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2014年9月 6日 (土)

古謝連麺

昨日同様、朝飯を食べずに午前中伊良部島&下地島観光をしてしまったので腹が減った。宮古島平良港へ到着したらすぐに今回の旅行必須の目的店、昭和7年創業という現存する最古の宮古そば店、『古謝本店』を目指す。港からほど近い平間の中心部の路地裏に有り車での侵入に苦労したが何とか駐車場に車を止める事が出来た。早速入店するとちょっと日本そば店風の雰囲気。カウンター6席と2人がけテーブル席2卓、後は座敷で奥まで広がっているようだ。個室も含め40席だとか。厨房は奥にあり見えない。店員はおばちゃん達ばかり。先客は10人くらいかな。後客は4人。口頭で注文。

Kojyahonten00 Kojyahonten01 古謝本店 『うやきそば』 850円+『じゅーしー』 100円=950円

この店の看板メニューとじゅーしーを注文。「うやき」とは宮古の方言で「金持ち」の意。つまり全部のせとか特製とかいう意味になるのだろう。ソーキ、てびち、三枚肉、軟骨、ごぼう入りかまぼこ2つ。このかまぼこ、美味いね。そしててびちというのは久々食べたが独特の食感だ。これだけ豚肉がのっているのにサッパリとしている。麺とスープはオーソドックスかつ美味しい。じゅーしーも美味しかった。流石は老舗という感じだ。この店も不定休だったから来店出来て良かった。

続いて街の中心部からやや外れた場所にある『古謝そば屋』へ訪問する。屋号から分かる通り『古謝本店』の支店として昭和28年創業した店。こちらは製麺所直営という事もあり人気が高いという。週末の昼時という事もあるのだろうが、店の周りの駐車場はいっぱいで何とか駐車出来たほど。早速入店…しようとしたら店入口に3人待ち。名前を告げて名簿に記入してもらった。天井が高くて南国風ファミレスのよう。厨房は仕切りの向こうにあり見えない。カウンター6席、3人がけテーブル2卓、4人がけテーブル2卓、座敷にテーブル4卓。来客は続々有り暑い中外で待っていたようだ。我は店入口で6分ほど待って着席。口頭で注文。

Kojyasobaya00 Kojyasobaya02 古謝そば屋 『そばセット』 700円

連食だけどまたもやセットを注文してしまった。じゅーしーと日替わりおかず(この日はきんぴら)、もずく、つけもの、アイスティーが付く。そばは普通の宮古そばだけど具は麺の上にのっている。素朴さには欠けるがコストパフォマンスは高く家族向けで良い店だと思った。もずく、美味かったな。土産で道の駅で買っていく事にした。

その後宮古島南部の観光をした。それは別記事にて後述する。

時刻は午後5時ををまわり宮古島での全ての観光を終え、後は車を返して飛行場に向かうのみ。その前にせっかくだから宮古島で晩飯を食べておこう。そこで旅立つ前に下調べしていた宮古そばの中でちょっと試してみたいものがあったので、その店に行ってみる事にした。こちらも平良の町外れにある定食屋『福屋』だ。近くの駐車場に車を止めさせてもらい店に入店。うわー田舎の街角の定食屋って感じだー。入店時おばちゃんが一人空調も付けず横になっていた。我が入った直後に空調を入れてくれた。4人がけテーブル席2卓と座敷にテーブル4卓。メニューを眺めていたりしたら後客が入ってきて先に注文してしまった。あわてて口頭で注文。後客ゼロ。

Miyakojimafukuya00 Miyakojimafukuya01 お食事処 福屋 『カツカレーそば』 800円

宮古そばにカツカレーをのせた一品。このB級感とボリュームが食欲をそそる。実際味はほぼカレーうどん。但し麺は宮古そばのそれなので、スープの麺への吸い込みが悪いのでちょっと違和感がある。でもカツはサクサクなので食べごたえはあった。風変わりだが、これは本場宮古島でしか食べられない一品だ。今回最後の宮古そば。満足。

2014年9月 5日 (金)

宮古島麺

今回宮古島を訪問しようと思ったのは「宮古そばを現地で食べる」というのも要因のひとつ。沖縄三大地麺、沖縄本土そば、八重山そば、宮古そば。その内ひとつがまだ現地で食べていないというのは画竜点睛に欠くというもの。宮古そばというのは一体どういうものなのか?まず麺だが、本島のものより細い平打ち麺で縮れがない。八重山そばは縮れ丸麺。具はかまぼこと三枚肉なので本島のものと同じ。しかし宮古そば最大の特徴は、この具を麺で覆い隠す。この理由は諸説ある。「具も入れられないほど貧しいと見せかけて年貢の取り立てを欺く」というもの。年貢?これはかなり怪しいなー。もうひとつは「戦後の食糧難の時、具を下に忍ばせ盛りを大きく見せた」というもの。こちらの方がしっくりくる感じ。昨年那覇の『どらえもん』という店で宮古そばを食べたが、確かに具の上に麺が覆いかぶさっていた。果たして現地の本物はどういうもので、どういう味なのか?宮古島で色々な宮古そばを体感するのさー。

来間島での観光の後、朝から何も口にしていなかったから空腹に襲われた。更にもう昼だというのに宮古島に来て宮古そばを食べていない!もう辛抱たまらない!という状況に陥り早速向かったのが島南部砂川(うるか)にある創業昭和36年の老舗『丸吉食堂』だ。地元民の支持が高いと言われる。早速入店。4人がけテーブル4卓に座敷にテーブル5卓。厨房は奥の仕切りの向こうにあり店員数は不明。いかにも町の食堂といった雰囲気に好感が持てる。客入りは約8割り程度だったが、ちょうど正午を迎え来客は続々。周りの客層は地元民、観光客半々くらい。口頭で注文。

Maruyoshisyokudou00 Maruyoshisyokudou01 Maruyoshisyokudou02 丸吉食堂 『宮古そば(大)』 500円

とうとう念願の宮古島で食べる初宮古そば。麺は平打ストレート。具は伝統に沿って麺の下に隠されている。肉とかまぼこが各々2枚づつ。スープは鰹の風味もあるけど、今まで食べた沖縄そばより豚骨出汁が良くでている気がする。コクがある。腹が減っていたというのはもちろんだけど、それにしても美味い。後半卓上のコーレーグースとカレー粉をかけてみる。そう、八重山そばには「ぴやーし」という島独特の香辛料を入れたが、宮古そばの場合は何故かカレー粉になる。辛さより甘さを際立たせる感じだ。更に食後に黒糖アイスがサービスされる。これがまた程よい甘さで美味しいんだよ。最初の店がこの店で良かった。大満足。この店はオススメだ。Maruyoshisyokudou04Maruyoshisyokudou03

新城海岸で海水浴を楽しんだ後北上し池間島へと向かった。その池間大橋を渡る直前にあるタコ料理で有名な食堂『お食事処すむばり』へ立ち寄った。平成2年の開業。「すむばり」とはこの地区、狩俣地区のことを指す。こちらも飾らない町の食堂といった雰囲気。4人がけテーブル席4卓と座敷にテーブル8卓。厨房は奥にあり店員数は良くわからない。でも家族経営的な雰囲気が漂う。客入りは7割ほど。口頭で注文。
Sumubarisyokudou00_2 Sumubarisyokudou01 お食事処 すむばり 『すむばりそば』 850円
こちらオススメの屋号を冠したメニューを注文。麺は平打ストレート。具はニンジンやもやしと共に炒められたタコ足。それにワカメ。見本写真ではアオサだったのに…。それでもこのタコの味と食感がいいんだよ。その出汁のせいなのかスープはこってりしている。この店でしか食べられない美味しい海鮮宮古そばだった。本当に美味しかった。大満足。
この後池間島の美しい風景を見て宮古島観光を楽しんだ。

2014年7月20日 (日)

石垣拉麺

午後1時半過ぎに西表島から石垣離島ターミナルに戻ってきた。後は午後4時半発の那覇行きの飛行機に乗り帰路につくだけだ。ただ新石垣空港はここからバスで40分ほどかかるのと、空港で土産物を物色する時間を考えるとあまり時間的余裕はない。しかし本日朝おにぎり2個を食べただけだったので腹が減った。昼飯を食べる事にする。とは言え八重山そばはもう十分に食べたので、今度は石垣の地ラーメンが食べてみたい。もちろん石垣島に地ラーメンはないのだが、それっぽいラーメンが食べられればいいなあと思っていた。一応目をつけていた店はある。ユーグレナモールにある『麺屋八重山Style』という店だ。2012年8月3日開店した店だ。初日『真仁屋そばや』に行った時発見した。我としては地麺巡りをしていて『麺屋~』などという屋号の店はあまりテンションがあがらないものなのだが、店頭のメニューに「石垣の塩ラーメン」というのがあった。なので入店してみる事にした。白と木材のおしゃれな店内。入口脇に券売機。厨房には中年店主1人。調べたところ名古屋出身で石垣に憧れて移住してきたという。石垣にはこういう人は多いみたいだ。無理もないと思う。厨房前にL字型カウンター8席と2人がけテーブル席1卓と4人がけテーブル1卓…だったと思う。先客5人後客ゼロ。

Yaeyamastyle00 Yaeyamastyle01 麺屋 八重山Style 『石垣の塩ラーメン』 750円

この店は開店当初まぜそば専門店だったらしいが、今は八重山そばや他のラーメンもあったりする。でも最初の狙い通り石垣の名を冠したメニューを注文。ちぢれ太麺。具は薬味ネギ、極太メンマ4本と海苔1枚、半味玉と巻きバラチャーシュー。スープは八重山そばのスープに油と黒胡椒を加えただけだというが、鰹出汁は全く感じない。普通の今風の塩ラーメンのスープだ。でも久々ラーメンを食べた満足感はあった。

この後港近くのバスターミナルに行き新石垣空港へ向かった。

2014年7月19日 (土)

石垣地麺

石垣旅行2日目の朝を迎えた。窓をみると朝日が上りつつありオレンジ色に窓を照らした。今日も良い天候に恵まれそうだ。シャワーを浴びてさっぱりしてから身支度を整え朝飯を食べずにホテルのロビーへ。レンタカーの送迎車を待つ為だ。ホテルの食堂で食事をしている人を横目に見る。出張しているのならいざしらず、旅行をしているのにホテルで朝食何てもったいない!色々調べれば旅先で相応しい朝食に出会えるかもしれないのに。今回の朝食を食べた店が正にそうだった。『とうふの比嘉』という店だ。こちらでは沖縄の郷土料理である「ゆし豆腐」料理を食べさせてくれる。「ゆし豆腐」とは本土では「汲み豆腐」、「おぼろ豆腐」とも呼ばれる。豆乳ににがりを加えただけで完全に固まる手前のふわふわとした状態の豆腐の事だ。豆腐屋らしくこの店も朝6時から営業している。石垣島での朝食にピッタリだ。レンタカーの手続きを終え乗り込んだ後早速店をカーナビに入力して店に向かった。町の中心部からかなり離れたところにあるようだ。カーナビの誘導通りに車を進めるとサトウキビ畑の中に進む事になった。「ホントにここでいいのかな?」とちょっと不安になる。すると急に開けてきて店が現れた。開放的この上ない素敵な店舗!これはなんともローケーションが良い!石垣島の朝食にぴったりだ!車を止めて早速入店。一列のカウンター4席と6人がけテーブル席5卓と3人がけテーブル席1卓。厨房は奥にあり見えない。人の良さそうなおばちゃんが接客係。先客7人後客10人ほど。口頭で注文。

Tofunohiga00 Tofunohiga03Tofunohiga01 とうふの比嘉 『ゆし豆腐そば(大)』 550円

あ!メニューに「ゆし豆腐そば」というのがある!これは八重山そばにゆし豆腐が入っているというやつか?純粋に豆腐料理を食べに来たのだが、これは嬉しいサプライズ!こんなのここでしか食べられないぞきっと!嬉しくてこれの大を注文。麺は四角い平打中太麺。具は青ネギの小分け切りと細切りにされた沖縄蒲鉾と豚肉、もやしものっている。そしてこちらはこれがメインになるだろう、ゆし豆腐。大豆の素朴な甘みを感じる。喉にスルッと入っていく。この天然の素朴な旨さに夢中になり、卓上のピバーチやコーレーグースは使わず終い。更に嬉しいのは漬物と豆乳まで付いている。南国の風景を眺めながらこのようなものが食べられて幸せだ。すると突然凄い勢いで雨が降ってきた。陽光は差し込んでいるのに。いかにも南国らしい。緑をバックに雨粒がキラキラと輝いている。豆乳を飲みながらこのショーを眺めていた。幸せな一時を過ごせた。雨はすぐに止んでしまった。そろそろ出発しな、と言われているようだったのでお代を払って車に乗り込んだ。

この後玉取崎展望台を経て平久保崎まで車を走らせた。時刻は11時をまわったあたり。折り返して南下し川平湾に向かう為西へ進むその手前あたりに石垣島一番の人気そば店『明石食堂』がある。今日のお昼はこちらでいただく。我は店の一段上の場所に車を止め歩いていったが、店の前には車がギュウギュウ。人気の程が伺える。名簿に名前を記入し店の前で待つ。この店は民宿も経営しているらしい。公民館のような素っ気ない建物だ。天気なのは嬉しいけどこの日も強烈に暑い。そんな中15分弱待ってようやく中に案内された。中も白い壁で素っ気ないけど清潔感はある内装。厨房には親父店主と女店員が4人。一列のカウンター3席と、2人がけテーブル1卓と4人がけテーブル3卓、座敷に4人テーブル2卓。口頭で注文。注文後15分くらい待たされた。回転率の悪さは丁寧な調理にも原因の一端はあったようだ。

Akashisyokudou00 Akashisyokudou01 明石食堂 『ソーキそば』 850円

この店の看板メニューであるソーキそばを注文。麺は中太丸麺。ソーキは別にしてこの店の特徴として味の濃い昆布巻きが2つ入っている。これが柔らかくて美味かった。そして巨大で長いソーキが2つ入っている。これは骨が完全にゼラチンと化してトロトロになっている。これは美味い!このソーキを食べられただけでも幸せ。中心部からかなり離れている所にある店だけど、これは確かに行く価値有りだった。

この後川平湾など観光スポットを巡って島を半周しドライブは無事終了。レンタカー返却に向かう途中、もう一店気になる八重山そばの店に訪問する事にした。『キミ食堂』だ。こちらの名物は味噌味の八重山そば。これは気になる。店の前にはマックスバリュ石垣店だったのでそこで駐車させてもらい店へ向かった。年季の入った町の食堂といった感じの内外装。厨房にはおばちゃんが2人。厨房前に一列のカウンター4席。4人がけテーブル席4卓と座敷に6人がけテーブル3卓。先客1人後客ゼロ。口頭で注文。

Kimisyokudou00Kimisyokudou01 キミ食堂 『味噌そば』 600円

看板メニューを注文。麺はストレートな丸い細麺。青ネギの小分け切りとフーチバと呼ばれる沖縄のよもぎの葉。弱いパクチーのような風味。自家製の味噌を鰹出汁のスープに合わせているのだそうだ。ラーメンのそれというより味噌汁に近いようなあっさり味。確かにこれは独特で美味しい。満足。

マックスバリュでソーキとミミガー、もずく、さんぴん茶ティーバッグ等土産物を買ってから車を返却。

ホテルに戻ってきてしばし休憩。その後晩飯を食べる為、夜6時頃町中心部に向かう。こんな時間なのに未だ全然日は落ちていない。なので相変わらず蒸し蒸しと暑い!市役所近くの好立地にある老舗店『島そば一番地』に入店する。昼は八重山そば専門店を名乗っているが、夜は居酒屋に変貌する。いつもだったらそういう店は敬遠するのだが、今夜はそれは大歓迎。流石に八重山そばばかり食べ過ぎた。なので一杯やりつつ石垣を感じる一品料理を食べる事にした。

Shimasobaichiban00 Shimasobaichiban01 島そば一番地 『ヴァイツェン(石垣島地ビール)』 600円

まずは一杯。地ビールはメニューには4種類書いてあったが、この日は一種類しかなく自動的にこれ。突き出しに島ネギと甘めの味噌が出された。島ネギを突きつつ飲み料理を待った。

Shimasobaichiban03 島そば一番地 『ゴーヤチャンプル』 500円

沖縄といえばこれ。本場のものを初めて食べた。豚肉とゴーヤがいい塩梅。

Shimasobaichiban04 島そば一番地 『グルグンの唐揚げ』 650円

こちらも沖縄家庭料理の代表格。本土では「たかさご」と呼ばれる。赤い魚で白身魚。沖縄で最もポピュラーな魚。揚げたてはアツアツでホロホロとした食感で美味い!ビールとよく合う!

Shimasobaichiban02 Shimasobaichiban05 島そば一番地 『島そば(小)』 400円+『ジューシー』 200円

〆はやっぱりすば!ご飯物も食べたかったのでジューシーも注文。こちらでは麺もスープもピヤーシも全て自家製にこだわっている。麺は石垣では珍しい平打ストレート。飲んだ後にぴったりのあっさりした味わいのスープ。満足!満腹!締めて2550円!石垣の島ごはん、堪能しました!

店を出るとまた突然のスコール!しばらく雨宿りしてあがるのを待ったが、埒が明かないので雨に打たれながらホテルに戻った。ホテルに到着する手前で雨はあがった。部屋に戻ってしばし涼んだ後、大浴場で汗と雨を綺麗さっぱり流して就寝した。

2014年7月18日 (金)

八重山麺

我の旅に地麺巡りは必須項目なので今回も出来るだけ八重山諸島に伝わる地麺「八重山そば」を食べ歩く事にした。「八重山そば」は「沖縄そば」の一種。それは間違いないけれど、実際に来てみると石垣島は沖縄本島から飛行機で1時間弱かかる。その距離約410kmあり、東京-岐阜間に相当するという。しかも広大な海で隔絶されているのだから、独自のものがあって然るべきなのだ。昨年の沖縄本島訪問の際に沖縄そばについて色々勉強したつもりで、実際に『ジュネ』という店で八重山そばは食べている。沖縄本島のそばとの違いは、本島のものは平打ちぢれ太麺であるのに対し、八重山そばはやや細めの太打ちの丸麺。具は本島のものは豚の三枚肉と紅生姜付であるのに対し、八重山そばは豚の赤身肉とかまぼこの細切りがのる。更にピパーチと呼ばれる独特の島胡椒と、コーレーグースと呼ばれる島唐辛子を泡盛に漬け込んだ香辛料を加えて食するのだそうだ。スープはあっさり鰹豚骨というのは同じ。

知識はそうだとしても本場の味を実際に味わってみなくては。我が最初に赴く店に決めたのは、八重山そばの店の中でも筆頭と言われている『来夏世(くなつゆ)』という素敵な屋号を掲げる店。ここならば定冠詞付きの八重山そばを味わえるはずだ。バスで石垣離島ターミナルのひとつ前の停留所に降りて店へと向かう。ここから1km以上歩く事になる。この店は昼の3時間のみの営業、日曜定休という敷居の高さ。石垣島の有名そば店はこういう営業形態の店が多い。うちなータイムというやつだ。更に我はこの後船で竹富島へ移動する予定なので急いで向かった。石垣小学校の先、植物に覆われた一軒家のような店。店の中は開放的で涼しげで南国らしい良い雰囲気。お母さんといった雰囲気の女性店員4人が厨房で頑張っている。カウンター5席、テーブル2卓、座敷に3席。待ちは無かったが来客が相次ぎ常に9割の席が埋まっている状態。我は待たずに座れた。
Kunatuyu00 Kunatuyu02 Kunatuyu01 そば処 来夏世
『八重山そば(中)』+『じゅーしー』=600円
セットメニューを注文。じゅーしーとは沖縄風炊き込みご飯のことで豚の出汁で炊いているという。ちぢれの無いストレート太麺の歯ごたえともちもち感、具は青ネギと蒲鉾と豚肉の細切り。これが八重山そばスタイル。スープは鰹風味のあっさりしたもの。沖縄そばって本場で食べるとやっぱり旨く感じるんだよなあ。2/3ほど食べたところで卓上のぴーやしとコーレーグースを恐る恐る少量加えてみた。この恐る恐る入れたのがちょうど良かったらしく、爽やかな清涼感を感じる味に変化して後味が良くなった。大満足の一杯だった。
ここまでで正午をまわったあたり。10分程度で港近くまで来れたので竹富島行きのフェリー乗船時間まで余裕がありそう。ならばこの近くにあるもう一つの目的店へ行ってしまう事にした。次の店は町の中心部にあるアーケード商店街「ユーグレナモール」内にある、何と大正10年創業、元祖八重山そばを名乗る店『真仁屋(まーにーや)そばや』だ。入口はちょっとハイソな雰囲気だが、店内は飾らない普通の町の食堂といった雰囲気。4人がけテーブル席が4卓くらい?奥にも卓がありそうだが店員用?良くわからない緩い雰囲気。厨房にはおばちゃん店員2人。先客3人後客ゼロ。口頭で注文。
Marniiyasobaya00 Marniiyasobaya02 Marniiyasobaya01 真仁屋そばや 『八重山そば(普通)』 550円
筆頭メニューを普通で注文。お新香付き。ストレート丸麺。青ネギと蒲鉾と豚肉の細切りというのは先の『来夏世』と一緒。ところがスープが違う。鰹出汁の味は無い。豚骨と豚肉のみから出汁を摂ったものらしい。でもラーメンとは大きく異なりあっさりしている。その分蒲鉾と豚肉は濃い味付けでしょっぱい。こちらも後半ピヤーシとコーレーグースを投入し清涼感を感じる後味を味わった。これが元祖八重山そばか。舌代を払った際、朱と黄の沖縄独特の箸である「うめーし」を一膳貰い、満足のまま店を出た。
離島ターミナルから竹富島へ渡った。レンタサイクルを借りてまず向かった先は竹富島の超人気店『竹の子』だ。1975年創業。午後2時近くに店に辿り着いたが、満席で名簿に名前を書いて待つ。そして店前の道路を挟んで向かいの待合いスペースで待つのだが、これもまたいい感じなんだよ。木陰は涼しい風が吹く。空に流れる雲をボーッと眺めてゆっくり流れゆく時間を感じる…なんて観光パンフレットに書いてそうな文句が頭の中をよぎった。それにしても暑いなぁ。10分程度待ってようやく名前を呼ばれたので入店。中は空調が効き天国のようだ。厨房は奥にあったけど店員は女性4,5人いたかな?L字型カウンター5席とテーブル席が6卓。口頭で注文。
Takenoko00 Takenoko04 Takenoko02 Takenoko01 そば処 竹の子
『八重山そば』 600円+『パッションジュース』 400円=1000円
筆頭八重山そばと、暑さでたまらずジュースを注文。こちらの八重山そばも魚介出汁は希薄で塩と豚骨のあっさりスープとなっている。そして麺も平打ち。具は刻みネギ、蒲鉾と豚肉の細切り各3切ほど。この暑さだと塩気が嬉しく美味しく食べられた。そしてこのパッションジュースがたまらなく美味かった。大満足。これで元気が出て竹富島サイクリングに再出発した。

2013年7月14日 (日)

那覇散策

Dscf5747 沖縄旅行3日目。最終日。今日はあれこれ車で走り回らず、のんびり那覇の町を歩いて土産物を買う予定。昨夜早めに寝たせいか、朝はいつもどおり5時くらいに起床。早起きは3文の得。早速着替えて手ぶらでホテルを出る。今日は青空が眩しいいい天気。セミの鳴き声がやかましい。ホテルから徒歩6~7分歩いたところに地元のスーパーを発見していた。のぞいたら結構面白いものが売っていたので目をつけていたのだ。しかも24時間営業と来たもんだ。下手に土産物売り場に行くよりこういうスーパーで買う方が面白い。まず入口で沖縄そばの生麺売り場があり目を惹かれた。ちゃんと「宮古そば」「八重山そば」「山原そば」等バリエーション分けして売られているんだなぁ。買いたい気持ちもあったけど土産物にはふさわしくない。パッケージが沖縄ローカル色豊かなデザインのパンも欲しくなったんだけど持ち運びで潰れるの確実だったから断念。ソーキとミミガーの真空パックと海ぶどう等を購入した。Dscf5720

一旦ホテルに戻り風呂に入ってまた手ぶらで外出。朝食を食べに出かけた。沖縄には独特の家庭料理文化があり面白いものが食べられるという。幸いな事にホテルから徒歩1分のところに24時間営業の定食屋『三笠』があったので入ってみる。厨房にはおばちゃんばかり4人いた。カウンター8席、2人がけテーブル1卓と4人がけテーブル10卓。先客8人後客5人。口頭で注文。

Osyokujidokoromikasa00Osyokujidokoromikasa01 お食事処 三笠 『ちゃんぽん』 500円

ちゃんぽんという料理名だが、沖縄のちゃんぽんはご飯もので全く違う。玉ネギと挽肉を炒め卵でとじたもの、いわゆるオムレツをご飯の上にのっけたものだ。これは美味しい!いい感じの甘みがご飯に染みている。たくあんが2枚が添えられ、味噌汁も付いている。美味しい朝食を食べる事が出来た。

ホテルに戻り9時頃までゆっくりする。9時半頃チェックアウト。車を一旦出して、国際通り入口付近のコインパーキングに駐車する。2時半発の飛行機に乗るので正午頃には車に戻らなければならない。強い日差しが照りつける中、複数の土産物店に入る。沖縄ガラスのものが涼しげで綺麗で目が惹かれるので、風鈴とグラス2個を購入した。あと珊瑚とシーサーの小さな置物、定番ちんすこうとサーターアンダギー、オキコラーメンも買い土産購入終了。落ち着いた後、沖縄そばをもう一杯食べ納めで食べておこうという気になった。国際通り中心部のむつみ橋付近にある創業60年を超える老舗、『むつみ橋かどや』に入店。開店直後に入店した為我が本日最初の客となった。厨房には男女2人。厨房前に4席、壁側に5席、各々1列のカウンター席が背中合わせに配列されている。4人がけテーブル席3卓。後客1人。口頭で注文。

Mutumibashikadoya00 Mutumibashikadoya01 むつみ橋かどや 『ソーキそば』 700円

最後なので奮発してソーキそばを注文。沖縄本島のそばらしく、かために茹でられた平打縮れ麺。青ネギの小分け切りと紅生姜、紅白のかまぼこ各1枚づつ。ソーキが4個。すっかり沖縄そばが好みになったことは今回の遠征の大きな収穫のひとつだ。満足して国際通りを後にした。沖縄旅行のいいピリオドになった。

ガソリンを入れて無事レンタカーを返却。ホッと一安心。日本であって日本でない、異国であって日本。他の地域を旅した感覚とはまた違う。南国の魅力もたっぷりある。沖縄が大好きになった。ぜひまた来てみたい。今度は石垣島とかにも行きたいなぁ。本当に良い旅だった。羽田には夕方5時過ぎに到着、横浜には6時前に戻る事が出来た。

2013年7月13日 (土)

那覇夕麺

万座毛から何とか無事に帰って来れた。ホテルに併設された立体車庫に入れる事も出来て安心した。時間は午後4時。疲れていたが横になったら2、3時間程度では起きられないと自分でわかる。よって気合を入れ直し再出発。運転の緊張から開放され、のんびり那覇の街をぶらつくのだ。

まずは地麺巡り。昨晩中断してしまった沖縄そばのバリエーションを巡るシリーズ後半戦だ。ホテルから徒歩6~7分、那覇市前島という郊外にある『ジュネ』という店に出向いた。ここは那覇市内で八重山そばを提供する貴重な店だ。早速入店。厨房は奥にあり見えない。接客係はおばさん。一列7席のカウンター、2人がけテーブル1卓、4人がけテーブル4卓、座敷に4人がけテーブル4卓。カウンター部の上には酒瓶が一杯入っている木製の戸棚があるのでバーのようだが、テーブルの方は緩い空気が流れる定食屋のよう。先客3人後客3人。口頭で注文。
Jyune00 Jyune01
八重山そば ジュネ

『八重山そば(並)』 450円
タコスそばとか面白いメニューもあったが、こらえて筆頭基本メニューを並で注文。「八重山そば」の特徴は、丸いストレート細麺を使い、短冊に切られた豚肉と、カマボコは甘辛く煮付けたものを使っているという。沖縄そばというのは、麺の歯ごたえを楽しむ食べ物というのが判ってきたので、麺が変われば食べた感じも違う。面白いなぁ。満足。
ここでちょっとトラブル発生。デジカメのSDカードが容量いっぱいになってしまった。こんな事今までで初めてだ。2MBだとやっぱり足らなかったか。『ジュネ』を撮った後で不幸中の幸い。SDカードってコンビニで売ってたっけと近くのファミマに入って探したが売っていなかった。土地勘のない那覇の街で電気屋探すのも一苦労だしどうしようかとちょっと途方にくれてしまった。ダメ元でローソンに入って探すと何と売っていた。良かった。早速4MBのものを購入。これで写真がまた撮れるようになった。ゆいレール「見栄橋」駅に出て国際通り方面へ進む。途中「ジュンク堂」があったので涼むのも兼ね寄ってみる。しかし立ち読みにも集中力が続かない。それくらい疲れているのだ。これはいかんと次の店に急ぐ。次は国際通りの裏手の方にニューパラダイス通りという道があってその真ん中くらいに『大東そば』がある。早速入店。厨房には男の店員とおばさん店員、あと親戚の子だろうか、高校生くらいの女の店員が1人。厨房前に一列のカウンター6席と4人がけテーブル2卓、奥の座敷に6人がけテーブル3卓。先客8人後客ゼロ。口頭で注文。
Daitousoba00 Daitousoba01元祖 大東そば 『大東そば(中)』 500円
屋号を冠する筆頭メニューを注文。大東そばの特徴は南大東島の深層水を小麦粉に混ぜて作った極太で不揃いの麺だという。たしかに平打でもない、うどんのようなプリプリとした食感のちぢれ太麺だ。ここまで来ると本当にうどんに近い。スープも今までで一番鰹出汁が効いていたように感じた。沖縄そば4種喰い達成。これにて沖縄そば食べ歩き終了。沖縄そばが好きになれて大満足。
これからいよいよ国際通りに出て土産物を物色する…と頑張って歩いてみたがとうとう体力の電池切れが近い。「那覇市第一牧志公設市場」まで辿り着いたところでベンチに座り込んでしまった。朝5時から10時間以上ほとんど休みなく慣れない車の運転をしていたのだからそうなるわな。明日は県南部に行こうかと思っていたが、予定を変更し最終日は無理せず国際通りでショッピングする事にした。そうと決まればホテルに戻ろう。…でもその前に、沖縄そばに並んで食べたかった沖縄B級グルメ「タコライス」をぜひ晩飯に食べておきたかった。国際通りに出て旅行ガイドに載っていたタコス専門店「Tacos-ya」に入店。2人がけテーブル1卓と4人がけテーブル3卓の小さな店。先客6人後客6人。奥のカウンターで注文と支払いを済ませ席で待った。
Tacosuya00 Tacosuya01 タコス専門店 Tacos-ya

『タコライス』580円+『コーラ』 170円=750円
サルサソースは好みで後から好きな量をかける。みじん切りされたレタスの食感とトマトの酸味、チーズの甘さとホロホロのミートの味がベストマッチ。ご飯ともそれほど違和感を感じなかった。これは美味い。好物になったぞ。
ホテルに何とか辿り着き、取り急ぎ大浴場に行って汗を流した。部屋に戻ったのは夜8時半くらいだったかな。そっから朝まで爆睡した。朝から晩まで、頭から尻尾まで沖縄が詰まった大満足の一日だった。

沖縄昼麺

沖縄ビーチを堪能して満足した後、11時過ぎになったので昼食タイム。海洋博公園から南下し佐久地港に向かう。ここには明治37年創業という現存する最古の店『きしもと食堂』がある。老舗重視の我としては是非訪問したかった。近くのコンビニに駐車しipod地図アプリを持って店を目指す店前に行列無し。入店するとほぼ満席。でも何とか相席させてもらい座る事が出来た。厨房は仕切りがあって見えない。4人がけテーブル2卓と座敷に6人がけテーブル2卓。壁には一面サイン色紙。口頭で注文。

Kishimotosyokudou00 Kishimotosyokudou01 手打ちそば きしもと食堂
『そば 小』 500円
そばは大と小のみ。小を頼んだら普通のお茶碗一杯分の量。麺は歯ごたえのある平打ちぢれ麺。具は青ネギ、白いカマボコ2枚と豚肉2個。鰹出汁があっさり効いたスープ。少量だったが美味しさは感じた。だんだん沖縄そばが好きになってきたぞ。満足。
佐久地港から名護へ抜ける国道84号沿いは沖縄そばを扱う店が並ぶ事から「沖縄そば街道」とも言われている。そんな中でも人気店と言われている『山原(やんばる)そば』へ訪問する。店の前の駐車場は満車だったが僅かの隙間に駐車。早速店に進むと店前には30人以上の行列が。ブロック塀が日陰になってくれているのでそれほど待つのは苦痛では無かっただが40分以上待ち続けた。ようやく入店4人がけテーブル席3卓と座敷に4人がけテーブル席6卓くらい。口頭で注文。後客は続々。着席してから着丼するまで更に20分以上待たされた。
Yanbarusoba00 Yanbarusoba01 山原そば 『ソーキそば』 800円
筆頭メニューを注文。しかしソーキそば、ここに来てようやくソーキそばである。ソーキとは豚のアバラ肉の事。甘辛く味付けされているものが5個ものっている。このソーキが美味しかった。ソーキだけではなく麺のかたさや、スープも今までの店に比べるとやや濃い感じがした。ここの店に行列が生じるのは頷ける。骨髄までしゃぶり倒す勢いで完食。大満足だ。

2013年7月12日 (金)

那覇夜麺

調査しているうちに沖縄そばには幾つか種類がある事が判明した。沖縄(本島)そば、宮古そば、八重山そば、大東そばと各島にそれぞれ特徴を持った沖縄そばがあるらしい。昼に食べた2店は代表的には本島の沖縄そば。『首里そば』を食べられたので次の目的は残り3種の沖縄そばを食す事になる。
Dscf5616 美ら海水族館から予約してあった那覇市内のビジネスホテルにチェックイン出来たのは夜8時をまわったあたり。ホテルの駐車場が満車だったのですぐ近くのコインパーキングに駐車。疲れていたが身軽になって徒歩ですぐ再出撃。ホテルから一番近いゆいレール(モノレール)の駅、県庁前を目指す。そこから有名な国際通りに入り、入口からすぐの路地に入ったところに那覇市内でも貴重な「宮古そば」を食べさせてくれる店『どらえもん』へ。雑居ビルの階段を上がり2階にある。早速入店。中も緩い空気が流れる一杯飲み店のよう。厨房には女の店員2人。4人がけテーブル席4卓と座敷に4人がけテーブル2卓。先客6人家族後客ゼロ。口頭で注文。
Doraemon00 Doraemon01 Doraemon02 宮古そばのどらえもん 国際通り店
『宮古そば』 500円
基本メニューを注文。普通の沖縄そばは幅の広い平打縮れ麺だが、宮古そば縮れのない平打細麺。そして具が麺で隠されていること。理由は定かではない。きざみネギだけが上にのって、のこぎり型のカマボコ2枚と豚肉2枚は麺の下に隠れていた。紅生姜は後のせ。食感が違うので面白かった。
時刻はもうすぐ21時。主だった店は営業時間を過ぎたので沖縄そば巡りの続きは明日。しかし食べ歩きはまだ終わらない。県庁前駅からゆいレールに乗り込む。アナウンスにつくメロディが「てんさぐの花」だったり沖縄らしい。やはり電車で移動するとその土地の生活感が味わえていい。4駅目の小禄(おろく)という駅で下車する。4駅目で260円とはみなとみらい線並の高さだ。駅から徒歩3分ほどのところにある『琉球新麺 通堂(とんどう)』小禄本店にやって来た。この店は『一風堂』河原店主が新横浜ラーメン博物館で「新しい沖縄ラーメンを創ろう」と立ち上げた店で2002年に博物館を卒業、独立している店。その後県内に本店含め6店舗を展開するに至った。その味はどんなものなのか味わう機会を逃したので本店で直接味わう事にしたのだ。ちょっとステーキハウス風の高い位置に店舗を構える。階段を上っていくと入口前に人が数人いる。名簿に名前を書いて順番を待つシステム。人気店らしい。7分ほど待ってようやく入店。入口の食券機で食券を買う。厨房には男の店員6人と女の店員1人。厨房前に一列11席のカウンター席。8人がけテーブル2卓と座敷に6人がけテーブル2卓。待たされたわりには中は席が空いている。我が辛味つきのもやしをつつきながらラーメンを待っていると、隣の席にお茶の入ったコップが二つずっと置きっぱなし。なんだろうと思っていた。我が食べ終わるくらいにようやく後客がやってきた。もう氷が溶けちゃってるよ。接客という意味では『一風堂』に遠く及ばない感じ。
Tondouhonten00 Tondouhonten01 琉球新麺 通堂 小禄本店
『おとこ味ラーメン(粉落とし)』 690円
おとこ味(こってりとんこつ味)とおんな味(あっさり塩味)の2本柱。我はおとこ味を粉落としで選択。具は薬味ネギ、きくらげの細切り、もやし、チャーシュー2枚。味は…全く『一風堂』と同じ。沖縄で『一風堂』は『通堂』と名乗っている感じ。悪くはないし美味しくはあったが沖縄まで来て『一風堂』を食べているのはちょっと味気ない気がした。
またモノレールで県庁前駅に戻ってきた。国際通り入口近くまでまた進み、ジェラードの店でマンゴージェラードを注文。コーンで頼んで歩きながら食べようと思ったら、まだ固まっていないのでカップにしか出来ないと言われた。仕方なくカップで注文。その分量をサービスしてくれたようだ。とても美味しかった。
Dscf5625
とにかく沖縄初日は満足出来た。明日は晴れて欲しい。

那覇地麺

今回は遠征というより観光に時間を使うと言いつつ、やはり地麺巡りは抑えておかなければならない。沖縄の地麺と言えば「沖縄そば」。起源などは詳らかになっていないが、中国伝来の「支那そば」から変化していったらしい。明治の頃は醤油ダレを使っていて黒いスープだったが、塩ダレを使った透明なスープが主体に変化していったという。最初小麦粉で麺を作るからという強引な理由で「沖縄そば」をラーメンの仲間とマスコミが言っているのかと思ったら、本当にご当地ラーメンのようなのだ。当初あまり乗り気でなかった「沖縄そば」巡りも俄然テンションが上がってきた。

まず首里城近くにある『首里そば』を目指す。この店のそばを食べてからようやく我の沖縄旅行が始まる。かつて存在した有名老舗店『さくら屋』(1993年閉店)の味を継承した沖縄筆頭の行列店で、創業は1994年。沖縄筆頭店でありながら1日約60杯限定で約3時間程度の営業時間で暖簾を下ろしてしまうというこだわり。なのでいの一番にここを訪問する事にしたのだ。貸出手続きをしたレンタカー営業所で早速カーナビに電話番号を入力し目的地に向かう。5分ほど走り到着したのは何の事はない駐車場らしき場所。「えーっこんな場所?」と戸惑う。首里城らしいものも見当たらない。電話番号が間違っていたのかと再度入力したが同じ場所を示す。埒があかないので今度は住所登録して再出発。今度は何とか目的地周辺に到着出来たようだ。近くのスーパーに駐車させてもらい車を降りて今度はipodの地図アプリで目的の店をサーチ。路地に入っていくと「首里そば駐車場」の文字を発見したので足早に近づいた。素っ気のない白い建物に「首里そば」の暖簾がかかっているのを発見した。ようやく到着出来た。暖簾を割り入店。まず入口で履物を脱いで下駄箱に入れるシステムに沖縄らしさを感じた。内装も南国の雰囲気たっぷり。窓際には沖縄ガラスの綺麗なグラスが並んでいた。厨房は奥にあり見えない。ほぼ満席だったが、空いている席もあった。店員は忙しそうで合間をみて着席を告げ、注文を取りにくるのを待った。窓際に一列のカウンター5席、4人がけテーブル席、奥の座敷に6人がけテーブル2卓。口頭で注文。

Syurisoba00 Syurisoba01

首里そば 『首里そば(中)』 500円

屋号をそのまま冠した筆頭メニューを注文。麺は平打の白くてかたい麺。具は青ネギの小分け切りと、針生姜数本、3枚肉2個。紅生姜ではなく針生姜がのっているは昔の名残。鰹の一番出汁と豚の赤肉から摂ったスープは最初薄く感じたが、麺を食べるにはちょうどいい塩梅。うどんと大きく異なるのはこの硬い平打麺の食感。正に麺を食べる感じ。伝説の沖縄そばを食べられた事で、今回の沖縄地麺の目的は9割方達成出来たようなもの。食べられて本当に良かった。そしてこの一杯を食した事で47都道府県食べ歩き達成を成し得る事が出来た。記念の一杯が沖縄『首里そば』というのは象徴的で感慨深い。

その後首里城を見学し、次の目的地『てんtoてん』という店に向かう。『首里そば』に次ぐ行列店。平日ならばチャンスかもと行く事にしたのだが、この店もナビにセットしたけどわかりづらいところにあるんだよ。細い坂道の途中にある。そして駐車場はギチギチに埋まっている。何度も何度も廻ったが空く気配はない。仕方なく近場で止められるところを探そうとした。すると公園のような入口の施設があり車がたくさん駐車されていたのでここならばと入ってみたら、駐車場でもなんでもない施設へ続く道でしかなく、戻る事も難しい事態に陥ってしまった。JAFを呼ぼうかという考えが頭を一瞬よぎったくらい。何とか自力で脱出が叶った時は嬉しくて自分を褒めたい気持ちになった。ようやく止められそうな場所を見つけたので車を止めて店へと向かう。緑に覆われた奇怪な外観の店へ突入。この店も3時前後で売り切れ閉店になってしまうので焦った。だけど営業中の札はまだでているので安堵した。戸を開けて入店。入口には席待ち客の行列。しばらく待っていると店員がやって来て「すみません、終わっちゃいました」と言われてしまった…。苦労した分悔しい気持ちもある。でも負け惜しみに聞こえるかもしれないが、ここは行列店というだけでそれほど重要視していた店ではない。一期一会。次の店が待っている。気持ちを切り替え車に戻った。

Dscf5317 てんtoてん

次に向かうは『沖縄古来そば 御殿山(うどぅんやま)』。ここも入り組んだ坂道の先にあるので辿り着くのに苦労した。でも駐車場は広く無理なく駐車出来た。この店も沖縄らしさ満点の味のある建物。140年以上前に宜野湾に建てられた古民家を40年前に移築したという。店前の長椅子には席待ちの客がたむろしている。名簿に名前を書いて5分ちょっと待つ。沖縄らしく風通しがいいので待っていても気分がいい。呼ばれたので中に入る。中も神棚に蛇味線が飾れたりいい感じ。厨房は奥にありみえない。4人がけテーブル席6卓と6人がけテーブル1卓。口頭で注文。

Udounyama00Dscf5327 Udounyama02_2 沖縄古来すば 御殿山

『沖縄すば(純) 中』 570円

筆頭基本メニューを注文。こちらのウリである昔ながらのガジュマルの木灰を使った自家製平打麺。具は青ネギの小分け切りと紅生姜、三枚肉2個。スープは熱々。鰹出汁もおとなしめにあっさりした優しい味わい。きゅうりの漬物も出してくれた。沖縄古来のすばを素晴らしい環境で食べられて満足。店を出ると何と営業中の札は外されていた。閉店予定は4時だったはずだが、まだ午後2時にもなっていない。『てんtoてん』で足止めをくらっていたらこちらに入れなかった事になる。危なかった。まだ自分は運が良い。空は雲が多いが沖縄を満喫出来良い旅になりそうな予感。この後は高速を飛ばして美ら海水族館へ向かった。

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