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2019年3月19日 (火)

端島上陸

永年勤続表彰があり3万円と3日間の特別休暇が与えられた。この機会に父との旅行を考えたが、父に「もう遠出したくない」と言われてしまった。残念だが高齢の父に無理を強いる事もしたくない。父は「お前一人行っておいで」と言ってくれた。特別休暇の期限は来月半ばで切れてしまう。なので言葉に甘えて今日から2泊3日の旅行に出る事にした。
昨年11月に軍艦島(端島)上陸ツアーに参加した。とても残念な事に10月の台風で上陸設備が壊れ長期上陸が禁止されており、そのツアーも上陸から周遊に強制的に切り替えされてしまった。でもその時の写真を父に見せると父が「面白そうだな。」と言ったから親子での旅行を考えたのだけど。そして先月ようやく上陸ツアーが解禁となり、我としても悔いが残ったし、この機会に上陸を果たす事にした。写真や動画を撮って父に見せよう。そう思った。
190319nagasaki01_1武雄インターから長崎自動車道に入り車を飛ばすこと1時間で長崎港に到着。立体駐車場に車を止める。急いでツアー乗船チケット売り場へ向かう。既に10人くらいの行列が生じていたのでその後に続く。事前予約済だけど船の席は早いもの順。上陸契約書も事前に記入したのを持参していたのですんなりとチケットを購入出来た。乗船時間まで40分もあるがそのまま桟橋へ直行し乗船のトップを確保した。ツアー会社は変わっても2回だからだいたい分かるのだ。前回のツアーでは「軍艦島コンシェルジュ」という会社を利用した。元島民のじいさんの説明が入り、同行する係員も格好いい制服を着た比較的若い男女社員が多かった。軍艦島デジタルミュージアムという同時の映像や立入禁止区域までVRで見せるなどかなり金をかけた施設も運営していた。その分商業主義的な色合いを強く感じた。またツアーの途中にリゾート地として有名な伊王島に立ち寄る等余計な工程があるのもちょっとなと感じた。なので今回は別のツアー会社を選んだ。「やまさ海運」という会社だ。こちらはシンプルに長崎港から軍艦島に行くので13時に出港して15時半には帰港出来る。そしてツアー係員は普通の作業着にライフジャケット、ヘルメット着用した男ばかり。ツアー会社にもカラーがあるね。これも2度目だからわかること。定刻になり乗船開始。早速進行方向右側後方の席を陣取る。そこが一番の撮影ポイントになる。
190319hashijima01
見えてきた軍艦島。4ヶ月ぶりにまたやって来れたぞ。今回こそ上陸を果たしたい。天候は良いが風が強い。船は島に並列に並び近づいていく…。
190319hashijima03船員が上陸し着岸用ロープを引っ掛けるのが見えた!上陸出来る!4ヶ月前の前振りが効いていた分、この時の感動は人一倍だった。
190319hashijima04念願の端島初上陸!この瞬間こそがこの旅の目的だった。客は乗船時に渡された識別カードの色別に3班に別れ説明を受ける。自由行動は許されない。説明ポイントは3箇所。いずれも開けた場所のみ。いつ崩れてくるかわからない建物の中は立入禁止区域だ。真夏に来るととても暑いらしいが、桜開花前のこの時期は快適。海鳥の鳴き声が廃墟の島に響いて雰囲気がある。
190319hashijima05190319hashijima06190319hashijima07190319hashijima08多くが崩れているものの昭和40年代の建物が手付かずそのままの状態で眼の前にあるというのが現実感を危うくさせる。当時の生活を想像できるものが多くあった。
190319hashijima09190319hashijima10奥にみえるのが日本最古の鉄筋コンクリートアパートだそうだ。軍艦島が軍艦島らしいフォルムをしているのもこのアパート群があってこそ。しかしその風化は今も刻一刻と進んでいる。実際来てみるとわかるのだが、想像以上に過酷で強烈な風雨、海水の侵食に晒されているのがわかる。世界文化遺産に登録され、長崎市も維持保存方法を検討しているそうだが、現時点で現実的な手段はないそうだ。もし1年後再び上陸が出来たとしても、今の状態のままであるはずがない。建物が全壊した瓦礫の山だけの状態を見ても面白さは半減以下だ。そう遠くない時期に上陸自体が制限される事になるだろう。本当に今日上陸することが出来て良かった。
190319hashijima11今日連れてこれなかった父の為にも写真だけではなく動画も撮影した。旅から帰った後に父に話をしよう。本当に上陸出来て良かった。船に戻って遠くなっていく軍艦島を撮影した。
190319hashijima12
長崎港に下船する際に上陸証明書を貰えた。嬉しい。当時の島の生活を写した写真集を父への土産として買おうと思ったが、良い本が売っていなかったので旅先からアマゾンへ注文をかけた。

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