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2015年8月 1日 (土)

祭前青森

150801aomori01 150801aomori02 今日から8月。その最初の日は青森で迎えた。明日からねぶた祭りが開催されるという。しかし我はその祭りを観ることなく本日の昼に新幹線で帰京する事になる。それでも祭り前日の何となく浮足立った町の雰囲気を感じる事が出来た。例えば商店街はねぶた囃子が流れているし、ねぶた祭の跳人の衣装や小道具がコンビニにまで売っている。歩道には既に場所取りを示すテープが貼られている。やっぱり青森県民にとってねぶた祭は特別な日なんだなー。

さて朝食だ。ラオタが地方遠征して朝食を食べる店はほぼ確定!という店がある。京都では『新福菜館』or『第一旭』、そしてここ青森では『くどうラーメン』だ。創業昭和23年、『まるかい』と並ぶ青森の代表的な店だ。ここも4年ぶりの再訪問となる(「青森地麺」参照)。店に到着したのはほぼ開店直後の朝8時。しかし入口の券売機に先客が3人並んでいた。内カップル2人はコロコロを引きずって入店していた。青森を立つ前にここで一杯!という事だろう。とても正しい選択だと思う。店内は煮干しの良い香り。朝の雰囲気と何故か合うんだよね。厨房には男の店員1人と女の店員2人。窓際に一列のカウンター6席とコの字型カウンター9席が2つ並んでいる。更に4人がけテーブル席が2卓。後客3人。
150801kudou00 150801kudou01 くどうラーメン 『ラーメン 中』 500円
4年前と同じ基本メニューを注文。麺は中細縮れ麺。具は薬味ネギ、メンマ数本、チャーシュー1枚。煮干し香るあっさり醤油スープ。このシンプルさ。このラーメン以上に、日本の朝食に相応しい一杯が他にあるだろうか?満足だ。
一度ホテルに戻り身支度を整え10時前にチェックアウト。でも荷物はフロントに預けて出発。次の目的店は本日のメインとなる店で、ホテルから徒歩5分程度のところにある。その店の名は『丸海鳴海中華そば店』。伝え聞くに創業70年になるという老舗で、昨夜訪問した青森筆頭店『まるかいラーメン』店主の修行先との噂がある。営業は朝10時から昼1時までの3時間、定休は日曜祝日、臨時休業も多いという。また店内にはメニュー表がない、写真撮影は許可が必要など、いくつもの高いハードルがあると聞く難関店。この店に訪問する為青森に1泊したと言っていい。到着時、10時5分前くらいだったが、既にに暖簾はかけられ、店主らしきおじさんは客席テーブルでくつろいでいた。恐る恐る暖簾を割り入店すると、おばさん店員が「いらっしゃーい」と声をかけてくれて店主は厨房に戻っていった。ちなみに現在店主は三代目なのだそうだ。店内は年季が感じられ、昔ながらの食堂といった雰囲気。厨房前に一列4席のカウンター席、4人がけテーブル席6卓。前後客ゼロ。カウンターに座る勇気がなかったので、厨房から一番遠いテーブル席に座った。あれ?壁にメニューが書かれた紙が貼られているじゃないか。おばさんに口頭で注文。
150801marukainarumi00 150801marukainarumi02 150801marukainarumi01 丸海鳴海中華そば店 『そば 中』 700円
中か大かの2択を迫られるのは『まるかい』と一緒。中を注文。大は1200円で強烈なボリュームで大変な事になるのだそうだ。5分ほど待って提供された一杯。配膳したおばさんに写真の許可をお願いすると、事も無げに「どうぞー」の一言。一安心だ。もうこの一杯の顔を見ただけで異様な麺の太さが際立つ。うどん麺だ!と思うほどの太さの白い、手打ちの極太縮れ麺。かんすいを使わず具は薬味ネギ、メンマ数本、そして小田原ラーメン級の分厚いチャーシューが2つ。スープは魚介や昆布出汁の淡い味が感じられるあっさり醤油。煮干しだけではなく店主自ら削った鰹節を使っているとか。どうりで蕎麦つゆっぽいと思った。店の看板には「そば処」とあり、知らない人が来店し「そば」を頼んだら、こんなうどんのようなラーメンが出されたらきっとビックリするだろう。舌代を払い「ごちそうさまー」と言って店を出ると、頑固そうな店主も青森弁で「ありがとさん」みたいに応えてくれた。青森最大の難関店、無事訪問を終えて大満足だ。
ホテルに荷物を取りに戻り青森駅へと歩を進める。今回の遠大遠征もいよいよ終わりの時が近づいている。それでも新幹線の時間まであと2時間弱あるので、駅前の地下の市場をぶらついてみる。この時期ナマモノを買うと危険なので見るだけに終わったけど。腹にもまだ余裕があり、あとは帰るだけなのでもう一店寄る事にした。その市場を出てすぐのところにあった『長尾中華そば』の青森駅前店だ。青森煮干豚骨の雄。西バイパス本店には4年前の遠征で訪問済み(「青森地麺」参照)だが、この店は初訪問。2011年12月に開店したそうだから、この前はまだ無かった。この店は何と朝7時から営業しているそうだ。朝型の我からすれば、青森の人は羨ましい。店外に券売機。入店すると厨房に男の店員1人と女の店員1人。一列4席のカウンター席が背中合わせに2つ。先客1人後客5人。
150801nagaochyukasoba00 150801nagaochyukasoba01 150801nagaochyukasoba02 長尾中華そば 青森駅前店 『こく煮干し(細麺)』 700円

メニューはあっさりとこく煮干し、その中間のあっこくというのがある。本店ではこく煮干しを注文したので、今回はあっさり…という訳にはいかなかった。あっさりは今まで連食していたからね。青森最後はやっぱりこく煮干しで煮干しを五臓六腑に染み込ませて帰りたかった。麺は手打ち麺、中太麺、細麺と選べた。確か前回は手打ち麺だったはず。今回は角館『伊藤』インスパイアを狙って細麺を指定。ところがこの麺は丸くてポクポクしたような食感で当てが外れた。具は薬味ネギ、平メンマ数本、チャーシュー2枚。この豚骨の甘みと煮干しのえぐ味のマッチング。首都圏でも珍しくないスタイルになったとはいえ、店によって煮干し感が物足りない店も多々ある。でも青森のパイオニア店は安定感がある。そして嬉しい事にライス無料。店奥にある炊飯ジャーからご飯よそり放題。スープをかけてチャーシューをのせ、煮干豚チャーシュー雑炊を自作。この煮干し豚骨スープって、もしかしたらご飯に一番合うラーメンスープではなかろうか?大満足の青森の食べ納めとなった。
ねぶたのお囃子が鳴り響く青森駅から電車でひと駅、新青森駅に到着したのは正午くらい。事前に買っておいたものより一本早い新幹線に余裕で乗れそうだったので手配するとあっさりチェンジOK。12時半前に新青森を出発した。その車内、デジカメの画像を見直しながら山形・秋田・青森の3県をまたいだ2日半の大遠征を振り返った。見事なほどに観光ゼロ、食べ歩きに特化した旅になった。酒田月系三系統、秋田ちゃんぽん、黒石つゆ焼きそば、天中華、津軽味噌などマニアック過ぎる地麺探訪、それでいながら秋田十文字中華そばや青森煮干し中華そばも味わった。とどめは『曙食堂』は逃したものの、『十八番』、『佐藤中華そば楼』、『丸海鳴海中華そば店』という難関店の訪問成功だ。普通の人には理解の範囲外の事だろうが、この成果を自画絶賛してしまった。いやー地方遠征はやっぱり楽しい!
新幹線は4時前に東京に到着、5時半には帰宅出来た。

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