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2019年6月27日 (木)

新潟麻婆

我は長年地麺巡りをしているが、その中でも新潟県というのは特にご当地ラーメンの宝庫だと思う。「長岡生姜醤油ラーメン」、「燕三条背脂煮干ラーメン」、「新潟濃厚味噌ラーメン」、「潟新中華そば」、「三条カレーラーメン」、「上越味噌ラーメン」「上越醤油ラーメン」、「とん汁ラーメン」など掘れば掘るほど出てくる感じ。そして先日新たに知ったのが「麻婆麺」の存在。負け惜しみじゃないけど実は前からその存在は知っていた。でも食べない内から「どうせラーメンに麻婆豆腐かけただけで地麺って言ってるだけでしょ」と軽んじていた。ところが食べてみたら、そんな単純な構造ではないし、美味くて習慣性があった。なので改めて調査をしてみると、発祥は新潟市らしいが、提供している店は今や県内広く分布していた。そりゃそうだよ、東京に進出してくるくらいだから。正に百聞は一見にしかず、いや百聞は一食にしかずだった。
190627niigata03忙しさの峠を一つ越えたので休養の為予め申請していた本日の有休だが、居ても立ってもいられないという感じで急遽日帰り遠征に変更。いつも出勤する時間に家を出て新潟駅に到着したのは10時。今回は入念に選択した市内3店を短時間で周る予定なのでレンタカーではなく、かつてを思い出しレンタサイクルで移動する事にした。駅に併設された地元サッカークラブのショップで手続きをした。3時間で300円。おそらく放置自転車再利用品だろうボロ自転車だがこれで十分だ。最初の目的店は『らーめん工房まるしん』という店。この店は新潟ではつけ麺のパイオニア的存在で有名だったらしいが、最近では麻婆麺の名店、代表格みたいに紹介されている。場所は新潟駅から真っ直ぐ6km以上も離れた江南区亀田という場所にある。久々の自転車なので慣れるのに時間がかかった。ちょっとはしるともう田んぼと工場しかないような田舎の郊外の景色。平日で誰もいないだろうと思って運転しているトラックの運ちゃんが急に工場入口からトラックで飛び出してくるものだから危うく轢かれそうになった。危ないなー。何とか目的の店には開店予定時間の5分前に店に到着出来た。ラーメン店らしからぬ垢抜けた店構えをしている。あれ?でも店の中に客が座っているのが見えた。前倒しで開店したらしい。でも客席に十分余裕がある様子。前客に続いて入店。入口脇に券売機。厨房には男の店員2人と女の店員3人…だったと思う。カウンター席に座ったから厨房がよく見えなかった。カウンター席は窓周りに15席。平日11時、駅から離れた立地なのい間もなく8割型の席は常に埋まっている状態だ。客層はおじさん、おばちゃん、サラリーマン、作業服の男達など。ラオタ達ではなく地元民に親しまれる店だという事がわかった。

190627marushin00190627marushin01 らーめん工房 まるしん 『マーボ麺』 850円

目的のメニューを注文。我が見た限り、この蒸し暑さにも関わらず、周りの客は筆頭のつけ麺を注文している客はいなかった。マーボ麺か汁なしマーボか担々麺ばかり。我が麻婆麺を調べた限りでは、この店が代表格みたいに各サイトで紹介されていたのでわざわざ駅から6km以上も自転車漕いでやってきたのだ。期待が高まる。あまり待たずに着丼。おー、これぞ!と言わんばかりの、期待通りの顔をした麻婆麺が登場。甘辛い麻婆豆腐が表面を覆っている。この麻婆豆腐がひき肉も豆腐もケチらず気前よく沢山入っている。あときくらげもいい食感を生み出している。大蒜、生姜、醤油、オリジナルの肉味噌、そして大量の砂糖を入れらてた麻婆豆腐は、四川ではなく日本の麻婆豆腐の味。丸美屋のやつにかなり近い。控えめな甘さが良いんだよ。これが全世代に向けて安心感と安定感を生み出している。その上にきざみネギ、胡麻と山椒がやりすぎない感じにかかっている。そして新潟麻婆麺の特徴は、麻婆豆腐に餡が強めに入っていてドロドロしていて、ラーメンのスープとの比率は約8:2くらいで圧倒的に麻婆豆腐の重量感が勝っている。この店の場合スープは醤油ベースだそうだが、麻婆豆腐の味が支配的なのでわからない。味噌ベースだとくどくなり過ぎるとは思う。この比率がいい塩梅なんだよ。さすが麻婆麺筆頭の店だ。そしてもうひとつの特徴が丼のそこにかたまっている中太縮れ麺。決して麺に絡まっておらず、箸でひきずり上げて、その過程でひき肉たっぷりの麻婆豆腐と絡まる感じ。麺量180gとやや多めだが、麻婆豆腐でご飯がすすむのと同じ原理でどんどんいける。餡の粘度で重量感があり、並の二郎系以上にボリュームがあるのに、味にまとまりがあり、ピリ辛で食欲が増し食べやすい。出来れば冬に食べれば最高な感じ。雪深い新潟で広まるのが納得だ。これは大満足な一杯だった。習慣性高いなー。

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