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2019年11月30日 (土)

湖国黒麺

地麺過疎地帯の滋賀県に新たなご当地ラーメンが生まれている事を知った。その名は「湖国ブラック」。名前に「ブラック」とか付けている時点で自然発生の地麺ではないことがわかる。いわゆる後付の「町おこし系」。滋賀拉麺維新会なるラーメン店互助会のような集まりが、ご当地ラーメンのない滋賀県を憂慮して創作したメニューだ。2012年頃立ち上げられ、現在でもいくつかのラーメン店が提供している。その中のひとつに彦根市の中央部あたりにある『ラーメンにっこう』だ。2005年創業。食べログ百名店に滋賀で唯一選出されている店だ。鶏白湯をメインにしているらしいが、我は有名店巡りをしているわけではないので狙いは「湖国ブラック」だ。

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場所は彦根市の中央部あたりにあり彦根中心街から5km弱離れている。琵琶湖周辺の平坦な場所なのでサイクリングには最適。川を2つ超えて田園地帯の真ん中に店はあった。開店予定の25分前に到着してしまった。でも店前に名簿がありすでに2組の名前が記載されていた。3番目として我も記入。他の来客も相次ぐがいずれも車での来店。車内で待っている。我1人店前のベンチに座って待った。定刻に開店し名前を呼ばれて店内に案内された。厨房には男の店員3人と女の店員1人。客席は厨房周りにL字型カウンター9席と4人がけテーブル席2卓と座敷に4人卓2つ。来客は相次ぎ満席で外待ちも生じていた。
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ラーメンにっこう 『湖国ブラック』 800円

「湖国ブラック」には8つの定義がある。①県内産のたまり醤油を使うこと②清湯スープを使うこと③背脂を入れること④中太縮れ麺を使うこと⑤数量限定でもいいから毎日提供出来ること⑥長く続けられること⑦大きめのバラ巻き肉を使うこと⑧麩を使うこと。特に⑤と⑥は重要だね。関西地域ではあまり見られない背脂を使い黒いスープと中太縮れ麺がよく絡み美味そう。実際美味かった。中央には葱の小分け切りともやしに黒胡椒と唐辛子がかけられている。メンマ数本と半味玉、麩が3つ。麩はにスープが染みるとまるでチョコレートのような見た目となり面白いし、スープの濃さも麩で緩和され食べやすい。これは今までのご当地食材を使うことに注力した「町おこし系」ご当地ラーメンとは一線を画するぞ。まずラーメンとして美味しく完成度が高い。ラーメンのもつジャンク要素がしっかりと感じられる。あたり前過ぎて見逃されていた重要なこと。料理としてではなくラーメンとして美味しくなければ、メニューのファンも付かず、長く毎日提供し続けることも出来ないのだ。この一杯でこれまで我にとっては批判の対象でしかなかった「町おこし系ご当地ラーメン」への見る目を変えてくれた。それを含めて収穫ありの大満足。料金を支払い笑顔で退店することが出来た。

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コメント

> 関西地域ではあまり見られない背脂を使い黒いスープ

新福菜館で馴染のある京都系

ご指摘ありがとうございます。京都ブラックと異名もある『新福菜館』と京都背脂系『ますたに』を参考にして作り上げたのでしょうね。

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