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2017年6月 3日 (土)

妄想印度

強い日差しと青空が広がった土曜日。もうすぐ梅雨入りだろうし、今日は都内に出てみる気になった。

170603yokohama01 カレー食べ歩きを再開してからというもの、いつかは高円寺のカレー店に行かなくてはなーと思っていた。70年台からのヒッピー文化と90年台のサブカル文化などなどが融合した中央線文化の中心的存在で、日本印度化計画の発祥の地でもある街、高円寺。大げさか。一般のインド料理店のカレーとも日本のカレーとも違う、マニア向けの高円寺的なカレー店を発見したので、今日は禁断のカレー店連食を試みる事にした。
途中中野で電車を乗り間違え新宿方面に戻ってしまったりして高円寺到着は11時40分くらいになってしまった。駅から徒歩3分ほどのところにある『インド富士子』という店。高円寺らしい屋号の店だ。本店は東小金井の『インド富士』という店らしい。店も看板が小さくて一見何の店だかわからない。暖簾らしいものは出ているが営業中なのか一見不明だが勇気を出して入ってみると「いらっしゃい」との声。あまり客商売には向いていないような内向的な印象の小柄な中年女店主が1人。店内は暗く一列のカウンター8席のみ。裏口も開け放たれて、仲屋むげん堂購入と思われるインド風カーテンが風になびいていた。先客はなくすぐ後に後客が入ってきた。水の入ったコップを店主がくれたタイミングに口頭で注文。更に後客1人。
170603indofujiko00 170603indofujiko01 インド富士子 『フィッシュ&チキン』 1000円
今日のランチはダルとフィッシュとチキンの3種。その中から2種を選んで注文。その2種はインディカ米のかために炊かれたサフランライスで分けられている。どちらのカレーもサラッとしたタイプだが左側のチキンはやや濃厚。フィッシュの方は鯖肉がゴロッと2つ入っていて、スリランカ風なのかな。辛さは適度。2つともパクチーと紫玉ネギが散らされて、付け合せにキャベツの酢漬けのようなもの。普段食べれないような、本場インド的な異国の雰囲気が漂う一皿。これを素手で食べるとより本格的に味わえるんだろうなー。

次の目的店の開店が13時と遅い為1時間弱駅周辺をブラブラした。昔の高円寺の濃厚さを知っている我からすると少し物足りなさを感じた。その後駅反対側のパル商店街を抜ける少し手前に横道に逸れる。そこもちょっとしたアーケードの無い商店街になっていて西友があり、その少し先に目的店『妄想インドカレー ネグラ』に到着。ちょうど開店時間ピッタリに到着。営業中の札は出ているものの何となく雰囲気がおかしいので躊躇していると、店主と思しき中年男が「今開けますんで少々お待ち下さい。」と言われたけどすぐ案内された。サイケデリックな内装。ガラス瓶に入った黄色い粉と並んで異様な中華人形まで瓶に入っている。実に高円寺っぽい店だなー。厨房には先程の中年店主と女店員の二人。店内手前に一列のカウンター5席。2人がけテーブル席4卓と4人がけテーブル席1卓。後客6人。その中で半袖半ズボン姿の小柄な髭の男が店主に「久しぶり!ご無沙汰!」みたいに親しそうに話しかけていた。会話が続くんで耳に入ってくる。「今度カレーの本出すんで、こちらの店も紹介します」とか言っている。でよく顔を見ると以前伊勢佐木町にあった「カレーミュージアム」をプロデュースした評論家の小野員裕だった。こういうマニアックな有名人が普通にいるのも高円寺っぽい。

170603negura00 170603negura01 妄想インドカレー ネグラ 『本日のカレー』 1000円


この店には決まったメニューが無く、店主が「本日のカレーは~」と長々と説明が入る。よくわからないけどトッピング無しのカレー単品を注文。後客にも各々説明が入るので、それを聞き取れるだけメモしてみた。右のは「レンズ豆とローズマリーとヒラタケのダルカレー」、左のは「新牛蒡と青山椒のキーマカレー」…だったと思う。中央のインディカ米のサフランライスの上には紫玉ネギとスライス人参の酢漬け、そしてパクチー。雰囲気は伝わるが我の知るカレーとかけ離れたカレー風料理。でも美味い。ダルカレーはハッキリしなかったが、牛蒡と青山椒のキーマカレーは良かった。妄想インドカレーっていいフレーズだねー。インドに行ったことがない店主が半ば自虐的に付けたフレーズらしいが、そんなこと言ったら我だって妄想でインドカレーを食べている。サフランライスと書いたが、それが正しい呼び方かも解らない。多くの日本人はカレーと言えばインドを想像するが、日本のカレーはイギリス経由のインドカレーとはかけ離れたもの。でもそれでいい。インドは妄想の中でいい。全部ひっくるめて今日のタイトルは「妄想印度」にしよう。

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