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2019年12月28日 (土)

野猿希望

今年10月末に根岸駅近くにオープンした『八王子ホープ軒』。八王子のホープ軒?その時は何も知らなかったのだが、調べてみると八王子の外れの大塚という場所の野猿街道沿いに「ホープ軒」を名乗る店を発見した。場所は多摩モノレールの大塚・帝京大学から近い場所にあるので、ちょうどいいじゃんと本日2店目の目的店に選んだ。『村山ホープ軒』本店を出た後上北台駅に戻り30分以上モノレールに乗り大塚・帝京大学駅で下車した。もちろん初めて降りた駅だ。すぐ近くに野猿街道という強烈なネーミングの幹線道路がある。ラーメン二郎でよく聞く名前だ。こんなところにあったのか。

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この街道沿いに8分くらい歩いたところに目的の店はあった。看板には『ラーメン ホープ軒』とシンプルに書かれていた。黄色地に青文字は根岸の店と同じなのでこの店の系統である事がわかる。調べてみるとこの店は以前この付近に『ニューホープ軒』として長年営業していた店主が、2015年7月にこの場所に新たに『らーめんりゅう』として開店させた店で、同年末に現在の屋号に変更したのだという。そもそも『ニューホープ軒』は千駄ヶ谷『ホープ軒』が以前名乗っていた事があったので、こちらの店主はその影響下にいたのだろう。食べログには不定休と書かれていたので今日営業しているか不安だったが無事営業していた。到着したのは11時半ちょっと前くらい。早速入店。入口脇に券売機があり、ちょっと狭いところを抜けると店内に入れた。厨房には親父店主1人。接客などは眼中に無いような無骨な感じ。厨房前に一列のカウンター9席。2人がけテーブル席1卓と4人がけテーブル席2卓。先客1人後客ゼロ。店内は全てセルフ。ニンニクや唐辛子は厨房カウンター、れんげは厨房カウンター上のボールにガチャ入れ、給水器下にコップ。根岸の店のシステムは違和感を感じていたが、この店のシステムを忠実に行っていただけのようだ。
191227yaenhope00191227yaenhope01ラーメン ホープ軒 『ラーメン(背脂多め)』 750円

券売機に注文時に油(背脂)の量を言うように書かれていたので多めでと伝えた。結構待つことになった。突然店主が何かを口走って厨房前にラーメンを置いた。我のラーメンらしい。卓上のおろしニンニクを投入してから着席。麺は四角いストレート太麺。これに茹で時間がかかったようだ。具は薬味ネギ、茹でもやし、平メンマ数本、レアといっていい大きく薄いチャーシュー1枚。こいつはスープの熱で温度を通してから最後あたりで食べた。背脂は思ったよりおとなしかった。スープは醤油味よりしょっぱさが目立つ感じだけど背脂の甘さが中和して美味い。若者向き、肉体労働者向きの一杯。太麺とネギやメンマの食感もラーメンを食べている喜びというものを感じさせてくれた。これに比べると根岸の店はスープが弱かった気がする。ホープ軒の連食は相変わらずきつかったけど満足の退店となった。年内は30日まで営業、年明けは4日まで休みだと言っていた。
191227tamamonorail01再びモノレールの駅に戻り終着駅の多摩センターまで乗車し、京王線で橋本に出て、横浜線で横浜に戻った。午後2時前には帰宅出来た。

村山希望

年末休暇初日。先週末に続いてホープ軒巡りの旅第2弾と決めていた。休日だというのに7時半前に家を出て川崎から南武線に乗り1終点の立川に到着したのは午前9時過ぎ。そこから多摩モノレール北立川駅に歩いて移動し券売機で890円支払い1日乗車券を買った。多摩モノレールなんてかなり昔に乗って以来。幸いにも好天に恵まれ雲ひとつない冬の青空が広がり車内からは白い富士山も遠くに望めた。そして終着駅の上北台駅に到着したのは朝9時20分頃。改札を抜け地上に降りる。住所は東大和市となり少し北に進むと多摩湖があるという。本日最初の目的店は隣の武蔵村山市になるが、この辺りは1960年代後半の高度成長期に最大級の都営団地、村山団地が作られたので平坦な土地に立ち並ぶ団地と所々に畑があるような光景が続く。以前は近くに大規模な日産の自動車工場もあったが今は無く、団地住まいの人々は激減し高齢化が進んでいるという。平和でのんびりした風景に見えるけど、よく考えると寂しい風景が続く。でもラーメンを主目的にして、観光地でも何でもない見知らぬ土地を歩くという行為は我は幸せを感じるよ。

191227kamikitadai01駅から13分ほど歩いたところに今日の目的店『村山ホープ軒』本店が現れる。赤いテント屋根にデカデカと書かれた屋号。創業は1975年(昭和50年)。吉祥寺の『ホープ軒本舗』の創業者、難波二三夫氏の片腕的存在で、二三夫氏の長女の旦那でもある人が創業店主なのだそうだ。だから系統的には直系に属する。でもラーメンの方は太麺に背脂たっぷりの千駄ヶ谷『ホープ軒』の影響下にあるというちょっとややこしい経緯がある。やっぱり肉体労働者向けの客が多いのでガッツリ系に変更したのだろう。今年から2代目店主に変わったそうだ。また西武拝島線東大和駅近くに姉妹店も出店しているとか。なのでこちらは本店と名乗っている。

店に到着したのは開店の20分も前。近くの商店街を散策して時間を潰し開店5分前に再び店に向かい店内を伺うともう先客の姿が見える。早速入店。厨房は奥にあり男の店員1人と女の店員2人。入口の両脇に券売機が置かれている。13席のコの字型カウンターが2つ並んでいる。飾らない昭和の雰囲気が残るので心地よい店内。先客3人で後客は10人以上かな。いずれも普段着のままで立ち寄ったような夫婦や子連れの家族などが多く地元に溶け込んでいる良いラーメン店の感じが出ていて好感触。
191227murayamahope00191227murayamahope01 村山ホープ軒 本店

『ランチラーメン』 900円+『ニンニク』 50円=950円

基本のラーメンに玉子、メンマ、チャーシュー2枚入りが加わるランチラーメンをニンニク入りで注文。「ニンニクは中に入れちゃって大丈夫ですか?」と聞かれたので「はい」と頷いておいた。あまり待たずに提供された一杯はホープ軒らしく大きな丼で登場。ボリュームがある。麺はコシがある中太ストレート麺で『ホープ軒本舗』@吉祥寺とは異なるラーメンだというのがわかる。基本の具はきざみネギ、茹でもやし、海苔1枚。平メンマ数本と半分に切られた茹で卵1個、脂身は少なめのバラチャーシューが2枚。通常でこれだけの背脂量だから完全に千駄ヶ谷の『ホープ軒』に近い。スープに溶け込んだニンニクはかなりガツッとくる。半分ほど食べたあたりで卓上からこの店オススメの自家製唐辛子を投入してみた。いい感じの味変。それはそうだ。背脂と唐辛子。京都背脂系のように変化したのだから。朝から何も口にしておらず空腹だったのにまるで嘘だったように満たされた。大満足で店を出た。年内は31日15時まで、年始は3日から通常営業だそうだ。
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2019年12月21日 (土)

希望本舗

最近「東京ラーメン系譜学」という本を購入した。東京ラーメンの源流『ホープ軒』の系統、町中華ラーメン、完全に下火になってしまったチェーン系やフランチャイズ系、環七ラーメン戦争のその後など、東京ラーメン史を追った本。我はこういう本を長年待っていた節がある。世のラーメン評論家と言われる人達には常々「新店ばかり追わなきゃならない背景を理解はするけど、あなた達は別にやらなきゃならない事があるだろう?」と思っていたよ。まさか令和の時代に入ってこういう本が発売されたのは嬉しい誤算だった。

この本に触発されてまず興味を駆り立てられたのが「ホープ軒」の系統だ。根岸に『八王子ホープ軒』が開店した時にも、背景がよくわからなかったくらいだから、今我が掘るべきラーメンはここだろう。折しも『三鷹の森ジブリ美術館』のチケットを予約して本日吉祥寺に行くことは決まっていたので、当日の昼はホープ軒系統の連食にする事も合わせて決定。この歳になると「明日が楽しみ」となる事がめっきり減るのだが、昨夜は久々にその気持ちになる事が出来たよ。

『三鷹の森ジブリ美術館』を出た後井の頭公園を通って吉祥寺駅方面へ歩を進めた。馴染みの井の頭公園も三鷹側から向かったのは今回初めてだったので新鮮な気持ちで歩く事が出来た。駅を通過しサンロード商店街へ入り横道に逸れると黃地に赤文字の看板が目に飛び込んでくる。ホープ軒系の大元『ホープ軒本舗』だ。本によると創業者難波二三夫氏が戦前から『貧乏軒』という屋台を引いてラーメンを売っていた事から始まり、戦後『ホームラン軒』として再出発。好調に店舗を増やしたものの戦後復興の区画整理の為撤退を余儀なくされた。そこから新たなスタートを切った時に『ホープ軒』に屋号を変えた。更にこの時ラーメン屋台の貸し出しも行ったそうで、「ホープ軒の屋号とラーメンを手に入れたら儲かる!」と夢見た志願者によって都内にホープ軒の屋台が溢れた時代があったそうだ。その中には千駄ヶ谷『ホープ軒』『土佐っ子』『香月』といった、後に背脂チャッチャ系ブームを牽引した店の店主がいた。これがホープ軒系統の始まり。この吉祥寺の店舗は昭和53年(1978年)から続いていて今は長男の難波公一氏が店長になっている。大塚駅前に支店があるそうだ。東高円寺付近の環七沿いにあった杉並店は2年前閉店してしまったようだ。この本店に我は2016年6月4日に訪問して以来だ。珍しく店前に行列は無く待ちなしで入店出来た。入口の券売機で食券購入。あーとうとう一杯700円になってしまったか…。厨房には女の店員1人と男の店員2人。空席は僅かながらあって座ることが出来たが後客が続いたのですぐ満席。我がラーメンを食べ始める頃には店前には7,8人の行列が出来ていた。我はタイミングが良かったんだ。
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ホープ軒本舗 吉祥寺本店

『中華そば(麺かため)』 700円+『ニンニク(シングル)』 80円=780円

普通の状態だと麺が柔らかく味もパンチに欠けていた記憶が残っていたので麺かため指定ニンニクシングルを追加。麺は細めの中太縮れ麺。大盛りが標準なので結構なボリューム。具は薬味ネギ、茹でもやし、海苔1枚、赤身かためのチャーシュー1枚。背脂は僅かで白濁した豚骨醤油スープ。最初は澄んだ醤油だったが、炊きすぎて白濁してしまったスープを一か八かで提供したところ評判が良くて現在に至るそうだ。博多豚骨や和歌山ラーメンと同じ偶然から始まるシンクロニシティ。トッピングのおろしニンニクは青森産で、卓上に無料で置かないのは品質を低下させない為だという。おかげでこともすれば物足りなさを感じてしまう老舗の一杯をパンチのあるものに仕上げてくれた。トッピングして正解。このラーメンには味玉よりニンニクだ。満足の一杯。これが東京源流の一杯なんだなー。令和元年の年末にこの一杯を食べる事が出来て幸せ。ここから我のホープ軒巡礼の旅が始まる。

2018年5月 5日 (土)

吉祥春木

井の頭公園の散策を終え吉祥寺の街へ戻ってきた。先程行った本屋で気になってた本を購入した。そしてお茶屋で懐かしいグリーンティーも一袋買ってみた。吉祥寺は緑もあって開放的で良い街だ。

1時間ほど散策してもうそろそろ横浜へ戻ろうかと思ったが、『珍来亭』のキムチ油ラーメンが思ったよりラーメン感が希薄だったのでもう一店寄ってから変える事にした。もうスタンダードな醤油ラーメンを食べたい。そうなるとご当地荻窪ラーメンが良い。その代表格、昭和24年創業の老舗『春木屋』がこの吉祥寺に支店を出していた事を思い出し行ってみる事にした。この支店には我が食べ始めて間もない2006年7月1日に訪問している。荻窪本店訪問は2008年1月5日なので、それに先んじて訪問している事になる。オフィシャルHPによると「伝統を継承する荻窪本店、新たな味を提供すべくアンテナとしての吉祥寺店」とある。店に到着したのは13時頃、GW中に加え一番混雑する時間帯に訪問した為、10人くらいの行列が出来ていた。しかし家族客は平気で電話で家族を呼び出し横入りさせたりする。15分くらい待ったかな。待っている間に店員が注文を取りに来たので口頭で注文。結局先の家族客達はテーブル席狙いで後回しにされ我等が先に案内された。厨房には男の店員4人と女の店員2人。客席は手前にL字型カウンター9席と、奥に4人がけテーブル席2卓。日差しの厳しい中で立待していたので店内の空調と冷水が嬉しかった。

180505harukiya00 180505harukiya01 荻窪中華そば 春木屋 吉祥寺店 『中華そば』 850円

筆頭基本メニューをシンプルに注文。先に注文していたのであまり待たずに提供された。見た目オーソドックス過ぎてあまりいい顔には見えなかったけど、立ち上る香りが違うね。麺は中太縮れ麺。具は大きめの薬味ネギ、細切りメンマ数本、三角に切られた海苔1枚、サッパリチャーシュー1枚。スープは表面がラードに覆われ、酸味さえ感じるほど煮干しの味が強烈に主張してくる。『永福町大勝軒』を連想してしまった。どこにでもありそうでいってない一杯。少なくとも横浜では皆無と言っていいタイプのラーメン。吉祥寺で過ごした休日をビシッと締めくくってくれた一杯となった。

帰りも東京経由で横浜へ戻った。

2017年11月10日 (金)

金八王子

今年9月の夏休み、八王子に訪問した(「月八王子」参照)。その際第一目標としていた八王子ラーメンの店『タンタン』に臨時休業を喰らい、いつかリベンジしてやろうと密かに思い続けていた。この『タンタン』は、八王子ラーメンの筆頭代表格の店『みんみんラーメン』店主の母親が営む店であり、『みんみん』のラーメンはこの母親の店の味を基にして作られたものだという。八王子ラーメンの源流は『初富士』が知られるが、こちらもそのひとつと考えていいだろう。我としては訪問すべき店として記憶された。ところがこの店、平日の昼3時間のみの営業なので、幻の店とも言われハードルは高いのだ。

171110hachiouji01 あれから2ヶ月、仕事も凪の兆候が見られたので、やりくりし事前申請して本日午後半休を取得、リベンジ決行する事にした。店に到着出来たのは午後1時半前くらい。おお、今回は暖簾が出され店の前に5人ほど並んでいるのが見えるぞ。また臨休喰らわないか店に到着するまで安心出来なかったよ。早速列に並ぶ。後から続々人が来て列は延びる。6分程度の待ちで入店出来た。厨房にはおばちゃん店員が3人。接客は良い感じ。厨房周りにZ字型カウンター7席と壁側に一列のカウンター4席。口頭で注文。10分くらい待つ事になった。

171110tantan00 171110tantan01 タンタン 『ラーメン並(麺かため・ネギ多め)』 550円

注文すると麺の硬さを聞いてくれた。ついでに玉ネギも多めにしてもらった。ああ、いい顔をした待ち望んだ一杯が来た。シコシコした食感の四角い細麺やや縮れ。具は八王子ラーメンのシンボルたる玉ネギのみじん切り、海苔1枚、大きめのチャーシュー1枚。醤油の味がキリッとして表面の油がいいサポートをしている。チャーシューもいい感じ。そして玉ネギのシャクシャクした食感がそのまま八王子ラーメンを食べている実感につながってくる。我の好きな醤油ラーメンだなー。文句なく汁一滴残さず完食。ようやく八王子ラーメンの源流を食す事が出来て満足だ。幻の店攻略完了!良かったー。

2017年9月 4日 (月)

月八王子

空はどんよりと曇って小雨が降る月曜日。せっかくの夏休みなのだから外出せずに家に引き篭もってゆっくりと過ごそうと思ったが、平日休暇という貴重な時間をドブに捨てる感じがしたので出かける事にした。食べログ「百名店2017」で紹介されていた店の中で未訪問で興味を惹かれた店が八王子にいくつかあったので行ってみる事にした。岩手旅行で出来なかったプチ地麺巡りだ。八王子ラーメンは横浜家系以外ではご当地ラーメンらしいご当地ラーメンだからね。横浜線で終点八王子駅に到着したのは朝10時40分過ぎ。こちらでも傘をさすか迷う弱い雨が降っている。最初に向かったのは駅南口から徒歩6分くらいのところにある八王子ラーメンの店『タンタン』。定休が土日祝、営業時間も昼の3時間半のみという難関店。何でも八王子ラーメンの代表格『みんみん』の元になった店だとか。ところが…

170904tantan00 タンタン

土日祝休みなのにその上、よりによって臨時休業かい!でも自分もそうだからな。店へ向かう道を歩いている時そうなんじゃないかという予感が走ったんだよ。あれは何なんだろう。

すぐさま踵を返し駅に戻り電車で隣の西八王子へ移動する。駅から徒歩1分ほどの大通りに面したところに目的の店を発見。『吾衛門』。こちらも八王子ラーメン店としては有名な店になる。到着すると店外で1人待ちの状態。中でも2人待っている。5分ほどの待ちで中に案内された。昔ながらの雰囲気がある店構え。厨房には男の店員1人と女の店員2人。厨房周りにL字型カウンター10席。来客は続いて店外の並びも増えたが、客の回転が良いのですぐ解消された。

170904goemon00 170904goemon01 中華そば専門店 吾衛門

『中華そば』 550円+『玉ネギ多め』 50円=600円


筆頭基本メニューを玉ネギ増しで注文。麺は細麺ストレート。具はメンマと海苔、大量の刻み玉ネギ。濃い目の醤油味のスープ。モロ我の好みの一杯。あーいいね!ご当地ラーメン食べている雰囲気が店からもラーメンからも感じら気持ちは高ぶってきたよ。それと同時に癒やされるような…。これは文句なしに汁一滴残さず完食。スープを飲むと玉ネギのきざみの喉越しがまた良い。

予定ではこれから立川方面に向かおうと考えていたが、八王子ラーメンの素晴らしさが心を打った為予定変更して八王子続行。再び八王子駅南口に戻り、東南方面に路地を進んで駅から歩くこと10分程度。急遽選んだ八王子ラーメンの店は『でんでん』という。八王子ラーメンの名店は○ん○んという昔のパンダの名前みたいな韻を踏んでいる場合が多い。広島の小鳥系のようで面白い。そういうワケでこの店を選んだ。暖簾は無事出ていたので入店。厨房にはおばちゃん店員が2人。厨房周りにL字型カウンター7席と2人がけテーブル席1卓と4人がけテーブル席2卓。先客2人後客3人。口頭で注文。

170904denden00 170904denden01 らー麺 でんでん 『ラーメン』 550円

こちらも玉ネギ増しは出来たけど、美しさとバランスを損なうのであえてしなかった。あーやっぱり美しい顔をしている。麺は細麺ストレート。具は玉ネギと細メンマ、海苔1枚、バーナーで炙ったチャーシュー1枚。美味い。やっぱり八王子ラーメンはいい。こういうシンプルなラーメンに惹かれる。そして店の雰囲気もいい。予備知識なしで選んだにしては珍しく大正解の店だった。

『タンタン』にフラれた傷を補う為もう一軒行ってしまう。食べログ百名店で紹介されていた店『もつけ』という店で八王子ラーメン店ではない。昨年3月1日に開店したらしい。八王子南口といっても『でんでん』とは反対方向の南西方面にあるので15分くらい歩いた。到着時店前に5人も並んでいた。食券を買い我も並ぶ。10分くらい待って中に案内された。入口脇に小さな券売機。厨房には店主と思しき男とおばちゃん店員1人。厨房前に一列のカウンターに6席のみ。これは丁寧に作る職人気質の店主の考えだろう。その分厨房や製麺室にスペースを割いている。後客も相次ぎ店外の待ちの列は伸びた。

170904motsuke00 170904motsuke01 ほっこり中華そば もつけ 『味玉中華そば』 800円

結構待たされたが美しい顔の一杯が提供された。麺は中細平打ちストレート。はるゆたか等を使ってこだわった自家製麺だと卓上の薀蓄に書かれていた。具は薬味ネギ、小松菜、細切りメンマ数本、ロースとモモ肉の2種のチャーシュー各1枚、トッピングの半分に切られた味玉1個。煮干しの香る魚介醤油スープは見事な味わい。同じ八王子にある『圓』に似ているかもしれない。3杯目だけど最後まで美味しくいただく事が出来た。満足だ。

天気には恵まれなかったが、夏休みの期間中にプチ地麺巡りが出来て良かった。

2017年4月15日 (土)

吉祥武蔵

何が悲しくて都内で家系ラーメンを食べなくてはいけないのか?という我の偏見と思い上がりを打ち砕いた東京都家系『武蔵家』。この『武蔵家』は2つの系統があり、一方は『たかさご家』出身の店主が新中野に本店を構える系統。そしてもう一方は『六角家』出身の店主が吉祥寺に本店をおく系統。『たかさご家』系列の『武蔵家』は日吉や菊名にも進出しており、我は昨年夏に新中野本店も訪れている。だけどここ吉祥寺にある別系統の『武蔵家』は食べた事が無かったので訪問してみる事にした。吉祥寺周辺の数あるラーメン店の中でも常に人気上位に食い込んでくるらしい。井の頭公園に向かう丸井脇の路地の所に店を発見した。1999年5月に駅近くのガード下に開店し、2012年になってこの場所に移転したとか。ああ店の外からでも結構な豚骨臭が漂ってくるよ。こういう店、本場のはずの横浜でも滅多にないからなー。早速入店。横に長い店内で内装はレトロな昔ながらのラーメン店風味。厨房には男の店員2人。厨房周りに一列10席のカウンター席。テーブル席は2人卓と4人卓がそれぞれ1卓づつ。先客8人後客6人。

170415musashiya00 170415musashiya01 吉祥寺 武蔵家 『ラーメン(麺かため・油多め)』 650円

筆頭基本メニューを我のいつもの家系好みで注文。器の色は違えど『六角家』戸塚店を思い出す。凶暴な豚骨臭が鼻を突くが、いたずらに豚骨濃度を高くしていない、バランス感覚がある家系ラーメン。量産型家系とは全く違い、あちらは似て非なるものだなと思わせる本物の家系ラーメンの一杯を実感することが出来て大満足。ただ東京家系であるのが複雑な思いを抱かせた。
帰りはJRで新宿に出てから新宿湘南ラインで横浜に戻ってきた。

2016年9月23日 (金)

仙川醤油

今日は平日休暇。それをラオタとして有効活用すべく普段来れない行列店に行ってみる事にした。以前「dancyu」のラーメン特集号の表紙を飾っていた美味そうなラーメン。それを食べに行く事にした。京王線仙川駅から徒歩8分ほどの郊外にある『中華そば しば田』だ。2013年11月開店。以前は定休が土日だったので難易度は高かったのだが、最近日月に変わったらしい。それでも我からすれば人気や場所も含め敷居の高さはそれほど変わらない。ようやく訪問チャレンジ。みなとみらい線で渋谷に出た後井の頭線に乗り換える。渋谷がダンジョン化してからというもの、過去の記憶があてにならず、ただ標識だけを頼りに井の頭線乗り場へ向かう。普通にひと駅分くらい歩く事になった。辿り着いた井の頭線で明大前まで乗って京王本線に乗り換え仙川駅へ。もちろん初めて降り立った駅。閑静な住宅街で駅前には料理屋、パン屋、スーパーなどがあり、少し行くと島忠なども近くにある。駅前をみた限りでは暮らしやすそうな土地だ。そこから住宅街の方に8分ほど歩く。すると目的の店発見。開店予定時刻の25分も前に到着してしまったから誰もいない。でも予定通り。案の定1分も経たないで人が我の横についた。そして開店時には20人近い行列が生じていた。店主が時間通りに暖簾を出して開店。店舗中央辺りに券売機。店内はこじんまりとしていて、厨房には男2人。L字型カウンター8席。

160923shibata00 160923shibata01 中華そば しば田 『味玉中華そば』 880円

雑誌の表紙にあったメニューを注文。見よ、この美味そうな顔。いい香り。味玉が切られていないのがちょっと残念だけど。かために茹でられた細麺ストレート。具は薬味ネギ、かいわれ低温調理チャーシュー、黄身しっとり味玉。醤油の味がビシッとして、それでいて魚介系のじんわり出汁がして、文句なく美味い。見た目を裏切らない美味さ。文句なく汁一滴残さず完食。店を出ると相変わらず20人以上の行列が続いていた。この町外れの立地でこれほどの大行列が生じるのも納得だ。

『しば田』にフラレてしまった場合を想定して一応この近辺のラーメン店をリサーチしておいたので、次はその目をつけていた店に向かう。『しば田』から徒歩10分ほど、『麺処 絢(けん)』という店。以前は創作居酒屋だったらしいが、2013年4月に自家製麺のラーメン専門店として開店したらしい。『しば田』より開店時間が30分遅いので、開店5分前くらいに無事到着。店前に人はいない。でもまた直後に後客が続いた。開店時間ピッタリに女将が暖簾を出した。その頃には我の後ろに8人ほど行列が生じていた。早速入店。厨房には店主と女将の2人。厨房前に一列のカウンター4席。2人がけテーブル3卓と4人がけテーブル席1卓。口頭で注文。女将は居酒屋時代の接客の感じなのでラーメン店としては違和感のある、誤解を生みやすいような接客だった。

160923mendokoroken00 160923mendokoroken01 麺処 絢 『醤油ラーメン』 700円

筆頭メニューを注文。塩もある。自慢の自家製麺は中太平打ち多加水手もみ縮れ麺。佐野ラーメンインスパイアらしい。具は薬味ネギ、かいわれ、穂先メンマ数本、そして中央には分厚いが柔らかい巻きバラチャーシュー。やや酸味を感じる淡い醤油スープ。これも日本の醤油ラーメンとしては上質だよな。満足。

ここまで来てしまうと調布というより世田谷区。小田急の成城学園前駅まで歩いてしまおう。といっても1.6kmもあるけど。食後のいい運動になる。それにしても今日も朝から降り続いている雨。いつまでこんな天気が続くのだろう?成城学園前駅周辺で銀行とスーパーに寄って帰路についた。登戸から南武線に乗り換え武蔵小杉に出た後、ひと駅分近く歩いて湘南新宿ラインに乗り換え横浜に帰ってきた。

2016年6月 4日 (土)

黄希望軒

11時も周り腹が減った。目覚めに野菜ジュースを一缶飲んだだけだったし。ドラマ「孤独のグルメ」で紹介されていた『カヤシマ』のナポリタンを食べに行こうかとも思ったけど、ナポリタンは味が想像出来るしなー。そう思ってやっぱりラーメン!懐かしモードなので駅前の『ホープ軒本舗』にやって来た。あれ?まだシャッターが半分降ろされていて店前には誰もいない。店の表記をみると11時半開店となっている。あと5分以上時間あるしブラブラしようかな?と思っていた隙に2人先客が並んでいた。なのでその後に続いて開店を待った。時間ピッタリに女店員がシャッターを全開し暖簾を出した。その頃になると店前には行列が出来ていた。奥から詰めて席に座るよう促された。あー店舗改装したんだね。昔のままのリニューアルという感じでいいね。厨房には男の店員2人と女店員1人。L字型カウンター15席は開店時埋まった。外待ち客もあっただろうね。注文済みの客にお冷が提供される。口頭で注文。料金前払い手渡し。

160604hopeken00 160604hopeken01 ホープ軒本舗

『中華そば(麺かため)』 650円+『味付玉子』 50円=700円

筆頭基本メニュー注文。以前の経験から麺かためは必須。50円の味玉は支払いのキリが良くなるのでついつい注文。麺は中太ちぢれ麺で大盛りが標準となっている。具はゆでもやし、メンマ、海苔1枚、大きめのチャーシュー2枚、トッピングの味玉丸1個はおでんの玉子みたいに黄身がホクホクしていて美味い。先日食べた『平太周』に比べてしまうとかなりあっさり。「昔ながら」だからなのかどうかわからないけど、過去もそんな感じだったと記憶している。むしろ雰囲気と麺量で満足させられている感じ。もう腹いっぱいで連食は不可能だ。

その後お気に入りの本屋に入る。電子書籍ばかりじゃなく、実際の本は見ていると楽しいし発見があるね。2冊ほど買って駅に戻り横浜へと戻った。短いが満足の吉祥寺訪問となった。

2015年10月17日 (土)

初富士訪

牛浜駅に到着したのは午後12時前。予定ではここからそのまま帰路につく予定だったが、そんなに急いで帰ったところでしょうがないという気になって、立川経由で西八王子に降り立った。狙いは先ほど訪問した『いぬい』の修行先というばかりではなく、八王子ラーメンの祖とも言われる店、『初富士』。以前は八王子駅近くにあったらしいのだが、今は西八王子駅から歩いて20分ほどの所に移転している。そしてこの店、撮影禁止というハードルがある。なかなか赴く気にはならなかったけど、せっかくこの日この時間に八王子に来ているので、良い機会と思い行ってみる気になったのだ。『初富士』は日曜定休だからね。

151017hachiouji00 空にはようやく少し青空が覗くようになり散歩は快適。浅川を越える橋を渡って普通の路地の先の小さなビルの1階に『初富士』の看板を発見。当然老舗感は感じられない。暖簾を割り入店。店内は白い内装で小奇麗。厨房には白髪で丸顔、眼鏡をかけ口を一文字にして黙々とラーメンを作る店主と、その奥さんと思しき女性店員の2人。厨房前に一列4席のカウンター席、4人がけテーブル席3卓ほど。先客6人後客2人。口頭で注文。カウンター席の目の前の壁にカメラのイラストに斜線マークの入ったものが小さく貼られていた。

151017hatsufuji00 初富士 『中華そば 並』 500円

筆頭基本メニューを注文。丼は無地の白い小ぶりのもの。そこに黄色い中細麺が綺麗に横縞を描いている。具はナルト1枚、茶色い小さなチャーシュー1枚、そして玉ネギの刻みは、普通のラーメンの薬味ネギ程度の量で控えめな印象。見た目は綺麗な中華そばで写真撮影出来ないのが惜しいと思うほど。味も醤油主体で懐かしい味のスープ。元祖と言われる一杯に満足した。

帰りは近くのバス停から八王子駅に戻った。駅の無印良品で傘とパンを購入し、横浜線快速に乗って家路についた。

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