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2017年12月 9日 (土)

勝本中華

水道橋の老舗ラーメン、半チャンラーメンの祖『さぶちゃん』が閉店してしまった。「そこにあって当たり前」のような存在だった古き良きラーメン店が次々と人知れず消えていく。悲しいことだけどこの流れは全国規模で加速していってしまうだろう。我はその直前の良いタイミングで全国地麺巡りが出来て幸せだったんだなあと思う。

閉店する店もあれば新たな店も現れる。水道橋駅西口にほど近い場所に2015年3月14日に開店…というから新たな店というわけでもないんだけど。『中華そば勝本』という店だ。和風で豪華な店構え。時刻はちょうど正午あたり。店前には6人くらい行列が生じている。入口脇店外に券売機が設置されているので食券購入後列に並んだ。すると前客が千円札9枚を我に差し出してビックリした。我は1万円札を投入しお釣りを小銭しか取っていなかったのだ。危ないところだった。礼を言って受け取った。8分ほどの待ちで入店。中も豪華な作りで厨房には和風料亭の職人みたいな男の店員が5人並び接客の女店員が1人。厨房前と背中わせの壁側にそれぞれ一列10席のカウンターが配置されている。15分くらい待たされてようやく提供された。

171209katsumoto00 171209katsumoto01 中華そば 勝本 『味玉中華そば』 830円

基本メニューに味玉トッピングで注文。他に濃厚煮干しそばやつけそばがあった。麺は中太縮れ麺。ナルトと薬味ネギ、メンマ数本、海苔1枚というオーソドックスなスタイルと思いきや肩ロースとバラ肉2種の肉厚チャーシューが2枚。煮干しがやんわりと香るほんのり甘さを感じる醤油スープ。完成度の高い一杯だった。満足も出来た。

その後水道橋駅から東京駅へ。地下の土産物売り場を少し覗いてから帰路についた。

2017年9月 5日 (火)

馬子禄来

中国甘粛省蘭州に創業百年以上の歴史をもつ、中国本土1番人気のラーメン店と呼び声高い『馬子禄牛肉面(マーズルーぎゅうにくめん)』が、先月22日神保町に1号店を出店した。店主は日本人で、中国へ留学した際、蘭州ラーメンにハマって、馬子禄本店に何度も頼み込んで弟子入りを許可され、厳しい修行の末この度日本に店を出店する運びになったという。開店以来行列が絶えない大変な人気だという。我は今日まで遅い夏休みという事で、最終日を利用して行ってみる事にした。京浜東北線に乗り向かったが、品川手前で停電被害で20分近く社内に閉じ込められてしまった。何やってんだよ、もう。品川から京浜急行に乗り換え三田から三田線に乗り神保町に到着したのは開店時刻を8分ほど過ぎてしまった。案の定20人以上の大行列が出来ていた。すぐ目的店の行列とわかり後ろに並ぶ。開店時間の20分前に到着する予定で家を出たのに!結局35分待ちで入店出来た。入口に券売機。でもメニューは1種類のみで麺が細麺・平麺・三角麺の三種類から選べる。あとはパクチーと牛肉増量トッピングだけ。内装は高級中華茶房のようで胡弓の音楽が流れ雰囲気たっぷり。客席はテーブル席のみで45席。厨房は奥にありガラスの向こうで男の店員が3人ばかり麺を打っていた。あとは接客担当の日本人らしい女の店員が3人。接客は高級中華料理店並に丁寧。

170905maazulu04 170905maazulu01 蘭州拉麺 馬子禄牛肉面 神田神保町店

『蘭州牛肉麺(三角麺)』 880円


細麺が初心者にはオススメらしいが、興味を惹かれた三角麺で頼んでみた。パクチーの有無とラー油の量も店員に聞かれたが、全てノーマルの量を注文。ほどなくして着丼。パクチーの匂いが強烈だ。三角麺は手延らしい不揃いの肉厚平打ち麺といった感じ。具は大量のパクチーと葉ニンニク、大根、牛肉スライス。底の方には細かい牛肉片もあった。スープは牛骨と種々の薬膳スパイスで作ったあっさりしたものらしいが、ラー油に押されてしまっている。ラー油は少なめの方が日本人には合う感じ。とにかくパクチーとラー油の味、そして牛肉の甘み。台湾で食べた牛肉麺と基本的に同じ。でもこれほど高級感がある牛肉麺は初めて食べた。それにしても蘭州拉麺が日本にやって来たか!という思いもありつつ、今頃?という気持ちもある。これだけ中国人が日本で生活しているのに故郷の味も懐かしくなる人も多いだろうし、日本で一旗揚げてやろうと思う人もいたっておかしくないと思うのだが。結局日本に蘭州拉麺を連れてきたのは日本人だったか、と思うと不思議に思った。

2017年7月24日 (月)

月楽農園

今日は午後神田で外部講習受講。ついでに近くの店で食べようと食べログで検索。すると平日営業のみの山形ラーメンを提供するという変わった店を見つけたので行ってみた。『最上 楽農園』という変わった店名。そしてラーメン店に似つかわしくない、東京のオフィスビルらしい真っ白い外装。ラーメン店は地下にあり、2階では稲庭うどん、1階では喫茶店になっている。山形最上地方のアンテナショップっぽい。白い階段を降り入口の自動ドアを入ると入口脇に券売機。店内まで都内オフィスのようで真っ白で明るい。3~5席並んだカウンター席が7つくらいあった。2人がけテーブル席は4卓くらいか。店員は誰もおらず先客1人のみ。BGMは洋楽が流れている。なんか異様。テーブル席に座ってみるとバーコードリーダーが設置されていた。これに食券のバーコードをかざすと厨房に情報が届くシステム。なんとも斬新だけど素っ気なく感じた。

170724rakunouen00 170724rakunouen04 170724rakunouen02 170724rakunouen01 最上 楽農園 『山形あっさりラーメン』 600円

山形だから夏季限定の「冷やしラーメン」もいいかな?とも思ったが、先日『拉麺大公』で冷やしを選んで後悔した記憶が生々しい。このところの暑さで冷たいモノばかり飲んでいたからこれ以上腹を冷やしたくないしね。筆頭基本メニューを注文。山形は地ラーメンの宝庫だが、ここのは最上地方のラーメン。最上地方というと「新庄とりもつラーメン」だけど普通のラーメンはあまり良くわからないからね。しばらくすると初めておっさん店員がラーメンをのせたカートを押しながら登場。ラーメンは漬物付きで登場。山形訛で「ご飯はいかがですか?」というのでお願いした。卓上の「辛味みそ」を薦められた。言われるがままにご飯にのせる。ああ、これは岩手で食べた「南蛮味噌」と同じだ。美味いね。そしてラーメン。麺は平打ち中太ストレート。具は散切りネギ、ワカメ、メンマ数本、茹で玉子半個、肉厚のチャーシュー1枚。スープはあっさり醤油味。深い味わいではないけど毎日食べるのに適したスープだ。ラーメン消費量日本一の山形県民が好む一杯。良い食事が出来た。

2017年6月17日 (土)

秋葉背脂

朝から雲ひとつない青空が広がった土曜休日。ゴミ出しをして布団を干す。朝食は抜きで朝9時半過ぎに家を出て秋葉原に向かう。特に行ってみたいと思える店もなかったが、久々に背脂チャッチャラーメンを食べたいかなーと思って、ひっかかったのが『超ごってり麺ごっつ』。本店は亀戸にあるらしいが亀戸まで行くまでもない。開店数分前に到着すると既に店前に一人待ち。何か派手な店構えだなーと見ている内に後に2人。開店時間ぴったりに入店。入口脇に券売機。厨房は奥にあり男の店員2人、大陸系の女店員1人。変形一列のカウンター13席。あと客も続々行列をなし満席。こんなに人気店だったとは知らなかった。

170617gottu00 170617gottu01 超ごってり麺 ごっつ 秋葉原店

『しょうゆラーメン(背脂ごてごて)』 750円

基本メニューを注文。背脂の量は一番多いやつを頼んだ。麺は丸い中太ちぢれ麺。具は大量の葱の輪切り、もやし、豚バラチャーシュー2枚。背脂チャッチャの王道だね。天地返ししてクチャグチャに混ぜて食べる。でも醤油ダレが弱く背脂に負けてしまっている。背脂ごてごて頼んでおいてなんだけど。久々に背脂チャッチャ系を食べられて満足したけどね。

2017年3月18日 (土)

神田八重

久々に神保町の本屋を巡って休日の時間を楽しんだ後、小川町方面へ散歩。昔この辺りにいい感じの立ち食いそば屋があったんだけどなーと探してみたが見つからず。代わりに見つけたのが八重山そばの店。沖縄そばの店は数多く有り珍しくもないが、八重山そばとなるとレア度は跳ね上がる。なのでついつい入店してしまった。最初から下調べをしなかった店に入るのは久々だ。昨年末に開店した新店だとか。厨房は奥にあり見えない。店内中央に券売機。2人がけテーブル席3卓と4人がけテーブル席3卓。店内には沖縄民謡が流れていた。

170318miyaraseimen00 170318miyaraseimen01 みやら製麺 『八重山そば』 480円

筆頭基本メニューをシンプルに注文。あー見た目が石垣島で食べたものと一緒。思い出すなー。シコシコした平打ち太麺が八重山そば。青ネギの小分け切りと、揚蒲鉾の細切り、豚肉の細切り。昆布と鰹出汁が効いたあっさりスープ。いい感じ。半分ほど食べたところで卓上のコーレーグースを数滴垂らしてスパイシーに味変。これも懐かしい。本場感も味わえ満足した。

この後御茶ノ水経由で秋葉原に出て帰路についた。

2017年3月11日 (土)

雷鳥一号

あの東日本大震災からもう6年も経ってしまったのか。早いものだ。

今日は銀座に出る用があったので、銀座近くの店を事前調査したのだが目ぼしいところは行ってしまっているようなので、日本橋方面まで足を伸ばしてみることにした。まずは食べ歩き優先。昨年9月末に黒天丼で有名な『中山』に訪問した際、2店目として予定して取り止めていた店に行ってみる事にした。屋号は『雷鳥』とかいて「サンダーバード」と読ませるユニークな店。2012年5月末に開店。店主は脱サラ独立ながら自家製麺をウリにしている。訪問時ちょうど店員が暖簾を掲げるところだった。札は営業中ならぬ発進中と表記。待ちもなく最初の客として入店。入口脇に券売機。厨房には男の店員3人と女の店員1人。厨房前に一列カウンター6席と、2人がけテーブル5卓。後客6人。

170311thunderbird00 170311thunderbird01 ラーメン雷鳥 『1号ラーメン』 750円

筆頭基本メニューを注文。1号はあっさり、2号こってりだそうだ。何だかかつて町田近くにあった『69’n ROLL ONE』を思い出すメニューだが、屋号にちなんだ人形劇の方に由来があるんだろうな。5分ほど待って着丼。クラシックスタイルの醤油ラーメンだが、うどんのような縮れ太麺。具は薬味ネギ、太メンマ3本、ほうれん草、海苔1枚、薄いチャーシュー2枚。奥久慈産シャモにこだわったスープとのこと。味も生姜がほんのり効いた淡い醤油味のクラシックスタイル。斬新さは自家製縮れ太麺くらいで思ったよりインパクトに欠けた印象が残った。

2017年2月18日 (土)

神田無銘

春一番が吹いた暖かかった昨日と違いやや肌寒く雲も多い土曜休日。今日は神田に出没する事にした。一度秋葉原に出てから戻る形で神田へやって来た。以前から気になっていたラーメン店へ訪問する。この店は屋号が無く、仮に『』(無銘)と言われている。2013年1月に開店した。この店のラーメンの特徴は「味変」。店主が独自開発した「練り醤油」というもので、塩味から醤油味へ、洋風から和風へ、薄口から濃厚へと変化するという。目的の店には開店時間を5分ほど過ぎてから到着。暖簾に「麺」と書かれているが確かに屋号を示すものがない。先客がいないようだが「営業中」と書かれた札が出ていたので入店。入口に券売機があり食券購入中に後客がやってきた。厨房には店主1人のみ。客席は厨房前の一列6席のカウンター席のみ。後客は3人来た。

1700218mumei00 1700218mumei01 『』(無銘) 『熟成練り醤油らーめん 並』 700円

筆頭基本並を注文。他に塩とつけ麺があった。5分程度の待ちで提供された一杯は茹でキャベツと中央の黒っぽい練り物が目を引く。麺はかために茹でられた平打ち太麺。具は茹でキャベツと辛味葱、海苔1枚、チャーシュー1枚。そして中央の黒っぽいのが練り醤油というやつだね。スープは濃度が高く鶏白湯らしいけど、味も粒子の食感も、上質なじゃがいもポタージュスープのよう。味が薄いと感じない。程良いしこのままスープを飲み干してしまえる感じ。茹でキャベツの存在で普段ラーメンを食べている時とは違う気持ちになり、たしかに洋風な料理に感じなくもない。そしていよいよ中央の練り少つを徐々に溶かしていく。すると魚介醤油の味わいが広がり、濃いめの和風の味わいに。辛味葱の存在の相乗効果で普段ラーメンを食べている感覚にもどった。鶏白湯と醤油を合わせているので変わった味わい。これも美味しいけど個人的には元の状態の味の方が好き。面白い一杯だった。満足。

2017年2月17日 (金)

有楽柚子

夕方から都内で仕事があり早めに出発。目的地の有楽町に到着したのは3時半くらいか。時間があったのでラーメンを食べていくことにした。ラオタの気持ちがまだ失っていないのか?単なる思考の癖なのか?スマホで調べると駅前の東京交通会館地下に評判の店があるらしいので行ってみた。屋号は『麺屋ひょっとこ』。2005年1月に開店したらしいからもう創業10年超えてるんだね。地下の飲食店街の一角の狭い敷地にL字型カウンター7席のみの店を発見したが、店前に6人の立ち待ち客がいる。こんな時間にも関わらず。予想外だったので仕事に間に合うかちょっと不安になったが、店外に設置してある券売機で食券購入。回転がよくて6分程度の待ちで着席出来た。厨房にはおばちゃん店員2人。後でおじいちゃん店員が1人交代で入ってきた。

170217hyottoco00 170217hyottoco01 麺屋ひょっとこ 『和風柚子柳麺』 730円

この店の看板メニューを注文してみた。柚子塩ラーメンだ。麺は縮れ細麺。具は薬味ネギ、水菜、太メンマ、半ゆでたまご、脂身の多い厚みもある大きめのチャーシュー1枚。スープは口当たりの良い典型的な柚子塩味。個性はあまりなくいつかどこかで食べたことのあるような柚子塩ラーメン。昼にサラッと食べられて胃にも負担がかからなそうなので、このビジネス街に合っているのかな?今の我にも合っていてちょうど良かった。

2017年1月14日 (土)

秋葉蜆麺

今度は昨年末フラれた『青森十三湖しじみらーめん』という店。本店は青森市にあり先月1日に東京進出したのが今回の店となる。「十三湖しじみらーめん」といえば青森ご当地ラーメンのひとつ(『津軽地麺』参照)。我も2011年9月に行った初の青森遠征の際『和歌山』に入店した。ご当地ラーメンの中でもかなりマイナーなのだが、東京進出してくるんだね。店の前にはねぶたの飾りで彩られてご当地感を演出している。早速入店。入口近くに券売機。厨房周りにL字型カウンター6席と2人がけテーブル席3卓。厨房には男の店員2人。先客1人後客2人。BGMはうっすらねぶた祭りになっている。

170114shijimiramen00 170114shijimiramen01 青森十三湖 しじみらーめん 東京秋葉原店 『あっさり』 880円


あっさりとコク、豆乳入りの美白というものがメニューに並ぶ。我は無難に1番人気の筆頭基本メニュー普通盛りを選択。麺は中太ちぢれ麺。具は青ネギの小分け切り、ワカメ、お麩、小ぶりの蜆が多数。蜆というのは少し前は食べたくなくても普通に食べられたものだが、最近は自ら食べようとしないと食べられない気がする。そういう食材になったのかな?何か外来生物の影響で収穫量が減ってきているみたいだね。歳をとるとこういうラーメンは良くなっては来るので美味しく食べられた。ただあっさりしていて習慣性が弱いのでラーメンを食べたという満足度は低いかな。メインの食事としてではなく飲んだ後に最適という感じ。

2016年12月29日 (木)

急雲林坊

岩本町駅から再び秋葉原方面へ歩を進める。しじみラーメンを提供する新店が出来たと言うのでそこを狙ったのだが既に年末休業に入っていた。そういう時期だからしょうがない。それから代わりの店をどうしようかと思ったが、この時期だからそう簡単に見つからないだろう。だから来る途中に人だかりが出来ていた担担麺専門店に入ってしまう事にした。この寒い時期に辛いものを食べて温まりたいというのもある。屋号は『雲林坊(ゆんりんぼう)』。事前知識など無いまま入店を決めたけど、後から調べたら神田にある『雲林』という高級中華料理店の姉妹店で、九段北に次ぐ2番目の店舗らしい。日本橋にも3号店を出すなど破竹の勢いだとか。訪問時も店の前に10人以上の列が生じていた。店内にも数人待っている様子。20分くらい待ってようやく入店。入口に券売機。厨房には男の店員4人。厨房を取り囲む変形L字型カウンター10席のみ。ほどなく先客が席を立って3分後に着席。

161229yunrinbou00 161229yunrinbou01 神田担担麺・陳麻婆豆腐 雲林坊 秋葉原店

『汁あり担担麺』 800円


筆頭が汁ありだったのでそれを注文。筆頭でなくても汁あり頼むつもりだったけどね。辛さと痺れを調節してもらえるらしいけど、予備知識もないのでデフォルトのままに。麺は全粒粉使用で灰色のボゾッとして食感の中細やや縮れ麺。具はネギ、ニラ、もやし、挽肉。中央のネギ山の頂上に唐辛子がたっぷりのっている。辛いものが好きな人にとってはたまらないビジュアルだろう。辛いもの苦手な人はそもそも食べに来ないか。激辛でもないけど痺れが刺激的。そのあたりが受けているんだろうな。担担麺としてはかなり上質。行列も納得の満足の一杯だった。

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