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2015年4月 4日 (土)

浪速拉麺

尼崎から阪神電鉄に乗り約8分程度で梅田に戻ってきた。地麺巡りとしては2度目の大阪。心残りがあった2つの店に行ってみる事にした。まずは浪速町にある『洛二神(らくにじん)』という店。少し前までラーメンに対して冷ややかな印象だった大阪という土地で、よくこの店名を聞いていたので気になっていたのだ。梅田からだとかなり距離があるのだが、せっかく好天に恵まれているし、街中の桜を眺めて散歩するのもいいもんだろうと電車とかは使わず歩いて向かう事にした。とは言うものの大阪駅周辺は慣れていないので地上に出るまで一苦労。一度地上に出ても車道を越えるのにまた地下に戻るなどを繰り返す事になる。またiPhone地図アプリで確認しつつ歩いても何故か違う方向に進んでいたり。不案内な大都会を散歩するには我は田舎者過ぎた。かなり遠回りした事になったが、おかげでいい運動になったし、花見もする事が出来た。

Oosaka15040401 商店街の一角に目的の『洛二神』を発見。想像していたよりずっと小さな店だ。昔ながらのラーメン店って感じ。暖簾を割って入店すると、何と先客ゼロ。有名店って聞いていたんだけど…って気持ちになる。厨房には店主とおばちゃん店員の二人だけ。店主は修行せず独学で店を開いたとか。店舗作りや製麺まで全部一人でやってるそうだ。そこは凄いな。拘りを感じる。2001年開店というからもう15年のキャリアだ。L字型カウンター9席。後客は3人ほどあり一安心。

Rakunijin15040400 Rakunijin15040401 中華そば 洛二神 『和風中華そば』 700円

筆頭基本メニューを注文。この歪んだ丼、昔上大岡にあった『いまむら』を思い出す。麺は固めに茹でられた自家製細麺ストレート。具は薬味ネギ、メンマ、油揚げ、チャーシュー1枚、海苔1枚。煮干しの粉が浮きキラキラ光っている。味は…甘い。我にとってはちょっと甘過ぎで好みではなかった。麺や具は好みに合ったけど。

天神橋筋商店街を抜け大阪の雰囲気を満喫して東天満まで歩いた。そこには本日最後の目的店『薩摩っ子ラーメン』総本店がある。我は別に全国有名店めぐりをしているわけではないので軌道修正というわけだ。昭和38年屋台から始まり今や大阪に20店舗を構える一大勢力。『金龍ラーメン』と並び大阪を代表するラーメンチェーンだ。その総本店に入店した。厨房には男の店員3人と女の店員1人。店内は妙な作りで全体を見渡せない。厨房前にカウンター4席あるが、テーブル席メインでトータル42席あるそうだ。客は4割り程度の入だった。ばかりで口頭で注文。

Satumakkooosaka15040400 Satumakkooosaka15040401 薩摩っ子ラーメン 総本店

『ラーメン(ニンニク入)』 850円

注文時「ニンニクどうしましょう?」と聞かれたので「入れて下さい」と応えた。後客の様子も見ていると量も調整出来るようだ。麺は中太ちぢれ麺。具は薬味ネギ、もやし、脂身の多い小さなチャーシューが数枚。スープはライト豚骨でニンニクがガッツリ効いている。このタイプは東京でも二昔前くらいによく見かけた。飲んだ後には良さそうな一杯。24時間営業もそれが狙いだろう。それにしても850円というのは高いと感じた。

今日はよく歩いてよく食べた。結局お好み焼きやたこ焼きには目もくれず、だったけど花見も出来てよい遠征だった。3時前ののぞみに乗車し自由席も座れて午後5時過ぎには帰宅出来た。

尼崎大貫

Amagasaki15040400 尼崎に来てしまった。兵庫県尼崎市である。一昨日の夜思いついて、昨日の朝には行きののぞみの指定席券を買っておいた。この時期は子供が春休みなので家族客が多いので仕方がない。もちろん帰りは自由席だけど。朝7時前に家を出た時の横浜の空は鉛色だったが、名古屋辺りから青空が広がってきて、それは尼崎でも続いていた。

尼崎に来た目的はただひとつ、現存する最古のラーメン店を名乗る『大貫(だいかん)』本店を訪れる為。歴史を要約すると、日本初のラーメン店『来々軒』@浅草の味に感動した仙台出身の初代店主が、大正元年、中国人の料理人を招いて神戸外国人居留地で開店させたのがルーツだという。終戦後昭和27年、尼崎に移転したのが現在の店で、今の店主は4代目だという。到着したのは11時前。開店予定は11時半だったので駅前をぷらぷらと散歩。駅前に寺が密集する寺町というのがあるというので行ってみたが、壁に仕切られた小さくピカピカの寺ばかりで趣などはあまり感じられずすぐに店へと向った。開店の10分前で店の扉には「支度中」の札があったのだが、どうも先客がいてビールなどを飲んでいるようだった。なので思い切って入店してみると、おばちゃん店員が「お好きな席へどうぞー」と言ってくれた。店内は昔ながらのラーメン店といった感じで4人がけテーブル席のみ7卓。厨房は奥にありよく見えなかったが、男の店員2人とおばちゃん店員3人くらいかな。先客4人で、来客が相次ぎ我のラーメンが到着する頃には店外に待ち客が生じた。

Daikan15040400Daikan15040401 中華料理 大貫 本店

『中華そば』 850円

筆頭基本メニューをまず注文。なかなかな値段設定だ。出てきたのは『来々軒』の中華そばに憧れてたという割には異様な一杯。豚骨醤油?麺も太いし全然オーソドックスではない。麺は縮れ太麺。店自慢の足踏みたまご麺なのだそうだ。具は薬味ネギ、平メンマ、きくらげ、脂身の多い厚切りチャーシュー4枚。そしてスープはやっぱり豚骨醤油だが、しょっぱさも甘さもあまり感じられず、醤油の酸味のようなものが印象に残った。何か食べたことあるけど…と思ったけど思い出せない。懐かしさを感じる味。創業から継ぎ足され続けた熟成ダレの味だとか。個性があるなぁ。地元の人は地元の味として親しむのが良く判った。

Daikan15040402 『チャンポン(あんかけ)』 1050円

続いて注文したのはチャンポンだ。何故追加注文したかというと、ここ尼崎には「尼崎あんかけチャンポン」という地麺があるからだ。地元では「尼チャン」として親しまれているとか。最大の特徴は醤油あんかけだという事だ。そしてこの店にもそのチャンポンが提供されているとあっては、地麺巡りで全国まわっているのだがら捨て置けなかったのだ。値段が張るが具だくさんで美味そうだ。奇妙なナルト2枚が目を引く。薬味ネギ、タケノコ、キャベツ、ニンジン、青梗菜、干ししいたけ、豚バラ肉、イカ、エビなど。この餡は中華そばのスープがそのまま使われているのがわかる。餡が強烈な重さで麺を引き出すのに苦労したが、美味しかった満足。

Amagasaki15040401 駅前の公園の桜も満開で綺麗だった。尼崎で花見をするとは思わなかった。約1時間程度の滞在だったが電車に乗り尼崎を後にした。

2013年4月28日 (日)

滋賀地麺

Dscf4394_2 野洲から再び東海道本線に乗車し彦根で下車した。彦根といえば彦根城、いや今は「ひこにゃん」が有名だが、我はそんなものには目もくれず、滋賀唯一の地麺と言っていい「彦根(近江)ちゃんぽん」の店を目指す。「彦根(近江)ちゃんぽん」というのは鰹と昆布等から摂った和風だしに茹で野菜をトッピングした麺料理の事。簡単に言ってしまえば関西風ちゃんぽんの事だ。元祖の店である『麺類をかべ』は残念ながら昨年6月末閉店してしまった。しかし昭和60年『をかべ』から暖簾分けを許された人物がチェーン展開していた店が『ちゃんぽん亭総本家』であり、その本店がこの彦根駅前徒歩1分弱の場所にある。早速店に向かった。ちょうど昼下がりで入口に7人ほど待ち客がいた。7分ほど待って着席。奥に厨房があり見えにくかったが店員はおそらく男3人と女1人。4人がけテーブル席7卓くらいと6人がけテーブル3卓。口頭で注文。

Chyanponteisouhontenekimaehonten00 Chyanponteisouhontenekimaehonten02 ちゃんぽん亭総本家 駅前本店

『近江ちゃんぽん』 680円+『半チャーハン』 290円=970円

筆頭基本の近江ちゃんぽんに、ご飯ものが欲しくなったので半チャーハンをプラスした。確かに和風だしの効いた野菜たっぷり、太麺もシコシコな一品だが、何故か初めて食べた気がしない。サンマーメンのあんかけの代わりに茹で野菜をのせた感じ?タンメンに和風出汁を加えた感じ?似ているようで微妙に違うのがB級グルメというものだろう。美味しかったし満足出来た。

早々に駅に戻り電車でひと駅の米原で下車、45分ほど待って新幹線ひかりに乗って新横浜に到着したのは夕方4時前、5時前には帰宅出来た。今回の旅は天候に恵まれ、これといったトラブルも無く、全ての目的店を訪問出来、万々歳の遠征だった。滋賀のサイクリングで予想外に日焼けをしてしまった事を除いて…。

野洲本店

琵琶湖からレインボーロードと呼ばれる幹線道路をひたすら南下する。途中バッテリーが上がり電動アシストは切れてしまった。普通の自転車なのだが、今まであったものが無くなるとキツくなるものだ。約50分間、休憩など一切入れず、野洲大橋を渡り踏切を渡り、新幹線の高架下をくぐって更に南下してようやく辿り着いたのが『来来亭』野洲本店だ。社長は元々『第一旭』での修行経験があり、京都市内の閉店していた店舗を引き継ぎ、平成9年ここ野洲で1号店を開店させたのだという。その後全国にチェーン展開し今や滋賀を代表するラーメン店になっている。早速入店しようとしたがちょうど正午前だったので入口で数人待ちが出来ている。入口から番号札を取って並ぶが1人だったので先に通してくれた。口頭で注文。厨房には男の店員6人ほど。厨房前に一列のカウンター15席くらいか、座敷に6人がけテーブルが5卓くらい。何せ到着時ヘトヘトだったのでよく覚えていない。水を何倍も飲みながらラーメンを待った。

Rairaiteiyasuhonten00 Rairaiteiyasuhonten01 来来亭 野洲本店

『ラーメン(麺かため・ネギ多め)』 650円

筆頭基本メニューを注文。こちらも『魁力屋』と同じく好みを色々選べるようだ。麺硬め・ネギ多めだけを選択。基本的に昨夜食べた『魁力屋』と同じ。但しこちらの方は辛味がちょっと目立ったかな。美味しい。万人受けするラーメンだ。この『来来亭』と『魁力屋』が広めた事により、関西のラーメンを代表するスタイルになったと言っていいだろう。満足。
5分ほど頑張って自転車を漕いで駅に到着。自転車を返却し野洲駅に戻った。

新福再訪

朝6時に起床。すぐ最上階の大浴場へ向かい朝風呂に浸かる。今日は昨日より雲が少なく青空と言っていい良い天気だ。8時にはホテルをチェックアウトし京都駅方向に歩を進める。我にとっては京都の朝食はラーメンに決まっているのだ。昨日は『第一旭』だったのであれば、本日は自ずと隣の『新福菜館』になる。創業は昭和13年屋台営業から始まり、店舗営業は昭和19年からという京都最古の老舗。京都スタイルの源流を作った偉大な存在であり、かつ現在も京都を代表する筆頭店だったりする凄い店なのだ。また『末廣ラーメン』@秋田など京都以外でも影響を及ぼしている。店前に行列は無いので早速入店すると、こちらも空席待ち客の背中があった。しかし1分程度で着席出来た。厨房には男の店員3人と女の店員1人。一列3席のカウンター席と4人がけテーブル席6卓。口頭で注文。

Shinpukusaikanhonten00 Shinpukusaikanhonten01中華そば専門 新福菜館 本店

『中華そば 並(ネギ多め)』 650円

『第一旭』同様に前回訪問時は小を注文してしまったので、今回こそは並注文でネギ多めに。日本で最も見た目が美味そうなラーメンではないだろうか?実際旨いのだけど。濃い醤油スープが染み込んで中太ストレート麺が若干茶色になっている。その上に薄いチャーシューが数枚のり、更に九条ねぎが大量にのる。改めて食べてみると醤油の旨みは感じるけど、しょっぱさはほぼ無く、むしろ『第一旭』の方がしょっぱさを感じるくらいだ。麺とネギとチャーシューのバランスも良く、食感も楽しい。朝からこんな美味しいラーメンを食べられるなんて京都の人は幸せだ。青空が広がる旅2日目の朝、良いスタートがきれた。

2013年4月27日 (土)

京都夜訪

夜8時前ようやく本日の宿にチェックイン。喫煙室しかとれなかったので臭が気になる。余計な荷物をそのままに早々に再出発。京都駅前バスターミナルから市営バスに乗車。向かうは京都ラーメン激戦区として名高い一乗寺周辺だ。京都駅からだと10km弱離れているのでバスかタクシーを使うしかない。地下鉄を通して欲しいなぁ。案の定この時間なのにバス車内は最初から強烈に混んでいる。そしてバスに揺られる事何と45分近く、ようやく一乗寺付近に到着。暗い北大路通りを線路の方へ5分ほど歩く。そして今遠征最大の目的店の黄色いテント屋根を発見。昭和46年創業の『天天有』だ。この店は夜7時から営業開始の為、京都遠征が日帰りではなく1泊になったと言っていい。京都ラーメンには大きく分けて3系統あり、『新福菜館』を筆頭とする「京都醤油系」、『ますたに』を筆頭する「京都背脂系」、そして最後の系統「鶏ガラこってり系」の代表格なのが、この『天天有』だ。この店に行かないで京都ラーメンを語るなかれとまだ言われていたのだ。念願叶ってようやくこの店の暖簾を割る事が出来た。厨房に男の店員2人と女の店員1人。厨房前に6席と4席のカウンター席と6人がけテーブル席1卓、座敷に6人がけテーブル席2卓。先客8人後客1人。口頭で注文。接客は丁寧だった。

Tentenyuu00 Tentenyuu01 ラーメン専門店 天天有 本店

『中華そば 並』 600円

筆頭基本メニューを注文。麺のかたさや味の濃さ、煮玉子有りなど色々選択出来たようだが、あえて基本のままを注文。見た目は中細ストレート麺の上に九条ねぎとチャーシューが数枚のった京都ラーメンらしい一杯。でもスープは鶏ガラの甘味を感じるこってりしたスープ。メンマの味付けも甘い。これは今まで食べた京都ラーメンとは違い個性のある一杯だった。満足。

再び線路を超えてバス通りの方に戻る。次の店は「京都背脂系」に入り、それをチェーン展開し全国に広めたグループの本店を狙う。『魁力屋』本店だ。平成17年創業というから割と最近で、同じ系統である『来来亭』の大分後という事になる。早速入店。厨房に男の店員ばかり6人。厨房前に一列13席と座敷に6人がけテーブル4卓。先客6人後客4人。口頭で注文。

Kairikiyahonten00 Kairikiyahonten01 京都北白川 ラーメン魁力屋 本店

『特製醤油ラーメン並(麺かため)』 600円

基本メニューを注文。 具は薬味ネギ、メンマ数本、バラ肉チャーシュー数枚。九条ねぎは卓上から取り放題。スープは背脂がふられた豚骨鶏ガラ出汁の醤油スープ。このスタイルのラーメンは美味しいので広めてくれた功績は評価したい。価格も良心的だし。

時刻はもう22時をまわっていた。京都駅行きのバスに乗り40分ほどかかってホテルに到着出来たのは23時前。『無鉄砲本店』、『まりお流』の連チャン等で豚骨濃度的に限界を試した1日だったと思う。でも天候に恵まれ観光も存分に出来、目的の店も全てクリア出来た良い一日だった。最上階の大浴場に浸かり疲れを癒してチューハイを飲んで眠りに落ちた。

極限濃度

平城京跡から野原をまわって徒歩で今回の旅唯一の奈良の目的店『まりお流』にやって来た。この店は創作ラーメン店の中でも全国的に有名な店。特に有名なのが超濃厚豚骨ラーメンで、その価格もメニューのほとんどが千円を超えるものばかり。その中でも「自然界でこれ以上濃いラーメンを作るのは不可能です」という謳い文句で、最強の濃度レベル20という、その名も『富士山』というメニューが存在する。価格も並で2100円という凶悪なもの。しかし全国を食べ歩いている我からすればこれは体験しておきたかった。元々創作ラーメン店であるので、一般的なメニューを注文する方が逆におかしい。せっかくこの店に来たのであればこれを試すしかないだろう。一体どんな味がして食後どうなってしまうのだろうか?興味がある。

店に到着したのは開店予定の40分前。流石に早過ぎた。店前に待ち席などないから立って待っているのは辛かった。開店15分前くらいになるとようやく後客が並び始めた。その待っている間に店のメニューを見ていると驚くべきものが目に飛び込んできた。何と自然界で濃度を超えるものを作るのは不可能とされていた『富士山』のメニュー。その横に何と『富士山を超える』濃度25を示す、その名も「チョモランマ」というメニューが書かれていたのだ。チーズたっぷりと書かれているのでチーズがプラスされたのか?我はチーズが好きだし、チーズが入ったラーメンは好きなのでそれを頼むのは問題は無い。但し未知の濃度に対応出来るのかに一抹の不安はあった。それにしても一杯2520円という値段は我の食べ歩き経験の中でも初めてだ。また箍が外れる音が聞こえた。

Marioryuu02 いよいよ開店となりカウンター一番奥の席に通された。カウンター6席、テーブル12席、座敷24席。店員は店主を含め男ばかり6人。店員が注文をとりにくるのを待っていたら、後客が先に注文し始めた。これでは早く来た意味が無いではないか!急いで口頭で注文した。水とおしぼりはセルフで取りに行くシステム。

Marioryuu00 Marioryuu01 まりお流ラーメン

『チョモランマ 並』 2520円

巨大な丼で登場。撮影している間でもどんどんスープ表面に油膜が生じているのが判った。よって一番最初に撮った写真を掲載する。麺はやや縮れのある太麺。具は九条ねぎのきざみ、太メンマ数本、味玉丸1個、レア加減の2つ折りにされた巨大チャーシュー3枚。そして問題のゲル状の濃厚スープ。店HPを後日見てみると「チョモランマ」は「富士山」に大量のパルメザンチーズを投入し煮ただけとある。果たして味はどうだったか?これがつまらない表現になってしまうが、見た目通りチーズクリームホワイトシチューなんだよ。味も食感も。但し食べた後鼻に抜ける匂いが、豚骨臭を感じる。これは濃度が増しても味的には逆にチーズに助けられている。「富士山」のままだとかなりキツイものだったのではないかな?結果的にシチューに麺と具を投入したラーメンという事で難なく食す事が出来た。支払い時貰ったチョモランマと記された領収書は大切にとっておく事にしよう。

店からちょっと距離がある最寄りのバス停まで小走りした。あらかじめ調べておいたバス発車予定時刻まであまり余裕がないからだ。無事バスに乗車し近鉄奈良駅まで戻る事が出来た。コインロッカーから荷物を出して特急に乗って京都まで戻った。

本無鉄砲

『第一旭』から急いで京都駅に戻り、朝9時発の近鉄線特急に乗車し奈良へと向かう。特急券500円がかかるというのは誤算だった。35分後には近鉄奈良駅に到着。コインロッカーにほとんどの荷物を入れ身軽になってからバス停に向かう。しばらく待ってから109系統加茂駅行きのバスに乗車。約20分くらいバスに揺られた時点で目的の店が見えたので降車ボタンを押すとそこでバスが止まってくれた。自由降車区間だったらしい。ここは住所的にはギリギリ京都府という事になる。この京都外れの山間部に何があるかといえば、今や全国のラーメンマニア達から一目を置かれる存在となった『無鉄砲』本店があるのだ。店主の赤迫氏は『風来軒』@宮崎で修行し今は『がむしゃら』になっている奈良の店で平成10年に初開業、その後このログハウスの店舗に移転した。到着したのは開店35分前。連休初日、行列必至と予想していたのでこのくらいの到着で予定通りだ。しかし既に先客が2人いた。券売機に電源が入った時点で食券を購入。予定より3分くらい遅れて開店。早速入店。厨房には男の店員2人女の店員3人。L字型カウンター10席と4人がけテーブル2卓。創業店である奈良の『がむしゃら』の構造と酷似しており再現しているのだと判る。口頭で注文。

Muteppouhonten00 Muteppouhonten01 無鉄砲 本店

『とんこつラーメン(麺かた・こってり・ネギ多め)』 700円

筆頭基本メニューを注文。麺は中太ちぢれ麺。具はネギとメンマ、バラ肉チャーシュー5,6枚。泥豚骨と呼ばれるだけあって強烈な濃さ。それに負けないくらい醤油ダレも入っているので、家系好きな人間からすればとても馴染みやすい味。元は九州系とは思えない。とうとう念願の本店のラーメンを堪能出来たので満足。

再び付近のバス停で10分弱バスを待ち近鉄奈良駅に戻った。駅前が渋滞していて時間がかかった。

京都再訪

ラーメンの食べ歩きをしていると自分の中の箍が外れる音が聞こえる時がある。行列に並び30分以上待っても列を離脱しないと決めた時。或いは暖簾がかかる前に店前に立ち開店を待つ事を決意する時。いずれも以前は「馬鹿じゃないの!」と冷ややかに思っていた行為。でもある時箍が外れる音が聞こえてしまうんだよ。そして飛行機や新幹線を使ってわざわざ遠方にラーメンを食べに行く行為。これは「狂ってる」としか言い様の無い行為だが、これも4年前音が聞こえてしまった。きっかけは江口寿史&徳丸真人共著「ラーメン道場やぶり」という本を読んだ事に始まる。この本を読んで「我も地方にラーメン食べに行きたいぞ」と思ってしまったのだ。そして初めての地麺遠征の地は京都となった。しかしやはり最初の頃の遠征は不慣れなせいか、今考えると取りこぼしも色々あった。よって京都再訪は結構前から行きたいと思っていたのだ。昨年末の岡山遠征を終えて、地麺巡りは最終コーナーを曲がった気がするので、ようやく「再訪」という事も視野に入ってきた。

例年通りなら混雑するのが見えているこの黄金週間の連休は外出しないのだが、思い切って出発する事にした。既に1ヶ月前に新幹線や宿の予約をしたのだが、新幹線の券は取れたものの、宿の予約は困難を極め喫煙室しか取れなかった。しかも連休特別価格で高くついてしまった。

Dscf4374 早朝5時半頃に家を出て新横浜6時半発ののぞみに乗る。京都に到着したのは朝8時20分前。この早い時間に京都に到着するようにしたのは他でもない。京都を代表する老舗店の再訪を果たす為だ。今回の遠征の中でも楽しみにしていた。前回は京都駅内で迷ってしまったが、今回はipodの地図アプリであまり迷わず店に到着出来た。老舗店が仲良く並んで早朝営業している。本日は『第一旭』を選択。前回訪問時、最後の店にしてしまった為満腹状態で味もよくわかっていなかった事が悔やまれたからだ。昭和28年洋食屋『旭食堂』として創業し、ラーメン専門店になったのは3年後の昭和31年。京都の老舗というだけではなく、『神戸第一旭』や『尾張第一旭』等他の地方に影響を与えた店としても重要な店なのだ。早速入店。いきなり空席待ちの先客の背中があった。3分程度の待ちで着席出来た。厨房には男の店員ばかり4人。厨房前に一列3席のカウンター席、2人がけテーブル席1卓と4人がけテーブル席6卓。口頭で注文。後客続々。

Honkedaiichiasahi00 Honkedaiichiasahi01 ラーメン専門店 本家 第一旭 たかばし本店

『ラーメン(麺かたいめ・ネギ多め)』 650円

前回情けない事に満腹でミニを注文してしまったので、今回こそ念願のレギュラーサイズ、麺かため、ネギ多めで注文。麺は中太ストレート。具は九条ねぎのきざみがどっさり。その下にはもやしとメンマ、更にその下には豚バラ肉が6枚。隣の『新福菜館』より色が薄い為あっさりした印象を受けてしまいがちだが、実際は醤油のしょっぱさもほどよく効いた濃口醤油味だという事が判った。九条ネギのシャキシャキ感が京都だなぁと感じた。満足。

2012年12月22日 (土)

大阪地麺

P1120490今年最後の地麺巡り遠征、大阪地麺の旅へ出発する。東京と並ぶ日本の大都市大阪への訪問がこれほど遅くなったのは幾つか理由がある。最も大きな理由はうどん文化が根付いているせいか、ラーメンへの関心が薄い地域のように感じていた事だ。最近になってようやく有名店がグループ化し激戦を繰り広げるようになったようだが、それでは歴史が浅すぎる。地域に根付いた特徴ある老舗を狙う我からすれば、あまり興味を引かれる事がなかった。また大都市で利便性が良いので「いつでも行ける」という気持ちと、「地下鉄などで移動するのは旅情が無さすぎる」という気持ちがあったので、ついつい大阪は後回しにしてしまった。しかし岡山遠征を終え腰を据えて大阪の調査をし、行くべき店とコースがほぼ確定してくると楽しみになってきた。

朝5時過ぎに家を出る。生憎弱い雨が降っている状況なので傘をさして出発。6時18分新横浜発ののぞみに乗車、新大阪には8時25分に到着。何故大阪に早朝に到着する必要があったかと言えば、大阪を代表する地ラーメン「高井田系ラーメン」を狙った為だ。「高井田系ラーメン」とは大阪市と東大阪市の境にある高井田という地域に小ぢんまりと広まる地ラーメンを指す。鶏ガラと昆布から摂った濃い醤油味のスープに、うどんと見間違えるほどの極太ストレート麺が入る。そして早朝から営業開始する店が多いのも特徴のひとつになっている。その為の早出出発となった。新大阪から大阪に移動し大阪環状線で鶴橋へ、更に近鉄奈良線に乗り換え布施駅に下車。こちらでも小雨が降っているので傘を出す。でも雨雲と逆に移動したのでもうすぐ雨は止むはずだ。駅前にはバスロータリー等があり意外と大きい街。アーケード型商店街に入り傘を畳んでそのまま北進する。まだ朝9時前なのでシャッターが降りている店が多い。そのアーケードの下を進むこと約5分程度、アーケードを抜けたところにある道路の反対側に最初の目的の店『住吉』があった。1956年創業。駄菓子屋からの転業との事。高井田系元祖のひとつと言われる。早速入店する。狭い厨房にはおばちゃん2人のみ。時々裏口から近所の店のおばちゃんやおっちゃんが顔を出しちょっと会話を交わしていく。客が出て行こうとすると「おおきに!」「こけんといてや!」と声をかける。大阪の雰囲気満点だ。厨房周りにL字型カウンター8席。先客3人後客3人。口頭で注文。

Sumiyoshi00Sumiyoshi01中華そば 住吉 『中華そば』 500円

基本筆頭メニューを注文。極太麺のせいか注文から時間がかかった。正に関東風うどんといった顔をした一杯。シコシコと凄いコシのある丸い太麺。具は青ネギのきざみ、メンマ数本、薄く小さなチャーシュー4枚ほど。スープは出汁の味より醤油自体の味が強くでたもの。醤油原液じゃないかと思うくらい濃い。そしてブリブリの極太丸麺。いかにも労働者に好まれる味と食感だ。美味しかったし思った以上に個性があり大満足。

間髪入れず『住吉』から同じ通りを30秒ほど歩いたところにある『光洋軒』に入店。創業1953年と『住吉』より古く、高井田ラーメンの元祖と言われる。厨房には店主一人のみ。コの字型カウンター10席。何故か座席の下にコンクリートブロックが置いてある。TVがBGV。店主はラーメン作りながら時々テレビを見に来る。先客1人後客ゼロ。口頭で注文。

Kouyouken00Kouyouken01中華そば 光洋軒 『中華そば』 500円

こちらも基本メニューの注文。こちらは『住吉』よりやや細めの麺になっている。具は青ネギのきざみとメンマ数本、肉くずのようなチャーシュー4枚。昆布出汁が効いたあっさりスープの大阪うどんと対極のような一杯。面白いなぁ。高井田系を堪能出来て満足。

大阪市と東大阪市の境をまっすぐ北へ歩く事約10分。次の店も醤油にこだわる店『金久右衛門(きんぐえもん)』の本店だ。本店というのは関西圏に11店の支店を展開している、関西のラーメン界ではひとつの勢力になっているそうだ。到着したのは開店予定時刻の約50分前。いくらなんでも早すぎだと最寄りの地下鉄の駅まで行って、本日活用する事になるであろう地下鉄一日乗車券「エンジョイエコカード」を購入した。それから戻ってきたがまだ20分以上時間があるので、高架下の高井田の交差点脇のマンション入り口でホットココアを買って飲んで時間を潰した。開店5分前になったで店に行ってみると先客が1人。暖簾が出され中に案内される。支店をたくさんもつ本店なのに看板もなく小ぢんまりしている。中も殺風景だが厨房には男の店員4人と女店員1人。L字型カウンター9席。後客1人。口頭で注文。Kingemon00Kingemon01_2醤油らーめん専門 金久右衛門 本店

『大阪ブラック』 700円

この店の看板メニューを注文。麺は平打ち太麺。薬味ネギ、メンマ数本、巻きバラチャーシュー。先ほどまでの野趣溢れる無骨な味だったので、非常に上品な味わいに感じた。でも逆に麺が平打ちなのが物足りなく感じてしまった。

地下鉄深江橋駅に行って地下鉄に乗車、西長堀という駅を目指した。慣れない大阪地下鉄の乗り換えに手間取った。出口も目的地から遠い場所に出てしまった。それもまた旅の思い出になる。駅から5分くらいで次の目的店、大阪筆頭という呼び声も高い『カドヤ食堂』総本店に到着。鶴見区に支店があるらしい。1957年大衆食堂として開店したが醤油ラーメンが評判になり2001年中華そば専門店になったという。早速入店すると店内入り口に3人が空席待ち状態。しかし1分程度で全員席に案内された。奥に製麺室がある。厨房には白い割烹着を着た男の店員3人と女の店員2人。厨房前に一列6席のカウンター席と4人がけテーブル席2卓。先客9人後客は続々。口頭で注文。

Kadoyasyokudou00Kadoyasyokudou01中華そば カドヤ食堂 総本店

『中華そば』 700円

筆頭基本メニューを注文。小さな丼に入っている。麺はぬるっとした食感のある中細ストレート麺。具は細かく刻まれた薬味ネギ、穂先メンマ、脂身の多いチャーシュー2枚、海苔1枚。スープは魚介醤油。丼の大きさ、形から何となく今は無き『ちゃぶ屋』に似ているなぁと思ったら、あとから調べると店主は自家製麺を『ちゃぶ屋』店主から手ほどきを受けたとの事。確かに味はいいが何だか完全に東京にもよくある今風のラーメン。若干昆布などの旨みが舌に残るくらい。関西は独自の味覚が発達していると思っていたのに、関東とあまり変わらなくなってしまったのかと思ってちょっと寂しい感じだ。

P1120445これで計4杯のラーメンを食べ、さすがにお腹もいっぱい。一度観光と言う名の休憩を入れる事にした。過去自分は2,3回観光で大阪を訪れた事がある。その時一番思い出で残っているのが通天閣のお膝元、、新世界だ。地下鉄に戻り天王洲に向かう。地上に出て公園を抜けて通天閣を目指す。あれ?何だか綺麗に整備されちゃってるぞ?降りた駅を間違えたかな?ともかく通天閣のお膝元に到着。絵に描いたような大阪らしい風景。でも完全観光地だな。土産物を買って新世界を後にする。恵美須町から地下鉄に乗りひと駅目、日本橋で下車。大阪の中心地にあたる。ここに来たのは大阪を代表するラーメンチェーンの本店を訪れる為だ。まずは大阪の街角で必ず目を引くド派手な龍のオブジェと赤い外装の店舗、大阪を代表するラーメン店『金龍ラーメン』、その本店だ。初めて大阪に訪れた時も確か食べた記憶がある。正直美味しいとは思わなかったせいか味はすっかり忘れてしまった。本店と書かれたビルには巨大な龍のオブジェが顔を出している。早速店外に設置してある券売機で食券を買う。日本語、英語、ハングル、中国語のボタンが独立しているのが面白い。広い店内に全てが座敷席という特異な店内。客入りは7割くらいか。いきなり座っていいのかどうかちょっと迷う。店員が店内にいないのだ。すると厨房から大陸系と思われる店員が「食券はこちらに下さい!」と言われたので渡すと、番号が書かれたプラ板食券をくれた。何だセルフ方式だったのか。番号を呼ばれたので引換にラーメンを受け取る。席を確保した後、受け渡し口にある取り放題のキムチやニラを取りに行った。これがあっての『金龍ラーメン』なのだそうだ。

Kinryuuramenhonten00_2Kinryuuramenhonten01金龍ラーメン 本店 『ラーメン』 600円

麺は柔らかく茹でられた細麺ストレート。具は薬味ネギ、かためのチャーシュー2枚。スープは薄い豚骨スープだが博多とかとはまた違う。かなり薄い豚骨濃度。それに化学調味料のせいかスパイシーな後味がある。博多ラーメン版ラーメンショップという感じだ。麺がやわやわなのも残念な感じ。正直600円は高い感じ。480円くらいが妥当かと感じた。でも確かに取り放題のニラやキムチには合うだろう。

しばらく歩いたところに『金龍ラーメン』道頓堀店がある。その隣に『ラーメン四天王』がある。その間に細い路地を奥に進んだところに次の目的店『どうとんぼり神座(かむくら)』の道頓堀本店を発見した。すぐ先に『どうとんぼり神座』千日前店があるから紛らわしい。『どうとんぼり神座』は新宿歌舞伎町や渋谷センター街の中心地にもド派手な店を構えていて、約6年前に渋谷店に訪問している。初訪問の時から薄口醤油スープと白菜がたくさん入った感じがいかにも大阪らしく感じて「これが大阪のラーメンなのか」と思ったものだ。後後そのオリジナルスタイルは奈良にあり「天理ラーメン」を言われるものだと知ったが、それでも長いこと我に大阪のラーメンのイメージを印象づけたという意味で、今回の遠征でぜひとも本店訪問をしてみたかった。発祥の店は当初4坪9席の店舗からはじまり、その後向かい側のスペースに拡張させて3ブロックとなり現在30席になっている。背中合わせに一列のカウンター席が配置されている。客入りは8割くらい。厨房のある部屋から女店員が注文を取りに来る。口頭で注文。

Kamukurahonten00Kamukurahonten01どうとんぼり神座 道頓堀店

『おいしいラーメン』 600円

筆頭基本メニューを注文。渋谷店より50円安くなっている。麺は黄色い多加水中細ストレート。具はたっぷりの白菜とバラ肉チャーシュー2枚。若干甘味を感じる薄口醤油スープはコンソメスープのようでもある。過去食べた印象では味が薄く物足りないはずだったが、今回スープを一口啜った瞬間に「美味しい!」と思ってしまった。年を経て味覚が変わってきたのか?それとも店が味を向上させたのか?本店だからなのか?レンゲが止まらない感じでスープを飲んだ。白菜のシャキシャキ食感も良い。店員にすすめられたので最後の方に卓上の辛味ニラを投入したが、それは必要ないくらい素の状態で満足出来た。

心斎橋筋商店街に入りぷらぷらと散歩。途中何故かユニクロに入ってズボンを買ってしまった。旅先でズボンを買ったのは初めてだ。お腹の消化時間をかせぐ事も兼ね梅田を目指しひたすら北上したら商店街が終わってしまった。仕方なく最寄りの本町駅から地下鉄に乗り梅田で下車する。ここの地下街がだだっ広くて地上になかなか出られない。阪急梅田駅のちょっと先に行った路地裏に本日最終目的店、昭和39年創業、大阪の誇る老舗店『揚子江ラーメン』総本店だ。市内に数店舗展開しているようだ。リアル昭和レトロといった感じの店舗。入り口に会計係がいる。店内の壁には鏡が配置され、カウンターはステンレス製。厨房には禁煙カウンター11席、喫煙席カウンター15席。先客10人くらい。口頭で注文。

Yousukou00Yousukou01揚子江ラーメン 総本店

『ラーメン』 550円

基本メニューを注文。ちぢれ細麺。具はもやしと春菊、チャーシュー3枚。スープは鶏ガラメインのあっさり塩スープ。春菊が『本丸亭』を思い出させる。オリジナルはこちらなのか?でもスープはかなり味が薄く感じ、卓上の揚げネギを投入。香ばしさが増して良かった。会計をお願いするとチラシを1枚くれた。そして店員に「ここの店舗ではあさってで御仕舞になります。」と言われチラシには新店舗の場所の地図が示されていた。何とこの味わいある昭和レトロな店舗がなくなってしまう、そのギリギリのタイミングで訪問出来て良かった。

全7杯の大阪ラーメン、計画通り順調に訪問出来満足。5時前の新幹線に乗車、7時半には横浜に到着出来た。

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