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2015年10月31日 (土)

志木鰤塩

せっかく志木まで来たのだからもう1店寄ってみたい。調べたところ鰤(ぶり)のラーメンを出す店を発見した。魚介のラーメン店は数あれど、鰤を使った店は珍しい。3年前に開店した『めんや正明』だ。志木駅の反対側に出て徒歩4分ほどの改装中のビルの1階に店を発見。開店時間7分前くらいに到着したが既に先客が1人待っていた。開店時間ぴったりに暖簾がかかり開店。その頃は我の後ろに4人以上並んでいた。地元で人気店のようだ。店内は明るい色の木材を使って清潔感がある寿司屋のような感じ。BGMもなく調理の音だけが聞こえる。入口脇に券売機。厨房には職人顔をした店主とおばちゃん店員、若い男の店員の3人。厨房前に一列6席のカウンター席のみ。初回で外待ちが生じた。

151031menyamasaaki00 151031menyamasaaki01 めんや正明 『鰤らあめん 塩』 730円

筆頭基本メニューを注文。他に醤油や担担麺などもメニューにあった。先客の一杯だけ丁寧に作っていたので「この店は1杯づつ作るの?」と思ったが、我の時は2杯づつ作っていた。もちろんとても丁寧に。本当に職人気質な主人らしい。食べてみたらやっぱり職人技が活きていた。麺はかために茹でられた白い細麺ストレート。具は薬味ネギ、かいわれ数本、丁寧に煮られた白菜、メンマ数本、炙り鰤が2切れ。炙り鰤がのっているから鰤らあめん?そうじゃなかった。スープにハッキリわかる鰤の味わい。それもとても上品。ほどよく甘く味付けされた白菜も相まって、高級和食料亭で出されるような一杯だった。そして初めて食べた味でほぼ完食。ついでに入ったような店だったけど驚かされたね。

帰りの電車も余裕で座れてうたた寝しながら乗り換え無しの75分で元町・中華街駅に戻ってこれた。

埼玉焦醤

早くも10月最終日を迎えた。今日は朝から厚い雲に覆われ夜明けの時点で真っ暗。だけど恒例の早朝ウォーキングには出発した。根岸森林公園から一旦帰宅し、朝食も食べないまま再度出発。今週も市外県外の店が狙い。最近ラーメンに対して意欲的に活動しているなあと自分でも思う。暑さも収まりを見せ、かと言って外出をためらうほどの寒さでもないこの時期を有効に活用したいのだ。

ご当地ラーメンを探していて目に止まったのが「埼玉焦がし醤油ラーメン」なるもの。以前から名前は聞いたことがある埼玉県新座市の有名店『麺家うえだ』という店が中心となり、県内数店からなるラーメン店で「彩岩(さいろっく)」というグループを形成、新しい埼玉ご当地ラーメンとして「焦がし醤油ラーメン」を根付かせようとしたのが始まり。「焦がした醤油の風味は日本人の味覚を刺激するはず」という発想から生まれたのだそうだ。それは納得出来る。とても良い着目点だとう思う。単純に名産品をラーメンの上にのせて完成!なんてやるべきではない。はじめたのは2008年頃の話だという。ところが今、2015年ももう終わろうという頃だが、「埼玉焦がし醤油」などというのはハッキリ言って今まで聞いたことがなかった。という事は現時点で残念ながらほとんど定着していない、という事になる。埼玉でなぜ焦がし醤油?という必然性が欠落してしまったのが原因なのか?やはり埼玉らしさというものをひとつ追加するべきなのか?後出しでご当地ラーメンを作るというのは簡単なようで難しいようだ。

それでも一度「埼玉焦がし醤油」というのを体感しておこうと埼玉県新座市へ向かった。ちょっと前なら一大遠征で気合いを入れなければならないところだが、今や元町・中華街駅から乗り換え無しで志木まで行ける。電車の中で爆睡眠して気がついたら到着だ。駅前から道なりで歩くこと約8分程度で「埼玉焦がし醤油らーめん」の旗振り役の店『麺家うえだ』に到着。店の屋根に竹箒がズラッと並んでいて特徴的だ。この店は開店時間が10時半からと早めなのだが、その5分程度前に着いた。店前には既に7人が列を成していた。店内外に「埼玉名物」「地らーめん」などの文字で焦がし醤油を推している。定刻に開店、シャッターが上がり暖簾が出された。早速入店。入口脇に券売機。店内はやや暗く、厨房には強面の名物女店主と、黒Tシャツを着た若い男の店員が2人。厨房周りにカウンター10席、奥に4人がけテーブル席1卓。店内はBGMなど無くただラーメンの到着を待つ。

151031menyaueda00 151031menyaueda01 麺家うえだ 『焦がし醤油らーめん(鶏)』 750円

「焦がし特濃」なるメニューもあり迷ったが、やはり基本を知るべきと焦がし醤油を選択。食券を渡すと名物おばちゃん店主に「焦がし醤油は鶏か豚」とぶっきらぼうに言われた。接客は悪いわけではないけどね。何も考えず鶏を選択。鶏は軍鶏らしい。店内にはメニューよって提供順番が変わると貼り紙はあったけど、結構変動してだいぶ前に提供された。やはり推しの焦がし醤油優先?座った席からは厨房はよく見えなかったが、炎が上がっていたのは見えた。まず目がいったのは「煎餅が入ってる!」。埼玉ってことで草加煎餅?食べる時スープに浸かっていた部分がしとっとしてたけど、埼玉らしいしインパクトあるしいいんじゃないの?さてラーメンの方だが、麺はかために茹でられた中太ストレート。具は荒く切られた薬味ネギ、炒めキャベツ、メンマ、揚げ玉、海苔1枚。肉厚の炙りチャーシュー1枚。キャベツには七味がかかっている。スープは確かに焦がし醤油の良い香り。微妙に甘さを感じた。なかなか美味しかった。食べながら思ったのだが、埼玉全体を捉えてご当地ラーメンとしているから弱いのであって、どっかの醤油で有名な土地でやればもっとしっくりくるのではと思った。

2015年10月30日 (金)

片倉豚麺

金曜の定時退社日。会社帰りの新店開拓。今夜は片倉町の魚介豚骨ラーメン店『湘丸』跡地に出来た二郎系ラーメン店『ぶた麺』という店を狙った。今週火曜の10月27日に開店したらしい。元の『湘丸』店主は確か「鳥居式らーめん塾」出身で、魚介豚骨全盛期から営業して評判だった店だ。我は結局約7年前に一度行っただけだったけど。こういう魚介豚骨系の店が二郎系の店に取って代わるというのは、時代を象徴しているなあと思った。その二郎系だってもはや確実にピークは過ぎてしまったようだけど。

市営地下鉄ブルーライン片倉町駅からなだらかな上り坂を歩くこと約10分強。黄色いテント屋根の店舗を発見。開店祝いの花が飾られている。中に入ると狭い厨房には小太りの黒Tシャツを着た店主が1人。その前に一列のカウンターに丸イスが9席並んでいる。店内隅に券売機。メニューはラーメンとまぜそば、各種トッピングとぶた丼等のサイドメニュー。売り切れ表示で味噌ラーメンやつけめん等もあった。先客3人後客2人。新店だから情報を書くと営業時間は昼は11時から14時半、夜は17時半から22時半、定休日は日曜と火曜だそうだ。

151030butamen00 151030butamen01 ぶた麺

『ラーメン(ヤサイ・ニンニク)』 770円+『チーズ』 100円=870円

食券を渡すと「ヤサイとニンニクどうします?」と聞かれたので「じゃあヤサイニンニク」と答えた。券売機メニューを見ていると我の好きなチーズがあったので追加注文。今まで何度も書いているが我はジロリアンではないので正確な二郎比較は出来ない。その前提で書くと、そこそこのレベルの二郎系の一杯だったと思う。麺はしっかり圧縮されたかためのストレート太麺。スープはチーズを入れてしまったのでよく判らなくなってしまったが、おそらく非乳化タイプだと思う。肉はやや厚めだけど普通のチャーシューが3枚。写真では大きい盛りに見えるけど、普通に食べられる量。本家みたいに食べてる途中で「へこたれそうになる」何てことはない。ネックは値段だね。並ラーメンで800円弱の二郎とはねー。

帰りは三ツ沢上町駅まで歩いて横浜に出て買い物をした後家路についた。

2015年10月26日 (月)

昼海居人

有給休暇の平日月曜日を有効に麺活に活かす為、新横浜から横浜線に乗り港南台へ…と思ったら人立ち入りの影響で電車が20分くらい遅れた。やっとの思いで港南台駅に到着すると駅から徒歩3分ほどのところにあるビル1階の居酒屋『海居人(かいと)』へ。この店は月・水・金のランチタイムのみラーメン店になるという。到着したのは昼12時半頃。営業中の札があったので早速入店。厨房にはおそらく店主夫婦と思しき男女2人。厨房前に一列7席のカウンター席、2人がけテーブル席1卓と座敷に4人がけテーブル4卓。そしてこの時間なのに前後客ゼロだった。

151026kaito00 151026kaito01 味香房 海居人
『干し海老油塩らぁめん』 750円+『味付きたまご』 100円=850円
ここのオリジナルは干し海老油を使った一杯なので醤油と迷ったけど、味が殺されにくい塩を選択。奥さんの上手な誘導により味玉も追加でトッピング。麺は白っぽい中細ストレート麺。具は白髭ネギ、海老の天カス、小松菜、姫筍、鶏と豚の2種のチャーシュー、味玉丸1個。スープは結構油を感じるが味は優しい。我にとっては上品過ぎる感がある。でもこれが和食料理人店主の技量の高さなのだろう。それは具の調理によって我にはよく判った。鶏と豚の2種のチャーシューと味玉の美味さが際立っていた。正直習慣性は低いが、これほどの一杯、来客がないのは勿体無いなー。週末のランチもやって欲しいところだ。
帰りは駅近くのショッピングモールのユニクロで秋冬用のウォーキングウェアと食料を沢山買って帰宅した。

月限二星

151026yokohama01 今日は久々に有給休暇を使用した。一週間前に申請済みなので問題ない。運良く昨日に続いて好天に恵まれ、根岸森林公園への早朝ウォーキングも実施。9時半頃再度家を出て横浜に出る。銀行に寄るなど雑務を行い、地下鉄に乗って新横浜へ。せっかくの平日休暇、今日は麺活として有効に使いたい。新横浜ラーメン博物館並びの中国家庭料理店『YI-CHANG』が月曜の昼のみ、ラーメン店『MENYA☆☆フタツボシ』として営業しているのは前から知っていたが、ようやくそのタイミングが合ったという感じ。開店時間とほぼ同時に入店。ビルの2階の店舗だ。照明がおとなしめで暗く、焦茶色の椅子やテーブルが中国南部っぽい雰囲気を醸し出している。店内はジャズが流れている。厨房には男の店員2人と女の店員2人。厨房前に一列6席のカウンター席、2人がけテーブル席5卓、4人がけテーブル席4卓…ぐらいだったと思う。前後客ゼロ。口頭で注文。

151026futatuboshi00 151026futatuboshi01 MENYA☆☆フタツボシ 『ニボシソバ』 780円

筆頭メニューを注文。他に「ニボシ和え麺」、「ニボシつけ麺」というのがあった。☆☆フタツボシというのはニボシ(煮干し)にかけて、という事だろう。10分以上待って着丼。麺は細麺ストレート。具は刻みネギ、揚げネギ、青梗菜、ナルト1枚、脂身の多いチャーシュー3枚。スープは卓上の薀蓄によると「浸漬スープ」なのだそうだ。一切火を入れず漬け込むだけで出汁を摂ったのだそうだ。煮干し風味はあるものの、近年流行りの煮干スープにある苦味のようなものはない。印象だと『麺屋空海』の醤油に近い印象を受けた。揚げネギが合うスープなのでなかなか美味かった。満足。

帰りはJR横浜線に乗った。

2015年10月25日 (日)

町裏立喰

151025asayake01 今朝は美しい夜明けが望めた。早速根岸森林公園への早朝ウォーキング。出発時は肌寒かったが帰る頃には汗みどろ。でも気分爽快だ。でも昨日の疲れが残っていたのか朝飯を喰ったところで二度寝をしてしまい、昼ごろ家を出て出発。

151025uraface01 151025uraface03 151025uraface02 JR石川町駅近くに着くと、何やら騒がしい。「裏フェス」という屋台祭りをやっていた。そう言えば春先もやっていたような。予定変更。今日は麺休日として、フライドチキンやケバブ何かを買い歩いた。全て500円均一…だったと思う。他にも生ソーセージやねぎチャー丼何かを土産に買った。

2015年10月24日 (土)

古川拉麺

151024furukawa00 古川駅に到着したのは午後1時15分頃。『いろは食堂』に寄っただけで帰りの新幹線に乗ってしまうのは勿体無いと思われたので、地元で人気だと聞く老舗ラーメン店に寄ってみる事にした。『富士屋本店』だ。仙台にも支店があるらしい。駅から1km以上離れており徒歩15分かかって到着。しかし店前に5人の行列が生じていた。今日はタイミング悪いな。7~8分待って入店。奥行きがある店内。内装は白。厨房にはおじさん店主と若い女の店員が2人。厨房を囲んでL字型カウンター9席と4人がけテーブル5席。後客も続々来店。人気の噂は本当だった。口頭で注文。

151024fujiya00 151024fujiya01 ラーメン 富士屋 本店 『ワンタンメン』 750円

こちらの看板メニューはワンタンメンとのことだったのでそれを注文。なかなかのボリュームな一杯。麺は中細ストレート。具は薬味ネギ、メンマ、ナルト、ゆで玉子のスライスが2枚、チャーシュー2枚。ワンタンが5~6個。このワンタン、餡がザラッとした食感があり、味噌味を感じた。スープは豚骨鶏ガラメインで地元産の醤油を4種ブレンドしたタレを加えているのだそうだ。この店は醤油味一筋をウリにしているが、それほど醤油がビンビンに感じるといったタイプではない。他の店で例えてしまうと昔の『げんこつ屋』に近い印象を受けた。ボリュームもあり個性もあるので馴染めば習慣性が出てくるのだろう。

駅に戻る途中、お茶屋で抹茶ソフト150円を購入し食べた。お茶の味が濃くて美味かった。古川駅に到着すると、1時間に1本出る新幹線は発車してしまったばかり。今日はこんなのばっかりだ。牛タンと南蛮味噌を土産に買い、ホームで新幹線を待つ。帰りはやまびこの自由席。早く並んだので座れた。車中は爆睡眠。18時半頃には帰宅出来た。

有備館庭

151024iiwateyama00 さて、岩手山駅に戻ってきたものの…電車は既に行ってしまったばかり。次の電車が来るまで1時間20分。その間駅のホームでボケっと電車を待っていても仕方ないので、隣の駅まで散歩してしまおうと思った。うまくしたもので、隣の有備館駅まで水の綺麗な川沿いに遊歩道が整備されていて気持よく散歩が出来た。

151024iiwateyama01
しかし地方の駅としては珍しく駅の間隔が短く、15分程度で有備館駅周辺まで来てしまった。歴史ある酒蔵などもあったけどどうしたものか、近くの適当な店に入ってラーメン食べてしまおうか?など考え歩いている内に、本当に有備館駅に到着してしまった。でもその向かいを見てみると「有備館 入口」と書かれた案内板が出ていた。何だ?と思って入ってみると日本庭園らしい光景が広がっていた。入口案内のところで中のおじさんに「ただいま無料でご覧になれます。良かったらどうぞ。」と声をかけられパンフレットを差し出してきた。これは正に渡りに船。入ってみる事にした。
151024yuubikan00 151024yuubikan01 151024yuubikan02 有備館は元々伊達家の家臣師弟の学問所として作られ、仙台藩茶道の頭によって作庭されたのだという。なかなか立派な日本庭園だったが、先の震災で主屋が崩れ先ごろようやく修復したようだが、まだ庭園の一部は工事していた。その為無料入館なのだろう。人も少なく美しい庭園を散歩出来て良かった。
電車が来る時刻が近づいてきたので無人の有備館駅に戻った。やって来た電車に乗り古川に戻った。

陸奥古麺

151024irohasyokudou06 ご当地ラーメン空白地帯の宮城県。しかしながら同県大崎市の町外れ、平成の大合併以前は玉造郡と呼ばれた地に存在感を放つ老舗店が存在する。その店の名は『いろは食堂』。明確な創業は判らなかったが、この地で半世紀以上営業しているそうだ。曰く、看板も無く、入口も判らずらいのに日々長蛇の列が生じる。名物おばちゃん店員の鬼の仕切りで完全に客は言いなりに動くしかない、etc…。今は古川駅周辺に支店が出来ているという。

151024minori00 151024minori02 今月二度目になる東北個性派老舗店巡り第二弾。一週間前にチケットは手配した。みどりの窓口で購入したところ、週末パスというものがあり、エリア内乗り降り自由でかなり割安だった。朝8時前東京発のはやぶさに乗り古川で下車。ここで快速リゾートみのりという特別列車に乗り換えた。窓が大きく展望スペースなどもあり快適だったが一駅目の岩手山駅で下車する。時刻は10時半。目的の『いろは食堂』は駅から0.7kmほど離れているので早歩きで10分ほどで到着。店の前にはなるほど看板もなく、木板で造られた年季の入った大きな民家があり入口付近には誰もいない。営業しているのかすら判らない。ただ門は開いている。

151024irohasyokudou05 中に入って大きく回り込むと、既に中には客がいっぱい入っているのが窓から見えた。えっ?開店予定時間の20分も前に到着したのに…。入口の引き戸は閉められており、よっぽど戸を開けて入ろうかと思ったが、前情報でおばちゃん店員の鬼の仕切りを聞いていたので、入口から5mくらい離れた待ち席付近で待っていた。しばらくすると店のロゴが入った青いTシャツを着た短髪で眼鏡かけたおばちゃんが出てきて「今ちょうど満席だから、席が空き次第呼ぶからそこで待ってて下さい!」と言われた。戸を開けないでよかった。しばらくするとどんどん後客が来て長蛇の列になった。しかし開店20分前に到着したのに行列の先頭で待つことになるとは…。食べて駅に戻って11時半発の電車に乗ろうと計画していたがこれでは無理なようだ。ちょうど11時になった時、先客が入口から出て行くのが見えた。直後に例のおばちゃん店員に呼ばれ店内に入れた。中は天井が高く歴史を感じさせる雰囲気があり、川魚を取る漁具と共に、壁には北島三郎のポスターがいくつも貼られている。厨房には男の店員1人と女の店員1人、さらに鬼の仕切りのおばちゃん店員。客席は4人がけ木テーブル2卓と6人がけ木テーブルが2卓、更に座敷に4人がけテーブル3卓。席を指定され言われた通りに着席。注文は聞きに来てくれるまで待つ。しばらくしておばちゃんが注文を取りに来たので口頭で注文。水はセルフで取りに行く。コップは戸棚の中にあり判りづらい。後客が取りに行くのを見てようやく在り処が判った。鬼の仕切りのおばちゃん店員も別に高圧的なわけではなく、座敷席が辛そうな老人客にテーブル席が空いた時に移動を促したり、狭そうな位置に座った客にはテーブルを移動したり、終始冗談交じりの接客なので好印象だった。

151024irohasyokudou02 151024irohasyokudou03 151024irohasyokudou04 151024irohasyokudou01 いろは食堂 本店 『特製いろはらあめん』 900円

グループ単位で順番に作っているようで、着席後更に30分待ちでようやく着丼となった。直前にたくあんの小皿と割り箸が出された。注文したのは揚げた豚肉(パーコー)入りの特製いろはらぁめん。これが予想以上に個性的な一杯だった。麺は平たい細ストレート。自家製麺。具は薬味ネギ、平メンマ数本、そしてグローブのような形をした熱々の揚げたて豚肉。普通の「らあめん」にはこれの代わりに鶏チャーシューがのるらしい。そしてスープなのだが、表面に鶏油が分厚く覆っており熱々!この熱々と揚げたてパーコーの熱の相乗効果で温かい食事をとっている幸せ感が増すのだろう。スープは鶏ガラ出汁と醤油が濃いめの味の輪郭がハッキリしたもので我の好みに合致する。鶏油も好きだしね。パーコーも最後まで熱々で味も食感も良い。全体的にボリュームがある。東北の老舗店としてはかなり異彩を放つ一杯。味濃いめで油たっぷり!ボリュームたっぷり!薄味寄りでさっぱりした和風の食べ物しかなかったであろうこの地域に、こんな迫力のある一杯が出されたら、近隣の、特に若い世代の客は夢中になるのも納得出来る。残念なことに広まりは無かった為地麺とは呼べないけど、宮城の難関老舗店の味を堪能できて大満足。ほぼ完食といってよかった。

2015年10月23日 (金)

秋夜鴨居

151023kamoi00 金曜の定時退社日の夜、会社帰り久々に都筑区に出来た新店に寄ってみる事にした。狙いは池辺町の元『マルダイ』跡地に今月15日に開店したという家系ラーメン店『みさき家』だ。『マルダイ』なんてもう7年半前に一度行ったきりの店。でも不思議と場所は判っていた。梅田橋交差点近くだったはず。鴨居駅から鶴見川沿いに暗い道をテクテク歩く。15分後くらいに到着。赤いテント屋根の店で灯りが灯っていた。早速入店。入口脇に券売機。厨房には店主と思しき男の店員が1人。『本牧家』出身という噂がある。厨房を囲んでL字型カウンター9席。先客2人後客ゼロ。

151023misakiya00 151023misakiya01 家系ラーメン みさき家

『ラーメン(麺かため・油多め)』 650円+『小ライス』 100円=750円
基本のラーメンと小ライスをオーダー。好みを聞いてくれたので、家系いつもの好みにした。底の深い普通の中華丼で登場。麺は通常の家系よりやや細めの中太縮れ麺。具は一般の家系標準。チャーシューは小さいのが2枚のっている。スープは醤油寄りの六角家系と、豚骨寄りの壱六家系の中間といったところか。好みも良く反映されていて麺のかたさもちょうどよいかたさ。スープも鶏油の甘さがが良い。卓上におろしニンニクと豆板醤もあったので、いつもの家系ライスで食べた。家系欠乏症だったこともありほぼ完食した。家系ラーメンとして美味い。店主は親しい客とずっと話していた。でもこんな客入り状態なので節度を守ってくれさえすりゃ問題なし。客を待たせず美味いラーメン出してくれればOKだ。
帰りは鶴見川の土手に沿って鴨居駅に戻った。

2015年10月18日 (日)

安定原店

中華街から伊勢佐木町へ散歩。有隣堂などで買い物をした後、移転した『カレーハウスキッチンY』を訪問しようと思ったが臨時連休業。じゃあ、というわけでその先にある『地獄ラーメン田中屋』にそのまま入店。ブログでは何度も書いているが、この店は我にとってのラーメンの原店という位置付け。約3年3ヶ月ぶりの訪問となるが全然変わった様子がない。厨房にいる男の店員の1人は知らないが、もう一人は若い時を知っている。今はすっかりラーメン店の親父という感じになっていた。ラオタと言われる人々にはことごとく無視され続けている店なのだが、ほぼ絶え間なく客入りがある地元民支持率の高い店だ。厨房を取り囲む15席のカウンター席の内、入店時10席は埋まっていた。その後も来客は相次ぎ、店外で待っている客も現れた。口頭で注文。

151018tanakaya00 151018tanakaya01 地獄ラーメン 田中屋 『ラーメン』 600円
いつもの筆頭基本メニューを注文。前回訪問時とお値段据え置きだよ。6年以上は同じ値段でやってんだ。我の好きな揚げネギが卓上に無かったので店員に言って出してもらった。廃止されてなくて良かった。変わらぬ味。変わらぬ店。食後に料金手渡し。これからも末永く変わらず営業していて欲しいと願った。

中華千骨

今朝は雲が多く夜明けもはっきりしない感じ。ちょっと白んできたので恒例の根岸森林公園への早朝ウォーキングに打って出た。久々な気がする。出発の時はちょっと肌寒く感じたが、帰ってくる頃には汗まみれだ。

朝食を食べ家でブログの記事を書きながら過ごす。そして11時頃家を出て中華街を目指す。もちろん徒歩だ。目的は今月10日に開店したという横浜家系ラーメンを名乗る『千骨家ラーメン』。凄い屋号だな。中華街では『吉壱家』、『壱八家』に続いて三軒目の家系ラーメン店になる。早速入店。厨房には男の店員2人と若い女性店員1人。立地からしておそらく中国系店主の店だろうなと想像していたらやっぱりそうだった。厨房前に変形Z型カウンター9席と4人がけテーブル席2卓。先客3人後客ゼロ。口頭で注文。
151018senkotuya00 151018senkotuya01 横浜家系らーめん 千骨家らーめん
『千骨家ラーメン(麺かため)』 700円
屋号を冠した筆頭メニューを注文。麺はやや細めのストレート太麺。具は薬味ネギ、ほうれん草、海苔3枚という家系標準プラス、薄いけどチャーシューが2枚入りで、半分に割られた味玉が丸1個標準で入っている。そしてスープなのだが壱六家系に慣れていると「え?醤油清湯?」と思ってしまう色をした豚骨醤油スープ。でもそんなのは覚悟の上。大陸系の店は経験上だいたいこうなる。こういうもんだと食べればそれほど悪いものではない。麺のかたさもちょうど好みだった。ただ家系欠乏症に陥った時に入る店ではない。
日曜だけあって中華街は大賑わい。ごった返す道を避けつつ伊勢佐木町方面へと向かった。

2015年10月17日 (土)

初富士訪

牛浜駅に到着したのは午後12時前。予定ではここからそのまま帰路につく予定だったが、そんなに急いで帰ったところでしょうがないという気になって、立川経由で西八王子に降り立った。狙いは先ほど訪問した『いぬい』の修行先というばかりではなく、八王子ラーメンの祖とも言われる店、『初富士』。以前は八王子駅近くにあったらしいのだが、今は西八王子駅から歩いて20分ほどの所に移転している。そしてこの店、撮影禁止というハードルがある。なかなか赴く気にはならなかったけど、せっかくこの日この時間に八王子に来ているので、良い機会と思い行ってみる気になったのだ。『初富士』は日曜定休だからね。

151017hachiouji00 空にはようやく少し青空が覗くようになり散歩は快適。浅川を越える橋を渡って普通の路地の先の小さなビルの1階に『初富士』の看板を発見。当然老舗感は感じられない。暖簾を割り入店。店内は白い内装で小奇麗。厨房には白髪で丸顔、眼鏡をかけ口を一文字にして黙々とラーメンを作る店主と、その奥さんと思しき女性店員の2人。厨房前に一列4席のカウンター席、4人がけテーブル席3卓ほど。先客6人後客2人。口頭で注文。カウンター席の目の前の壁にカメラのイラストに斜線マークの入ったものが小さく貼られていた。

151017hatsufuji00 初富士 『中華そば 並』 500円

筆頭基本メニューを注文。丼は無地の白い小ぶりのもの。そこに黄色い中細麺が綺麗に横縞を描いている。具はナルト1枚、茶色い小さなチャーシュー1枚、そして玉ネギの刻みは、普通のラーメンの薬味ネギ程度の量で控えめな印象。見た目は綺麗な中華そばで写真撮影出来ないのが惜しいと思うほど。味も醤油主体で懐かしい味のスープ。元祖と言われる一杯に満足した。

帰りは近くのバス停から八王子駅に戻った。駅の無印良品で傘とパンを購入し、横浜線快速に乗って家路についた。

福生中華

先月あたりから週末ちょくちょく都心の小洒落た新店を訪問していた。どれもがラーメンとしてレベルが高く、「流石は東京」と感心した。その一方で感心はするけど何故かどこか満足しきれない気持ちがあった。ラーメン雑誌をパラパラめくって新店を訪ねる。たまにやるから新鮮なのであって、ちょくちょくやるものではない。もうそろそろ潮時かなと感じ始めた。なのでどうするかというと人気の老舗店へ赴くのが自分の趣味に合致している。でも自慢じゃないが都心県内の有名老舗店はだいたい一度訪問済みなんだよ。狂ってるから。そうなると自分が未だ行ったことがない地へ赴くしかない。今日は福生へ狙いを定めた。

土曜の朝はまた雨が降っていた。朝のウォーキングもまた無し。でも朝8時半ごろ家を出て出発。桜木町から横浜線快速に乗って八王子に出た後立川経由で福生のひとつ手前の牛浜駅に降り立った。途中傘を電車の中に傘を忘れてしまったのに気がついた。でも幸い雨はほとんど止んでいた。駅を出て8分ほど歩き、創業昭和46年の中華そば専門店『いぬい』に到着。八王子ラーメンの元祖と言われる『初富士』で修行した初代店主により開店したとか。福生でも人気の店として有名らしい。開店予定時間の8分ほど前に到着したら店にはシャッターが下まで降ろされている。準備をしているのかすらわからなかったが、既に先客が1人店前に立って待っていた。定刻時間ピッタリにシャッターが開き暖簾が出された。ギリギリまでシャッターを下ろしたままというのがこの店のルールらしい。早速入店。昭和のラーメン店然とした内外装。壁には異常なほどカレンダーと晴天表が貼られている。こういう雰囲気こそ我が求めていたものだ。厨房には男の店員2人と女の店員1人。厨房前に一列のカウンター4席と4人がけテーブル席3卓。後客は8人。口頭で注文。

151017inui00 151017inui01 中華そば専門 いぬい 『中華そば(並)』 600円

メニューは中華そばの並・大盛・特大、ライスの小・並しかない。このシンプルさも我には嬉しい。 ちょっと待って提供された一杯も、我が望んでいたイイ顔をしたものだった。麺は黄色い中太麺。具は玉ネギのきざみ、メンマ、ナルト1枚、四角い海苔1枚、チャーシュー1枚。正統派正油スープ。表面に香味油が多めなのでラーメンを食べている満足感は得られる。やり過ぎないちょうど良さがある。こういうラーメンを出す店が絶え間ない客入りを得ているというのはとっても良い事。心地よいちょうど良い満足感が得られた。

続いて向かうは創業30年の老舗店『福実』という店。実は『いぬい』の斜向かいあたりに24時間営業の支店がある。でも我は本店狙いなのでスルーした。

151017fukumisiten00 福実 志茂店

本店は東京環状沿いにあり、再び駅の方に戻り青梅線、八高線の線路を超えた先にある。歩くこと15分ほどで本店に到着。支店同様マグロのオブジェが看板に飾られている。そう、この店のラーメンは鶏ガラと豚骨、煮干し、それに加えてマグロからとったトリプルスープがウリ。早速入店。入口に券売機。厨房には黒いTシャツを着た白髪の男の店員が1人。店主だろうか?壁にはラーメンの薀蓄が書かれた貼り紙がたくさんあった。厨房前にL字型カウンター10席と座敷に4人テーブルが3卓。先客5人後客2人。

151017fukumi00 151017fukumi01 151017fukumi02 福実 本店

『Aセット(醤油ラーメン+半チャーハン)』 900円

ラーメンと半チャーハンのセットを注文。まずラーメンの方だが、単品だと600円。麺は中細ちぢれ麺。具は薬味ネギ、メンマ、ナルト1枚、海苔1枚、チャーシュー1枚、半味玉。黒いスープが麺に染みて美味そう。盛り付けなんてこのくらいで十分。糸唐辛子入れちゃったりするより全然美味そうだ。実際スープを飲んでみると強烈な魚介風味の味。『せたが屋』もかくやという感じ。そして濃厚なコクを感じる。完全に我の好み。一方チャーハンの方だが玉子に焦げ目がついて香ばしく、味付けも十分。今まで食べたチャーハンの中でも完全に上位に位置するようなレベルのものだった。店も広めで明るいラーメンショップといった感じで敷居がとても低い感じがするし、値段もとても良心的だと思う。何より美味い。我の理想のような店だ。但し喫煙可なのが大きなマイナスポイント。それでも大満足して店を後にした。福生まで来た甲斐があったというものだ。

雨は完全にあがったようだ。牛浜駅へ戻り福生市を後にした。

2015年10月16日 (金)

貝殻拉麺

定時退社日の雨の金曜の夜。久々に帰路とは反対方向の淵野辺に出てみた。今夜狙った店は駅から1km以上離れており、小雨の降る中15分以上歩く事になった。屋号は『貝がら屋』といい、ちょうど1年前に開店したという。その名の通り貝から摂った出汁をメインにしたラーメンを提供するのだという。到着したのは夜営業開始5分過ぎくらいだったか。暖簾を割り入店。入口脇に券売機。厨房には若い男の店主1人。厨房周りにL字型カウンター8席。入店時既に6席は埋まっていた。カウンターに丼はなく全員待ちの状態。食券をカウンターに起き着席。我の後に来客は相次ぎ、待ち席座り。そして店主は孤軍奮闘しており我も入店から20分ほど待って初めてラーメンが提供された。

151016kaigaraya00 151016kaigaraya01 151016kaigaraya02 貝だしラーメン 貝ガラ屋
『貝だしラーメン』 700円+『貝めし』 220円=920円
メニューはラーメンとつけ麺の2本立てなので問答無用で基本のラーメン、そしてこの店の名物として売りだされている貝出汁で炊いた炊き込みご飯、「貝めし」のセットで注文。セットで買ったけど、単品で買うのと価格は一緒。20分間待ちに待ったラーメン。麺は中細ストレート。具は薬味ネギ、かいわれ数本、穂先メンマ1本、あさり1枚、低温調理チャーシュー1枚。そしてスープなのだが、しじみ、あさり、はまぐり等の貝出汁と、昆布や煮干しから摂った出汁、更に豚骨清湯を合わせているのだそうだ。我の経験では貝出汁というと『桃源』や『信楽茶屋』などの塩ラーメンを連想するのだが、こういったタイプのスープは初めてだ。もちろん貝の出汁も十分感じるのだが、ラーメンとしてのバランス感があるね。貝めしの方も貝独特の出汁の味があって美味しい。貝出汁は実にご飯に合う。でも値段のわりにはとっても少量。店のすすめに従って、麺と具を食べ終えた後のスープに貝めしを投入し汁一滴残さず完食。店を出ると何と雨の中店の外で順番待ちしている客がいたよ。
小雨の中傘をさして駅までの長い道のりを歩き家路を辿った。

2015年10月12日 (月)

秋播磨坂

爽やかな秋晴れの空になった三連休最終日。早朝ウォーキングも心地よい。今日は本当は市内の未訪問店訪問を計画していたのだが、どうも営業しないようなのでどっちらけとなった。先日買ったラーメンウォーカーをパラパラとめくり、市内県内は諦め都内へ打って出る事にした。

151012harimazaka01 目指す地は丸ノ内線茗荷谷駅。恥ずかしながら今まで聞いた事もなく、もちろん行ったこともない場所。こういうところに行ってみたくなった。丸ノ内線が地上に出る部分の駅となる。駅から徒歩5分ほどの春日通り沿いに現れたのは本日最初の目的店『生粋 花のれん』という今年7月1日に開店したばかりの新店だ。選んだ理由は深い理由はなく、ラーメンの写真が美味そうだったから。開店3分前くらいに到着し店前にあった丸イスに座って暖簾が出されるのを待つ。定刻に暖簾が出され入店。明るい色の板材で作られた内装。入口脇に券売機。奥の厨房に店主と思しき男の店員と女の店員2人。店主は『庄の』出身だとか。最近よく聞くね『庄の』、今度行ってみようか。厨房前に一列のカウンター3席、同じく壁側に3席、2人がけテーブル席2卓。後客は続々でほぼ満席状態。

151012hananoren00 151012hananoren01 生粋 花のれん 『醤油特製ラーメン』 980円

景気よく筆頭の醤油特製を注文。丁寧な着丼。見た目がやっぱり綺麗で美味そう。麺は平打中太ちぢれ麺。スープとの絡みもよく好みの麺。具は薬味ネギ、揚げネギ、青菜、メンマ、黄身しっとり味玉丸1個、バラチャーシュー2枚と最近流行りの真空低温調理チャーシューが4枚ほど。さらにサイコロチャーシューも3個くらい入っている。味玉で100円プラスよりかなりお得。この店のウリは醤油にかなり拘っているとのこと。何とかブラックとか呼びたくなるような黒さ。醤油のしょっぱさを覚悟して啜ると「あれ、優しい味じゃん」となる。むしろ気持ち甘いのだ。更に揚げネギが加わっているので甘さが際立っているのかも。文句なく美味い。汁一滴残さず完食マークを出した。

151012harimazaka02 店を出て腹ごなしに散歩。筑波大学東京キャンパスにある教育の森公園を歩いてみる。何となく嫌な名前の公園だけど、なかなかいい感じの公園だった。都心の中だというのにジャングルのようになっている場所も見受けられた。

さて更に歩いて播磨坂というところにやってきた。次の目的店は『播磨坂もりずみ』。開店は2013年10月25日。先日行った東京ドームシティLaQuaにある『もりずみキッチン』より後の開店だが、独立店舗という事もあり、森住氏の『ちゃぶ屋』その後の姿となる。何が驚いたってこの店構えだ。カッコイイ英国調デザインなのだ。中華料理から始まったラーメンなのに、その生まれ育ちも感じさせない別物感が凄い。流石は東京。流石は元『ちゃぶ屋』。到着時3人くらい外に待ちが出来ていたが、2分程度で中に案内された。凄いや中もメニューも英国っぽい雰囲気。厨房には男の店員2人。厨房前に一列のカウンター3席、窓側に4席。中央に丸テーブル3席、2人がけテーブル席2卓、4人がけテーブル席1卓。口頭で注文。料金後払い。

151012morizumi00 151012morizumi02 151012morizumi01 播磨坂 もりずみ 『醤油らぁ麺』 918円

筆頭基本メニューを注文。麺は平打中細ストレート。支那そば系。具は薬味ネギ、青ネギの小分け切り、柔らかい極太メンマ、大きめの巻きバラチャーシュー1枚。魚介出汁がバッチリ効いた醤油の旨味たっぷりのスープ。ハイレベルなオーソドックス醤油ラーメン。やっぱり凄いね。

我は普段地麺巡りでラーメンの横軸を行ったり来たりしているが、たまに縦軸のプラスの上の方のラーメンを食べると「ラーメンって凄いなー」とつくづく思ってしまう。

帰りは播磨坂を上り丸ノ内線に乗り東京で横須賀線に乗り換えし横浜に戻ってきた。

2015年10月11日 (日)

岡村豚骨

今年もこの時期がやって来た。雑誌「ラーメンウォーカー2016」の発売だ。新店紹介に大きくページが割かれているのでほとんど斜め読みなのだが、たまに老舗店にスポットを当てたり、マイナーなご当地ラーメンが紹介されることがあるので、地麺巡りの貴重な情報源となっている。流石に全部は買えないので、事前立ち読みしてから目ぼしいものを買っている。でも神奈川版だけは毎年購入している。そしてその中で特に我が興味をそそられたのは、とんかつ店『美とんさくらい』岡村店で提供されているという「カツメン」なるものだった。とんかつがのったラーメンは岡山の「カツそば」が思い浮かぶけど、あちらは豚骨醤油スープのラーメンに豚カツがのったもの。でもこちらの「カツメン」は店主が『一風堂』から手ほどきを受けて作り上げた豚骨ベースのスープだという。博多風豚骨ラーメンに豚カツがのったもの?それは今まで出会ったことがない。これは食べてみたい!

151011okamura01 二ツ井への日帰り遠征から帰ってきた翌日。横浜は朝から雨。朝のウォーキングも諦めた。このところ秋田能代市の天気しかチェックしていなかったのでこちらの天気はチェック漏れだった。また雨か。仕方なく午前中は大人しくしていた。昼前に雨が止んだようなのでウォーキングスタイルに身を包み家を出た。ところが出発して間もなく再び雨が降ってきた。それでも歩く。途中道を迷ったりして40分ほどかけて陸の孤島、磯子区岡村へ辿り着いた。また岡村に来ることになるとは思わなかった。店の前に立つと奇妙な店舗。入口から客席まで距離があり一瞬迷ったよ。店内は結構広かった。オフィシャルによるとテーブル37席、座敷が26席だという。店員は3、4人いた。先客は6人、後客も6人。口頭で注文。

151011sakuraiokamura00 151011sakuraiokamura02 151011sakuraiokamura01 美とんさくらい 岡村店 『カツメン』 800円

流石はとんかつ店。美味そうなチキンカツがのっている。しかもチーズ入り。さらに巻きバラチャーシューも3枚のっている。麺は極細ストレート。他に具材は青ネギの小分け切りと大量の茹でもやし。スープは豚骨なんだけどかなりあっさり。豚骨濃度はあっさりでいいんだけど、味まであっさり。我からすると味不足。もやしも入れすぎ。やはり本業とんかつ屋なので、ラーメンが力不足と言わざるをえない。でも逆にチーズチキンカツはとても美味かったよ。結果から言うと、とんかつはそのまま単品で食べた方がいいという、つまらない結論になってしまった。『魁龍』@小倉みたいな豚骨臭バリバリのド豚骨にとんかつを合わせて食べてみたかった。この店はやはり豚カツ屋。今度は豚カツを食べに来たい。

昨日は遠征をしたので今日は無理せず、スーパーで食材を買って帰宅した。

2015年10月10日 (土)

二井地麺

10月の三連休初日。時刻は11時半。我は奥羽本線二ツ井駅に降り立った。まだ日も上がらぬ暗い時間に家を出て、新青森経由で新幹線と特急を乗り継いでやって来た。目的は『曙食堂』に他ならない。

151010futatui01 7月末に行った東北大遠征。我にとって現時点で最後と思われる地麺巡りに特化した最大規模の旅だった。そのメインは秋田能代の難関店巡り。本命の『十八番』は無事訪問出来たのだが、それに次ぐ目的店としていた『曙食堂』は臨休を喰らい、大遠征の思い出に傷をつけた恰好になってしまった。それは心のなかで今でも尾を引きずっていた。『曙食堂』。JR奥羽本線二ツ井駅からほど近い場所にある昭和24年創業の老舗店。馬肉チャーシューがのった唯一無二の味の一杯を提供する北秋田を代表する店のひとつ。営業は昼11時から2時までの3時間。定休は火曜だが臨時休業も結構あるようで前回煮え湯を飲まされた。この一杯を体感しないと我の東北大遠征は完結しないのだ。駅に到着後、即改札を抜け駆け足で店へと向かう。開店予定時刻から30分後の到着だったからだ。今度こそ!今度こそ!そう心のなかでつぶやきながら走る。そしてまだ記憶に新しい路地に到着。そして横をみると…無事店前に小さな暖簾と営業中の札がかかっていた!久々に嬉しさがこみ上げ破顔してしまったよ!店前に人影なし!早速勇んで暖簾を割った。週末は行列が生じると聞いていたが前客は3人だけだった。中は暗く奥にのびる細い店内。ほぼ一列と言っていいようなL字型カウンター11席。そして背後には空席待ち用の丸イスも並んでいる。異様なことに店内中央に木がのびている。店内突き当りの仕切りの先に厨房があり、おばちゃん達が3人いた。お冷が出された時に口頭で注文。後客はぞくぞく8人。前情報は本当だったようで我は運が良かったようだ。今回は。

151010akebonosyokudou00 151010akebonosyokudou02 151010akebonosyokudou01 曙食堂 『チャーシュー麺』 750円

万感の思いを込めて『曙食堂』、チャーシュー麺を注文。3分程度で着丼。ようやく対麺出来た。麺は白っぽい中細縮れ麺。縮れの強さは同じ秋田の十文字中華そば並。具は薬味ネギ、細切りメンマ、そしてレバーのような黒色をした馬肉チャーシュー。チャーシューというより肉片が沢山入っている。スープは煮干しベースというが隠し味程度。醤油も入っていると思うがそれもあまり感じない。淡い塩気と、豚骨スープに通じるコクがある。馬肉から出る煮汁のようなものが影響しているのか?独特と言えば独特かもしれないけど初めて食べた味という感じではない。クセというものものない。そして馬肉の肉片はほぼビーフジャーキーのような味。やや甘さを感じる。『十八番』に並ぶここでしか食べられない奇麺。とうとう味わう事が出来た。やはり万感の思いを込めて汁一滴残さずありがたく完食した。

『曙食堂』を出たのがまだ正午前。せっかく秋田まで来て一杯だけ食べて帰路につくのはあまりにもったいない。しかしこの静かな北秋田の田舎町に次の店などあろうはずがない。そう思っていたが…事前調査で見つけてしまったのだ、二ツ井名物と言われるもうひとつの地麺の存在を!その名は「ザザーメン」という。何とも微妙で口にするのもはばかられる感じのネーミングだが…それはあったのだ。しかも『曙食堂』の斜向かいの店に。その店の名は『萬福食堂』。創業昭和42年。3年前に火事で旧店舗を焼失したようだが復活したというドラマもあったらしい。おそらく旧店舗時代から使っている年季を感じる黄色い暖簾を割り入店。厨房には初老の夫婦と思しきおじちゃんとおばちゃんの2人。厨房前に一列のカウンター8席と4人がけテーブル席2卓、座敷に4人がけテーブル1卓。先客16人後客6人と大盛況。白髪丸顔のおっちゃんは汗まみれで一所懸命に調理していた。

151010manpukusyokudou00 151010manpukusyokudou02 151010manpukusyokudou01 中華料理 萬福 『ザザーメン』 600円

メニューには塩も醤油も味噌もタンメンもタンタンメンもあるけど、メニューの三番目に燦然と輝くザザーメンを注文。麺は黄色い縮れ細麺。麺量は結構ある。具は大きめの輪切りのネギ、とメンマ、そして挽肉が結構な量入っていた。スープはあっさり味噌。ザザーメンの正体はあっさり味噌ラーメンだった。一説には中華料理の「炸醤麺(ザージャンメン)」がなまったものだというが真相は定かではない。ただこの店だけではなく二ツ井駅周辺の中華料理店でこの料理名で提供されているという事実がある。地麺と言って差し支えないだろう。それにしても凄いボリュームだった。

秋田県能代市の『曙食堂』で食事をして日帰り出来る奇跡の行程では、二ツ井に滞在出来る時間はたった68分。観光も何もあったもんじゃない。それでも駅へと歩をすすめる我の顔は晴れ晴れとしていたと自分でわかった。この2ヶ月間、頭の片隅にあった『曙食堂』への思いが晴れたのだから。

151010futatui02 帰路はまず奥羽本線各駅停車に乗車し秋田へと向かう。車窓から見えるは米どころ秋田を象徴する風景。秋田駅に到着し秋田新幹線こまちに乗り換える猶予は20分。駅ビル土産物売り場で秋田銘菓「金萬」や名物きりたんぽ鍋セットなどを購入し新幹線こまちに乗り込む。東京には18時過ぎ、自宅には19時半には帰ってこれた。丸一日がかりの大遠征だった。

2015年10月 4日 (日)

秋日戸塚

今日も好天に恵まれた朝。日の出と一緒に根岸森林公園へのウォーキングへ出発。帰宅後しばらくして戸塚へ向かう。戸塚駅から離れた蔵坪という場所にあった家系ラーメン店『黒一番』。開店当初から営業が不安定であったが案の定早期閉店。その跡地に8月2日新たな店が開店した。屋号は『くろ㐂゛』。内外装とも前の店と変わらず居抜き。暖簾が出されたと同時に入店。券売機が起動しておらず。起動を待って食券を買い着席。店員は太った男の店員2人。ウル覚えだけど前の店員と同じな気がする。もしかしたら屋号変えただけ。食券を渡すが、好みを聞いてこなかった。壁には好みが貼ってあったのに。なので追い打ちで好みを伝えた。後客1人。

151004kuroki00 151004kuroki01 らぁ麺 くろ㐂゛ 『醤油とんこつ(麺かため・油多め)』 680円

筆頭基本メニューを注文。家系に準じた豚骨醤油ラーメン。ちょっとしょっぱい。味もよくある感じ。他のメニューで野菜盛りとして茹でもやしとキャベツが大量にのった二郎スタイルのラーメンがウリにしたようだ。

店を出て駅に戻る。髪が伸びてきたので地下のQBハウスに寄ろうとしたら赤ランプ点灯。諦めて地下鉄で関内に出る。関内の地下のQBハウスは青ランプだったので待たずには入れた。これはラッキー!おかげでさっぱりした。伊勢ブラした後徒歩で帰宅した。

2015年10月 3日 (土)

元住豚星

日吉神社から降りて川を越える。ここを超えたらもう川崎市なんだけど。次の店は決めていなかったけど、ラーメンマップのアプリを見たら近くに六角橋から移転した『豚星。』があった。久々に二郎系もいいかとふらふらと店に向かってしまった。土曜の昼下がり、混んでいるだろうなと思ったら案の定、店内の奥から店入口まで長蛇の列が出来ていた。入口に券売機。厨房には眼鏡をかけた男の店員2人。厨房前に一列のカウンター15席。複数以上のグループだろうが席が空いたところから有無をいわさず着席するシステム。正しいと思う。よってラーメン店としては回転は良いとは思うが、それでも食券を買ってからラーメンにありつくまで40分は待った。

151003butaboshi00 151003butaboshi01 豚星。

『ラーメン ミニ(麺かため・ヤサイ・ニンニク・アブラ・カラメ)』 650円+『チーズ』 100円=750円

既に一杯食べているしそれほど腹も減っていなかったし…だったら二郎系食べるなよとツッコミを入れたくなるが、そんなわけでミニにしておいた。その代わりと言っては何だがトッピングは全て選択。味は本気の二郎味。美味いんだけどボリュームが凄い。ミニにしておいて良かった。ミニで普通のラーメンサイズよりやや多め何だからね。チーズトッピもいい感じ。満足だ。

151003grandtree00 店を出て元住吉駅を横目に武蔵小杉方面へ歩を進める。グランツリーというところを一度見てみたかったからだ。でもショッピングモールというのはどこも一緒に見える。買い物をして東横線に乗り帰路についた。

151003grandtree01

日吉佐藤

久々に晴れた朝を迎える事が出来た。朝の根岸森林公園へのウォーキングも日の出過ぎの出発になったけど、この涼しさではむしろこのくらいの時間が気分が良い。

151003hiyoshijinjya00 今週も市内の新店開拓。正午過ぎくらいに日吉駅に到着。珍しく東口に出る。こちらは慶応日吉キャンパスが広がるので一般人には用がない。なので我も初めて見る景色が多い。慶応日吉キャンパスから少し離れて矢上キャンパスというのがあり、その中間の住宅街に先月26日にラーメンとカレーを提供する店『佐藤』が開店した。早速入店。至って普通の店舗なので入りやすい。厨房には店主と思しき男の店員とおばちゃん店員の二人。厨房前に一列のカウンター7席と4人がけテーブル席2卓。先客2人と後客は学生ばかり8人。でおばちゃん店員は冗談交じりに接客して学生自身に注文を書いてもらっている。若者が食べているところを見るのが好きそうな定食屋のおばちゃんらしい。昔学生の時にそういう定食屋のおばちゃんがいたことを思い出し懐かしく思った。口頭で注文。
151003sato00 151003sato01 ラーメン・カレー 佐藤 『野菜盛りラーメン』 600円
筆頭の醤油ラーメンを注文したら、店主が「野菜盛りが出来ますけどどうしますか?」と薦めてきたのでそちらをお願いした。料金は一緒。良心的。麺は縮れ細麺。具はもやしとキャベツ、チャーシュー1枚と二郎っぽくある。でもスープは魚介醤油。所々に削り節がのぞく。さっぱりしていていいんじゃないかな。カレー好きとしてはカレーも食べてみたかった。チキンとキーマがあり大盛り無料。学生たちが喜びそうだ。新店だけど長く続きそうな予感がした。
爽やかな気候だったから、近くの高台にある日吉神社に寄ってみた。人気がないけど高台は更に爽やかで気分が良かった。
151003hiyoshijinjya01

2015年10月 2日 (金)

初秋直系

最近家系総本山、吉村家直系が穏やかではない。『横横家』の閉店(移転?)、『環二家』の身売りetc…。我も噂話でしか聞いていない。人の口に戸は立てられぬ。いずれ表に出るだろう。そんな事とは無関係に我は金曜の夜7時前に総本山『吉村家』前に立っていた。単に直系の一杯を食べたくなったから。ここも横浜駅の方に移転するなんて噂もあるね。食券買ってから席に座るまで結局25分待った。変わらずの盛況っぷりだ。厨房にはねじり鉢巻、白長靴の男達が7人。

151002yoshimuraya00 151002yoshimuraya02 151002yoshimuraya01 家系総本山 吉村家

『チャーシューメン(麺かため・油多め)』 750円+『玉ネギ』 70円+『ライス』 110円=930円

直系での我の定番メニュー注文。今回はライスも付けた。過去の経験からいって直系って所謂ブレが非常に多いんだよ。今日は当たりかハズレか。1年以上間を空けての訪問となったが、今回は当たり。他のご当地ラーメンに通じる風格を感じる。大満足。

食べ終えてから横浜駅周辺で買い物をしていたら、疲れではなく睡魔が襲ってきた。早めに帰宅する事にした。

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