタ系ではなく学生や作業着姿の男達やおばちゃん2人組だったり、およそ新宿の街っぽくない客層で普段使いしている様子だった。店内には台湾歌謡曲みたいなBGMが流れていた。

260515ajisen00 260515ajisen03 心斎橋味仙 『担仔麺』 850円

ラーメンメニューは「台湾麺」「担仔麺」「炸醤麺」「四川麺」「葱油拌麵」の5種。最後の「葱油拌麵」は汁無し麺で、他の4種は辛さとこってり度がチャート化された写真が店内にありわかり易くなっていた。看板に書かれていた「担仔麺」がイチオシなのだろうと推測してそれを注文した。セロリ有、ミニご飯有りでお願いした。そうしたら味玉が入ったしっかりした麺量の一杯としっかりした量のご飯の上にチャーシューの細切れがのっていたものが提供された。新宿の地で850円でこのボリューム感は「あれ?注文間違えたかな?今令和8年だよな?」と不安になるほどだった。ご飯メニューに魯肉飯や炒飯があったけどもうこれで十分だろう。ランチ限定サービスかも知れないけど。

260515ajisen01 「担仔麺(タンツーメン)」とは名古屋「台湾ラーメン」の原型となった、実際に台湾で食べられている麺料理のこと。適度なかたさがある中細ストレート麺で豚そぼろ肉が入っているところまでは一緒だが、もやしと香菜代わりにきざんだセロリが入っている。また台湾や名古屋『味仙』今池本店では日本の茶碗サイズで提供されるが、こちらはしっかりラーメン丼に結構な麺量で提供された。

260515ajisen02 辛味ラー油が少しかかっている程度で辛味もそれほどではない。スープは日本のラーメンとは異なり出汁の旨味はあまり感じないものだったけど、あっさりしていながら塩味も感じてで飲みやすかった。セロリはそれほど主張してこなかったので食べやすくもあった。味玉は自分が好きなかたゆで玉子。店名の漢字が同じなので名古屋『味仙』と勘違いして辛味を期待していた客が不満を言うのは理解出来るけど、自分は違いを知りたくて訪れたし激辛マニアというわけでもないので、あっさりと食べやすく美味しく食べすすめられた。スープ完飲の完食になった。

260515ajisen04 更にはこんなミンチ肉飯までサービスされては文句なんて出ないよ。コップの水を飲み干し空に丼をカウンター上に上げて「ごちそうさまー」と言って退店しようとすると、ミャンマー人店員は厨房から出てきて入口の重めの扉を開けてくれて「アリガトウゴザイマシター!」と見送ってくれた。腹いっぱいになって気分良く店を後にした。

260515minira01味仙という店名だけど名古屋の『味仙』とは全く無関係。だけど台湾の担仔麺風のラーメンを同じく提供している。『心斎橋味仙』と名乗りながら新宿歌舞伎町で営業している。店内には台湾歌謡曲が流れているけど厨房ではミャンマー人店員が1人奮闘している。色々と面白い店だった。好印象で気に入ったので機会があれば再訪問したいなと思った。

2026年5月14日 (木)

三煕麻婆

黄金町の『暁』を出てから伊勢佐木モールをぶらぶら歩いて少しだけ買い物をしつつJR関内駅へと抜けた。更に歩を進め関内桜通りに至った。ここには平日営業のみの中華料理店『三煕』という店がある。店舗は階段を上がって2階にあった。開店直後に入店。厨房は奥にあり見えない。接客担当は女店員2人。客席はテーブル席のみで2人卓が2つ、4人卓が5つ。適当な席へ座り卓上のメニュー表を見て口頭で注文。水は卓上のピッチャーからセルフ。後客はすぐ3人現れた。

260514sanki00 260514sanki03 中華料理 三煕 『もつ煮麻婆豆腐定食』 1000円

この店が気になっていた理由は「もつ煮麻婆豆腐」というメニューがあったから。食べたことがありそうでないメニューに惹かれた。これの定食を注文。ご飯と杏仁豆腐が付いていた。+100円でもつ煮増しも出来るようだが初回だからデフォルトにした。

260514sanki01 念願のもつ煮麻婆豆腐。味噌の味も濃度も濃厚な麻婆豆腐。そして辛味も結構強め。白米なしでは厳しかったところだ。もつのムニュっとした食感と豆腐の食感のアンバランスも逆に良い。あー、これは一度経験しておいて損はない一品だった。

260514sanki04 麻婆豆腐を食べ始めて間もなくハーフサイズのサンマー麺が提供された。これもセットだったのか。しっかりした量だし味も良かった。これで1000円はお値打ちだ。濃厚なもつ煮麻婆豆腐と合わせて食べ進めるにはちょうど良かった。美味しかったので完食。お腹いっぱいになって大満足で支払いを済ませ退店した。平日のみ営業する敷居の高さはあるものの、穴場の店と言っていいと思った。

260514sky03 空を見上げると立派な入道雲が見えた。夏も間近だなー。夕方には暗雲が広がり雷光が遠く輝き雷鳴も鳴り響いた。

黄金町暁

260514sky01 朝は雲が多く少し肌寒いくらいだったが、日が昇るに連れ青空が広がり気温も26℃くらいまで上昇した。

一昨日の5月12日に京急黄金町駅近くに開店した『いりこ蕎麦 暁』。『弘明寺丿貫』が間借りで営業を始めた朝ラーメンの店らしい。営業時間は未だ流動的らしいが平日朝6時から午後1時迄だとか。自分は通勤で黄金町駅を利用したことがないのだが、一般的に朝の通勤ラッシュ時間が終わったであろう時間に訪れた。黄金町駅の脇の細い路地のガラス張りのBARを間借りしているようだ。営業中の札が出ていたので入店。店員は男1人だけ。「お好きな席へどうぞ」と言われたので適当な席に座り卓上のメニュー表を見て口頭で注文した。料金後払い。客席は厨房周りのL字型カウンター8席。水は紙コップにセルフ。先客1人後客1人。

260514akatsuki00 260514akatsuki01 いりこ蕎麦 暁『いりこ~濁りいりこ』 1000円

『丿貫』同様メニューは日替わりのようで、この日は「濁りいりこ」「牡蠣」「辛いりこ」だった。和え玉にあたる「拌麵」やアルコールメニューもあった。筆頭にあったメニューのみをシンプルに注文した。提供時支払いを済ませた。

260514akatsuki02 麺は『丿貫』よりは多加水のストレート細麺。具はきざみ葱、燻製肩ロースチャーシュー2枚。朝ラーメンを意識してだいぶ中華そばに寄せてきている。でも「いりこ蕎麦」を名乗るだけあってしっかり煮干しの味わいを感じられた。油感もしっかりしている。チャーシューは一般的なラーメン用と言うより噛み応えがあって、噛むと燻製の味が感じられるものだった。美味しくてスープ完飲の完食。満足の退店となった。

2026年5月13日 (水)

下北珉亭

260513sky01 今日も快晴の空の下、爽やかな風が吹く快適で過ごしやすい日となった。でもこの快適な期間はもうすぐ終わってしまうだろう。そう思うとこの期間を有効活用したくなり早めに家を出ることにした。

下北沢駅から徒歩5分ほどのところにある1964(昭和34)年創業の老舗町中華店『中国麺家 珉亭』。昨日訪れたのだが臨時休業を喰らってしまい、諦めきれず連日の下北沢通いとなってしまった。店には開店13分ほど前に到着した。なかなか歴史を感じさせる魅力的な店構えだ。既に先客3人が待っていたのでその後に続いた。定刻に開店し店の中に案内される頃には自分の後ろに10人くらいの行列が生じていた。「お好きな席へどうぞ」と言われ適当な席へ座った。しかし注文は早い順らしく咄嗟に決めていたメニューを口頭で注文した。料金は現金後払い。店員は男3人女2人。客席は厨房周りL字型カウンター12席と壁側に2人がけテーブル席4卓が縦に配列されていた。2階にも客席があるようで、そちらは座敷に40席もあるようだ。それでも開店間もなく満席になり一時的に外待ち客が生じていた。でも客の回転が早いようですぐ解消したようだ。

260513mintei00 260513mintei03 中国麺家 珉亭 『ラーチャン・メン大』 1320円

ラーメンメニューは薄口醤油の「ラーメン」、濃口醤油の「支那そば」、味噌ラーメン、担担麺、タンメン、やきそば等各種沢山あった。チャーハンも種類豊富、一品料理も餃子その他諸々。定食メニュー等も5種類くらいあった。その中で「珉亭1番のサービスセット」と書かれたラーメンと半チャーハンのセットである上記メニューを注文した。「ラーメンとチャン大とチャーハン類の大盛りは調理人の身体的負担が大き過ぎるのでやむを得ず廃止とさせていただきます。」と書かれていたのが印象的だった。先に冷水入りコップとキムチが入った小皿とレンゲが提供された。

260513mintei02湯気がもうもうと立っている一杯が提供された。ラーメンは薄口醤油とある通り鶏ガラ出汁のあっさり醤油味。そこに白いストレート細麺が大量に泳ぐ。具はきざみ葱、三角に切られた海苔、ほうれん草、小ぶりのチャーシュー1枚。なんてことない町中華の中華そばだけど、何故かしっかり美味しく感じた。スープ完飲の完食!

260513mintei04 この店の名物となっているピンク色の炒飯。その正体はチャーシューの食紅。細切れチャーシューを食紅で煮込んでいる為こんなに色が付いている。どちらかというとしっとりタイプ。チャーシューの油からくる甘みと塩気が絶妙で美味かった。こちらも米一粒残さず完食!

町中華店として人気店になると思うポイントが幾つもあり、自分もそのツボを押されたので良い体験が出来た。大満足で支払いを済ませ退店した。

2026年5月12日 (火)

麺未来訪

260512sky01 青空に浮かぶ雲の様子がどことなく夏っぽさが出てきた。今日はまだ空気に清々しさが感じられるが、今週末くらいから徐々に気温が上昇していくという予報が出ていた。気持ちよく外出出来る期間は短い。有効活用しようと外出することにした。

下北沢駅近くに2018年5月16日にオープンした『純手打ち 麺と未来』。自分が一方的にシンパシーまで感じた川崎郊外にある『ラーメン日陰』創業店主の出身店。情報によるとこちらでは雇われ店主だったけど独立して『ラーメン日陰』を立ち上げたとか。しかしその後店主は『ラーメン日陰』からも離れ、今は別の人の手に渡っているそうだ。

実は本来別の店を目指して下北沢までやって来たのだが臨休を喰らってしまい急遽食べログで調べてこの店へやって来たのが、店に到着したのは開店10分前くらい。誰もいなかったので店前の待ち席に座り開店を待った。予定より1分過ぎくらい経って店員に入店を促された頃には自分の後ろに5人くらい行列が出来ていた。店内隅にあったボタン式券売機で食券を現金購入した。厨房には男の店員2人。最近改装したらしく真新しさを感じる店内。指定された席には冷水入りコップが置かれていた。客席は厨房前一列8席。後客は続々来店し外待ち客が生じていたようだ。演歌が流れていた『ラーメン日陰』とは異なり派手目なJ-POPが店内に流れていた。

260512mentomirai00 260512mentomirai01 純手打ち 麺と未来 『特製塩(手打ち)』1250円

塩と醤油味があった。今回は筆頭メニューの特製塩を注文した。

260512mentomirai02 もち姫小麦使用のドュルンドュルンの極太縮れ麺の印象は『ラーメン日陰』と同じ印象を受けた。官能的な食感がある。具はきざみ葱、三つ葉、太メンマ、味濃いめ黄身トロリの味玉丸1個、プリプリ海老雲呑1個、柔らかいチャーシュー2枚。スープはスッキリしてはいるが鶏・昆布・魚介の旨味をしっかり感じる。具やスープも凄く美味しかったけど、やはりこの麺のインパクトは改めて凄いと思った。「これはラーメンか?」と疑問に感じるラオタではない一般人も多いと思う。自分はスープ完飲の完食して大満足!厨房の店員に「ごちそうさま」と言って退店した。

2026年5月10日 (日)

蒔田沖縄

260510sky01 頭上には快晴の空が広がり清々しい風が吹く。年間通して短く貴重な過ごしやすい季節の1日。こんな日に家に引きこもるのは勿体なさ過ぎたので菩提寺へ墓参りに行った。行ってみると結構落ち葉や落枝がいっぱい落ちていた。このところ風が強い日が多かったしなー。清掃に結構時間を要したが無事仏花を入れ替え線香に火を灯し手を合わすことが出来た。

墓参りの後、通町の鎌倉街道と環状1号線が交わるT字路付近にある『沖縄そば てぃあんだー』へ訪れた。店名は沖縄の言葉で直訳すると「手の油」で「手間ひまかける」的な意味になるそうだ。創業日は2004年9月という、地味ながら長く営業を続けている実績がある。記憶では石神本の後書きで「掲載しようとしたが拒否された」と書かれていた記憶がある。自分は何と約19年半ぶりの再訪問。ちょうど正午くらいに店へ到着。暖簾が出ていたので入店すると厨房に初老の男店主と先客が1人だけいた。店内には沖縄音楽が流れ客席は厨房周りL字型カウンター8席。適当な席へ座り口頭で注文。料金後払いだが自分は提供後にすぐ支払いを済ませた。後客なし。

260510thiandaa00 260510thiandaa03 沖縄そば てぃあんだー

『ソーキそば』 1000円+『ジューシー』 250円= 1250円

上記メニューを注文した。他に「沖縄そば」、「イカスミ焼きそば」、「ケチャップ焼きそば」、「こばらそば」等があった。

260510thiandaa02 丼からはみ出るほどの巨大なソーキがドーンとのった迫力のある一杯が提供された。店主から骨も柔らかいから食べられるとか卓上の調味料について説明があった。

260510thiandaa01 麺は沖縄から取り寄せている、もずくを練り込んだ平打ストレート麺。もずくの味や食感は感じないが何だか判らない素朴さが伝わってくる。具は青葱、紅生姜、揚げ蒲鉾2個。そして麺を茹でている間にコンロで丁寧に焼いていた巨大ソーキ。これが軟骨までトロトロに柔らかくて甘く、肉にかぶりつく喜びも感じられて食べ応えがあり美味しかった。スープはほんのりと鰹を感じる優しい味わい。他店と比べると薄味に感じる。それは創業当初から無化調に拘っているからだ。薄味でも旨味は感じるので美味しかった。後半コーレーグースとヒハツを投入し味変し大満足で完食した。

260510thiandaa04 ジューシーはおそらく別室の蒸し器からビニール袋に包まれた1杯分を茶碗に開けて提供していた。人参、椎茸、昆布、豚肉が入った、こちらも適度に甘い味わい。暖かい状態で提供されこちらも美味しかった。コスパも良いと感じた。店主に「ごちそうさま」と言ってから退店した。

初回訪問時に常連客がたむろする店という印象が残って足が遠のいていたけど、今回は空いていたし店主のおっちゃんは一人頑張って親切だったので良い印象に変わった。ケチャップ焼きそばとか気になるので、また訪れるかも知れない。

2026年5月 9日 (土)

宮牛肉焼

260509fuji01 今日も雲が多かったが昨日よりは幾分晴れ間が広がった気がする。まだ雪の戴冠をしている富士山が遠く望めた。

久々ステーキが食べたくなったので横浜駅に向かい『ステーキ宮』へ。席に案内されスマホでQRコードを読み込み注文。

260509miya00 260509miya03 ステーキ宮 横浜エキニア店

『宮ステーキ 180g』 2464円 +『大ガーリックライス』 110円= 2574円

今回は看板メニューの「宮ステーキ」、180gを注文。焼き方は指定出来なかった。スープとライスはおかわり自由。ライスは+110円でガーリックライスに変更出来たので変更した。ソースは5種類から選べるが、醤油ベースに生にんにくと玉葱が入った「宮のたれ」でなくては宮に来た意味がない。今回はにんにく増しの「宮のたれ強」を選択した。提供前に店員がかけてくれて鉄板上で湯気が立ちジュージューという食欲をそそる音が上がった。でも次回からは自分でかけてみたいな。

260509miya01 ナイフとフォークで肉を切る、というのも久々だ。あーうんまい。宮のたれ強、いい!

260509miya04 ガーリックライスはおかわりした。でも「宮のたれ」をかけて楽しみたかった。

完食して大満足!支払いを済ませ退店した。最近…でもないけど、ラーメン&カレー脳になり過ぎていた。他の種類の外食の回数、少し増やしてもいいな。

2026年5月 8日 (金)

六坊白塩

昨年4月24日に開店した渡なべスタイルの新店『札幌六坊』へ三度目の訪問。入店直前に4人組が入ってきたので券売機待ちした後入店し食券を買って席を指定され着席。冷水入りコップが提供されたタイミングで食券を渡した。店員は男1人女1人。後客は続々来店し外待ちの並びが生じていた。

260508rokubou00 260508rokubou01 札幌六坊『札幌塩ラーメン』 1200円

「札幌ブラック」、「札幌味噌ラーメン」は食べていたので未食だった塩を注文した。麺は他メニューとおそらく同じで森住製麺の黄色く縮れ強めの中太縮れ麺。具もおそらく他と一緒で太葱の輪切り、もやし、玉葱、平メンマ数枚、挽肉、小ぶりなチャーシュー数枚。スープは丼から溢れ銀の受け皿に滴り落ちるところまで同一。

260508rokubou02 当たり前だけどスープだけが塩味になっている。だから醤油の「札幌ブラック」に対応してこっちは「札幌ホワイト」でも良さそうなもんだけど商標問題とかあるのかな?塩味はしっかり出ていて脂分多め。チャーシュー等の具材から旨味ものっているように感じる。濁っているように見えるが表面に油層がある為で透明度はある。縮れ麺との相性も良くて満足度は高い。スープこそ飲み干せなかったが麺と具は完食し大満足。これで『札幌六坊』の醤油/味噌/塩ようやく全て制覇した。3種とも油感と麺のコリコリ食感、葱のシャキシャキ食感、チャーシューの多さ、丼から溢れるほどのスープ量等、ラーメンを美味しく感じさせるツボをしっかり押さえているのが素晴らしかった。丼をカウンター上に上げ卓上を拭き厨房に向かって「ごちそうさまー」と言って退店した。

渡辺動因

雨こそ降らないようだが圧倒的に雲優勢の空模様。未だ気温も湿度もそう高くないから爽やかな空気に感じるが、もう梅雨の気配みたいなものは感じ始めている。

西早稲田にある魚介豚骨ラーメン店『渡なべ』。先々週24周年記念の限定ラーメンを食べに行ったばかりだが、今回新たに始まった限定メニューがまた気になるものだった。今回の新しい限定メニューは「すっごいよ豚骨」。『すっごいよ』というのは2000年4月オープンして2003年1月頃には閉店してしまった、白楽にあったというラーメン店の店名。この店のラーメンに衝撃を受けて渡辺樹庵氏は『渡なべ』を開店することになる。但し『すっごいよ』のラーメンは『渡なべ』の魚介豚骨ラーメンとは全くの別物だという。しかも1万杯以上のラーメンを食べ歩いた実績を持つ渡辺樹庵氏自ら「未だに『すっごいよ』に似たラーメンを食べたことがない」と言わしめる一杯にとても興味を惹かれた。この幻のラーメンを渡辺樹庵氏が記憶を頼りにして今限定復刻しているのだから行かないわけには行かないだろう。我ながらミーハーだなーと思いつつ店へと向かった。

店には開店15分過ぎくらいに到着し店前には待ち客の姿はなかった。ところが中に入ろうとするとちょうど満席で外待ちすることになった。3分ほどで先客が席を立ったので入れ替わりで入店。入口脇の券売機で食券を購入すると店員に空いている席を指定され水入りコップが置かれるのを引き換えに食券を渡した。店員は1人だけ。後客は次々来店し常時ほぼ満席だった。

260508watanabe00 260508watanabe01 渡なべ

『すっごいよ豚骨』 1200円+『味付玉子』 150円=1350円

目的の限定メニューに味玉を付けて注文した。麺は中太やや縮れ。具は生キャベツ、海苔1枚、肉肉しい厚い大きめのチャーシュー2枚。スープは塩っ気が強めに感じたけどタレの強さはあまり感じない普通の豚骨味だった。豚骨臭もあまり感じない。でも麺も太いから九州豚骨ラーメンとは全く違う印象になっている。

260508watanabe02 昨年の今頃食べた「もっと美味しい初期型六坊」はこの「すっごいよ豚骨」と具を共通していると聞いていたので確かに似た印象を受けた。ただスープは「初期型六坊」と比べてずっと食べやすい。店員から味変アイテムとして刻みニンニクと辛ニラが提供された。『渡なべ』がおすすめしてくる味変アイテムって自分にとっては元のスープの美味しさを壊してしまうことが多々あるので敬遠しているのだが、今回に限っては経験からこのラーメンにバッチリ合いそうなのが理解ったので、慎重に少しづつだが加えていった。するとやっぱり両方共効果的で美味しさが上がった。スープ一滴残さず完食の大満足。自分がラーメン食べ歩きを始まる前に閉店してしまった幻の店のラーメンを疑似体験出来て良かった。

2026年5月 7日 (木)

久住蔵出

今朝外に出たら空に雲は覆われ木々や路面が濡れていた。もう止んでいたが夜中に雨が降ったらしい。

260507inogashira01 約7か月ぶりに吉祥寺へと赴いた。吉祥寺は自分にとってはかつての癒しの場所、逃避の場所だった。それも今は昔の話になった。それでも井の頭公園に来るとグッとテンションが上がる。

260507inogashira02260507inogashira03 新緑に染まる井の頭公園。人もまばらで歩いていて気持ちが良い。ベンチに座って文庫本「小説 中華そば江ぐち」を少し読みその世界に没頭した。穏やかな気持ちになっていく。260507inogashira05丁度良いタイミング良く青空が広がってきた。爽やかな風が顔に当たる。混雑する桜が咲く時期と梅雨に入る間の短い季節。今は散歩にはいい時期だ。だけどもう1か月もしない内に過酷な強い日差しと猛烈な湿度の日々が始まってしまうのだろうな。

260507okurairhi05 今日吉祥寺を訪れた目的は自分が好きな漫画家&音楽家の久住昌之氏の個展を観覧する為だ。個展のタイトルは「久住昌之のお蔵出し展」。会場は駅から離れた住宅街の昭和感漂うアパートの2階。開場時間の少し前に到着したが定刻を過ぎても開かない。10分過ぎくらいに管理者と思しき女性が「すみませーん!」と言って入口を開けた。その頃には自分以外に数人の客が集まっていたので順番に中に入った。急角度の階段を上がったところにあった。入場無料で撮影可だった。

260507okurairhi04 260507okurairhi03 氏の人柄を反映したような朗らかでお茶目なイラスト群が展示されていた。

260507okurairhi01 上記写真の右下のところに久住昌之氏のトレードマークになっている麦わら帽子が展示されていたのだが、見ている間に出入り口付近から手がのびてサッと持ち去ったのが見えた。一瞬盗難か?と思って管理者の女性に伝えようかとしたら、何と久住昌之氏本人が麦わら帽子を着用し登場したので驚いた。あー、あれは常に持ち歩いているわけではなく、個展に置きっぱなしにしておくような仕事道具だったんだなー。この一連の動作がどことなく彼の作品観にも通じているように感じたから実に微笑ましく思ってしまった。何もお金を落とさず出ていくのが忍びなかったのでキーホルダーをひとつお土産に買って退店した。出た後で、持参していた「小説 中華そば江ぐち」の文庫本にサインしてもらえば良かったかなーと思ってしまった。

吉祥永福

約7か月ぶりの吉祥寺、予め未訪問の店に狙いを定めていたのだが何と臨休を喰らってしまった。でも問題はない。自分にとって吉祥寺は「癒しの場」としてこれまで数え切れないくらい訪れてるが、ラーメン店を食べることについては二の次三の次にしていたので未訪問店は沢山ある。すぐ食べログで調べると目に止まったのは『三鷹大勝軒』という店。こちらは『永福町大勝軒』系の店だとか。吉祥寺ヨドバシの裏手にある様子。永福町大勝軒系のラーメンは久しく食べていないし未訪問店なので行ってみることにした。それより吉祥寺で何故三鷹大勝軒を名乗っているのか?と疑問に思った。帰宅後調べてみると2013(平成25)年6月28日に三鷹駅近くで創業し、約4年後の2017(平成29)年6月24日にこの地に屋号を変えず移転してきたからだそうだ。

行ってみるとスナックのような店が軒を連ねたビル1階フロアの一番奥まったところにその店があった。早速暖簾を割った。先客の姿はなし。奥の厨房に店主らしい中年男が1人いたが何の挨拶もなかった。入口脇にあるボタン式券売機で現金で食券を購入し食券を渡したがそれも黙って受け取っていった。客席は厨房前に変形一列のカウンター6席だけ。後客は1人来た。

260507taishyouken00 260507taishyouken01 三鷹大勝軒『中華麺 並盛』 880円

永福町大勝軒系らしく中華麺1本。並・中・大、それと各々のチャーシュー麺だけ。基本の中華麺並盛りを選択した。提供時初めて店主が「どうぞ」と声を発し提供してきた。それは普通のサイズの丼だった。麺は永福町大勝軒御用達、というか同じ経営の製麺所である草村商店製の中細縮れ麺。並って1玉分だったのか。かなり柔らかめに感じた。具はきざみ葱、細切りメンマ数本、ナルト1枚、チャーシュー2枚。一口目はしっかりした煮干しの味を感じたが、飲んでいる内に永福町大勝軒系にしてはおとなしい気になってきた。あとラード層も薄かった。

永福町大勝軒の中華麺と言えば洗面器に例えられる巨大丼にたっぷりのスープと通常のラーメン店の2玉に該当する麺量が入っていて、煮干し味ギンギンで、スープ表面に熱々ラード層で覆われているので唇がヌラヌラになるもの、というものを期待して食べたので肩透かしを喰らったみたいだった。暖簾を見ず前知識無しで食べたら、煮干しが若干強めの普通の醤油ラーメンと思って食べただろう。まあ普通のラーメンとして普通に美味しかったからいいけどさ。丼をカウンター上にあげると店主はボソリと「どうも」と言った。こちらは一応「ごちそうさま」と言って退店した。

横山油麺

吉祥寺駅へ10時過ぎくらいに到着。朝飯抜きだったのでちょっと軽く食べておきたいなと食べログで探したら営業中のラーメン店が見つかったので行ってみることにした。

吉祥寺ドン・キホーテの裏手あたりにある狭いビルの2階に上がっていく。人1人がようやく通れるくらいの狭い通路に引き戸がいくつかあり、その部屋ひとつひとつに飲食店が入っているという奇妙な場所に目的の店はあった。『八王子ラーメン横山食堂』という店で2025年7月5日に開店した店らしい。入店すると店内厨房に男の店員が1人だけいた。「そのタブレットでご注文お願いします」と言われた。席番号まで客側が入力するシステムで戸惑ったけど。客席は厨房周りL字型カウンター6席しかなくかなりコンパクト。先客ゼロだったが少しづつ来客があって最終的に後客5人になった。

260507yokoyama00 260507yokoyama01 八王子ラーメン 横山食堂 吉祥寺店 『油そば』 1000円

八王子ラーメンを看板に掲げているか初訪問はますは基本の八王子ラーメン…と思ったけど、何故か油そばに惹かれたので注文した。麺は平打やや縮れ。具はきざみ玉葱が多めに入り、海苔1枚、平メンマ数本、大きめの豚バラチャーシュー1枚。予め胡椒もかかっている。八王子ラーメンの汁無し版。でも味は正統「武蔵野油そば」と言っていいくらい真っ当で美味しい油そばに仕上がっていた。考えてみれば八王子ラーメンと油そばは味も構造も似通っている。これはなかなか美味しいぞ。

260507yokoyama02 よく混ぜて食す。麺を啜る時に玉葱のシャキシャキ食感が混じるのがとても良い。一気に完食してしまった。こうなると基本の八王子ラーメンも気になってきた。出来れば再訪問してみたいと思いつつ退店した。

2026年5月 6日 (水)

歩輝鶴見

灰色の厚い雲に覆われた1日。日中は大丈夫だったものの夕方には少し小雨も降った。

『麺家 歩輝勇(ぽきお)』。以前は極濃家系を名乗りセンター北店関内店等複数店舗展開していたがそれらの店はいつの間にか閉店していた。それがここ最近になって蒲田に続いて今年4月1日鶴見駅近くにオープンしたと聞いていたので足を運んでみることにした。場所は駅から旧東海道沿いを歩いて5分ぐらいの、街の中心部から少し離れたところ。店には開店予定の10分過ぎくらいに到着。営業中の札が出ていたので早速入店。店員は中年男2人。客席は厨房周り変形J字型カウンター9席。既に先客2人いた。卓上のメニュー表を見て口頭で注文。料金現金後払い制。後客4人。

260506pokio00 260506pokio03 麺家 歩輝勇 鶴見店

『豚骨醤油ラーメン』 950円+『奥久慈卵の味玉』 150円+『茶わんカレー』 500円= 1500円

メニューは「豚骨醤油ラーメン」と「あっさり醤油or塩ラーメン」の2種。あといくつかのサイドメニュー。ラーメンは家系同様に好みが選択出来る。今回は筆頭の豚骨醤油ラーメンに味玉、茶わんカレーを注文。好みは麺かため・脂多めを指定。500円ライスメニューを頼むとセット料金となり100円引きしてくれるようだ。

260506pokio01 麺は中太ストレート。具はほうれん草、海苔3枚、大きく極薄のレアチャーシュー1枚。追加した味玉は黄身トロリ。記憶にある『歩輝勇』の豚骨醤油ラーメン。店側ももう家系ラーメンを名乗っていないが、自分も鶏油感をあまり出していないラーメンに家系ラーメンとは感じず。普通に豚骨醤油ラーメンだなと感じた。だから決して悪くはなかったけど自分の好みからはちょっと外れたラーメンだった。麺はもちもちで良かった。

260506pokio04 サイドメニューの茶わんカレー。普通の業務用のやつかと思っていたらキーマカレーだったのは嬉しいサプライズだった。フライドオニオンやミニトマトまで付いていた。カレーが食べたい口になっていたから思わす注文してしまったのだけどこれは美味しかった。現金で支払いを済ませ退店した。

2026年5月 5日 (火)

壁低二郎

260505sky01 快晴の空が広がり5月初旬らしい爽やかな気候で過ごしやすい日となった。そして今日は端午の節句。毎年恒例で近くの和菓子店に行ってこしあんと味噌の柏餅を買った。

東急東横線日吉駅から徒歩2分くらいの場所に先月29日オープンしたラーメン二郎インスパイア店『限界を超えろ』日吉店。京都発祥の二郎インスパイア店『夢を語れ』系列から独立したグループの店らしい。すぐ近くに『ラーメンどん』や『ラーメン豚山』日吉店という二郎インスパイア店がある場所にあえて勝負に出ての出店に見える。まあここのグループは好んで学生街に出店しているようだけど。

開店30分後くらいに店に到着すると店前に5人の行列が出来ていた。食券先買いと書かれていたので入店してタッチパネル式券売機にて現金で食券を購入してから列の最後尾についた。約10分待ちで店内へ案内され席を指定され着席。店員は男2人女1人。接客はそつなくこなしている感じ。客席は厨房周りL字型カウンター9席くらい。水はセルフ。後客4人くらい。

260505genkai00 260505genkai02 限界を超えろ 日吉店

『ラーメン麺200g豚2枚』 1200円+『うずら5個』 150円= 1350円

メニューはラーメンと汁無しがある。麺量150g,200g,300g迄同一料金。ラーメン豚2枚で麺量200g、うずら5個トッピングで注文。提供直前のコールはニンニク、ヤサイ、アブラ、カラメを指定。

260505genkai01 麺は平打ち縮れ極太麺。ヤサイはクタってしていて体感でモヤシ9割キャベツ1割。豚は普通のラーメンとほぼ同じ大きさでやや厚め程度。スープは微乳化になるのかな?カラメにした影響かどうかは不明だが味もまずまず。スープこそ完飲しなかったが麺と具は全て完食、お腹は満足は出来た。

食べ終えて「これは二郎系ラーメンの量産型かな」と感じた。麺は平打ち極太縮れ麺だったけどゴワゴワ感は皆無でむしろ柔らかく感じた。豚と呼ぶよりほぼチャーシューだったし、スープはカラメ指定にしても過剰なしょっぱさは感じられなかった。今回自分で麺量200gを選択したというのはあるけれどその分全マシにしてトッピングも追加したけど難なく完食出来た。従って味も悪くなかった。要は食べ易くなったとも言える。つまりそれなりの規模の会社が「客の食べ易さ」を重視して二郎系ラーメンを変形させていった末の量産型感を強く感じた、ということが言いたかった。会社の規模がギフトHDまで巨大になると『ラーメン豚山』みたいな完成度になるのだけれど、多くの二郎インスパイア店はそこまで到達するのは困難だから余計量産型感を感じてしまったというか。

自分が約20年前に初遭遇した二郎インスパイアラーメンは癖があって刺激的で食べきることが困難な食べ物という強烈な印象付けがあった。それが今は気軽に食べられるようになった反面、単にラーメンの1種類に収まるようになってしまったような気がする。その昔「ラーメン二郎はラーメンではなく二郎という食べ物、代替はない」と言われていたけど、それは遠い過去の話になってしまったのか?と一瞬思ってしまった。でもすぐにそんなことにはなっていなと思い直した。自分はジロリアンではないので最近食べていないけど、三田二郎直系と言われる「直系二郎」の店は今も昔も変わらず大行列が出来ている。二郎系も家系のように細分化が進み間口が広がり役割分担が出来た、という話なのだろう。

ティッシュで口を拭い冷水を飲んで丼をカウンター上に上げ厨房に「ごちそうさま」と声をかけて退店した。帰宅して柏餅を食べるとしよう。

2026年5月 2日 (土)

勝丸復帰

260502sky01 昨日大雨が降った翌日の今日は朝から快晴の空が広がって空気も爽やか。空気が澄んで遠く富士山もよく望むことが出来た。

新横浜ラーメン博物館短期集中出店企画「ラー博LIMITED」の第12弾が今日から始まった。その店は何と『支那そば勝丸』。1972(昭和47)年屋台で始まり、新横浜ラーメン博物館創業時のメンバーとして出店。そして2023(令和5)年7月7日、目黒本店が51年の歴史に幕を降ろした。後藤店主も今年で83歳なのだが半年間準備して今回5日間限定で現役復帰するという。役者や歌手、プロレスラーが一度舞台やリングで照明を浴びて立つ経験をしてしまうと、引退宣言をした後でも復帰してしまうことがよくある。ラーメン店店主も似たようなものなのだろうか。

定刻に開店。暖簾を割り入店すると席を指定され着席。冷水入りコップが置かれた。店員は後藤店主含め男5人女3人くらいだったと思う。

260502katsumaru00 260502katsumaru01 支那そば 勝丸 新横浜ラーメン博物館店

『特製旨味煮干し醤油ラーメン』 1800円

塩味もあったが『勝丸』なら醤油だろうと特製醤油を注文した。

260502katsumaru02 今回のメニューは単なる復刻ではなく色々と新しい試みがされた特別バージョンとなっている。オリジナルは後藤店主の出身地である青森の煮干しラーメンに習って縮れ麺を使用していたが今回は中細ストレート麺に変更している。具はきざみ葱、メンマ数本、麩、味玉丸1個、厚みのある肩ロース叉焼3枚、柚子雲呑が3個。スープは『勝丸』らしい煮干し醤油。表面の油層もあってラーメンらしくて美味しかった。最大の特上は「旨味鯵玉」と名付けられた鯵ペースト。これを徐々にスープへ溶かしていくと煮干し感が維持されるという仕掛け。でも実際は元のスープの鯵とはちょっと違うやや甘さを感じる味になった。やはり昔を感じるラーメンではあったけどそれはそれで美味しく満足出来た。

2026年4月30日 (木)

開店魁星

朝から灰色の厚い雲で覆われた空が広がりどんよりとしていて気温もかなり低く肌寒く感じる。今夜から明日日中にかけて大雨の予報も出ている。そんな空模様なので遠出する気分にはならず外食は近場で済ませることにした。

関内駅近くにある白トリュフオイルを使ったラーメン店『麺や魁星』が、本日、伊勢佐木モール内のガストの斜め前あたりに新店舗を構えオープンするという。オープン初日というのは客側が店側の練習台にされることを意味するので自分としては極力避けているのだけれど、近場にある既知の店だし遠出する気分でもなかったので「まあいいか」というノリで訪れてみることにした。

店には開店10分くらい前に到着。既に2人が待っていたので後に続き待った。定刻に開店し先客に続いて入店し給水機でコップに水を注いでから奥の席から座った。店員は男3人と女1人。客席は厨房周りL字型カウンター9席。初回で満席になった。卓上のメニューを見て口頭で注文。料金は現金後払い制。

260430sakigakeboshi00 260430sakigakeboshi02 麺や魁星 伊勢佐木モール店 『コク塩ラーメン』 1100円

メニューは本店では数量限定だった「コク塩」を筆頭に「赤唐コク塩」「コク煮干し醤油」「生姜醤油」「塩」があった。筆頭の醤油を注文。あと並んでいる時にトッピング1品無料券を貰ったので燻製味玉をお願いした。営業初日あるあるで麺上げから提供まで結構な時間がかかっていた。

260430sakigakeboshi01 麺は中太やや縮れ麺。本店とは変えているそうだ。具は九条葱、紫玉葱、かぼちゃ、ドライトマト、メンマ、チャーシューは鶏と豚の2種2枚づつ。デフォルトでこの具沢山はなかなか頑張っている感が伝わってきた。燻製味玉は燻製の匂いや味も全く感じられなかったが黄身の色が濃くトロトロだった。スープは塩鶏白湯だが貝スープも合わせている。店のSNS情報では本店はホンビノス貝を使っていたが、この店では帆立を使っているとか。鶏白湯と貝出汁の相性はよくなかなか美味しかった。スープ完飲の完食。頑張って個性を出そうとしているのも好印象だった。席を立って支払いを済ませたところ1か月有効のサービス券を貰った。開店練習台料ということかな?調べてみたらこの店、川崎や金沢八景、宇都宮にまで支店を出店していたようだがいずれも短命で終わっていた。今度は本店から近い目の届く範囲での出店ということだろう。長く続くことを期待したい。

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