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2019年8月31日 (土)

夕郷之浦

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壱岐での宿泊予定地は、島南部にある郷ノ浦港。到着したのは午後6時半過ぎ。今回の宿は昔ながらの古い和風ホテル。畳の部屋にベッドを設置したり洋式トイレにしたりして努力している感じだが設備の古さは否めない。でも部屋広いし、港がよく見えるし、大浴場あるし、フリーWi-Fiあるし満足だ。

しばらく休んだ後晩飯を求めて町 に繰り出した。夕陽に染まる港町、いいね。

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郷の浦は壱岐の中では大きい町と聞いていたけど何だか静かだ。ことごとくシャッター降りてたり営業していない店ばかり目立つ。商店街のスピーカーから流れている明るい音楽が寂しさを引き立てている。

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とにかく晩飯を食べて早々に戻って風呂に浸かりたい。対馬の時にも書いたが港町だからといって海鮮には行きたくないんだよ。居酒屋や寿司屋は除外。コテコテの中華料理店を見つけたが、それはそれで悲しいなー等と迷っている内に同じところを2周してしまった。この調子では時間が無駄に過ぎていくだけ。早々に決めないと。見た目からして海鮮和食っぽい店だったが店先のメニューを見ると「壱岐牛の炙り焼き定食」というのを見つけた。これいいじゃん!と即決し暖簾を割った。いかにも和風食事処といった内装。大将らしい親父が客席に座って暇そうにしていた。「お好きな席へどうぞ」と言われ厨房に戻っていった。他に女の店員1人。メニューをもってきた女店員が間髪入れず「ウニは終わっちゃったんですよ、すみません」と言ってきた。こっちもそのつもりはないから問題なし。入口付近にこじんまりとテーブル席がいくつかあった。奥や2階に広間の客席がありそうだけど、先の対応を見たって先客ゼロの様子。結局後客も無かった。8月最後の日とはいえ土曜日の夜だよ?壱岐もどうしちゃんたんだろう?口頭で注文。
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味処味よし 『壱岐牛の炙り焼き定食』 1728円

目的のものを注文。中央にサラダが盛られその周りに壱岐牛の炙り焼きが9枚。肉にはおろしポン酢がついている。豆腐と油揚げの味噌汁とごはん、漬物。野菜も摂れて肉とごはんが食べられて満足の夕食になった。今夜このメニューに出会えて救われた。
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ホテルに戻る前にかなりローカル色が強いコンビニに立ち寄ってドリンク類を買った。ホテルに戻って念願の大浴場。実際は小中浴場だったけど。誰もいないので独占で浴槽内で大の字。対馬を堪能して、壱岐もほぼ全域を回って最後に見事な夕陽が拝めた。充実した1日だったなー。今夜はぐっすりと良い眠りにつけそうだ。

壱岐訪島

壱岐島(いきのしま)。対馬から約68km、九州本土(佐賀県東松浦半島)から26kmの地点に位置する。南北17km東西15kmという対馬に比べればぐっと小さい、亀の甲羅の形に似ていると言われる島だ。また高速船から見てよくわかったのだが、起伏が少ない平坦な地形なのも対馬島と大きく異なる。まあそうは言っても島だから上り下りはあるのだけれど。

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午後2時半、島の東に位置する芦辺港に高速船は着岸した。事前予約していたレンタカー会社の人が高速船乗り場に名前の書かれた札を掲げて出迎えてくれた。小さな島だからか大手レンタカー会社の営業所が存在せずローカルなレンタカー会社へ電話で予約していた。インターネット予約は不可だった。この港で料金を支払い説明を受ける。「返却時はガソリンは満タンにしてこの港付近に乗り捨てて下さい。キーはダッシュボードに入れておいて下さい。」と言われた。そんなずさんなのでいいの?とにかく車に乗り込み試運転。対馬で借りた車よりグレードダウンしていてちょっと慣れるのに時間が必要そうだ。ナビにもろくに観光地が登録されていないので、地図上にタッチして目的地を登録する他ない。

まず練習を兼ねて芦辺港近くの観光スポットである左京鼻に行ってみた。ただ岩が海面から突き出ているだけだが、対馬とは異なる壱岐の風景を見ることが出来た。壱岐は人に優しい感じの島だね。

190831sakyoubana02すぐ近くの「はらほげ地蔵」にも立ち寄ってみた。海に向かって佇む六体の地蔵。誰が何の目的で作ったのか不明だそうだ。満潮時には頭まで海中に没するそうだが、我が訪れた時は完全に干潮で足元にも海水がない状態。回り込んで正面を見ることも出来たけど何故かやらなかった。

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島の南東部の石田町へ移動。壱岐はハングル表記などほとんどなく普通の日本の田舎の風景。田んぼが広がっている場所もあったりする。対馬から来るとその違いに目がいってしまう。そして次の目的地、筒城浜海水浴場へ到着。壱岐は白い砂浜のビーチが各所にあるそうだが、その中でも一番有名なのがここ。遠浅で波も静かでサンダル履きのまま膝近い深さまで入ってみたけど全然平気だった。しかし対馬より秋雨前線に近い為か空が曇っていてちょっとくすんだ風景になってしまっているのが残念だった。

190831tutukihama01190831tutukihama02190831tutukihama03筒城浜海水浴場から南西方向に移動。やってきたのが岳ノ辻展望台。壱岐最高峰からの360°の風景が味わえるのだそうだ。といっても約212m。障害物のないので壱岐全景が見渡せた。景色も良かったけど、また晴れてきた事が嬉しかった。

190831takenotuji01190831takenotuji02 更に南下を続け壱岐最南端の岬、海豚鼻を目指した。ここが今思い出しても結構な難所だった。マイナーな絶景ポイントの為ろくに案内板などがなく、ここの入口を見つけるのが一苦労だった。でもそれは序の口だった。白い灯台がある絶景ポイントに出るまでが過酷だった。草で覆われた入口。本当にここなのか?と疑って入ってみると道らしい道がない。誰かが通った跡、ほぼ獣道がかろうじてある草むら地帯が続き、さらに今度は藪に覆われていて道なき道を進む感じになっている。半ズボンにサンダル履きで来てよい場所ではなかった。これが5分くらい続いた。獣道の5分は長いよ。本当にこんなところ進んでよいのか不安になる。なにしろ他に誰もいないからね。途中2回くらい本気で引き返そうかと思った。次に藪地帯が現れたら間違えだったと引き返そう…そう思った時に海が見えた。そして白い灯台も。写真だけでは伝わらない旅の苦難はあるものだよ。遥か水平線の向こうに見える島は佐賀県馬渡島だろうか…。帰りは確実に出口があるとわかって進んだので行きより早く進めたと思う。手や足に草による切り傷がたくさん出来てしまった。
190831irukabana01190831irukabana02190831irukabana03次に目指すのは壱岐の島で最も有名でシンボル的存在の「猿岩」だ。島最南端から中央の県道に出て北西方面に進路をとる。現れたのは夕陽を見上げて佇む巨猿のシルエット。各地の観光地で「~に見える」と動物や人に例えられる岩があるが、そのほとんどが「…苦しくないか?」と返したくなるものがほとんどだが、これは正しく猿岩だ。一度猿に見えてしまうともうそれ以外には見えない。

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時刻はまだ5時半。日が沈むまでにまだ時間はある。猿岩より更に南の西向きの海岸、牧崎園地へ向かった。一面の牧草地の先に海が見える。その手前にある岩がゴリラの顔のようだ。更に先に歩を進めるとくり抜かれた崖の穴に西日が差し込んでいる。鬼の足跡というそうだ。
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でもそれより何より我を感動させたのは、緑の牧草地の先の広大な水平線に近づいていく巨大な夕陽だ。その夕陽にまとわりつくように雲がかかっているのがまた素晴らしい。なんというか…しばらく見惚れてしまって動けなくなってしまった。周りに誰もいない。我一人、緑の草原に立って海の向こうの夕陽と対峙している。本当に感動すると言葉など思い浮かばず何も考えられなくなるものなんだ。この夕陽を見れて幸せだ。この夕陽を見せてくれた壱岐の島に来ることが出来て本当に良かった。

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対馬奇麺

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対馬の伝統的な蕎麦に「対州蕎麦」という原種に近い十割蕎麦があるそうだが、もう一つ地元の麺料理「ろくべえ」なるものがあるらしく、我はそちらに興味を持った。さつまいもから摂ったでんぷんだけで作った麺なのだそうだ。空港近くに提供している店があるというので、上見坂展望台に行った後に立ち寄ってみた。場所は「ふるさと伝承館」という体験型観光施設に併設されている『そば道場』という店だ。開店数分前に到着してしまったが店員は中に招き入れてくれ開店時間まで待つよう言われた。窓側の席に座る。そうすると同様に後から親子二人組が我の前の席に座った。定刻を過ぎたので店員が注文を取りに来た。口頭で注文。
190831sobadoujyou00 190831sobadoujyou01そば道場 美津島店

『ろくべえ』700円+『ミニとんちゃん丼』 300円=1080円

目的の品プラスで付けられるミニとんちゃん丼を注文。これは不思議な麺だなあ。太く短い麺がプルプルした不思議な触感を伝えてくる。すするのではなく、掬って食べる麺だ。汁は味は鰹出汁だから蕎麦と一緒。これは横浜では食べられないだろう。とんちゃん丼とセットで満足の対馬最後の食事が出来た。

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対馬南巡

対馬2日目。清々しい青空が広がっていた。今日も幸先いいぞ。ホテルで提供された朝食をとって8時前にはチェックアウトし車のエンジンをかけた。今日の午後1時には壱岐へ渡る高速船に乗る予定なので対馬観光のカウントダウンが我の中では始まっていた。

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昨日は北の上島を中心に巡ったので、今日は南の下島を中心に巡ろう。相変わらずくねくねの山道を進む。南へ向かって進んでいる途中「尾浦海水浴場」の文字を目にしたので横道に逸れた。もの凄い急角度の坂の真新しい舗装道路を下っていく。昨日の「三宇田浜海水浴場」のような美しい砂浜を期待したのだが、こちらは砂利とコンクリートの海岸でがっくりした。海は綺麗だったけどね。ここも人っ子一人いなかった。

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再び本線に戻り内陸へとすすむ。そこには一枚の花崗岩の上を川が流れる場所があるという。「鮎もどし自然公園」と言われる場所だ。ここも周りには誰もいない。川に降りてみるとたしかに岩の表面を川が流れている。泥等が混ざらない綺麗な冷たい水だ。8月最後の日にこんなに涼やかな場所に来れて幸せだ。

190831ayumodoshi02190831ayumodoshi01 そしてやって来たのが豆酘崎(つつざき)。対馬最南端…ではないが突き出た岬から絶景が望めるというのでやって来た。でもここで今回の旅最大の恐怖を味わう事になってしまう。もの凄いくねくね道を経て辿り着いた豆酘崎。駐車スペースはあるが、細い上り坂の道が続いていて、ナビも目的地は未だ先を示している。なので徐行しながら恐る恐る坂道を進んでみたが、その道幅はどんどん狭くなっていく。ガードレールなどなく直ぐ側は切り立った崖。これで対向車が来ようものならもうお終い。こんな細いカーブの道をバックで運転なんて不可能。あーあの駐車スペースで車を止めて歩いてくれば良かったーと後悔しても後の村祭り。本当に祈る思いで先に進むと車3台分くらいのスペースがあった。到着出来た!そこから岬の遊歩道をぐるりと見て回った。こんな好天に恵まれた光景を独り占め。幸せだ。でも帰りもあの細い道を進まなくてはならないと思うと恐ろしく手放しで絶景を楽しめなかったよ。それくらい恐ろしかった。帰りも運良く対向車に出会わず無事戻る事が出来安堵した。

190831tutuzaki01190831tutuzaki03190831tutuzaki02 再び厳原に戻って今度は少し北へ向かう。昨日は烏帽子岳から浅茅湾を北から眺めたが、南から眺める事ができる上見坂展望台へ向かった。訪問予定していた観光スポットの最後の目的地。こちらも細いくねくね道だったが、豆酘崎のあの難所をクリアしたので全然楽だった。烏帽子岳からの眺めより一枚落ちる感じだったが、旅の最後に対馬らしい情景を目に焼き付ける事が出来て良かったよ。そしてこちらにも我以外誰もいなかった。本当にいい時期に訪れる事が出来た。この後昼食として空港近くの蕎麦店で対馬の伝統食を食べに行った。それは別記事にしよう。

190831kamizakaenchi01190831kamizakaenchi02 厳原の町に帰ってきたのはちょうど正午。乗船まで1時間以上ある。最後に厳原の町をもう一度観光しておくかと観光地図を見た。するとすぐ近くに日本三大墓所の万松院というものがあるらしい。代々対馬藩藩主のお墓だそうだ。それにしても何だよ日本三大墓所って?。参拝料300円を取られた。見事な石段が続く。入口にあった杖をつきながら上っていくと…やっぱり墓地。普通のとは違い立派なお墓ばかりだけどね。でも好天に恵まれ8月最後の日に、とても日本の夏らしい風景を目にする事が出来た。

190831bansyoouin01190831bansyoouin02190831bansyoouin03 市街地に戻り土産物を買い港の営業所で無事車を返却。すぐ近くの高速船乗り場まで送ってもらえた。そして13時、予め予約済の高速船に乗り壱岐島へ渡る。今旅第一部が終わり第二部の幕が上がる。対馬島の南北共快適に巡れたし、好天に恵まれたし、本当にいい時期に訪れる事が出来た。ありがとう対馬島、さようなら対馬島。

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2019年8月30日 (金)

厳原夕暮

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対馬南部にある対馬最大の町厳原(いづはら)へ辿り着いたのは午後6時過ぎ。今夜はここで一泊する。ホテルは東横イン。2年前オープンし大手ホテルグループの対馬初進出という事で対馬では話題になったという。駐車場は予め予約しておかないと満席になってしまうらしく駐車出来ず。でもレンタカー営業所の人が教えてくれた、ホテルのすぐ近くにある神社の駐車場があったのでそこに駐車出来た。12時間400円。流石に疲れたのでチェックイン後小一時間休憩した後厳原の町へ散策に出かけた。

190830izuhara02結構綺麗な地方都市といった感じの町じゃん。ホテルの向かいにはちょっと大きめのスーパーにもあった。入ってみたらハングル併記がされていてここが対馬であることがよく分かる。韓国人は土産物より日用品を買って帰っていったのだろうな。このスーパーの建物の2階は日本土産と書かれており土産物コーナーが結構広いスペースをとってあった。しかし閑散としていて客はほとんどいなかったよ。

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次は川沿いの飲食店街にいってみる。晩飯何にしようかな?島旅あるあるなのだが、島だけに新鮮な魚介をウリにした刺し身やウニ丼などが紹介されて、こっちとしては「どの島もいっしょじゃないか!」どなる。それに我は元々好んで魚介を食べる方ではない。なので別のものをと調べてみたら「対馬バーガー」というのがあるらしい。ご当地バーガーか。面白そうと思って訪ねてみた。『kiyo』という店で後で調べたら比田勝、それに韓国釜山まで店舗を展開しているらしい。ここはその本店だ。店は営業中の看板が出ていたが室内の電気がついていない。戸惑ったけどとりあえず突入。すると慌てて店員が電気をつけて奥のテーブル席スペースへ案内してくれた。店員は定かではないが男の店員2人と女の店員1人。先客ゼロはいいんだけど後客もゼロだった。対馬に来て学生を見かけないのだけどどういう事だろうか?と思った。
190830kiyo00 190830kiyo01対馬バーガー Kiyo 対馬厳原本店 

『対馬チーズバーガー』 690円+『ポテト(塩)』 400円+『コーラ』 300円=1390円
セットというのが夜営業ではないらしく単品でポテトとコーラも追加した。バンズはふかふかで。パティも柔らかい。もうちょっと硬さを感じさせてくれる方がかぶりついた時の歯ごたえが楽しまるのになと感じた。味はそこそこかな。どういう所が対馬バーガーなのかわからないままだった。

ホテルの近くのスーパーで何か買ってから帰ろうかなと思って戻ると途中に「らーめん」と書かれた暖簾を発見した。渋い佇まいだね。思わず暖簾を割る。「あなぐらぁー」という店で後で調べて驚いたのだが、福岡小郡に2号店を出していて、この店が本店なのだそうだ。空調はないのか扇風機が回っていた。厨房には眼鏡をかけた男の店員2人。客席は厨房周りにL字型カウンター8席と、壁側に一列のカウンター2席。前後客ゼロ。口頭で注文。こちらでも韓国人と間違われる事もなく日本語ですんなり注文出来た。
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らーめん専門店 あなぐらぁー 対馬本店 『中山らーめん』650円

筆頭基本メニューを注文。何で中山らーめんなのか?麺のかたさとかは聞かれなかった。麺は細麺ストレート。小麦の風味が楽しめる麺だ。具はザンギリネギともやし、海苔1枚、脂身の多いチャーシュー2枚。もやしのシャキシャキ感がよい。スープはあっさり豚骨だが香味油がかかっている。唸るほどという事は決してないがラーメンを食べた満足感は得られた。店にあったハングル併記の注意書きを読んでみた。大人数で店を占拠されたり、キムチを要求されたり、数人で一杯のラーメンを注文したり、日本語が通じなかったり。実際の異文化交流は甘くない事が伺える内容だった。対馬ではこういうトラブルから「韓国人お断り」の店も少なくないと聞く。この店はそこまで露骨な事はしないまでも経験上距離を置こうとしている姿勢が感じられた。当たり前だが対馬も色々な顔があるのだ。
190830izuhara03ホテルに戻る途中美しい夕焼け空を見上げる事が出来た。前日までは連日の大雨だったというのが信じられないくらい。本当に絶妙のタイミングで対馬を旅出来ている事を夕焼け空に感謝した。

静比田勝

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対馬空港から一気に対馬上島を北上して対馬北の玄関口、というより韓国側の玄関口である比田勝港に到着したのは1時ちょっと前。対馬空港からノンストップで1時間半以上かかった。それにしても人が少ない。閉まっている店も多い。平日とはいえ昼間だよ?見かけるのは地元民と思しき人だけで、我が見たところ韓国人だけではなく日本人観光客もいない。韓国語が聞こえる、なんて事はない。韓国人相手にした観光に依存していた対馬だけど、その中でも比田勝は依存度合いが最もたるもの。よってこの光景が生じているのだろう。

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そんな事を思いながら町を散策したいが、まず食事をしたい。朝から何も食べていなかったので腹が減った。長時間運転で疲れているので一息つきたい。食べたいものは決まっていた。上対馬名物の「とんちゃん」というものだ。焼肉だれの味付け豚肉。どんなものなのだろう?それを提供している店を探す。離島ではよくある事だが食べログはほとんど当てにならない。事前調査しようにも無理で自分の足で探すしかない。まるで自分が「孤独のグルメ」の井之頭五郎になったかのようだ。そして我は見つけた。小綺麗な入りやすそうな店。暖簾がかかっていてそこには「ごはん屋」とご飯のイラストが描かれていた。我が今求めていたのはこんな店だよ。店前に立てかけられている黒板には「Newopen!! 昼ごはんやってます!」の文字。この時期に開店した新店だから他の店のようにハングルがデカデカと併記されていない、小綺麗な感じなのか?その下に書かれた「とんちゃん丼」の文字を発見!ここにしよう!早速暖簾をわる。あれ?店内に誰もいないよ。と思ったら女将と思しきおばさんが登場。厨房は奥にあるようだ。客席は正面に一列のカウンター7席、4人がけテーブル3卓。後からおばちゃんがもうひとり、先の女将と厨房から出て来たので店員かと思ったら、近所の人と思しき後客だったようだ。田舎あるあるだ。口頭で目的のものを注文。店内のテレビでは盛んに日韓関係悪化についての討論番組が流れていた。
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ごはん屋 『とんちゃん丼』 850円

味噌汁やたくあんが付いて定食のようになっている。とんちゃんが上にのった丼だからとんちゃん丼。味付けされた豚肉が4,5枚のっている。我はごはんと一緒に食べたい質なのでこれはありがたい。で食べてみてどうだったかというと、見た目も味も豚肉生姜焼き丼とさほど違いが感じられない。それはそれで美味しいので問題なし。腹が減っていたので満足の食事が出来た。
190830hitakatsu03_20190903075101食事と少しの休息が出来たので人心地がついた。町をちょっと散策してみよう。やっぱりハングルの多さが目立つね。ありとあらゆるところにハングルだ。「国境の島」の感じが伝わってくる。その中で異様な異国感を感じる店を発見。ほとんどがハングルと英語。日本語がほとんど書かれていない。外装もちょっと日本っぽくない感じ。屋号は「牛王」とある。焼き肉重と…あ!ラーメンと書かれている!予定外の連食になってしまうが入ってみるか!先程は日和って安心感を求めた定食屋に入ってみたけど、今回は冒険心で店に突入してみた。厨房は別室にあり見えない。店内は広く客席は窓側に一列のカウンター5席、4人がけテーブル席8卓。ちょっとファーストフード店のようだ。先客1人いた。後客ゼロ。口頭で注文。韓国人に間違われることもなく、普通に日本語で客対応してくれた。当たり前だけど。
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牛王 『WAGYU RAMEN M』 900円

メニューが英語表記のみ。ラーメンにMとLがある。高いね。観光客用の値段か。出てきた一杯は外国で出てくるような妙な雰囲気をもつラーメンだった。麺は博多系と同じようなストレート細麺。具は薬味ネギと平メンマ数本、白髭ネギと甘い味付けの牛焼肉1枚。スープはあっさりした醤油豚骨っぽいけどニンニクチップがたくさん入っていてスパイシー感が強めでスープ自体の味が掴みにくい。日本ではまず見ないけど、韓国風でもない、妙にオリジナル性が高い一杯で面白かった。ここは日本なのに何故か自分が外国人観光客になったような気持ちにさせる店だった。満足。
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車に戻り次の観光ポイント、三宇田浜海水浴場に移動した。比田勝から車で5分程度の場所だった。

対馬北巡

対馬空港から予約していたレンタカーを借りた。営業所のおばさん店員は「観光ですか?」と聞いてきたので「はいそうです」と答えると、対馬の観光スポットや注意点を詳しく説明してくれて資料も色々いただけとても親切に対応してもらった。感謝します!カーナビに今日訪れるべき観光スポットを入力していよいよ出発!

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対馬島というのは南北に約82km、東西に18kmもある縦長の大きな島だ。択捉島や沖縄本島を除けば佐渡島や奄美大島に次ぐ第3位の面積を誇る。しかし対馬空港付近は浅茅湾という海が大きく侵食して複雑な地形をしている部分があり、2つの島に分かれてしまう寸前の状態だった。その一番細い部分を何と人間が水路を通し実際に2つに分けてしまった。縦長の対馬島を大きく回り込ませることなく軍艦を通せるようにする為だったそうだ。国防の島の過酷な運命だ。そうして2分された対馬の北の大きな島を上島、南の小さな島を下島と呼ぶようになっているそうだ。今日は北の上島を中心に車を走らせる事にした。

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 対馬空港から北部の比田勝港まで約69km、だいたい横浜駅から箱根湯本駅くらいの距離がある。そこを島独特のくねくね山道海道を慣れない車の運転をして行かなければならなかったので精神的にもとても疲れた。朝から何も食べていないので腹が減った。比田勝についたらとにかく食事。どの店も日本語とハングルを併記しているね。比田勝港は韓国側の玄関口でここにフェリーが停泊して韓国人が大挙押し寄せて賑わっていたというが、それが信じられないほど閑散としていた。地元民と思しき人達は少し見かけたけど、日本人も韓国人も含めて観光客らしき人は我が見る限り出会わなかった。店も半分以上は閉まっている。韓国人経営の店も多数あってそういう店は間髪入れずに店を畳んでいるようだ。我の目には比田勝は静かで穏やかな小さな漁村のように映った。韓国人観光客を失った最大の被害を被っている場所だろう。そんな町を訪れて我は昼飯を食べた。それくらいしか今の我には出来ないけど。それは別記事にまとめよう。

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比田勝港から車で5分ほどのところに対馬で最も美しいとされる三宇田浜海水浴場へ行ってみた。小さいけど遠浅で綺麗な海の色をしている。こんなに美しいビーチなのに我以外には韓国人の親子2人しかいなかった。夏の終わりを感じた。

190830miudahama01190830miudahama02190830miudahama04 対馬で時々見かける車に貼られた見慣れないシールが気になって止めてあった車に近づくと国際免許を示すシールだった。つまり韓国人観光客が運転する車という事だ。あちらは左ハンドルで右側通行だろ?日本での走行は不慣れなはず。そんな車がバンバン走る中、言葉が通じない相手とトラブルに巻き込まれたらと考えると恐ろしい。そういった意味でもこの時期対馬に来れた事のメリットがあると感じた。

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国境の島と言われる対馬。様々なところに砲台が設置されて今は観光スポットになっている。その中でも最も巨大な砲台の跡が豊砲台跡。我はあまり人工物に興味はないのだがちょっと行ってみる事にした。砲台跡まで長い坂道があるのだが落石があり車で行けないので歩いて向かった。他に観光客などいないよ。途中見慣れない小動物が勢いよく崖を駆け上がっていくのを目撃した。有名なツシマヤマネコか?と思ったが猫には見えない。形状から同じく対馬固有種の天然記念物ツシマテンだと思う。そういえば対馬野生生物保護センターに飼われたたった一匹のツシマヤマネコが今月初旬に亡くなったらしいのでそこは訪問予定から外した。

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代わりに訪れた形になる豊砲台跡だが当時は軍艦の主砲を備え付けた当時最大級の砲台だったらしいが、今はその主砲は外されてがらんどうの状態。しかもそこへ行くための長い通路には小さな電灯がひとつあるだけで真っ暗。我以外誰もいなかったので怖かったが、わざわざ長い坂道を上りきってやって来たのが無駄になってしまうのも悔しいので入ってみた。でもただの廃墟だよなー。我にははっきり行ってしまうと無駄骨だった。
190830toyohoudai01190830toyohoudai02 そしてやってきた韓国展望所。空気が澄んでいれば、という但し書き付きで韓国釜山の街が見える事もあるという。しかし今の季節は夏。全く見えなかった。水平線が一直線になっていないからだぶんそこが韓国なのだろうが…見えなかったよ。右側に見えるのは海栗島といって航空自衛隊管轄の一般人立ち入り禁止の島だ。

190830kankokutenboujyo1190830kankokutenboujyo02 上島の北から一気に上島の南に位置する対馬で最大の観光スポットと言われる和多都美神社と烏帽子岳展望所を目指した。古事記で大八洲国のひとつに数えられる対馬。日本神話に関する様々な遺跡や神社も多数存在する。この和多都美神社の祭神は、山幸彦こと彦火火出見尊と、妻の豊玉姫命だそうだ。見どころは一直線に連なった5つの鳥居の内、2つは広島宮島の鳥居のように満潮時海水に没するそうだ。我が訪れた時は完全に干潮時だったので全部が地上に出ていた。

190830watatsumijinnjya01190830watatsumijinnjya02190830watatsumijinnjya03そしてこの和多都美神社の背後にある烏帽子岳の展望台からは浅茅湾を北から望める絶景ポイント。美しい多島海の情景が360度広がっていた。対馬観光のハイライトというべき場所だけど、我以外の観光客はまばら。この雄大な景色を独り占めしていると思うと今日この場に立つ事が出来た事を感謝したい気持ちになった。

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対馬季節

地麺巡りの次の我のマイブームは何になるのだろう?自分の事ながら予想がつかなかったが、やはり旅、しかも島旅なのだろうとようやく自覚し始めた。でも島旅というのは時間が十分取れた時にしか実行する事が出来ない。だから今回の夏休みも島旅に充てるつもりではいたのだが、どの島にしようか長い間決めかねていた。熟考した末に、今一部で話題になっている対馬が最適なのではないかと思い始めた。対馬観光業は今まで韓国人観光客頼りだったという。なにせ韓国釜山からは約50km、フェリーで70分程度、1万円以下で気軽に海外旅行が出来てしまう為に年間40万人以上の韓国人が対馬に訪れていたそうだ。それが今月から釜山からのフェリーの減便・運行停止が相次いで客が激減した為、地元の観光業は大打撃を受け苦境に陥ってしまっていると聞く。そんな対馬へ今自分が訪問することによって一助になればいいなという思いが我にある。それに国内旅行者からすれば快適な旅が望めるまたとないチャンスと捉える事も出来る。島旅・快適な旅・ほんの少しの人助け。今訪問することによってこの一石三鳥を狙える。また、この時期に対馬を旅行したというのも後々より記憶に残るものになるに違いない。更に近くの壱岐島への旅を加えれば二泊三日の旅は一粒で二度美味しい事になる。一石四鳥狙ってしまおうという欲張りな気持ちで8月初旬旅の計画を練り始めた。

調べてみてわかったのだが対馬の観光情報が少ないのだ。本屋に並んでいるあれだけの国内旅行ガイドブックにも対馬に関する内容はほとんどなく、あったとしてもおまけのようにかかれているだけ。小さな壱岐ですら詳しく書かれた本があるというのに何故?仕方なくGoogle Map上のコメントで情報を得たりしていた。何とか大筋の旅行計画は立案して8月半ばくらいには宿と飛行機、それから高速船の予約を済ませた。あとは出発の日を指折り数え待つばかりの日々を過ごした。

島旅にとって最大の懸念は当日の天候。出発の10日前くらいから常に対馬の天気予報をチェックし続けてた。そうしたら秋雨前線が長期間九州北部付近に居座り続けている為、該当する対馬・壱岐地方は大雨の日が続いていた。しかも50年に一度の豪雨だとテレビのニュースでその浸水被害が映像で伝えられる始末。出発日の2,3日前になっても天気予報は来週に渡って全て雨傘マークが点灯していた。旅への期待に文字通り水をさされた感じで少し暗くなった。でも出発前日になって突然晴れマークが点灯しはじめた。秋雨前線が少し南下した為だそうだ。夏休み初日である昨日から訪問していたら大雨でアウトだったはず。出発日をあえて今日にしておいた偶然と幸運。これは何かの奇跡としか思えない。

そして出発の日の朝を迎えた。昨夜整えた荷物を背負い朝5時過ぎに家を出る。途中空に虹が見えた。太陽が昇ると共にその虹が長く伸びていく。今日は平日で出勤の時では気がつかなかったかもしれないし、発見したとしてもこんなにテンションは上がらなかっただろう。これはこの旅、幸先がイイぞ!と嬉しくなった。

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羽田7時25分発の飛行機に乗り福岡空港へ。福岡でトランジットし対馬へ向かう飛行機に乗り込む。小さなプロペラ機だ。

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朝10時半には対馬空港に到着出来た。羽田から約3時間で到着出来るとは離島にしてはアクセスが良いではないか。旅を計画する前は、「国境の島」というイメージから非常にアクセスが悪いんだろうなと思い込んでいたが、首都圏からも行きやすいよ対馬島。対馬空港の上空には夏の青空が広がっていた。

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2019年8月29日 (木)

港屋続店

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蕎麦という伝統的な食べ物に革命的な変化を起こした、虎ノ門近くにあった『港屋』が今年の2月4日に閉店したと知り驚いた。結構突然の事だったらしい。我は訪問することが出来て良かったなと思う。でも調べると大手町に2号店があり、そこはまだ営業を続けているそうだ。本家港屋が閉店するのに先立つ2016年8月開店らしい。本家と同じく平日のみの営業。今日という日を有効活用しようと東京駅で下車し大手町まで地上を歩いた。地下は涼しいかも知れないが迷い易いからね。夏休みに夏を感じて歩くのも悪くない。それにオフィス街のど真ん中なのでワイシャツネクタイ姿が多く平日休暇であることをより感じる事が出来るね。ご苦労さん。今日は我が休んでます。
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大きな黒いビルの角に20人くらいの行列が生じている場所を発見。ちょうど扉が空いていたので覗いたら、中央に大きな石のテーブルがあり、その周りに客が立って丼と対面して食事しているのが見えた。ここだろうと直感。列の最後尾に付いた。無くなった本店同様看板とかデカデカと掲げてないんだよ。店前に千円札だけ投入できるボタン1つしかない券売機が2台並んでいた。メニューが1つだけでそれが1000円だからだ。初めて見たよこんな券売機。その券売機で食券を買い列の先頭になってしばらく待つと店内に案内され食券を渡した。厨房には男の店員1人と女の店員3人。中はガラス張りで店内は暗く、中央に大理石。15分程度で入店出来た。
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港屋2 『冷たい肉そば』 1000円

こっちは4桁か。生卵は各自1個。卓上には天かすのみ。冷水で締めたかための蕎麦の上に冷たい豚バラ肉とザンギリ葱と白胡麻。そして大量のきざみ海苔。そしてラー油入りの蕎麦つゆ。あーこのスタイルだよなー。今やインスパイア店も多くなってきたけど。この季節にはありがたいけど、食べすすめるとラー油の辛さが来る。なのに冷水などは店にない。持ち込みしないと危険。岩槻で買ったお茶が残っていたので助かったけど。
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食べている時の食感が良い。これが魅力だよね。でもラー油辛い。一口目はいいのだけど続けて食べるとキツイ。ここで生卵投入。あーまろやかになってこれはこれで美味い。馬鹿に出来ないボリュームもあり満腹になった。満足。

また強い日差しが降り注ぐ大手町のオフィス街を歩いて東京駅に戻った。

岩槻奇跡

今日から我は人より少し遅い夏季休暇にようやく入る。ここ2ヶ月間半休を一度使った以外は稼働日はずっと出勤していたからなあ。ひと頃よりましになったとはいえすっかり夏日。平日休暇を堪能する事にした。それは我にとって平日のみ営業している難易度の高い店を攻略する事にある。とはいえもうラーメンに関してはそういう店は思い浮かばなくなった。なので元ネタをドラマ「孤独のグルメ」に求めた。我の中で一番気になっていたのがseason7第1話で紹介されていた上尾の『キセキ食堂』というとんかつ店だ。事前調査すると驚いた事に休業中だった。それは岩槻に2号店を立ち上げる為だそうだ。ドラマ効果半端ではない。仕方ないから2号店の方でもいいから行ってみようか、と調べていくと場所は岩槻だが駅から1.5km以上離れている辺鄙な場所にあるのだ。幸い開店が10時と早めなので朝方スタイルの我には合う。早く行ってきて早く帰ってこよう。土日定休らしいので平日休暇を有効に使うことになりそうだ。
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横浜から東海道線に乗って大宮まで移動。横浜では激混みだったが東京からは座れるようになった。大宮からはアーバンラインに乗り換え岩槻へ。何か見覚えあるなあと思ったら、昨年夏同じコースで東岩槻の『オランダ軒』に行っていたんだよ。あの時も炎天下長い時間待ったんだよなー。今回はそうならないとよいけど。岩槻駅西口から付近へ行くバスを事前調査していたのでそのバスに乗り10分ほどで店付近までショートカット移動。5分くらい歩いて店に到着出来たのは開店50分前。そしたらもう5人並んでいた。ところが家族客は当然のように家族を呼び寄せ横入りさせる。困るよなーこういうの。でもベンチに腰掛け日陰で待てたので気楽に待つ事が出来た。定刻に開店するも順番に店内に案内される為、我の入店は開店10分後になってしまった。ありゃ、タッチパネル式券売機が設置されている。でも現金、千円札のみ対応だ。新店らしい綺麗な内装。先月1日にオープンしたばかりだそうだ。厨房は奥にあり見えない。だけど手前にも厨房らしきものがあってそこにL字型カウンター7席。以前ラーメン店でも入っていた店舗だろうか?座敷に4人卓3つと個室に4人卓ひとつ。

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とんかつとカツカレーの店  キセキ食堂 岩槻店

『鹿児島県産黒豚キセキカツカレー定食』 1890円+『ごはん大盛』 50円=1940円

2号店はカツカレーも推しのようなので我の好きなカツカレーの定食、しかも一番高価な鹿児島県産黒豚のやつを注文。カツとカレーを同時に相手をするご飯の量が心配だったのでご飯を大盛りにしておいた。着席後10分経って待ちに待ったワンプレートが登場。ドラマのような分厚いインパクトを期待したが…普通のサイズだった。かつ定食だと200gだけどカレー定食だと160gになってしまうからだろうか?卓上にはとんかつソース、オニオンソース、おろしソース、ごまドレッシングの4種のソースがあり、それぞれ試したけど、上等な揚げたてとんかつは粗塩だよ。残りは全て塩で食べた。
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かつをほとんど平らげた後にカレーに移行。ライスはほとんど残してある。そしてカレーも結構な量。ご飯大盛り大正解。こってりとして豚肉ゴロゴロ。豚肉のみ、豚肉メインのカレー。味はやや酸味を感じるが旨味凝縮した味で辛さはおとなしめ。うんまいよー。
せっかく遠路はるばる腹を空かせて来たのだから大満足!と言いたい。しかし正直に言ってしまうと、自分の中で大きい存在になっている『椛』のとんかつとどうしても比較して食べてしまうんだよ。そうするとあの林SPFの脂の甘みと食感には届かないかなーというのが食後の感想だ。今回はとんかつとカレーで落ち着いて食べられなかったので、上尾の本店が再開したらキセキのとんかつを再チャレンジしてみようかな。

近くのバス停から運良くバスが来るタイミングだったのでバスに乗って岩槻駅まで戻る事が出来た。

2019年8月28日 (水)

神座気分

雨の水曜日。帰宅途中横浜で下車。今夜は新店開拓はしない。駅に併設された『神座飲茶楼』ジョイナス店に訪問。自分でもわからないのだが突然『神座』の「おいしいラーメン」が食べたくなった。そういう気分だったとしか言いようがない。我は開店直後の2015年6月28日に一度訪問したっきり。早速入店。その前回訪問時は注文と料金を支払ってから入店という効率の悪いシステムだったが、今回すんなり席に案内された。後払いシステムに変えたようだ。そりゃそうだ。厨房は見えない。接客係の女の店員が3人くらい。客入りは7割り程度といったところか。口頭で注文。
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神座飲茶楼 横浜ジョイナス店 『おいしいラーメン』 800円

点心セットを注文するつもりだったがセットメニューがなくなっていた。別注文するものでもないので単品注文。麺は黄色い中細ストレート。スープはやや甘い醤油味で最初から多少辛味が入っている。具は豚バラ肉2枚と白菜。あー何故かこのあっさりした一杯が無性に食べたかった。白菜の芯の柔らかい食感と甘みが嬉しい。途中卓上から辛味ニラを大量投入して食欲増進。満足の食事となった。
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2019年8月25日 (日)

正町中華

「町中華」と言われて我が真っ先に思い浮かぶのは『酔来軒』。最近CMやドラマで使われることが多いそうで、余計なにわか客が押しよせて来なきゃいいけど。ここで我の定番は「酔来丼」ではなく「五目炒飯」。値段上がってもいいから「酔来炒飯」作ってくれないかな?裏メニューであったりして…。正午前の入店だったが何とかテーブル席1卓が空いていたので待たずに着席出来た。口頭で注文。座敷の団体客が退店したと思ったら次々と来客があり、店のお兄ちゃんは一人で注文、接客、後片付けで右往左往して駆けずり回っていた。どんな仕事も大変とはいえ飲食店というのは大変だなとつくづく感じるよ。客が来なきゃ来ないで食べていけないし。そんな事を思いながら注文の品を待った。忙しそうだし待たされてもしょうがないやと思える。そして待たされたとしても何故かそれほど苦ではない店内空間だ。
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広東料理 酔来軒 『五目炒飯』 800円

いつもは小ラーメンとのセットを注文しているが、先程『太華』でラーメンを食べたばかりなので単品で注文。もちろん中華スープは付くけどね。エビにイカに目玉焼き入り。特にイカが活きている炒飯だ。我の中では至高の炒飯。あまり他店と比較するのはいけないとは思いつつも先日食べた『民生炒飯』はやっぱり高いよなーと思ってしまう。ガツガツと食べて大満足。歩いて帰路についた。

夏葱醤油

日曜なので近所へ食料買い出しの為曙町サミットへ。その後『麺や太華』横浜橋店へ。このところトリッキーなラーメンばっかり食べていたので、シンプルな醤油ラーメンで麺をすすってみたいという気持ちになったから。前回訪問は昨年の大晦日。早速入店。入口脇の券売機で食券購入。厨房には店主1人。先客6人後客ゼロ。
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中華そば専門店 麺や太華 横浜橋店

『中華そば』700円+『ネギ増し』 150円=850円

定番のネギ増し注文。完全にネギラーメン。ネギの食感がキュキュっとしていい感じ。麺が柔らかいのはしょうがないか、尾道ラーメンだからね。特長の背脂ミンチは大量ネギによって存在感はほぼない。今回は刺激的なものは求めていないのでこれはこれで良い。夏にネギと醤油の一杯。いいじゃんか。満足。

2019年8月24日 (土)

秋葉卍力

『まんてん』で大盛りカツカレーを注文したが並カツカレーが提供された。これはこれで不満は少し残ったのは否めない。なので連食してしまおうという気になってしまった。この考え方を改めなければならないのだが…。天気が良いという事もあり、『まんてん』から徒歩で御茶ノ水駅と湯島天神、秋葉原電気街を経由して次の新たな目的店へ向かった。その店は『スパイス・ラー麺 卍力(まんりき)』という今月14日に開店したばかりの新店だ。西葛西に本店がありこちらは2号店になる。店に到着すると、ちょうど昼時という事もあり10人くらいの行列が生じていた。20分待ってようやく入店したが店内でも8分くらい待って着席。入口脇に券売機。厨房には男の店員4人と女の店員1人。客席はL字型カウンター12席。BGMはインドっぽいもの。

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190824manriki01 スパイス・ラー麺 『スパイス・パクチーラー麺』 980円


本店で食べた時「パクチーの入っているラーメン」という印象が残っていた。我はパクチー好きなのでパクチーラーメンを選択した。パクチー入は別メニューになったのか?パクチーにはダブルやトリプもあったがシングル?を注文。麺は中太ストレート。具はニラ、もやし、ブロッコリー、肉厚で大きめの柔らかチャーシュー、そして大量のパクチー。酸味があるスープにパクチーが絡むのでトムヤムクンっぽいけど、それとも違う。スパイスによる辛さや苦味は弱め。豚骨や鶏からとったスープはこの一杯をラーメンの枠に入れている。辛さはないけど身体が内側から熱を発するような感じ。でもパクチーの爽やかさで食べ進められる。カレーラーメンでも激辛ラーメンでもないスパイスラーメンを食べられて満足。

二週預飯

先週に比べて明らかに暑さはやや和らいだ気がする。その分空には雲が多くすっきりしない日が続いている。今朝もすっきりしない空だったが日が昇るにつれ日差しが強くなってきた。

今日の朝食は先々週フラレてしまった、我の中で最高のライスカレーを提供してくれる店、神保町にある『ライスカレーまんてん』に決まっていた。2018年9月22日以来なのでほぼ1年ぶりの訪問となる。2週間お預けを食らっていたので開店10分以上前に店に到着する気合の入れよう。流石に誰も待っていない。でも数分で我の後ろに人が並び開店する頃には10人を超える行列になった。定刻で開店。カウンターの一番奥から順番に座るよう店員に促される。初回で半分以上の席が埋まる。男客ばかりだ。来客は相次ぎしばらくしてすぐ満席。外待ちが生じた。厨房には男の店員2人。二代目がいるね。こういう店を見ると安心する。と同時に我自信が歳をとったんだなーと感じるよ。スプーンが入れられた水入りコップとワンカップコーヒーが配られた後、順番に順番を聞かれたので口頭で注文。
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ライスカレー まんてん 『カツカレー』 650円

2週間のお預けをくらったので我としては初のカツカレーを大盛りで注文。本日最初の客としてはっきり口頭で伝えた。ところが出てきたものはいつもの皿のいつもと変わらないもの。ここでクレームを言えれば良かったのだが、最初の客であった為他客と比較が出来ず、これが大盛りなのかどうなのか判断が出来なかった。聞けば良かったのだが…。でもいつもの姿だけに「おーこれこれ!」と思ってしまった。福神漬けを卓上から取り、ソースをかけて食べる。揚げたてカツが美味い!挽き肉入りルーも美味い。すぐ平らげてしまった。もちろん大満足。支払いをしようとするといつもの通常の料金を要求されたので、食べたものが並のカツカレーだったことを知る事になった。

2019年8月23日 (金)

煮干増激

三ツ境駅に降り立った。久しぶりの瀬谷区。北口バスロータリー近くに今月16日開店した『豚骨醤油ラーメン マルセイ』が今夜の目的店。早速入店。入口脇に券売機。厨房には男女2人の店員。店主夫婦かな?接客は丁寧で比較的若いが経験積んでいるのがわかる。客席は厨房前に変形一列のカウンター6席、壁向かいに一列7席、テーブル席は2人卓と4人卓が各1卓。先客2人後客1人。
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豚骨醤油ラーメン マルセイ

『煮干豚骨ラーメン(麺かため)』 990円+『煮干増し』 150円=1140円

基本は家系に準じた豚骨醤油、そして豚骨味噌、魚介豚骨つけめん。ここまでは普通だが、牛乳ラーメンなどもメニューに入っている。締めにリゾットも追加できるなどバラエティに富んだ何度でも楽しめる店のようだ。我が選んだのはもうひとつの看板メニューである煮干豚骨ラーメン。煮干し増しを有料追加出来るシステム。1枚で激ニボ、2枚で鬼ニボ、3枚でセメントとなるそうだ。興味本位で3枚にしたら煮干しが強くなり過ぎて苦くてしょっぱくなる、度が過ぎて美味く感じられないくなるのが目に見えている。しかも450円だよ?仕事終わりでその冒険をする気力はないので1枚だけ煮干し増しを追加に留めた。麺は平打中太やや縮れ。具は玉ねぎの角切り、ほうれん草、メンマ、角切りチャーシュー数個。そして大量の岩のり。単純に家系ラーメンの煮干し味に逃げていないことに好感がもてた。そしてスープは本当にドロドロで濃厚好きにはたまらないであろう一杯。そして同様に煮干しのザラザラ感を感じてこれまた煮干し好きにもたまらないであろう。やはり煮干し増しは激ニボくらいがちょうど良かったのだろう。これ以上いくと食べ進めるのが困難になっていたはずだ。大量の岩のりも意外と面白い効果を出していた。いい店だね。牛乳ラーメンなど食べてみたい気がするが、残念ながら我からするとなかなか再訪しにくい立地なのが難だ。

2019年8月21日 (水)

濱風担浸

会社帰りに関内駅で下車し『ハマカゼ拉麺店』へ直行。前回訪問が2018年7月18日だから約1年ぶりの訪問になる。この近辺でここ数年で開店し行列が生じる有名店があるけど、それらの店より個人的にはこの店を推したい気持ちがある。入口脇の券売機で食券購入。厨房には男の店員2人。先客5人後客1人。
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ハマカゼ拉麺店 『担々つけ麺』 850円+『大盛り』 100円=950円

担々つけ麺注文。麺は平打気味の中太縮れ麺。大盛りにしたら本当に大量だった。麺の上には温玉と、挽き肉三つ葉少々。つけ汁は胡麻の風味たっぷり濃厚の担担スープ。美味い!辛さは食べている間唇が常にヒリヒリするレベル。でも美味いので箸は止まらず。後半は温玉を潰して麺に絡ませ食べた。そして最後には割りスープならぬ追い飯。麺を食べ終わる頃にちゃんと店員が聞いてくれた。つけ汁は多めに残ったのでご飯入り担担スープとなったが最後の締めとしてヨシ!満足の退店となった。

2019年8月18日 (日)

夏汐見台

190818shiomidai00 間違いなく酷暑となった日曜日。こんな日は屋外に一歩も出ず、家の板の間の上で扇風機にあたりながら過ごしたい。そう思っていたけど買い出しに行かなければならない。井土ヶ谷で買い物をしてから京急井土ヶ谷駅へ。新店開拓のためだ。我ながらよくやるよ…。各駅停車にのり屏風ヶ浦駅で下車。店の場所は汐見台。高台だ。炎天下の中キツイのでバスに乗ってしまった。次の停留所だったけど。降りるとスーパーと飲食店街が連なっている場所があり、その中に目的の店を発見した。『中華そば はなとみ』。今年の1月11日に開店していたらしい。到着時は開店前だったので店前のベンチに座って開店を待つ。定刻になり店員が暖簾を出しに来て入店を促された。内外装ともライトグリーンというあまり見ないパターンの店。厨房は奥にあり店主と思しきおじさん店員とおばさん店員の2人。客席は1人がけテーブル席1卓と2人がけテーブル席4卓、座敷に4人がけテーブル席3卓。先客ゼロ後客4人。
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中華蕎麦 はなとみ 『淡麗醤油らーめん』 700円

筆頭メニューを注文。他に中華そば、味噌らーめん、つけそば等があった。しばらくして着丼。麺はかために茹でられた白っぽい中細ちぢれ麺。具はきざみねぎ、紫タマネギ、太メンマ数本、脂身の多いバラチャーシュー1枚。店頭のメニュー紹介によると「大山鶏のガラを6時間低温調理した」とある。だから油はあまり感じない。味は煮干しが効いた醤油スープ。丼縁にある柚子胡椒を少しづつ溶かしていくと爽やかさが出る。味はしっかりしているので満足。
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+『ちゃーしゅーご飯』 280円=980円

サイドメニューのちゃーしゅーご飯を注文。具は小粒なのと中くらいの大きさの2種のチャシュー、きざみねぎときざみ海苔。カラフルなアラレがかけられている。値段相応かな。この店は言っては失礼だがこの立地で、営業時間も短めで平日しか夜営業していないので、明らかにこの高台にあるマンションに住む人限定なのかなと思う。近隣の住民にとっていは良い店が出来たと感じるはずだ。一方限られた客に提供するニッチな営業をしたいという店主の思いが一致出来ていたとしたらwin-winで良かったのではないか?などとどうでもよい事を考えながら退店した。

帰りは下り坂で楽だろうと歩いて駅まで戻った。少しは歩かないとと思って歩いたが炎天下の中でキツかったね。電車に乗って帰路ギリギリバスに乗れて良かった。13時前には帰宅出来た。帰宅後は空調を効かせた部屋でゆっくりと過ごす事が出来た。

2019年8月17日 (土)

民生炒飯

台風が去り猛暑の週末土曜日。今日は横浜中華街に行ってみる事にした。何が悲しくて週末の中華街に行くかと言うと気になる店が出店したという情報を得たからだ。『民生炒飯(ミンセンチャオハン)』。台湾松山空港近くにある台湾で一番美味いと評判の炒飯専門店。それが日本、しかも横浜中華街に開店したというのだ。11時開店だが我は久々に中華街を散策してから行こうと10時くらいに横浜中華街に入った。もうどこもかしこもタピオカミルクティー!その専門店ばかりになっていた。この変わり身の速さ、機を見るに敏な中国気質は見事だね。
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さて30分前に店を覗いてみた。オレンジと黄色の台湾っぽい色使いの小さな店舗だ。まだ店員はテーブルで打ち合わせのような事をしていて準備前。もう少し中華街をぶらついて開店15分前に来てみるともう6人並んでいたよ。急いで列に接続する。我の後ろにも列は続いた。開店時間ぴったりに開店。入口脇に小さな券売機。厨房には男の店員2人、女の店員1人。その他スタッフらしき男が2人。客席は厨房前に一列のカウンター5席と4人がけテーブル1卓。他客と店員の会話を聞いていると、実はこの店はまだプレオープン状態で営業は不定期、来週は営業しないという。そして来月8日に正式に開店するのだそうだ。通りで食べログにもろくな情報がないわけだ。
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民生炒飯 専売店 『牛肉炒飯』 1000円

7種類の炒飯と1種類のスープがあったが、筆頭メニューを選択。先のスタッフの話では一番台湾の味付けに近いのだそうだ。20分以上待たされようやく提供された。日本みたいに丸く盛られていない、台湾感を感じる一皿。何より空芯菜が現地っぽい。でも味付けは台湾の薬膳?っぽさはなく、かといって日本の炒飯のように妙にしょっぱいわけではない。甘いわけでもないけど醤油っぽさはある。つまり日本人の口に合う炒飯。値段は4桁いってるけど美味いので満足出来た。正式開店が待たれるが、客席の少なさが気になった。

それにしても暑い!せっかく中華街に来ているし、台湾気分?も盛り上がって来たので、台湾かき氷を食べて行こうという気になった。訪れた店は『鼎雲茶倉(テイウンチャクラ)』という店。2階に客席があるというので先にそっちへ上がってしまったが、店入口で注文して料金を支払い商品を受け取って自分で持っていくシステムだった。
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鼎雲茶倉 『マンゴーかき氷 マンゴープリン付』 980円

タピオカ入りミルクティー味とオーキヨーチ付ライチ味もあったが、我の中で台湾かき氷といえばマンゴー味のかき氷なので注文。真っ黄色な一皿が提供された。マンゴーの大粒の切り身が6個ぐらい入っていて、マンゴープリンまでひっついている。シャリシャリの日本のかき氷とは異なり、ふんわりしっとりした口当たり。これは美味い!中華街観光地値段なんだろうけど、近場でこれを食べられたというので我は大満足だった。

2019年8月16日 (金)

髙野冷温

超大型台風10号が日本海側に抜けたが雨雲はまだ東日本側を被っていて降ったり止んだり、それでいて引き続いて蒸し暑い。それでもようやく迎えた金曜日。帰宅途中JR横浜線大口駅に立ち寄り駅から歩いて5分ほどのメガドンキに入店。買い物が目的ではなく地下にあるQBハウスに行く為。ちょっと耳周りがうざったくなってね。この時期だからあまり待たずに行けるかなと期待したけど6人待ちで30分待った。あー、久々にQBハウスに来たけど1200円に値上がりしてたんだなー。

そして今夜は駅前の『まるは担々麺』でメインで未食の担々麺を食べようと、陸橋を渡り駅の反対側に出た。ところが電気ついていない!あー、まだそういう時期だったかー。仕方なく近くの店をと考えたら『中華そば髙野』だった。開店間もない2018年5月23日に一度訪問したっきり。あれから行列必至店になったようだからあまり選択肢に入れなかった。こういう店は今日営業していないよなーとあまり期待せず行ったら営業していたよ。しかも店外待ち2人だけ。店内で3人待ってたけど。これはもうここに決めたよ。そうするとしばらくして我の後に7人くらいバラバラとやって来て行列が出来た。そしてその直後店員が出てきて営業中の札を裏返しして「今並んでいるお客様でお終いになります」と言った。まだ夜8時前だったけどね。10分くらい待って入店し入口付近の券売機で食券購入。さらに10分待ってようやく着席。更に15分くらい待たされようやく着丼した。
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中華そば 髙野 本店 『鶏つけそば』 800円

初訪問時は基本の鶏の中華そばを食べていたので、もう一方の鶏つけそばを注文してみた。夏だしね。カウンターに食べ方が書いてあって、まずは冷たい昆布水に浸かっている麺を食せとある。あ、本当だ、麺の丼の方に透明なスープが入っている。食べてみると、これが冷たくて美味い。有名な「春よ来い」という小麦で作られた中細ストレート麺が締まっているだけではなく、昆布水が自然な味わい。具は昆布と三つ葉と穂先メンマ1本が入っている。この状態でどんどん食べ進めてしまうくらい美味い。なんとか堪えてつけ汁へ。油層がありかなりはっきりした醤油の味わいが味わえる。具はきざみねぎと鶏肉、そして鶏チャーシュー1枚が小丼に立てかけられている。そしてこちらはかなりの熱々で、先程まで食べていた昆布水との温度差のギャップを感じてそれも良い。これは新鮮な驚き。我はつけ麺を選択することはあまりしないので、もしかしたらこの店が発祥ということはないかも知れないけど、我は今日この店でこういうスタイルがあると初めて知った。徐々にぬるくなっていくつけ汁という問題。焼け石を入れて復活させたりするのもあったけど、これは温度差をつけて変化を楽しませる方向にしている。つけ麺も知らない間に進化しているんだな。

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『丿貫』の和え玉ばりのまぜそばというのを狙ったが既に売り切れ。なのでTKGを狙った。これ大正解。間違いなし。薬味ネギと鶏そぼろまで入っている。うんまい。提供まで結構待たされたけど退店時には大満足。

 

2019年8月14日 (水)

盆時浸麺

通勤電車の中でも職場の中でも人が少ない。まるで休日出勤しているようだ。だからといって快適かといったらそうでもなく、起こることは起こる。そして超大型台風が西日本に接近している余波で雨が降ったりカンカン照りになったりするので熱くて蒸して不快指数も高い。こんな日にダラダラ職場にいても馬鹿らしいので定時上がりした。家に帰って食事も面倒なので外食。こんな日はアツアツの一杯ではなくつけ麺食べよう。但しこの時期に営業してそうで駅チカでと選んだら『三田製麺所』になった。ここは便利だ。早速入店。6割くらいの客入りかな?店員は男2人と女1人。口頭で注文。
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つけ麺専門店 三田製麺所 桜木町駅前店 『唐揚げ定食(麺大盛)』 1060円

背脂濃厚つけ麺とか新しいメニューもあったけど、今日はもうスタンダードな魚介豚骨つけ麺を食べに来たのだ。麺は大盛り400g。唐揚げ付きの定食にした。揚げたての唐揚げうんまい。つけ麺に関してはこのくらいの量がないと満足出来ない感じ。でもこの量だと割りスープの出番がなくなるほどつけ汁が減るんだ。食べたい時に食べることが出来て満足の食事が出来たよ。早々に帰路についた。

2019年8月12日 (月)

久々呉屋

今回の三連休は家でゆっくり過ごすのが主体で特に遠出はしなかった。昨日も井土ヶ谷で買い物しただけ。一昨日愚かな過食をしてしまったので反省。でも今日はどこかに出かけよう。選んだのは蒲田。この時期長期休暇に入ってしまう店が多いので、近場で潰しが効くという理由。そして以前通勤で毎日通っていた土地だ。もう10年以上前の話だが。行くべき店は新店ではなく今回は思い出の店として『麺匠呉屋』。6年ぶりの訪問になる。通勤当時はここは別格くらい美味いと思っていたけどね。店に到着したのは11時半頃。無事暖簾は出ていた。変わらぬ店舗で営業しているようで安堵した。暖簾を割って入店。厨房には男の店員1人。あれ?女将は?と思ったらすぐ奥から出てきた。店中央にある券売機で食券購入。客席は厨房前にくの字型カウンター9席。先客1人後客4人。
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麺匠 呉屋 『潮そば』 700円+『味付玉子』100円=800円

あれ?筆頭が海老そばとか浅利辛そばとか当時聞いたことが無いメニューになっているよ。でも我は当時を思い出して潮そばを注文。夜は汐そばになるんだよね。麺は黄色い中細縮れ麺。浅草開化楼製。かためでシコシコしてもっちり感もあり我の好きな麺だ。具は薬味ネギ、細切りメンマ数本、海苔1枚、大ぶりのチャーシュー1枚。トッピングの味玉は黄身がほどよくしっとり。チャーシューは昔の炙り強めの香ばしいやつの方が良かった。魚介ほんのり鶏出汁のいい塩梅の塩スープ。相変わらず上品な一杯だね。今日食べられて良かった。

店の近くにあったコンビニで買い物をしてから早々に帰宅しようと駅へと向かったその途中、黒字に金文字の派手な看板を見つけた。『中華そば専門 田中そば店』とある。これは足立区六町にある博多ラーメン店『田中商店』が展開する喜多方ラーメンインスパイアの店ではないか。秋葉原店には何度か訪問したことがある。蒲田にも出店したのか。調べると今年5月15日開店したらしい。全く知らなかったよ。うーん、迷ったけど入店することにした。一昨日の教訓が全く活かされていない…。入口脇にSuica対応の券売機。厨房は奥にあり、男の店員2人とおばさん店員1人。客席は壁側に一列のカウンター6席。2人がけテーブル7席と4人がけテーブル席3卓。先客4人後客6人。

190812tanakaya00190812tanakaya01 中華そば専門 田中そば店 蒲田店 『中華そば』 750円

冷やしもあって迷ったけど結局筆頭基本メニューにした。麺は縮れの強い中太麺。もちもちした食感。具は薬味ネギ、濃い色をした細切りメンマ、脂身の多い小ぶりなチャーシュー3枚。スープは豚骨清湯の塩味。喜多方『坂内食堂』インスパイアに違いない一杯。サラッと食べられる。

190812tanakaya02+『小特製肉めし』 230円 =980円

サイドメニュー付きセットで注文してしまった。甘いタレと豚肉のきざみが入った美味いご飯。全体的に味がついているのがいいね。美味かった。

思わぬ連食をしてしまったが一昨日のような事は起こらず満足の食事。二郎系ラーメンとカレーライスの物量は凄かったという事か。

2019年8月10日 (土)

二郎後飯

真夏の神保町歩き。たまに実物の本を手にとって吟味するのは楽しいものだ。その後御茶ノ水駅方面に歩を進め、途中にある『エチオピア』本店の前で立ち止まってしまった。今日は『まんてん』でカレーを食べるはずだったのに…という未練が頭のどこかに残っていたのだろう。少し考えて待ちも無かったので入店。2015年4月11日以来の訪問となる。入口脇の券売機で食券を購入。1階と2階があって2階に厨房がある。我は1階に入店したので2階の方は伺い知れないが、1階にはインド系の男女の店員2人。客席は9割型埋まっていたが3席くらい空いていたので着席。後客は相次ぎ数名は店入口で立ち待ち。
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カレーライス専門店 エチオピア 本店

『ミックス(野菜+チキン)カレー(辛口)』 1260円

この店はラーメン食べ歩きを始める前によく訪問していた。その時からの定番メニューを注文。辛さは何倍とか忘れてしまったので辛口と告げてしまったが、インド人店員は対応してくれた。突き出しのじゃがいも&バターを食しながら10分以上待つ。ようやく着丼。きのこ、ピーマン、キャベツ、プチトマト、そしてチキンが4,5個ゴロッと入っている。この店のカレーの特長としてルーの粒子が荒いということ。でも訪問する度にその粒粒感が少なくなってきて普通のカレーに近くなってきている。満足は出来たが、訪問毎にその満足度は低下していくのを感じるのは残念だ。店舗を増やしていくとやっぱりこういう傾向になってしまうのか。

それよりもだよ二郎の後にカレーという無謀。暑さで正常な判断が出来ていなかった事を後悔しても遅い。後半はかなりキツくなってしまった。そしてそれは時間が経つほど苦しくなり胃というより胸が苦しくなるほど。空腹より満腹の方がキツイという実感。それは帰宅するまで続いた。「愚か」という言葉が心の中で繰り返された。帰宅後すぐに横になり爆睡。起きたらあの苦しさがすっかり収まっていたので自分でも呆れた。

夏用心棒

今日から三連休。だけど先週「忍野八海」に行ってしまったのでいたので特に出かける予定も入れていない。でも天気も良さそうなので近場には出かけてみようか。自分の胃袋に相談したところ久々に『ライスカレーまんてん』のカツカレーが食べたいと回答してきた。夏バテせず結構な事だ。でもこの気持ちが自分の胃袋への過信に繋がりエライ目にあう事になろうとはこの時は思っていなかった。神保町駅に到着したのは11時をまわったあたり。今日は雲が多いものの相変わらず猛暑だ。『まんてん』がある路地に曲がるところに貼ってあった。今日から18日まで休みだってさ。そういえばそういう時期だった。すっかり忘れていた。では『キッチン南海』でチキンカツ生姜焼きだろう…と思ったが、待てよ、『まんてん』が長期休暇に入ったということは『キッチン南海』も同じくなのではないか?と気がついた。※実際この後店に行ってみたら案の定だった。
ここで方針転換はキツかったが、この暑さと空腹ですぐにでも代替えの店を見つけないといけない。ピンチをチャンスに。せっかくなら新店開拓して満足感を補充しよう。そういえばこの近くに二郎系の店があったはず。ガッツリしたものでなければ満足は出来ない。食べログでチェックして店へと向かう。2009年3月21日開店の二郎系ラーメン店『用心棒』だ。都内に数店舗展開しているらしい。11時半頃に到着。店前に待ちはなし。早速入店。あ、店内に4人待ち。食券を買って後ろに並ぶと若い店員が出てきて「店内4人待ちなので外へ」と言われた。仕方なく入口に出て待つ。しばらくすると先客が1人出てきたので再度入店。厨房には男の店員4人。厨房前に一列のカウンター4席、窓側に一列のカウンター3席が2つ。10分くらい待ってようやく着席。
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用心棒

『ラーメン並(ニンニク・アブラ)』750円+『ダブルチーズ』 100円=850円

基本のラーメンにニンニク・アブラコール。我の好きなチーズがあったので追加トッピング。着席後8分くらい待って着丼。予想以上に粉チーズたっぷり二郎だった。浅草開化楼製極太縮れ麺麺量300g。ヤサイはもやし主体キャベツ少々という王道配分。豚はおとなしいサイズ感だったが脂肪分は少なめな感じ。二郎インスパイアの店の中でも評判の店と聞いている。我はジロリアンではないのであてにならない感想だが、ホンモノ二郎に近かったと思う。よほど腹が減っていたのか天地返しも忘れて平らげてしまった。満足。

2019年8月 9日 (金)

林田鶏飯

屋外がまるごと風呂場になったような危険な日々が続く。テレビのニュースでも「熱中症で人が死亡」というのを聞く。無理もないと思うよ。そんな一週間を何とか乗り切り辿り着いた週末金曜の夜。帰宅途中横浜で下車し、鶴屋町の『らぁ麺はやし田』へ再訪するために向かった。鶴屋町は何となく裏通り的な雰囲気の町だと記憶していたが、いつの間にか綺麗でオシャレな店が通りに出店しているようになったね。イメージが大分明るくなった。店に到着。待ちはなし。女店員が招き入れてくれた。入口脇の券売機で食券購入。厨房には白い割烹着を着た男の店員2人と女の店員1人、接客係の女の店員1人。接客はエプロンの有無を聞いてきたりととても好印象。先客7人後客2人。
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らぁ麺 はやし田 横浜店 『味玉醤油らぁ麺』 900円

前回訪問時「のどぐろそば」を頼んでいたので、今回注文したのは筆頭基本の「醤油らぁ麺」味玉付き。あまり待たないで提供された麺は細麺ストレート。具はきざみねぎ、穂先メンマ1本、低温調理豚と鶏ムネの2種のチャーシュー各1枚。醤油色の濃いスープは鶏油が多く最近のネオ中華そばとい言われるタイプ。でもこれは『支那そばや』に似た印象を受けた。横浜駅では今まで食べられなかった系統なので良い店が出来てくれたと思う。満足。
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+『鶏茶漬け』 200円=1100円

サイドメニューに鶏茶漬けなるものがあったので安かったし注文してみた。ご飯に鶏のささ身ときざみネギ、別皿でおろしわさびと岩のりが添えられた一品。よく見るとご飯の下にはスープがあり鶏油っぽかった。これにラーメンのスープを4,5杯入れるように言われたのでそのとおりにしてみた。鶏茶漬けと言われた時に気がつけば良かったのだが、これは奄美大島の鶏飯だ。あっさり食べられて良いね。考えてみればラーメン店で良く使う食材で構成されているので、これが他の店でも広まるといいなーと思った。

2019年8月 7日 (水)

紅葉混麺

定時退社日ということで食べてから帰ろう。でもこのうだるような暑さの中では熱いものを食べようという気が起こらない。我の中でようやく短いつけ麺の時期がやって来たのか。そうなると我の中での近場でお気に入りのつけ麺専門店『はま紅葉』だろう。今年3月31日以来の訪問だ。日ノ出町駅から速歩きで店に到着したのは夕方6時半くらい。入口脇の券売機で食券購入し一番奥に座った。冷房がありがたい。女の店員2人と男の店員1人。今更だけどこの店女店主らしいね。先客3人後客8人。
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つけ麺 はま紅葉 『混ぜ麺』 830円

この前平打麺だったから今日は太麺にしようかなーとか思っていたら新メニューが目に入った。「混ぜ麺」だ。悩んで新メニューの方を選択。10分以上待ってようやく着丼。腹減ったよ。この店の師匠筋にあたるのが東京国分寺の『つけ麺紅葉』だが、そちらでは『裏紅葉』として油そば専門店になるそうだ。だからこの店でもそういうメニューを始めたら食べてみようとは思っていたのだ。現れた一杯はやはり武蔵野油そばというより名古屋台湾まぜそばに近い顔をしている。具はきざみネギ、きざみ海苔、水菜のきざみ、挽き肉、そしてサワークリームみたいの。レモンが一切添えられている。麺はブリブリに縮れた太麺。さすがつけ麺専門店だけあってもちもちで喉越しがよい良い麺だ。この手でよくある辛味や魚粉といった刺激の強い味はなく、とても食べやすい一杯だった。
190807hamamomiji02追い飯付きで出されたのはこんな少しのご飯。でもこれはあくまで追い飯だからこれで良い。丁度よい塩梅だった。満足。

2019年8月 4日 (日)

国壱三角

190804sora01 猛暑の日曜日。昨日は強引に遠出をしてしまったので当然近場で行動。本当は外出したくないのだがどっちにしろ買い物に出かけなくてはならない。新店開拓はせず伊勢佐木モールにある『国壱麺』へ再訪を試みた。開店翌日の今年6月7日に訪問した以来の2度めの訪問。この店は10時開店なので我にとっては使い勝手はいい。夏は朝のうちに出かけて昼前には帰宅しておきたいからね。それに蘭州ラーメンはパクチーが入ってこの時期食べやすい。10時に店へ行ったらまだ準備中の札。それにゴロツキのような中国人4人組が待っていたし。ちょっと時間をおいて行ったらさっきの4人組が店外券売機で食券を買っていた。開店したんだなと思い後に続いた。ようやく食券を変えたので入店。厨房に行き好みを口頭で注文。後客は次々来店。そのほとんどが中国人。店員が番号を呼ぶ時も中国語で中国人客前提なんだよ。昨日の忍野八海といい、この国はいつ中国になってしまったのかと思ったよ。
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中国蘭州牛肉ラーメン 国壱麺 関内店 『蘭州牛肉麺(三角麺・辣油無し)』 500円

朝9時から11時までタイムサービスでラーメン一杯500円だそうだ。でも実際店が開店したのは10時10分過ぎ。こういうところが中国っぽい。前回訪問時はスーパー太帯麺というトリッキーな麺を頼んでしまったので、今回はスタンダードな三角麺にした。麺生地を打つタイミングだったらしく20分以上待たされた。その間無料のかき氷を楽しんだ。ようやく番号を呼ばれたっぽいが中国語だから判断が難しい。とりあえず行ってみたら正解。今回も辣油は抜きにして、基本の牛骨塩スープを楽しんでから卓上からセルフで投入。パクチーもありこの時期ピッタリの一杯だと思う。満足出来た。

190804kuniichimen02その後曙町サミットに行って買い物をしてから徒歩で帰宅した。

2019年8月 3日 (土)

忍野八海

またやってきた酷暑の季節。避暑地へ行きたい気持ちは高まるばかり。昨年訪問した三島の富士湧水回廊を思い出し、今年も富士湧水を見に行きたいなという気持ちになった。今度は更に富士山に近い湧水池地帯として有名な忍野八海に行ってみよう。来週の三連休への訪問を計画し下調べしている内に、来週まで我慢出来なくなってしまった。天気予報では安定した晴れ間が続くようなので来週まで待つ理由もない。昨日帰宅後心を決めた。そして朝4時に家を出て始発2本目の電車に乗った。東神奈川で横浜線に乗り換え八王子に出て、そこから中央線で高尾で乗り換え大月へ。更に富士急行で富士山駅に到着出来たのは朝8時前。急いで駅前バス停に移動して忍野八海へ行くバスに乗り込む。小さなバスに乗り約30分ほど揺られて忍野八海のひとつ手前のバス停で降りた。それは忍野八海を回り込んで浅間神社側から散策した方が効率が良さそうだったからだ。何だか水木しげる作品に出てきそうな風景がいくつか見つけて旅への期待が高まった。

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忍野八海浅間神社(祭神:木花咲耶姫命)

いよいよ忍野八海。8つの富士湧水池からなり、富士山信仰の対象となって、各池には八大竜王と呼ばれる守護神が祀られている。我はそれを八番目の池から逆順に巡ってみようと八番池である菖蒲池から巡礼を始めた。実際には順番通りには行くことが出来なかったが、その順に書いておこう。

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菖蒲池(八番霊場・祭神:優鉢羅竜王)

湧水池だから水の透明度は高いが名前の通り菖蒲が生えている以外は地味な普通の池に見える。なので尻窄みではなく徐々に盛り上がるように逆周り巡礼コースを選んだのだ。

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鏡池(七番霊場・祭神:麻那斯竜王)

忍野八海観光中心部にある中池に向かう途中にあった。小さく目立たないので「本当にこの池が八海?」と思ったほど印象が薄い。この鏡池に限ったことではないが、透明度が高いので反射も高く、写真だと空の雲が映り込んで底が見えづらい。

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濁池(六番霊場・祭神:阿那婆達多竜王)

阿原川とほぼ同化して川の一部になっているような湧水池。なので流れが早く、名前に反して透明度の高い清流といった場所。水面がキラキラ輝いて涼を感じることが出来た。

190803oshinohakkai031190803oshinohakkai033190803oshinohakkai032 湧池(五番霊場・祭神:徳叉迦竜王)

この池こそ忍野八海の代表する湧水量と景観を誇る池。富士の雪解け水が大量に流れ出る。深い池だけど透明度が高すぎてよくわからなくなっている。見惚れてしまうほどの水の碧さ。

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銚子池(四番霊場・祭神:和脩吉竜王)

石垣で丸く囲われている小さな池なので、その深さを除けば、見た目は民家の庭先の池と変わらない。一応砂地から湧き水があるようだけど、魚も泳いでいないし、先の湧池を見てしまった後ではあまりに地味すぎる。

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底抜池(三番霊場・祭神:釈迦羅竜王)

ここだけは何故か有料で300円を自動券売機で払って中に入った。中心にある大きな池は忍野最大の池である「榛の木池」という人工池。これはダミーのようなもので、真打ちは回り込んだ奥の方にひっそりある。忍野八海の中でも最も昔の状態を残しているのだそうだ。夏らしい山の景色も望めた。

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お釜池(二番霊場・祭神:跋難陀竜王)

日が当たらない場所にありあまり綺麗ではない小さな池だが、一部が深くなって碧く美しい色をしている。

190803oshinohakkai071190803oshinohakkai072 出口池(一番霊場・祭神:難陀竜王)

忍野八海の中でも最も大きな池だが他の池がある場所から1km近く離れた場所にある。忍野八海は占星術的には他の七池は北斗七星になぞられ、この出口池だけが北極星とされている。だから離れている。それでもたった1km。歩いたところで10分弱。それなのに誰もいない。近くに神社があるだけで土産物屋の類も全くない。静寂に包まれている。そして池の水面には川霧が漂っている。神秘を感じる光景だ。気温と水温の差によって生じる霧。普通は水温が気温より高くなった場合に生じるものだが、これは逆なのだろう。池に降りる階段があったので降りて水を触ってみるとやはりキンキンに冷たかった。この光景を目にすることが出来て幸運だった。

190803oshinohakkai101190803oshinohakkai102190803oshinohakkai103   中池

八池全ての訪問を終えて忍野八海中心部に戻ってきた。観光の中心部には水車小屋があり、透明度の高い大きな池がある。その奥には大規模な土産物屋がある。忍野八海巡りをしていてすれ違うのはほぼ中国人観光客。驚いたことに土産物屋の店員まで中国人。売られているのは富士山関連の絵に描いたような日本土産の数々。個人所有の池。だけど池の真ん中にある中島には8mにも及ぶ深い湧水口があり綺麗な蒼色をしている。この池の光景が忍野八海を代表していると言っていい。我は湧水をペットボトルに詰めて本日唯一のお土産にした。

2時間ほどの滞在で忍野八海は堪能できたと満足し、乗り合いバスに乗って富士山駅に戻った。駅の地下にフードコートがありうどん屋があった。「吉田のうどん」というご当地うどんがあるそうだ。
190803togawa01とがわ 『肉うどん』 500円

捻じれがある太いうどん。麺の食べごたえがなかなか。肉だけではなく野菜もたっぷり。天かすはセルフでたっぷり入れた。美味かった。

大月までの富士急行、大月から八王子までも特急に乗ることが出来たので、2時半頃には無事帰宅出来た。

2019年8月 2日 (金)

綱島家族

昨日から8月突入。外にいるとまるで風呂場にいるような錯覚を覚える蒸し暑さ。そんな日の帰宅途中に久々に綱島まで足をのばした。新店開拓のためだ。駅から歩くこと約10分、鶴見川支流の早淵川土手の手前にあるビル2階にある店を目指した。この暑さの中自分で呆れて「よく行くよなー」と自虐的なことを思いながら歩いたよ。目的の店は『らーめん家族』という店で7月20日に開店したという。アットホームな印象の屋号に反して夕方5時からの24時までの営業らしい。実際の店舗は階段をひとつ歩いた踊り場正面にある小さなスペース。なんでもビル1階にあるハワイアン料理店と同じ経営らしい。早速入店。白を基調とした内装。厨房には男の店員2人と女の店員1人とギュウギュウな感じ。厨房周りにL字型カウンター8席か9席。卓上のメニュー表を見て口頭で注文。有線のようなBGMがかかっている。先客ゼロ後客は我と入れ違いの形で1人。
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らーめん家族 『綱島醤油らーめん』800円

筆頭メニューを注文。他に豚骨醤油や豚骨つけめん等があった。全部のメニューに綱島をつけて郷土愛を感じる。出てきた一杯は黄色いスープが目立つなかなか見ない一顔をしていた。盛り付けなんかに素人っぽさがなく店主は経験者のようだ。麺は黄色い中太ちぢれ麺。具は薬味ネギ、ほうれん草、太メンマ数本、海苔2枚、鶏と豚のチャーシュー各1枚。上にはしそのようなものが添えられている。黄色いスープは表面にうっすら背脂がかかっている。味は醤油っぽさが希薄で鶏油が強めに出て若干甘みを感じる。我は鶏油好きなのでこれは美味いと感じた。
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+『米屋さんのネギチャーシュー丼』 300円=1100円

サイドメニューのネギチャーシュー丼も頼んだ。胡麻油で和えられたネギ、チャーシューは脂身たっぷりで表面がカリカリで中ジューシューな肉厚なものが4個くらい入っている。こちらも美味かった。コストパフォーマンスもなかなか。場所と営業時間に難があり、現時点では食べログにも掲載されていないので穴場な店だなー。この暑いのに完食してしまった。満足。

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