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2018年11月24日 (土)

諫早昼下

181124isahaya00 雲仙から諫早という町にやって来た。もう観光は終わりで単純に長崎空港行きのバスに乗り継ぐ為にやって来たのだが、まだ正午を少しまわったあたり。帰りの飛行機は3時20分発なので1時間くらいだったら余裕がありそうだ。とは言ってもこの諫早という町は観光ガイドにものっていないような町なので何があるわけでもない。スマホで調べると駅からちょっと離れたところに眼鏡橋があるらしい。ちょうどバスもその公園前で止まるようなので、そこで下車した。

181124isahaya01 181124isahaya02 長崎の眼鏡橋より立派なやつだった。公園にあるのは爆破予定だったものを移設したかららしい。国の重要文化財に指定されているそうだ。

181124isahaya04 181124isahaya03 市を貫く一級河川、本明川(ほんみょうがわ)に沿って北上する。緑の豊かな綺麗な川だ。2泊3日の長崎の旅の最後でまた良い景色を眺める事が出来て満足だ。

雲仙地獄

181124obama01 181124obama02 昨晩はぐっすり眠れて我にしては6時過ぎの遅い起床。そのまま別館大浴場へ移動し朝風呂に浸かる。その後昨夜買ったカステラのクズを朝食にしてゆっくりと過ごして忘れ物がないよう慌てず持ち物をチェックしながら7時半過ぎホテルをチェックアウトした。ちょっとだけフロントに荷物をあずけて海辺の方に行ってみる。東に山があるので日が昇るのが遅いね。でも今日も快晴だ。気分がいい!

ホテルに預けた荷物を受け取りすぐ近くのバスターミナルから8時13分発の雲仙行きバスに乗車。30分ほどで雲仙へ到着。まだ9時前なので観光客もまばら。観光案内所も空いていない。

181124obama00とりあえず噴気が激しいところから入ってみる事にした。別府の地獄みたいなお湯の色が違うとか、湯が吹き上がるといったバリエーション豊かな地獄ではなく、噴気孔から白い噴気がもうもうと立ち上るタイプがほとんどのようだ。周りに硫黄の臭いが立ち込めている。

181124unzen03_2181124unzen04_2抜けるような青空に立ち上る白い噴気が映える。こういう所には付き物の温泉たまごも買ってみた。2個200円。とりあえず1個だけはその場で食べてみた。黄身が甘くて塩などいらなかった。

181124unzen11 181124unzen10181124unzen13_2
日差しが強くてこの時期にしては暑いくらい。上着を脱いで、1時間ほど雲仙地獄めぐり観光を楽しんだ。これにて今回の旅で予定していた観光は無事クリアする事が出来た。

2018年11月23日 (金)

小浜夕陽

181123obama01 長崎市から約90分、橘湾周辺をぐるりのまわる形で本日の宿泊地、小浜温泉に到着したのは午後4時過ぎ。バスを降りると硫黄の臭いと、そこかしこから立ち上る温泉の煙が温泉地独特の良い雰囲気を醸し出す。今日の宿泊地のホテルは小浜港沿いの良い立地で昭和の雰囲気が残る大きな温泉ホテル。でも我は素泊まり選択なので部屋も狭くてバスルームなく山側だった。でも問題なし。今日は大浴場で温泉に浸かるのが目的だし、その後爆睡するつもりだから。とりあえず荷物を預けて外に出る。ここで問題になったのは中国からの観光客がこんなところにまで大量に押しかけて、ひとつしかないエレベーターがなかなか乗れないし、常に満員状態な事だ。

181123obama00 早速目の前に広がる波穏やかな橘湾に行ってみる。水平線の向こうには、数時間前にいた長崎市が望める。

181123obama03_2 181123obama02 ここには防波堤に沿って、日本一長い足湯というものがあり、足湯に浸りながら海へ沈みゆく夕日を見れるようになっていた。我も早速靴下を脱いでズボンを膝上までまくりあげ入ってみた。心のしこりがほぐれていくー。

181123obama05_2 小浜温泉は東側に雲仙岳を背負い、西側には陸に囲まれ穏やかな橘湾が開けているので美しい夕日が眺める名所として名高い。それが今日は快晴なものだから、それはもう見事な夕陽を見る事が出来た。

181123obama06 暗くもならず穏やかな気持ちで美しい夕陽を眺められる事は本当に幸せな事だ。明日に希望を持っているという事だからね。この夕陽に向かって感謝の祈りを捧げた。明日は雲仙へ向かう予定。楽しみだ。

軍艦島訪

いよいよ今旅のメイン、軍艦島周遊ツアーだ。長崎港から17.5km先に浮かぶ異様を誇る廃墟の島、端島。通称軍艦島。江戸時代から採炭はされていたが、明治に入ると三菱の資本で開発が加速化し、島の外側をコンクリで埋めて外周1.2kmとなり、まるで要塞のような外観になった。最盛期の1960年当時は5200人が生活し、東京の9倍の人口密度だったそうだ。それが1974年の炭鉱閉山を境に突然無人島と化した。その姿は廃墟マニアならずとも行ってみたいと思わせる、まるでSF世界の景色。この目で直接みたいと思ったのは2015年に世界遺産に登録される前だったと思う。その時行っていればと思ったけど後の村祭り。困難を覚悟で今回1ヶ月前に上陸ツアーに申し込んだ。ところが非常に残念な事に先月の台風で船を接岸する設備などが破壊され上陸禁止になってしまった。なので今回は周遊ツアーという形で参加となる。

181123gunkanjima16 181123gunkanjima18 今回申し込んだツアー会社は軍艦島に関する博物館を運営している。その入場も合わせて申し込むと優先搭乗出来るというので申し込んだ。早くから到着していたので1番をゲット出来た。そんな感じで仕方なく入館した博物館だったが、これが意外と面白かった。ドローン、3Dカメラ、VR等を駆使し、本来上陸出来ない場所に行っている疑似体験や、自転車で軍艦島内を空中散歩している疑似体験が出来たり、いろいろ工夫がされているのだ。上陸出来ないというのもあったからだけど、とても楽しめた。

181123gunkanjima17

さていよいよ乗船。我は室内より屋外の方が良いので2階デッキ右側の席を選んだ。好天に恵まれ日差しはあるのだが、結構風が強くて寒かった。途中伊王島に立ち寄ってから軍艦島へと向かう。

181123gunkanjima00

遠くから軍艦島の異様な外観が徐々に大きくなっていくさまは感動だった。そして間近に見ると迫力満点。

181123gunkanjima03 181123gunkanjima04_2181123gunkanjima02 181123gunkanjima06181123gunkanjima07181123gunkanjima08
廃墟とはいえ昭和40年代当時を忍ばせるのがまた興味深かった。

181123gunkanjima11181123gunkanjima12

約2時間のクルーズを終え長崎港に戻って解散となった。いつか上陸のリベンジが出来ればいいな。

朝眼鏡橋

181123nagasaki00 昨日はハプニング続きで就寝も遅く疲れていたはずなのに、何故か朝4時前に起きてしまった。しばらくダラダラしながら今日の日程を確認する。もう今日からは焦らず落ち着いて予定に沿って行動すれば良い。朝6時前に身支度を整え長崎散歩に出発。ホテルからほど近いところに長崎のシンボルのひとつになっている眼鏡橋があるというので旅先での朝の散歩を楽しもう。独特の地形の為、朝日が山に遮られ夜明けが遅く空はまだ暗いけど快晴だとわかる。中島川に沿って歩いていく。街中だけど朝の川沿いは空気もうまくて気持ちが良い。この中島川には眼鏡橋だけではなく歴史を感じさせる風情ある石橋が18橋も並んでいるのだそうだ。そんな石橋を交互に渡りながらゆっくりと散歩していくと眼鏡橋が現れた。観光名所だけど朝なので人もまばらだ。

181123nagasaki02 181123nagasaki03
川に降りられる場所があったので降りてみた。朝から長崎に来ている事を実感出来た。

181123nagasaki06一度長崎駅前バスターミナルに行ってみる事にした。今日の午後から小浜温泉に向かう予定なので高速バスのチケットは買っておこうと思ったからだ。ここで初めて路面電車に乗ってみる事にした。駅に行くと1日乗車券がアプリになっているという広告が出ていたので、スマホでバーコードを読み込みアプリを購入。その画面を見せれば乗り降り自由になるシステム。便利な時代になったものだ。

181123nagasaki07_2 長崎駅バスターミナルで乗車券と高速バスの出発時刻を確認した後、路面電車で観光通り前の宿泊ホテルに戻ってきた。ここで昨日佐世保で買った『LOGKIT』のスペシャルバーカーを朝食として食べる事にした。冷えてしまったものの、肉とチーズが旨くてボリュームがあり満足。

181122logkit02 8時過ぎにホテルをチェックアウト。だけど重い荷物は預かってもらって出発。これから軍艦島周遊ツアーに出かけるのだが、その前に朝の長崎港付近を散歩してみる事にした。路面電車に乗り港の近くまで向かった。最近になって作られたという「長崎水辺の森公園」へ行ってみた。天気が良く実に清々しい気持ちで散歩が出来た。
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2018年11月22日 (木)

長崎夜景

181122inasayama05 長崎駅前に到着したのは午後7時過ぎ。ここまで来てしまえば当初の計画とかはどうでもいい。佐世保で今夜宿泊予定のホテルにチェックインが遅れる旨の連絡は入れてあるし。ここから直接稲佐山展望台に行ってしまおう。長崎に宿泊したら夜の醍醐味は、そこから見える1000万ドルと評される素晴らしい夜景だ。駅前バスターミナルでロープウエイ乗り場行きのバスが出るバス停を苦労して見つけた。その時刻表を見て驚いた。そこへ行くバスが1時間に2,3本しか書かれていない。たまたま10分後くらいに来たからいいけどさ。8分くらいバスに揺られてロープウエイ乗り場近くに到着。ぐるっと回り込む坂道を登るとロープウェイ乗り場があった。神社に併設されている形だったので少し驚いた。平日とはいえロープウェイはすし詰め満員。5分ほどで稲佐岳駅に到着。そこから3分ほど歩いて山頂展望台に到着。螺旋式階段をガンガンに登り展望台のてっぺんへ。空には直視できないくらいに輝く満月。雲ひとつ無い夜空。心地よい夜風。もっとも我以外の人は寒がっていたけど。そして眼下にはまるで天の川のような見事な長崎の夜景が広がっていた。

181122inasayama03 181122inasayama04 頬に夜風を感じながら美しい長崎の夜景を見下ろしている。本当に長崎に来れたんだ。しばらくその夜景を目に焼きつけた後目を閉じ、自然と手を合わせ感謝の祈りを捧げたくなった。京急バスの係員、西肥バスの窓口のおばちゃん、そして他界した母に。181122inasayama07181122inasayama08

平戸昼下

午後2時過ぎ。当初の予定より2時間遅れで今旅最初の目的地、平戸に到着した。財布を紛失したところから、見つけて取り戻して、次の飛行機の席を確保して、バスをギリギリ乗り継いでという奇跡の数珠つなぎで急速な追い上げで旅を再開する事が出来た。主目的であり最優先事項であった「平戸ちゃんぽん」実食はバスから降りるなり『もりとう食堂』に突撃・実行した。それは別記事「平戸地麺」で。朝からのトラブルと心配で食欲どころでは無く、早朝からお茶くらいしか口にしていなかった。その前置きが効いたのか平戸ちゃんぽんは美味しくいただけた。そしてあれだけ焦って落ち着かなかった気持ちが急速に落ち着いてきた。

181122hirado00 181122hirado07 『もりとう食堂』を出て目の前に広がっていたのは平戸港の穏やかな海。対岸に平戸城が見える。そう、平戸大橋を渡ってバスでやって来てしまったが、ここは平戸島という、島が多い長崎県の中でも4番目に大きい島なのだ。全国的にも20番目に食い込む広面積らしい。ゆっくり観光したいけど流石に次の1時間後のバスに乗らないとだなー。ちゃんぽんを食べた時間を入れるとあと40分ほどしかない。でも平戸港付近に観光名所は集中してあるので、急ぎ足になるけど早速まわってみよう。おー旅が出来るぞ!空は雲が多いものの徐々に青空が広がってきた。まるで我の気持ちとリンクしているかのようだ。今日は平日だけあって観光客もまばら。気分良く開放的な気持ちになる。

181122hirado03平戸の歴史はもの凄い。南蛮貿易が始まるずっと以前、遣隋使、遣唐使の寄港先だったし、元寇が侵略してきて陣地を作られたり、その後はポルトガル貿易で栄えたり。

海岸線に沿って西に歩をすすめると「平戸オランダ商館」が見えてきた。

181122hirado01 平戸オランダ商館

日本初の洋風石造り建築物だった倉庫を復元したものらしい。外観だけ眺めた。近くにその商館の名残のオランダ塀もあった。

181122hirado02 オランダ塀

181122hirado05 平戸ザビエル記念教会

181122hirado04_2 坂を登って「平戸ザビエル記念教会」。創建は昭和6年。薄緑色の色調がいい感じだね。その前の坂を降りて行くとすぐ光明寺・瑞雲寺という寺院があり、そこには「協会と寺院が見える風景」として有名なポイントがあるのだが、実際行ってみると教会が霞んでしまい、あまり良い写真は撮れなかった。

181122hirado06 30分観光ではこんなところが限度かな。午後3時の便に乗り遅れたら次は4時半出発になってしまう。土産物屋でとりあえずあごだしパックを買ってバスターミナルに戻ってバスを待った。予定より10分遅れでバスは到着し佐世保へと戻った。

失態旅立

11月22日は期初の時点で定めた休暇なので今日から我は4連休。よくぞここまで耐えたよ我。この期間を利用し我は2泊3日の長崎の旅に出る事にした。長崎には5年半前地麺巡りとして訪れたが、その時は地麺のことしか頭になくて滞在時間はたった4時間弱だった。流石にそれは滞在時間が短かすぎたので、それから1年半後くらいに長崎に再訪しようと計画した。理由はまだ地麺のことが頭に残っていたから。長崎にはラーメンの親戚みたいな「ちゃんぽん」という存在がある。その元祖の『四海楼』には訪問したが、長崎には「長崎ちゃんぽん」だけではなく、「平戸ちゃんぽん」、「小浜ちゃんぽん」といった別種も存在するという。だからといってラーメンとは異なる各地のちゃんぽん巡りにまで手を出すのかといえばそれも違う気がして躊躇していた。だけど長崎には軍艦島とか佐世保バーガーとか行ってみたい要素はいくつもあった。だから旅行ガイド本だけは今まで何度か購入しては結局行かないというのを繰り返していた。これほど先延ばししていた旅行計画はかつて無い。先月半ばには旅 のスケジュールをある程度組み、先月末には航空券と宿の手配も済ませた。4年越しくらいでようやく長崎旅行が実現することになる。…そう思っていた。

181122yokohama00 朝5時に家を出て横浜駅からリムジンバスに乗って羽田空港に到着したのは6時半前。飛行機が出る40分くらい前頃かな。ANAなので第2ターミナルだ。旅への期待に胸膨らませ航空券を発券する為カードを出そうとズボンのポケットに手を伸ばした。すると…財布が無い。ぺったんこだ。えっ!…事実が飲み込めず軽くパニックになった。盗られた?いや、そんなはずはない。リュックの中を全て出して探すが見つからない。自分を落ち着かせて考えてみる。そうだ、リムジンバスに乗る時に往復チケットは買っていたのでそれまでは財布は手元にあったのは確実。という事はバスの中で座りながらズボンのポケットに入れたつもりで入れて無かったんだ!旅に邪魔にならないよう財布の中の不要なカード類を家に置いてきたので薄くなっていつもと感覚が違ったのも要因だ。急いで空港の外のバス乗り場に行ってバスの到着案内係の京急の若い係員に「バスに財布を忘れた」旨を伝えた。座った席や財布の形状を説明するとすぐ連絡を取ってくれた。もし見つからなかった場合、家に帰ってカード会社へ連絡して使用停止を連絡したりしなければならなくなる。楽しみにしていた今回の旅行は諦めざるを得ない。誰が悪いわけでもなく我がドジを踏んだのだから仕方がない。でもその時はもうかなりのショックで眼の前が真っ暗になった。我って打たれ弱いなーと自覚した。でもホントに楽しみにしていたからね…。固唾をのんで係員の連絡のやりとりを見つめていた。…すると財布が見つかったとの返答があった!良かった!!よく考えれば乗ったバスはこの第2ターミナルが終点。他の客は全て降りた後だったので折返し地点の車内チェックで見つかったという。そして折り返してこのターミナルに来るバスに渡して持ってきてくれるという!何たる奇跡!とりあえずANA職員に事の顛末を話して遅れるかも知れないと連絡を入れてからバス停へと係員と向かう。数分後バスは到着し我の財布を無事受け取る事が出来た。本当にあの若い京急の係員には感謝の言葉しかない。親身になって迅速に動いてくれて奇跡を起こしてくれたのだ。我よりずっと若いけど、あのような対応が自分で出来るかと思うと疑問だ。深く深くお礼を言って空港チケット受付へ急いだ。

しかし、というかやはり予約していた長崎行きの便に乗る事は叶わなかった。結構駆けずり回ってみたんだけどね。奇跡の財布返還があったというのにその時の我は失意のどん底。もう金の問題ではないので出来るだけ早く長崎に到着出来るかで頭はいっぱい。新規航空券購入の長い長い行列に並ぶ。この約25分間という順番待ちの時間は地獄のような時間だった。ようやく自分の番がまわってきた頃には、次の長崎行きの便の出発時刻が30分くらいに迫っていた。ドキドキしながら次の長崎行きの便のチケットを希望した。すると2席だけ空いているという。また奇跡が起こり、当初の予定から80分遅れになるが、次の長崎行きの飛行機に乗れる事になった。長崎に行ける!風前の灯のように消えかけていた長崎への旅を改めて始める事が出来る!二度の奇跡を目の前にして本来ならそのように喜ぶべきなのに、我の顔は全然晴れない。当初予定していた今日の旅行計画はほぼ白紙になって練り直す事で頭がいっぱいだったからだ。無事離陸した長崎行きの飛行機の中でも、ただただその事しか考えていなかった。融通が利かない自分が嫌になる。でも諦めたくなかった。

181122sonoi01 午前10時過ぎに長崎空港に到着。本当に長崎の地を踏めたんだ。旅を始める事が出来て嬉しい。しかし喜んでいる暇はない。最初の目的地として設定した平戸訪問を諦めたくは無かった。今回の旅はレンタカーは使用せず公共交通機関での移動を予定していた。長崎空港から平戸への直行バスは存在せず、一度佐世保に出る必要がある。当初の計画では佐世保へ直行する乗り合いジャンボタクシーを予約してあったのだが当然ながら予約は無駄となってしまった。だから途中ハウステンボスを経由してしまう高速バスを使うしかない。しかしこれだと佐世保から平戸行きのバスに乗り換える時間があるか本当に微妙なところになってしまうのだ。平戸行きのバスの本数自体が少ないから、乗り逃すと平戸到着は夕方になってしまうかも知れない。そうしたら平戸に着いても何も出来ないまま今夜の宿泊地長崎にすごすごと帰ってくる事になる。そんな事態は避けたいのだ。焦った気持ちで高速バスに乗車。しばらくするとバスは大村湾の海岸沿いを走るようになった。その海と、少しずつ広がる青空を見ている内に、ようやく旅を始める事が出来た実感が少しづつこみ上げてきた。あとはバスが少しでも早く佐世保に到着するのを祈るしかない。1時間45分かけて佐世保バスターミナルに到着出来たのは12時26分。平戸行きバス出発予定時間の5分前をきっていた。急いで窓口に平戸行きのチケットを購入を希望した。すると窓口のおばちゃん店員は急いで窓口からこちらに出てきて券売機に我を案内し料金を教えてくれた。チケットを買うとおばちゃん店員は正面のバス乗り場を指差し「このバスに乗ってください!」と教えてくれた。そして我は平戸行きのバスにかろうじて乗車する事が出来たのだった。ここでまた奇跡、また感謝だ。西肥バスのおばちゃん店員、本当にありがとう!バスは定刻どおり佐世保を出発し平戸に向けて動き出した。初めての佐世保の街の風景を眺めながら旅への期待に再び胸を躍らせる事が出来た。その事がたまらなく嬉しかった。

2018年9月19日 (水)

加計呂麻

加計呂麻島。奄美大島南部に位置する77km2の島。しかし海岸線がかなり入り組んでいるので海岸線長は147.5kmに達する。島には集落が点在していて約1600人が住んでいるそうだ。この島に渡るには、奄美大島南部の港町、古仁屋から船に乗らなければならない。旅行最終日はこの加計呂麻島に渡って奄美を堪能してしまおうという欲張りな試みだ。

180919kakeroma01 今日の午後3時には返車して4時前に出発する飛行機で帰らなければならない。その為には午前中の間に島に渡って帰ってくる必要がある。なので朝7時発の第1便に乗るために朝5時に名瀬のホテルをチェックアウトし、まだ夜が明けきらない奄美の蛇行した道を車で進み6時半前には古仁屋に何とか到着出来た。6時半にはフェリーチケット売り場が開き、名前を告げてチケットを受け取る。前日ホテルのフロントに相談したら、予めフェリー事務所に電話で予約しておいた方が良いというアドバイスと、フェリー事務所の電話番号を教えてくれたので、電話予約していたのが功を奏したと思う。せっかく古仁屋に早朝やってきても満車で乗船出来ない可能性だってあったはずだ。無事フェリーに車を乗せ加計呂麻島へ渡ることが出来た。ようやく日が上ってきたのでわかったのだが今日も快晴だ。乗船時間は25分だった。沖縄県であればすぐ長い橋をかけて本島を結んでしまうのだろうが、ここは鹿児島県だ。7時半には島の瀬相港に上陸出来た。

180919kakeroma02 旅行最終日だから、また綺麗な海が見てみたいなー。調べると島最北部の実久(さねく)海岸というのが島屈指の美しさを誇るらしいので行ってみる事にした。この島は奄美大島に比べてやっぱりローカル感が強い。そして道路は海岸線と辿るクネクネ道でほぼ一車線分しかない。なのでカーブばかりの狭い道を慎重にアクセルを踏みながら1時間弱運転してようやく目的地実久海岸に辿り着いた。

180919saneku02 180919saneku01 到着は朝8時半くらいだったかな。海岸にはほとんど誰もおらず泳いでいる人はいなかった。港からかなり離れているので秘密のビーチ感が大きい。でも…正直言って初日に見たビーチと比べてしまうと一段落ちるような印象は否めなかった。砂浜に石ころは多かったし、海もそれほど青くなかった。時間帯のせいかも知れない。向かい側の奄美大島で雲が育っていく様が面白かったかな。

今度は一気に島に南下し諸鈍デイゴ並木を目指す。後で考えてみればこれが無謀だった。冒頭に書いた通り、この島の海岸線がかなり入り組んでいて、その上車道は一車線がほとんど。それを島最北部から最南部へ移動するというのは、普段車を運転しない我からすればハードルが高すぎたのだ。帰りの船の時間もあるので、相当な緊張と集中力で1時間休みなしで運転することになってしまった。

180919shyodon01 ようやく到着出来たテイゴ並木は、南国らしさがあって雰囲気はあるけど、規模は小さく裏手には普通の民家があったりして拍子抜けだった。春に赤い花が咲いて綺麗らしいけどね。でもその対岸にある諸鈍湾が美しかった。180919shyodon00_2180919shyodon03_2180919shyodon04

広い海岸線には誰もいない。空と海と山が一体となって「夏休み」そのものの景色に感じられた。頭の中で井上陽水の「少年時代」がかかったよ。我の旅の締めくくりとしてふさわしい景色だ。平成最後の夏休みか。良い夏休みが経験が出来た。

180919kakeroma03 船の時間もあるのですぐ出発し瀬相港に戻らなくてはならない。また同じカーブ続きの道を行かねばならない。加計呂麻島にはほとんど運転しに来てしまったようなものだ。でも運転しながら車窓からだけど、テレビ番組でしか見たことがないような、大きな木の下で家族数人が農作業をしている光景を一瞬見る事が出来た。のんびりした時間が流れたいい島なんだろうな。我が時間に余裕のある生活が出来るようになって泊りがけでゆっくりと過ごしたら印象はきっと違うものになっていただろう。

180919miki01 朝5時からほぼぶっ通しの運転で何も食べていないので腹が減った。港近くのお土産店で「黒糖アンダーギー」と「みき」を買った。フェリー乗船後、客席にも上がらず車中で食した。「みき」というのは商品名ではなく、奄美の郷土飲料で米と芋を発酵させた飲み物。表現すると甘酒に近いけど酒感はなく、ぬるんとした独特の粒粒感と甘みがある。奄美らしく素朴で美味い。アンダーギーは2.3個食べたところで奄美大島に到着した。

2018年9月18日 (火)

奄美中遊

180918kinsakubaru00 2泊3日の奄美旅行の中日はオプショナルツアーに参加し、奄美の自然の体感してみようという試み。朝9時にツアーコンダクターがバンで迎えに来た。その後も参加者が宿泊している名瀬のホテルを回り参加者を乗せた。午前中は金作原原生林探索だ。何故ツアーに参加したかというと、原生林近くは一般の立ち入りが許されていない。道は舗装されていないし、携帯も通じない。トラブルがあっても助けも呼べないかららしい。我は緊張感もなく半袖半ズボンで腰にポーチ、サンダル型シューズというラフな格好だったが、他のツアー参加者は長袖長ズボン、しっかりとした靴とリュックサックという重装備。ちょっと不安になった。このツアーの為だけに長袖長ズボンなど用意する気もサラサラなかったけど、唯一虫除けを用意出来なかったのは失敗だったかな?と思った。でもツアー会社の方で探索前に虫除けを提供してくれたので助かった。それに他のツアー客には「必要最低限の持ち物で」とリュックなどは車に置いておくように指示があった。

180918kinsakubaru01 180918kinsakubaru02 亜熱帯地帯独特の太古を思わせるヒカゲへゴなどの木生シダ類が生える金作原原生林。アマミノクロウサギを代表とする固有のほ乳類は夜行性なので昼間は出会う事はない。そして我は既に屋久島の白谷雲水峡で超弩級の深い森を経験しているので、見た目普通の山道としか見えず視覚的な感動は薄かった。ただしそこはツアーなのでガイドから面白い説明を聞け、いろいろとこの島への理解が深まったので全然損ではなかった。この島の森林はこの金作原以外のほとんどが一度伐採され再生した後の姿と聞いて驚いた。その他この島は何故雨が多いのか、ここの島民は何故キノコや山菜をあまり食べないのか等の話は興味深かった。またハブとマングースの現在の状況も良く理解出来た。一時は1万頭を越えるマングースがアマミノクロウサギ等の奄美固有種をどんどん食べていったが、今は駆除が進み百頭前後まで減っていて、アマミノクロウサギも夜のツアーでは100%に近い確率で出会えるそうだ。またハブの習性を聞けたのであえてハブセンターなど行かなくても良くなった。最初から行くつもりもなかったけど。ハブの出ない安全な山道1kmくらいを往復してツアーは終了。とにかく好天に恵まれたので青空をバックにヒカゲヘゴが撮影出来てるからラッキーな日だったそうだ。

180918mangrove00 いったん名瀬の町に戻ってきて解散。昼食をとった後ツアー事務所に集合し午後は島中央部住用町にある日本で2番目の規模のマングローブ原生林カヌーツアーとなる。我はその日本最大の西表島のマングローブ地帯を体感しているので視覚的な驚きは薄いのだろうが、その中をカヌーで移動出来るというのが面白そうと思って参加した。

ライフジャケットを着て簡単な講習を受けてからいざカヌーに乗り込む。最初はおっかなびっくりだったけど徐々に操作がわかってきた。それでもカメラを腰から取り出して撮影となるとバランスを崩しやすいので撮影は難しかった。水没したらデータが飛ぶ恐怖との戦いだ。
180918mangrove08180918mangrove01 180918mangrove04 狭く木々をくぐり抜けながら進む。大きなウナギなどを目撃する。探検家気分で楽しいのだ。次第に川は広くなり海へとつながる広い河口域に出る。そして太陽が容赦なく照りつけてきた。
180918mangrove05 180918mangrove06そしてメインのマングローブ林最深部へ。この好天の為ガイドが超ロングコースで案内してくれたので2時間カヌーを漕いでいた事になる。雨降っていたらどうなっていた事か。暑くて疲れたが楽しかった!帰りはホテルまで送迎してくれた。

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