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2015年7月30日 (木)

秋田再訪

150730akita01 酒田から羽越本線に揺られること約1時間50分、午後2時半くらいに秋田駅に到着。秋田にも5年ぶりの再訪問になる。真夏の遠征、すぐ宿にチェックインしひとっ風呂でも浴びたい気分なのだが、宿に行く前に行くべき店を決めていた。秋田駅から歩いて10分ほどの場所にある『支那そば伊藤』という店だ。秋田で『伊藤』というと、ラーメン好きが連想するのは濃厚煮干しそばのパイオニアである角館の『伊藤』の方だろう。でもこちらは秋田県を代表する地麺、十文字中華そばの代表店『名代三角そばや』の支店だった店だ。6年前に改名、独立したようだ。横手にある本店にも5年前に訪問済み(「十文字麺」参照)だけど、せっかく秋田にまで来たのだし、貴重な十文字中華そばを食べられる機会なので逃したくない。店は夕方4時には閉まってしまうので小走りに向った。引き戸を開け入店。小綺麗な店内。入口脇に券売機。反対側にも入口があり秋田市民市場とつながっている。厨房には男の店主1人と女の店員2人。L字型カウンター8席と2人がけテーブル席2卓、4人がけテーブル席3卓。先客4人後客1人。市場で働いているおばちゃんだろうか、食券も買わず「いつものー」と言って注文して、店員もそれに応えていた。

150730akitaitou00 150730akitaitou01 支那そば 伊藤 『しょうゆ 並』 700円

メニューにはしょうゆとみそがある。我はしょうゆを選択。うわー、絵に描いたような中華そばって感じの一杯だ。麺は無かんすいのやや灰色を帯びた縮れ細麺。具は薬味ネギ、メンマ数本、ナルト1枚、海苔1枚、小ぶりのチャーシュー2枚、そしてお麩がひとつ。焼き干しを弱火でじっくり煮込んだという魚介出汁じんわりのスープ。先ほど連食した酒田月系のものと比較すると、やはり東北、魚介醤油ラーメンという事で共通項は幾つもある。違いの方は明らかに麺。このボソッとした食感の縮れ細麺は酒田の自家製麺とは異なるものだ。そしてスープもより淡い、お吸い物を連想させるような味わいだった。あとお麩ね。お麩にスープを染み込ませて味わうとより魚介風味が味わえる。美味しかった。

山形遠征と同じ5年前の秋に我は秋田遠征を敢行している。角館『伊藤』、湯沢『長寿軒』十文字『マルタマ』『丸竹食堂』『名代三角そば本店』秋田江戸系の『小江戸』『大江戸』、その他『末廣ラーメン本舗本店』や『吾作ラーメン』を訪問し満足の行く遠征だった。さすがに秋田で取りこぼしはないだろう。そう思っていたが、今回旅立つに当たり色々調べてみるとひとつ気になるものを見つけた。これは先日自分の中でラーメンの定義を行った事により視野に入ってきたものだ。それは「秋田ちゃんぽん」というものだ。長崎から遠く離れた秋田で何故ちゃんぽんが?秋田の人にとっては結構ポピュラーなもので、ちゃんぽんを提供する店は多いという。

まず『伊藤』を出て徒歩5分くらいのところにある、予め予約をしていたホテルにチェックイン。小一時間ほど休んで再出撃。秋田駅に向かい奥羽本線に乗りひと駅、土崎駅で下車。駅から約1kmほど歩いたところにある『めしや』という店に向かう。昭和25年創業という老舗。初代店主は長崎出身で秋田の人の口に合うように変え昭和55年にちゃんぽん専門店になったという。現在は2代目が厨房に立っているという。到着したのはちょうど夜営業開始の時間。先客はいなかった。入った途端、豚骨臭が鼻孔に入ってきた。空調が弱いらしく、窓は開けられ扇風機が稼働していた。暑い。厨房には男の店員2人。一列のカウンター6席と4人がけテーブル席3卓。後客熟年夫婦2人。口頭で注文。

150730meshiya00 150730meshiya01 めしや 『ちゃんぽん』 800円
筆頭基本メニューを注文。長崎の人が見たらビックリするようなモノが出てきた。まず麺はちゃんぽん麺では無く縮れた細中華麺。茹でた後具材と一緒に炒めているようで焦げ目がついている。具はもやし、キャベツ、ニンジン、玉ネギ、ちくわ、豚バラ肉、牡蠣、イカ、干しエビ、インパクトのある生卵。スープは透明度のある塩豚骨スープ。豚骨臭はなかなか強烈。具やスープは意外と長崎のと変わらない感じだけど、焦げ目のある中細中華麺なのでやはりちゃんぽんを食べている感じとはならない。珍しい秋田ちゃんぽん、堪能した。
時刻はまだ夕方5時半。秋田ちゃんぽんもう一丁。土崎駅から電車に乗って一度秋田駅に戻り羽越本線に乗り換え逆方向にひと駅目の羽後牛島駅へ。そこから国道沿いに1km以上歩く。何の変哲もない国道沿いをテクテク歩くというのも自分が地麺巡りをしている事が実感出来る瞬間だ。国道の大きな十字路の角店『ラーメンショップ チャイナタウン』だ。昭和59年創業で秋田ちゃんぽんの草分け的存在だという。一階部分は駐車場になっていて回り階段を上った二階が店舗になっている。入口に券売機。木を基調にした店内。厨房には男の店員3人。厨房前に一列5席と8席、4人がけテーブル席5卓と5人がけ丸テーブル1卓。向こうの壁が鏡張りなので広く見える。先客おばさん2人後客カップル2人。
150730chinatown00 150730chinatown01 ラーメンハウス チャイナタウン
『みそチャンポン(ミニ)』 730円
ラーメンショップなのでラーメンやチャーハン、餃子もある。でもここの一番人気はみそチャンポン。塩も醤油もあるけど秋田名物はみそチャンポンなのだそうだ。食べ歩きには嬉しいミニを選択。表面張力を利用した一杯が出てきた。これはミニでもちゃんぽんの連食はキツイかも。何せ本日6杯目だ。こちらのチャンポンは尼崎と同じくあんかけタイプ。麺は太麺ストレート。具は海老、イカ、豚バラ、タケノコ、、白菜、ニンジン、長ネギ、きくらげ等ちゃんぽんらしい。スープはちょっと甘目のみそ味。辛さは卓上の調味料で調整するようだ。やはりボリュームはミニとは言えず何とか麺は食べきって店を出た。すみません。本日の食べ歩きはこれにて終了。
150730akita02 土手を上って羽後牛島駅へ。到着したのは秋田行きの電車出発3分前。危ないところだ。駅に到着すると駅員は既におらずバスのように乗車証明書を発券して電車に乗った。秋田駅でもスイカカードが使えない理由はこれか。駅を出ると駅前に竿燈が飾ってあった。来週から秋田竿燈まつりが開催される。東北も夏祭りの季節が到来だ。
150730babaheraice00 今回のホテルは露天風呂付き。ゆっくり疲れを癒やした後、足マッサージ40分コースを頼んで極楽気分。コンビニで買った秋田名物ババヘラアイスを食べた。「しゃっけくてうめよー」らしい。せっかくの休暇なのだ。今夜ばかりは贅沢気分でベットで就寝した。

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