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2015年7月31日 (金)

青森再訪

青森駅に到着したのは午後6時半くらい。約4年ぶりの再訪問となる。まだ記憶に新しい感じだ。でも青森に来た実感が伴わない。それは青森らしいラーメンを食べていないからだ。今日は青森を縦断してきたけど、食べたのが「つゆ焼きそば」、「天中華」、「みそラーメン」だもん。全然青森感がないぞ。全く、自分でやっておいてだよ。なのでホテルに行く前に、昭和31年創業の青森の筆頭老舗店『まるかい』に行ってみる事にした。4年前にも訪問しているので再訪だ。この店の雰囲気が良かったのが印象に残っている。客層はタクシーの運ちゃんや土方の作業員、サンダル履きで来てる近所の人など、地元民から支持されている感がハンパじゃない。入口で口頭で注文して勝手に好きな席に座り、支払いは自己申告。このラフな感じ、何となく博多『長浜屋』の雰囲気に似ている。但し、店内に漂っているのは豚骨臭ではなく、煮干しの香り。男の店員ばかりで、厨房に2人、支払いのところに1人。厨房前に一列のカウンター2席、2人がけテーブル席1卓と4人がけテーブル席11卓、8人がけテーブル席1卓。先客11人後客8人。

150731marukai00 150731marukai01 まるかいラーメン 『醤油ラーメン 中盛』 600円

メニューは醤油ラーメンの中盛と大盛の2つだけ。本日6杯目なので小盛でお願いしたかったが、小はメニューに無いので中盛を注文。麺は太麺ストレート。具は薬味ネギ、メンマ、チャーシュー3枚。いいねぇ、煮干しと醤油の香り。現金なものでこのラーメンと食べた途端、自分が青森に再びやって来たという喜びがじわじわと湧いてきた。まだ2度目の訪問なのに、この居心地の良さ、安心感は何なのだろう?十分満足したしもう腹も限界となった。店を出て予約していたホテルを目指す。時刻は夜7時をまわった辺り。でもまだ空は明るい。

津軽味噌

黒石の『妙光』を出て「あれっ?」と思った。次は隣の弘前に向っていたはずなのに。入力したナビに従っていたら「やたら時間かかるなー」と思い始めた。そうしたら窓の外には五所川原と書かれた看板が見え始めた。どうやら『十八番』に行く前に入力した目的地の順番を誤ったようだ。でも気がついた時は既に遅い。そのままナビに従い『亀乃家』に向った。なので『亀乃家』を出てまた1時間ほどかけて南下し弘前市にやって来た。

そうまでしてやって来た弘前。目指す店は青森筆頭の『高橋中華そば店』でも、老舗の『緑屋』でも『三升屋』でもない。それらの店は4年前の秋に行った青森遠征で訪問済みだ。目指す店は何とデパ地下にある店だ。「中三」という地元密着型のデパートの弘前店の地下に地元民が愛してやまない味噌ラーメンがあるのだ。青森で味噌というと味噌カレー牛乳ラーメンという異端味噌くらいで、地元から支持される一般的な味噌ラーメンというもののイメージが浮かばない。津軽味噌ラーメンというのがどういうものか一度味わってみたかったのだ。

北秋田から車で田舎道を通ってきたので弘前中心部は賑やかな都会に見える。そんな市中心部に「中三」はあった。駐車場が見つからなかったので、隣のビルの立体駐車場に車を止め「中三」の地下へと向った。普通の地方都市のデパ地下の光景が広がる。その一角のフードコートに目的の店『中みそ』を見つけた。創業は昭和44年、五所川原の「中三」だった。弘前には2年後の昭和46年に出店。五所川原の店舗は昭和54年に惜しまれつつ閉店し現存するのは弘前の店舗のみになった。それでも地元民からの支持は絶大で今に至る。フードコートなので他の飲食店と並んであり、その前にテーブル席が沢山置かれている。時刻は夕方4時位だったので座っているのは買い物終わりの主婦らしきおばさんが2人ほどだった。なので並ぶことなく口頭で注文。厨房にはおばちゃん店員と男の店員の2人がいた。代金を支払い番号が書かれたプラ板食券を渡された。待つこと2分くらいかな?番号を呼ばれたので取りに行った。

150731nakamiso00 150731nakamiso01 中みそ 『みそラーメン(小)』 520円

メニュー表に「中みそラーメン」の屋号の部分に白いテープが貼られ消されているのが気になった。一時期屋号を『チャイナドール』と変えた時代があったというからその名残か。他のメニューはピリ辛味噌というのがあり、各々大中小のサイズが選べた。我は本日5杯目。しかもみそラーメンはキツイので小で注文。それでもそこそこのボリュームだし値段も良心的過ぎる。麺は中細ストレート。具はキャベツともやし、豚コマとかが入っていた。小だけど二郎並とまでは言わずとも、スープ表面から完全にキャベツが浮いている状態。スープは生姜とニンニクがやんわり効いている。赤味噌ベースだけど甘い。砂糖を入れているそうだ。五所川原時代は白味噌ベースだったけど、弘前の若い客層に合わせて変更したのだとか。正直言うとそれほど個性は突出していなかったが、赤味噌で甘いというのは珍しいし、こういう微妙な味の違いが食べ慣れるほど愛着になっていくものなのだろう。

これにて本日予定していた食べ歩きは終了。北上して新青森の営業所に車を無事返却出来たのは6時前。秋田から新青森までの長距離ドライブ、本当に無事でよかった。一安心だ。このまま新幹線で帰京する事も可能だったけど、せっかくの青森、一泊して明日帰ります。奥羽本線でひと駅、青森へ向った。

天中華史

「天中華」というものがある。天ぷらがのったラーメンのことだ。あまり知られていないが、九州・沖縄以外を除いて提供する店は日本各地に点在している。東北や中部地方に多いようだけど。よって「ご当地ラーメン」というものではない。なぜこの天ぷらラーメンが全国に点在しているのか?それを考えるとラーメンの黎明期が見えてくるような気がした。言っておくがこれから書くことは個人的な推測でしかない。

全国各地のラーメンを食べ歩いて各地にラーメン未満と言うような麺料理が存在した。我の定義ではラーメンにしてしまっているが、うどんやそばの汁の中に中華麺を入れたような存在だ。「鳥中華」@山形、「かけ中」@富山、「素ラーメン」@鳥取、「駅そば」@姫路、「中日」@高知赤岡etc…。これら全部が全部そうだという訳ではないが、内いくつかは「ラーメンへの憧れ」が生み出した一品だと思われるところがある。戦後東京へ出稼ぎに来た地方の労働者が初めて食べたラーメンという未知の食べ物に感動し、故郷に帰ってもその味を忘れられず、記憶を頼りにラーメン店を始める。或いはそういう人達から「東京にはラーメンという美味いものがあるんだよ!」と伝え聞いた人が憧れを抱いて、想像でラーメンを作ってみる。…何て事がバラエティ豊かな日本のご当地ラーメンを産んだ原動力だったのかも知れない。
またそんなラーメンへ強い憧れをもった人がそのまま料理経験者だったはずもなく、ラーメンへの渇望は身近な料理店に向けられる事になる。その身近な料理店とはどの町にもひとつはあったであろう蕎麦屋やうどん屋だったである事は簡単に推測できる。今でこそあまり見かけなくなったが昔の蕎麦屋には普通にラーメンやカレーがお品書きにあったものだ。「ラーメンは蕎麦屋で食べる」という事が普通の時代だった地域があったのだろう。蕎麦屋やうどん屋といえば天ぷらトッピングが普通にある。ならばラーメンに天ぷらがのったっていいじゃないかと考えるのは自然の流れだ。「天中華」或いは「天ぷらラーメン」を今も提供している店はほとんどが地方の、言い方は悪いが田舎の老舗そば屋やうどん屋だったりするのは、その名残りである事を示しているのだと思う。「天中華」はご当地ラーメンではないが、その誕生以前、ラーメンが全国に広まりを見せた最初の時代の「生きた化石」のような貴重な存在なのだと考える。
前置きが長くなったが、今回はその「天中華」の中でも最も有名な存在である青森県五所川原市の創業100年を越えるという老舗蕎麦屋、『亀乃家』の天中華だ。黒石市から車で約50分。五所川原の老舗蕎麦店と聞いたから木板で建てられた古い店舗を想像していたが、五所川原市中心部にある綺麗な店舗だった。聞けば4年前移転した新店舗らしい。内外装とも和を感じる綺麗な蕎麦屋さんだ。厨房には店主と思しき初老のおじさんと女店員の2人。厨房前に一列のカウンター5席、4人がけテーブル席3卓。先客はおばさんとお婆さんの2人…と思っていたら、蕎麦を食べ終わったらそのまま厨房に入っていった。店員が賄いを食べていたみたい。なので前後客ゼロ。口頭で注文。
150731kamenoya00 150731kamenoya01 そば処 亀乃家 『天中華』 700円
流石に筆頭ではなかったが看板メニューを注文。麺は中細縮れ麺。スープは豚骨と野菜から摂っているという蕎麦屋らしからぬ本格的な中華そば。と言っても青森だからって魚介出汁は入っていないっぽい。昔ながらの方。ややしょっぱめの正油スープ。具も天ぷら以外は薬味ネギ、細切りメンマ数本、さっぱりチャーシュー1枚とシンプル。そして天ぷらが凄かった。県産のホタテ貝柱のかき揚げ。沢山のホタテが入っている。我は好んで貝類を食べる方ではないのだが、このかき揚げは美味かったね。サクサクかつプリプリ。大満足です。

黒石地麺

時刻は午後1時をまわったあたり。ヴィッツは秋田自動車道から東北自動車道に入り北上、青森県へと入っていく。北秋田の難関店訪問を終え、これからは青森地麺巡りが幕を開ける。

我は今年6月自分の中でのラーメンの定義を決め、那須塩原の「スープ入り焼きそば」を訪問した。そうなると無視出来なくなるのが青森県黒石市の名物「つゆ焼きそば」だ。黒石では元々「黒石焼きそば」というご当地焼きそばがある。太い平打ち麺と甘辛いソースが特徴だ。一方「つゆ焼きそば」の方は、ラーメンの調理中、誤ってスープに焼きそばを入れてしまったのが始まりだという。中学校近くの店だったので中学生に人気になったのだとか。で、諸説あるのだが元祖を名乗っているのが『妙光』という店なのでそちらを狙った。昭和43年創業で、東青森に2号店を構えているらしい。黒石市に入ると町並みが古くて味わいのある建物がいっぱいあった。本当はゆっくり散歩でもしてみたかったが、後があるので断念。店前の駐車場に車を停める。ねぶた絵師でもある店主が描いた津軽凧が斜めにかかっていてお洒落な感じがする。早速入店。昔ながらのお食事処という雰囲気。厨房には初老の店主と思しき男の店員1人と女店員2人。5人がけテーブルと6人がけテーブルが各一卓づつ。更に座敷に5人テーブルが2卓。先客は店の子供達だろうか?座敷で4人ぐらいわいわい言いながら食べていた。後客はなし。口頭で注文。
150731myoukou00 150731myoukou02 150731myoukou01 お食事処 妙光 本店 『元祖つゆ焼きそば』 700円
筆頭看板メニューを注文。もうひとつの看板メニュー凧ラーメンもきになったけど。大きなすり鉢に入った一杯。麺は平打太麺。具は薬味ネギ、キャベツ、玉ネギ、ニンジン、ピーマン、豚肉の細切り、そして揚げ玉のカリガリ感が良いアクセント。スープの味はほぼウスターソース。味付けも結構濃いめだ。そのせいで完全に焼きそばの味が支配的な感じ。麺もかためでラーメン感はあまり感じられない。付け合せで出てきたきんぴらごぼうときゅうりの漬物が箸休めに良い。でも我は焼きそばも大好き。B級感丸出しといった感じで好感が持てた。

能代地麺

150731jyuuhachiban04 全てはこの店の為に。その店の名は能代市にある『十八番』。創業は昭和43年。ラーメンを全国規模で食べ歩くような狂者には、その名は知れ渡っている。営業時間は朝11時から昼2時までの3時間のみ。定休日は水曜、土曜、日曜、祝日。つまり週末を含めた週休4日制を導入している。更に盆休みや正月休みも存在する。しかも場所は秋田から車で1時間以上かかる交通の便が悪い能代にある。横浜から能代に平日の昼に到着するには朝出発したら遅いので、前日秋田に前のりする必要が生じる。我のような勤め人にとっては「来るな!」と言われているのと同然だ。ただハードルが高いというだけなら他にいくらでもそういった店はある。この店は他では食べられないような個性ある一杯を提供しており、地元民に支持されている長い歴史という実績がある。行かなくてはいけない店なのだ。我の地麺巡りが一応の収束を見せようとしている段階になって、我の頭の中でこの店の名がチカチカと点滅し始めたのだ。

全てはこの店の為に。年明けに今年この店に行くという目標を定め、旅行の行程表を頭の中で作り、宿と車の手配をしたのは5月の連休前。休暇申請も何となく匂わせておいて早めに取得した。仕事のやりくりも必死に終われせた。何と言っても平日2連チャンで休むのは日本の会社においてなかなか難しいのが現状なのだ。更に言うと昨日の酒田&秋田への再訪ですら、この『十八番』へ訪問する為の前のりを有効に使った結果でしかなかったのだ。

ホテルを7時半過ぎにチェックアウトし、予め予約していたレンタカーの営業所に向かう。乗り慣れたヴィッツで今回はバックモニターも付いている。手続きをして8時過ぎには出発。秋田自動車道に入り北上すること約1時間、能代南ICで一般道に降り能代市中心部へ入っていく。店は普通の町中にあった。駐車場に車を停め店前に立ったのはまだ10時。開店予定時刻11時まで1時間もある。ちょうど製麺所の車が麺を運んでいるタイミングだった。入口の網戸前に立っていると店のおばちゃんが「中へどうぞー。まだだけどね。」と冷房中の店内に入れてくれた。10分後に注文を聞かれた。注文メニューの後に名前を言うのがこの店のルール。厨房には女の店員2人。先代が昨年亡くなり娘が店を引き継いだのだそうだ。4人がけテーブル席が4卓と座敷にテーブル席が3卓。但し座敷の方はふすまで仕切られて見えない。おそらく我が本日最初の客で後客は10人くらい。10時40分にはラーメンが到着。
150731jyuuhachiban00 150731jyuuhachiban01 150731jyuuhachiban02 十八番 『醤油(並)』 620円

遂に!遂にこの一杯を目のあたりにすることが出来た!全てはこの一杯の為に!今願いと努力が実を結んだ瞬間だ!丼はすり鉢。鍋谷製麺所が毎日卸しているという麺は、柔らかめに茹でられた強い縮れ細麺。ちょっとチキンラーメンの麺を連想させる。具は長ネギを刻んだ薬味ネギ、海苔1枚、チャーシュー2枚。メニューは塩も味噌もあるが筆頭の醤油を選択。一見普通の一杯に見えるが、表面に胡麻と一緒に摺り下ろされたピーナッツと丼の底に沈んだレモンが異彩を放つ。ややしょっぱめの醤油スープにレモンの酸味が強く出て独特の味になった上、ピーナッツの食感が加わり、確かに初めて食べる味わい。何気にチャーシューもやたら美味かった。「ああ今自分は『十八番』のラーメンを食べてるんだなあ…」とテンションが上がり汁一滴残さず完食した。もう残ったレモンの果肉もティッシュに包んで持って帰りたいと思ったほど。流石にそれはしなかったけど。日本最高レベルの難関店『十八番』訪問を達成出来た喜びにしばらく浸る事が出来た。

念願の『十八番』への訪問は達成したが、能代地麺巡りはまだ始まったばかり。この能代には他にはない個性を持ちつつハードルが高いという共通項を持つ店がまだまだあるのだ。電車で来ると3駅くらい東にある二ツ井駅近くにある『曙食堂』が正にそれ。珍しい馬肉チャーシューを使ったラーメンを出す事で有名。昭和24年創業。こちらも営業時間は昼の3時間のみ。定休火曜。『十八番』から車で40分ほど。店の近くに来たら何やら道路工事してるんだよ。やっとこさ駐車場を見つけて、工事現場の横を通って店前にいってみると…
150731akebonosyokudou00 150731akebonosyokudou02 曙食堂

…臨時休業。これはかなり、かなりショックだ。『十八番』に次いで今回の遠征で楽しみにしていた店だったのに!『十八番』訪問成功で浮かれていた気分に一気に水をかけられた気分だ。やはりこれほどの難関店が続く遠征を行っていればこういう事もありえる。諦めが肝心だ。気持ちを切り替える。まだ今日の食べ歩きは幕を開けたばかりだし、次も難関店が続くのだ。
能代市を後にし、北秋田市を横断し車で約1時間、大館市に入る。ここにも個性溢れるハードルの高い有名店が存在する。『佐藤中華そば楼byねぎぼうず』という店だ。駅からも遠く、こちらも昼の3時間のみの営業。ちょっと前まで土日定休だったが、今は一応定休は月曜のみになったという。店主は『十八番』出身で、以前は二ツ井で『ねぎぼうず』という屋号でやっていたそうだ。2008年こちらに移転してきたという。だから大館筆頭の店でも能代地麺という括りで良いのだ。そういえば町田の外れに『ねぎぼうず』という味噌をメインにしていた店があったと思うが関連性はあるのだろうか?店主は『大文字』出身と聞いていたから無関係なのかな?ともかく店に到着出来た。結構真新しい黒い三角の店構え。ちょうど昼時の到着だったので駐車場が満車でしばらく待って駐車した。早速入店。入口に券売機。厨房には男の店主1人と女の店員2人。厨房前に一列のカウンター5席、2人がけテーブル席7卓と4人がけテーブル席2卓。先客17人後客10人。大忙しらしくなかなか食券を取りに来てくれないので自ら厨房に提出した。
150731satouchyukasobarou00 150731satouchyukasobarou01 佐藤中華そば楼 byねぎぼうず
『みそ(並)』 780円

この店は正油や塩、その中間の中華そば等もあるが、筆頭は味噌となる。出てきた一杯は全然味噌ラーメンに見えない。麺は白い細麺ストレート。具は薬味ネギ、メンマ、海苔1枚、チャーシューが3枚。スープは澄んでおり、表面には胡麻とナッツが浮かんでいる事から見かけは塩ラーメンだ。比内地鶏から摂った出汁と魚介の出汁も合わせている独特の味わいのスープは口に入れた瞬間は塩スープ。ところが口の中に入れている間にレモンと酢の酸味が広がり、更に後味にしっかり白味噌の味わいが残る。驚きの口中三段階変化だ。更に胡麻とナッツの香ばしい食感も加わるのだから。この一杯以上に夏にピッタリの味噌ラーメンがあり得るだろうか。いや、あり得ない。評論家によって味変がもてはやされた時期もあったが、あれは作り手も食べる客も作為的に味変したものがほとんど。こちらは普通に食べていてこの三段階の味変が起こるのだから素晴らしい。それにしてもレモンの酸味がするラーメンがこれほど受け入れられているというのは、北秋田というのは面白い土地柄だ。秋田市とは全然違うんだね。大満足で店を後にした。
『曙食堂』の臨時休業を喰らったのは返す返すも悔しいが、この半年間思い焦がれた超難関店『十八番』と、同等レベルの難易度の『佐藤中華そば楼』という2つの店を訪問出来た事が嬉しい。そして各々物凄い個性的でなおかつ美味しい一杯だった事が嬉しかった。店の駐車場から車を発進させ秋田自動車道に入り秋田県を後にした。運転しながら「曙食堂は今回臨休を喰らったけど定休は火曜、しかも二ツ井駅から徒歩でも行けるから、何なら普通の土日を使ってもリベンジ出来るよなー」等と考えながら。え?

2015年7月30日 (木)

秋田再訪

150730akita01 酒田から羽越本線に揺られること約1時間50分、午後2時半くらいに秋田駅に到着。秋田にも5年ぶりの再訪問になる。真夏の遠征、すぐ宿にチェックインしひとっ風呂でも浴びたい気分なのだが、宿に行く前に行くべき店を決めていた。秋田駅から歩いて10分ほどの場所にある『支那そば伊藤』という店だ。秋田で『伊藤』というと、ラーメン好きが連想するのは濃厚煮干しそばのパイオニアである角館の『伊藤』の方だろう。でもこちらは秋田県を代表する地麺、十文字中華そばの代表店『名代三角そばや』の支店だった店だ。6年前に改名、独立したようだ。横手にある本店にも5年前に訪問済みだけど、せっかく秋田にまで来たのだし、貴重な十文字中華そばを食べられる機会なので逃したくない。店は夕方4時には閉まってしまうので小走りに向った。引き戸を開け入店。小綺麗な店内。入口脇に券売機。反対側にも入口があり秋田市民市場とつながっている。厨房には男の店主1人と女の店員2人。L字型カウンター8席と2人がけテーブル席2卓、4人がけテーブル席3卓。先客4人後客1人。市場で働いているおばちゃんだろうか、食券も買わず「いつものー」と言って注文して、店員もそれに応えていた。

150730akitaitou00 150730akitaitou01 支那そば 伊藤 『しょうゆ 並』 700円

メニューにはしょうゆとみそがある。我はしょうゆを選択。うわー、絵に描いたような中華そばって感じの一杯だ。麺は無かんすいのやや灰色を帯びた縮れ細麺。具は薬味ネギ、メンマ数本、ナルト1枚、海苔1枚、小ぶりのチャーシュー2枚、そしてお麩がひとつ。焼き干しを弱火でじっくり煮込んだという魚介出汁じんわりのスープ。先ほど連食した酒田月系のものと比較すると、やはり東北、魚介醤油ラーメンという事で共通項は幾つもある。違いの方は明らかに麺。このボソッとした食感の縮れ細麺は酒田の自家製麺とは異なるものだ。そしてスープもより淡い、お吸い物を連想させるような味わいだった。あとお麩ね。お麩にスープを染み込ませて味わうとより魚介風味が味わえる。美味しかった。

山形遠征と同じ5年前の秋に我は秋田遠征を敢行している。角館『伊藤』、湯沢『長寿軒』、十文字『マルタマ』『丸竹食堂』『名代三角そば本店』、秋田江戸系の『小江戸』『大江戸』、その他『末廣ラーメン本舗本店』や『吾作ラーメン』を訪問し満足の行く遠征だった。さすがに秋田で取りこぼしはないだろう。そう思っていたが、今回旅立つに当たり色々調べてみるとひとつ気になるものを見つけた。これは先日自分の中でラーメンの定義を行った事により視野に入ってきたものだ。それは「秋田ちゃんぽん」というものだ。長崎から遠く離れた秋田で何故ちゃんぽんが?秋田の人にとっては結構ポピュラーなもので、ちゃんぽんを提供する店は多いという。

まず『伊藤』を出て徒歩5分くらいのところにある、予め予約をしていたホテルにチェックイン。小一時間ほど休んで再出撃。秋田駅に向かい奥羽本線に乗りひと駅、土崎駅で下車。駅から約1kmほど歩いたところにある『めしや』という店に向かう。昭和25年創業という老舗。初代店主は長崎出身で秋田の人の口に合うように変え昭和55年にちゃんぽん専門店になったという。現在は2代目が厨房に立っているという。到着したのはちょうど夜営業開始の時間。先客はいなかった。入った途端、豚骨臭が鼻孔に入ってきた。空調が弱いらしく、窓は開けられ扇風機が稼働していた。暑い。厨房には男の店員2人。一列のカウンター6席と4人がけテーブル席3卓。後客熟年夫婦2人。口頭で注文。

150730meshiya00 150730meshiya01 めしや 『ちゃんぽん』 800円
筆頭基本メニューを注文。長崎の人が見たらビックリするようなモノが出てきた。まず麺はちゃんぽん麺では無く縮れた細中華麺。茹でた後具材と一緒に炒めているようで焦げ目がついている。具はもやし、キャベツ、ニンジン、玉ネギ、ちくわ、豚バラ肉、牡蠣、イカ、干しエビ、インパクトのある生卵。スープは透明度のある塩豚骨スープ。豚骨臭はなかなか強烈。具やスープは意外と長崎のと変わらない感じだけど、焦げ目のある中細中華麺なのでやはりちゃんぽんを食べている感じとはならない。珍しい秋田ちゃんぽん、堪能した。
時刻はまだ夕方5時半。秋田ちゃんぽんもう一丁。土崎駅から電車に乗って一度秋田駅に戻り羽越本線に乗り換え逆方向にひと駅目の羽後牛島駅へ。そこから国道沿いに1km以上歩く。何の変哲もない国道沿いをテクテク歩くというのも自分が地麺巡りをしている事が実感出来る瞬間だ。国道の大きな十字路の角店『ラーメンショップ チャイナタウン』だ。昭和59年創業で秋田ちゃんぽんの草分け的存在だという。一階部分は駐車場になっていて回り階段を上った二階が店舗になっている。入口に券売機。木を基調にした店内。厨房には男の店員3人。厨房前に一列5席と8席、4人がけテーブル席5卓と5人がけ丸テーブル1卓。向こうの壁が鏡張りなので広く見える。先客おばさん2人後客カップル2人。
150730chinatown00 150730chinatown01 ラーメンハウス チャイナタウン
『みそチャンポン(ミニ)』 730円
ラーメンショップなのでラーメンやチャーハン、餃子もある。でもここの一番人気はみそチャンポン。塩も醤油もあるけど秋田名物はみそチャンポンなのだそうだ。食べ歩きには嬉しいミニを選択。表面張力を利用した一杯が出てきた。これはミニでもちゃんぽんの連食はキツイかも。何せ本日6杯目だ。こちらのチャンポンは尼崎と同じくあんかけタイプ。麺は太麺ストレート。具は海老、イカ、豚バラ、タケノコ、、白菜、ニンジン、長ネギ、きくらげ等ちゃんぽんらしい。スープはちょっと甘目のみそ味。辛さは卓上の調味料で調整するようだ。やはりボリュームはミニとは言えず何とか麺は食べきって店を出た。すみません。本日の食べ歩きはこれにて終了。
150730akita02 土手を上って羽後牛島駅へ。到着したのは秋田行きの電車出発3分前。危ないところだ。駅に到着すると駅員は既におらずバスのように乗車証明書を発券して電車に乗った。秋田駅でもスイカカードが使えない理由はこれか。駅を出ると駅前に竿燈が飾ってあった。来週から秋田竿燈まつりが開催される。東北も夏祭りの季節が到来だ。
150730babaheraice00 今回のホテルは露天風呂付き。ゆっくり疲れを癒やした後、足マッサージ40分コースを頼んで極楽気分。コンビニで買った秋田名物ババヘラアイスを食べた。「しゃっけくてうめよー」らしい。せっかくの休暇なのだ。今夜ばかりは贅沢気分でベットで就寝した。

酒田月系

夏真っ盛り。大遠征の季節が今年もやって来たという感じ。もう我の地麺巡りも終盤戦となったはずだったのに、今年は観光抜き、食べ歩きメインの史上最大規模の遠征を敢行する事になるとは我ながら思っていなかった。

もう5年も前の話になってしまうが山形遠征を行った。酒田(酒田ラーメン)、新庄(とりもつラーメン)、山形(冷やしラーメン)、天童(鳥中華)、赤湯(龍上海)、米沢(米沢ラーメン)といった県内各地に伝わるご当地ラーメンをたった2日で廻ってしまうという、今思い返しても無謀な計画の遠征だった。過去の地麺巡りの中でも1,2を争うハードさだったと記憶している。それでも一応成功と言っていい結果を得て満足していた。でも小さな取りこぼしはあった。

150730sakata02 山形北西部庄内地方、日本海側に面した酒田市。ここには有名な地麺、酒田ラーメンがある。5年前は、今はなきラーメンの鬼として知られた『支那そばや』の佐野実氏が自家製麺に目覚めるきっかけとなったという名店『味龍』、そして山形ではカルト的支持を集める個性派の『ケンちゃんラーメン』本店の2店のみの訪問に留まってしまった。本当は酒田ラーメンの本流「月系」と言われる系統の店にも訪問する予定だった。月系とは「満月」「新月」「三日月軒」など「月」を屋号に付けた店が多い事からその名が付いたと言われている。大きく分けて3つの系統があり、『港月食堂(閉店)』から続く「満月系」、『大来軒』から続く「大来軒系」、そこから分岐した勢力の「三日月軒」系からなる。詳しくは酒田駅に隣接された土産物屋に展示してあった酒田ラーメンの系譜が図示されたものを写真に撮ってきたのでここに掲載しておく。※写真をクリックすれば拡大

150730tukikei00 5年前未訪問に終わってしまった理由は、自転車で走り回っている内方向を見失って道に迷いタイムアップとなってしまったのだ。その要因は、真夏の酒田の暑さをナメていた事が大きい。東北だと思って油断していた。半ば脱水症状になってしまい正常に脳が作動する状態ではなくなってしまっていたのだ。今回も東北地方の梅雨明け宣言が昨日出されたばかりという真夏の遠征。無茶な事はしないで、月系に絞った食べ歩きを行う予定だ。それでも月系の代表的な3系統の店はひと通り訪問してみたい。

遠征ルートは5年前と全く同じ。6時8分東京発の上越新幹線に乗るため朝4時半には家を出発する早起きは三文の得コース。新幹線で終点新潟に到着後すぐに特急いなほ号に乗り換え日本海側を北上する。チケットは2週間前に購入済でぬかりなし。酒田に到着したのは10時48分。駅で無料レンタサイクル借用の手続きをして出発した。酒田の空は事前の予報とは違い曇り空になってしまった。でも5年前の酒田での強烈な照りつけを思い出せば、直射日光にさらされないで済むと考えれば良い。日焼けで後になって苦しめられるのも結構辛いものがあるからね。

まずは月系の中でも筆頭クラスと言われる『満月』を目指す。昭和35年創業。現在は2代目が仕切り、仙台に支店を出店している。川沿いを進み大通りに出たところに店を発見した。開店10分前に到着。既に待ち客が3人いた。名簿に名前を記入し待つ間に後客が続々やってきた。定刻に暖簾がかかり早速入店。厨房には二代目店主と女の店員6人。カウンター4席、4人がけテーブル席3卓。奥に座敷があり4人卓が5卓。先客3人後客22人…と思ったら外待ち客もいたようだ。口頭で注文。

150730shingetu00 150730shingetu02 ワンタンメンの満月 酒田本店 『ワンタンメン』 730円

ここの看板メニューはワンタンメンなのでそれを注文。付け合せに昆布が出された。これがなかなかいけた。4種類の小麦粉から作ったという中細縮れ麺。酒田ラーメンの特徴として各店舗で自家製麺を行うのが当たり前という事だ。具は薬味ネギ、メンマ数本、大きめのチャーシューが3枚、小ぶりのワンタンが8個入り。トビウオの焼干し、煮干、昆布の淡い魚介出汁が良い塩梅でじんわり効いた醤油スープ。美味いねえ。ああ日本のラーメンって感じ。ワンタンは餡の肉も小ぶりで具材や麺と一緒に食べてしまった為あまり印象に残らなかった。それでもこの魚介出汁と醤油の塩梅が絶妙なスープに惚れた。流石は酒田筆頭店。大満足で店を後にした。

150730mikazukikenhigashinakanokuchi 三日月軒 東中の口店

続いては月系の中でも暖簾分けの店が多く存在する『三日月軒』へ訪問。本店は既に無く、枝分かれした支店が酒田市内に幾つかあり、各々が独自進化しているという。中でも『満月』のすぐ近くにある東中の口店は知名度があり入店するか迷ってしまった。しかし我は老舗重視。昭和31年創業の支店1号店である中町店を狙い、市中心部に自転車を走らせた。早速入店。小ぢんまりとした、飾ることがない町のラーメン店といった佇まい。我好みのいい雰囲気だ。厨房には初老の三代目店主がいたが、調理を行っていたのはおばさんの方。もう一人おばさん店員がいた。カウンター6席、4人がけテーブル席3卓。我はカウンター席の隅に座った。先客4人後客1人。口頭で注文。

150730mikazukikennakamachi00 150730mikazukikennakamachi01 三日月軒 中町店 『中華そば 小』 550円

メニューは中華そば大・中・小のみ。連食では助かる小を注文。麺は鉄棒を足にかけて打つ桿麺(カムミェン)という技法で打たれた自家製中細縮れ麺。具は薬味ネギ、平メンマ数本、モモチャーシュー2枚というシンプルさ。スープはトビウオや昆布で出汁を摂っているそうだが、良くも悪くも昔ながらの正油ラーメンといった感じ。先の『満月』と比べると魚介出汁が弱く淡い正油の味わいが主体。でも厨房で交わされる山形弁の会話がいいBGMとなり、よい気持ちで食事が出来た。

さて最後は月の字を冠さない月系、『大来軒』の系統の店だ。こちらも暖簾分け支店展開しているらしいが、『三日月軒』同様、本店は平成15年に閉店してしまった。その本店の場所に居抜きで翌平成16年から営業しているのが、最後の弟子だったと言われる店主が切り盛りしている『大来軒』中央支店だ。駅前通りへ自転車を走らせ店に到着。無事暖簾がかかっていた。この店は開店直後に何らかの理由でしばらく休業状態だったせいか情報量が少なく、営業しているか不安だったのだ。早速入店。シンプルで飾らない店内。厨房には男の店員2人と女の店員1人。カウンター4席、4人がけテーブル席4卓。座敷に4人卓が2つ。先客6人後客ゼロ。先客は地元住民ばかりで雰囲気も飾り気ゼロで観光客相手の要素はなく地元密着型という感じが良い。口頭で注文。

150730dairaikenchyuou00 150730dairaikenchyuou01 大来軒 中央支店 『中華そば(小)』  550円

こちらも連食には嬉しい小も存在し50円引きしてくれる。しかしながら麺量は多く、普通の店では普通の量と変わらないように感じた。太さが不揃いでいかにも自家製麺という感じでよろしい。具は薬味ネギ、メンマ、薄く小さなチャーシュー2枚。透明度の高いスープは豚ガラ、豚の脂、煮干し、昆布から出汁を摂っているそうだ。こちらは醤油の味も出汁の味も強く感じた。『満月』ほど洗練されていない印象だが、個人的には逆にこちらの方が親しみを感じた。写真も美味そうな顔をよく捉えていると思っている。大満足だ。

わずか80分の間に代表的な月系三系統の店をひと通りまわる事が出来た。むしろ前回訪問出来ずに終わった事が、逆に酒田月系をより深く知るきっかけとなったという感じ。駅に戻り自転車を返却、土産物店で土産を物色する余裕もあった。わずか約2時間の滞在で山形酒田を後にし、次の目的地秋田を目指して羽越本線に乗り込む。まだ今回の東北・日本海側大遠征は始まったばかり。

2015年7月26日 (日)

本牧夏歩

暑さで午前3時頃に目が覚めてしまいそのまま起きて夜明けと同時に根岸森林公園へのウォーキングへ出発。もう暑い。帰ってきてシャワーを浴びて一休み。朝食を食べて10時過ぎに再出発。昨日と同じパターン。いつも食べ歩きの参考にさせていただいているサイトで紹介されていた『麺や風来房』が本日の狙い。本牧マリンハイツの『ラーメン食堂カルチェ』の跡地に出来た新店とか。『カルチェ』は8年前に一度訪問したことがあるが、考えたら結構長い間営業していたんだな。今度の店は今月17日に開店したらしいが、昨日まで機器メンテナンスの為3日間も臨時休業していたらしい。ならば今日なら営業しているだろうと向ったのだ。予想は当たりちょうど開店時間の11時に入店。本日最初の客になったようだ。内装は相当手を入れたのか綺麗になっている。店内隅に券売機。この店は鶏塩、鳥白湯、醤油の3本柱のメニュー構成と聞いていたが、ほとんどに☓マークが点灯している。何らかの理由で今日は醤油のみの提供になっているようだ。ゴタゴタが続いているね。厨房には男女含め7人くらいいた。店内もラーメン屋らしくなく、濃い茶色と黒が支配的な内装でかっこいい。中央に10人がけテーブル席と両壁側に5席のカウンター席。奥に4人がけテーブル席1卓。後客5人。

150726menyafuuraibou00 150726menyafuuraibou01 めんや風来房

『醤油ラーメン』 650円+『味玉』 100円=750円
基本メニューに味玉トッピング。麺は四角いストレート中太麺。具は薬味ネギ、メンマ、薄いチャーシューが1枚。味玉は黄身に味がついたもの。スープは今や珍しい背脂がうっすらかかった熟成醤油スープ。悪くは無いけどこれと言って印象が残らない一杯に感じてしまった。鶏塩や鶏白湯が評判が良かったらまた来てもいいかな。
今日も酷暑なのでイトーヨーカドーに入って涼んでから帰りはバスで…と思ったが、帰りも歩いて何とか無事帰宅した。無茶したら危険だな。シャワーを浴びて冷房の部屋で涼んで今記事を書いている次第。これからちょっと横になる。

2015年7月25日 (土)

壱六家塩

梅雨明け宣言が出された今週は蒸し蒸しと暑い日々が続いている。今朝も雲は多いが青空が広がり、相変わらず蒸して暑い。それでも日の出とともに根岸森林公園へのウォーキングへ出発。今日は何故か猫を多く見かけた。

あまりに早朝に起きてしまったので帰宅後二度寝してしまい起きたのが10時を回っていた。慌てて身支度をして再度ウォーキングへ出撃。久々に磯子方面、今度は磯子駅まで歩いてしまおう。そう思って出発したのだけど、やはりというか思いの外キツかった。このうだるような暑さのせいだろうが、とても遠く感じた。今日の目的店は磯子筆頭のラーメン店『壱六家』磯子本店だ。約2年ぶりの訪問となる。到着したのは11時半くらい。店の前に行列はない。中を見ると空席も多い。これは並ばず入れるぞ。入口付近に券売機。厨房には男女の店員2人。有名店だけど接客が丁寧で、これぞラーメン店という感じでいい雰囲気だ。先客5人後客3人。いつもこれくらいだと入店し易いんだけどなと勝手な事を思う。歩いてきたので空調と冷水の有り難みが倍増だ。

150725ichirokuya00 150725ichirokuya01 ラーメン壱六家 磯子本店

『塩ラーメン(麺かため・油多め)』 650円

我は家系ラーメンで塩を注文するのは稀だ。家系欠乏症に陥るとあの醤油味以外に目が入らなくなる為だ。塩を食べようと店に向かっていても結局醤油を頼んでしまう事がほとんど。でも今回は初志貫徹出来た。この店初訪問以来の塩だ。何と言っても家系塩ラーメン発祥の店だからね。今日のように暑い中歩いて来た場合、醤油の濃い味よりまろやかな塩味で大正解だった。そして鶏油の甘みが美味い。ついついスープを飲み過ぎてしまう感じだ。大満足の家系塩ラーメンだった。

間髪入れず次の店へ。いつも食べ歩きの参考にさせていただいているサイトで知ったのだが6月27日に開店した『一家』という新店へ赴く。『磯子家』の跡地に出来た店だ。『磯子家』というのは今のように家系が拡散していない時期から営業をしていた。「こだわりがないのがこだわり」というような事を店主は言っていた。ラオタからはことごとく無視されていたが、背脂入り家系ラーメンという凶悪なものを食べさせてくれる貴重な店で個人的には好きな店だった。昨年秋の『八の字屋』に続いて閉店はとても残念。磯子のラーメン店の風景も変わってしまったなあ。早速入店。内外装とも『磯子家』時代と全く変わらない。居抜きというやつだ。入口に券売機。厨房には大陸系男女2人。先客1人後客ゼロ。ラーメン中盛とライスは無料という事で薦められたが連食の為ノーサンキュー。好みは口頭で伝えた。

150725ichiya00 150725ichiya01 家系とんこつラーメン 一家

『醤油ラーメン(麺かため・油多め)』 700円

何ですかこの一杯はー。衝撃の家系ラーメン。我は『壱六家』との連食だったから全然大丈夫だったけど、家系ラーメン食べに来てこれが出てきたらショック大だよなー。麺は黄色い太麺ストレート。具は薬味ネギ、大量のもやし、メンマ、半味玉、海苔3枚。スープは強烈に醤油の味がキツく酸味が強くしょっぱい。なるべくスープに絡めないようにしながら麺を啜ったほど。自分の好みが間違って味濃いめに伝わってしまったのか?それにしても強烈に味が濃い。それでいて麺量が多めだから結構厳しい作業となった。大陸系は質より量だからなー。とは言えこれは家系ラーメンとしてはヒドイ。というより完全に家系ラーメンではない。看板代ケチっただけ何じゃないの?と勘ぐってしまう。すぐ中華料理屋に鞍替えしそうな予感。

それにしてもこの酷暑の中の長距離ウォーキングはキツかった。駅前のスーパーで食材を買いつつ涼んだ。最寄り駅まで電車で移動しそこからまた歩いて自宅へたどり着いた。シャワーを浴び冷房の効いた部屋で涼んだらまた寝てしまった。

2015年7月20日 (月)

夏大倉山

今朝は日の出前に起床し根岸森林公園へのウォーキングに出発する事が出来た。昨日買ったウォーキングシューズの慣らし運転だ。関東地方は昨日梅雨明け宣言が出されたようだね。夜明け前だというのにもう暑い。ミンミンゼミが鳴いている。完全に夏日だ。日中の外出には気をつけなければならないな。

10時前に再出発。今日の目的店は東横線大倉山駅近くに今月17日開店したという『らーめん神』。世田谷松陰神社に本拠がある『青森煮干し中華そば JIN』のグループ店だ。横浜市内に幾つか出店しているが、ここもそのひとつなのだろう。でも青森の文字を外してしまったのは気になるな。到着したのは11時40分頃だったが店を発見するのに苦労した。店前に2人並んでおり中でも3人くらい並んでいた。結局15分ほど待って入店。入口脇に券売機。厨房には何かベテラン感が出ている男の店員1人のみで、その周りにL字型カウンター7席。後客は2人。

150720ramenjin00 150720ramenjin01 煮干しラーメン専門店 らーめん神 大倉山店

『特製極煮干し』 1000円

朝飯抜きだし連食予定はないので特製を注文。麺は煮干しを練り込んだという特製太麺ストレート。具はきざみ葱、細切りメンマ、海苔3枚、丁寧に炙られたチャーシュー4枚、味玉丸1個。味玉は黄身しっとり。スープは確かに極という感じの煮干し深い味わいのもの。昨日まで家系が続いていたので逆に新鮮で美味かった。満足。駅から近くてこの辺りの住人にとってはいい店が出来たのではないだろうか。

やっぱりラーメンだけでは足りなくて数年ぶりにモスバーガーに入店。というより暑いので冷たいものを飲んで休憩したかったというのだが本当のところ。

150720mos01 モスバーガー 大倉山店

『カレーモスチーズバーガー』 420円+『フレンチフライポテトS』 220円+『モスシェイク(ストロベリー)M』 310円=950円

夏季限定のカレーモスチーズバーガーを選択。以前のカレーナンと一緒のカレーソースを使っている。あとはトマトとチーズと玉ネギが美味いモスバーガー。それとモスシェイクのストロベリーって好きなんだよなあ。美味いし良い休憩になった。

そのまま東横線に乗り帰路についた。

2015年7月19日 (日)

家庭製作

梅雨明けはもう発表を待つばかりなのではないかと思うような真夏の日差しと気候の日曜の朝を迎えた。休日恒例、根岸森林公園へのウォーキングを行い朝食を食べた後10時前に再出発。今日はウォーキングシューズとシャツが欲しかったので、みなとみらいのモンベルまで歩いて出向く事にした。今まで普通の靴でウォーキングしていて、ちょっと緩めで違和感が増してきたので気になっていたのだ。せっかくなら長持ちするものが欲しいと思ったので、この場合多少高くてもモンベルの選択なのだ。1時間ほど歩いて店に到着。吟味の上気に入ったものを購入。明日から試すか。シャツも2枚買って店を出る。

次はラーメン。昨日に引き続き保土ヶ谷区に出来た家系ラーメン店を狙う。屋号は『どんとこい家』。「はまれぽ」で紹介されていた。天王町近くのBARが昼だけラーメン店として営業しているという。店主はラーメン店で修行経験が有り、家庭用キッチンでスープを作っているのだそうだ。その分量は摂れないが質は落とさず濃厚な仕上がりのスープにしているのだという。

さて、モンベルを出たけどここから最寄り駅はみなとみらいか高島町。でもそこから横浜駅に出て相鉄に乗り換え天王町で下車して店へ…なんて手間に思えてしまい、何と歩いて行く事にした。途中自販機で三ツ矢サイダーを買って水分補給しつつ、戸部や藤棚を抜け東海道から八王子街道に入り1時間ほどで到着した。店は2階にある。看板には「KARAOKE BAR ZERO」。なかなか入りづらいが早速入店。バーカウンター内には『吉村家』店員よろしく鉢巻をした家系スタイルの出で立ちの小太りで茶髪の店主。なんと『なんつッ亭』で修行経験があるそうだ。バーカウンターには一列6席、それと4人がけくらいのソファーのテーブル席が1卓。先客3人後客4人。口頭で注文。

150719dontokoiya00 150719dontokoiya01 どんとこい家 『ラーメン(麺かため・油多め)』 500円

筆頭基本メニューのみをいつもの好みで注文。店内が暗くてわかりづらかったが写真を見てようやくラーメンの顔が判った。いい顔をしているねー。そしてスープは噂通り濃厚。分類すると壱六家系。久々にこのクラスの家系を食べた。しかも1コイン!比べちゃ悪いけど、昨日食べた家系ラーメンとは段違い。家庭用キッチンで丹念に作ったのが逆に功を奏したのかな?大満足だった。

ここから天王町駅にいったが電車で横浜に戻るのも億劫になって保土ヶ谷駅まで歩いて、そこからバスに乗って帰宅した。炎天下の中随分歩いてしまった。

2015年7月18日 (土)

夏開家系

三連休初日の朝を迎えた。通常なら遠征!となるのだが、ちょっと時期をずらして今はその準備と充電期間に充てる。空は雲と晴れ間が五分五分と言った感じ。強引なコースで西日本に上陸して日本海へ抜け熱帯低気圧になった台風11号の影響だろうか。朝の根岸森林公園へのウォーキングも直射日光を受けないで出来た。

10時前に家を再出発して最寄り駅まで歩いて次回遠征準備をしてから横浜駅へ。更に相鉄線各駅停車に乗り和田町で下車する。かつて台湾ラーメンなどを出していた『ハマケン』が短命に終わって、その跡地に家系ラーメン店が本日オープンするというので行ってみることにした。屋号は『八家』。もろ中華系を想像させるなあと思っていたら、やっぱり経営陣らしい年配の男女は中国語をしゃべっていた。看板には「六角家姉妹店」の文字。開店1分前に店前に到着し待っていたが定刻になっても開店しない。まあ開店初日っていろいろごたつくのは想像出来るので黙って待っていた。ところが何の説明もないまま結局15分以上遅れてようやく客入れ開始。「お待たせしました」の一言もなく。その時はもう行列になっていたので初回で全員入店出来たかわからない。入口に券売機。内外装はおそらく『ハマケン』時代とそう変わっていない。厨房には茶髪金髪ピアス、昔というより現役ヤンキーのような20歳前後と思しき若い男3人とおじさん1人。食券を渡すと好みを聞かれたので答えた。

150718hachiya00 150718hachiya01 横浜家系らーめん 八家

『ラーメン(麺かため・油多め)』 600円

基本をいつもの好みで注文。でもラーメンを出された時店員は「チャーシューメンです」と言ってきたんんだよ。「いや、普通のラーメン頼んだんだけど大丈夫?」と聞いたら隣の店員と小声で話してから「大丈夫です」と言ってきた。いや、その前に言う事があるだろうよ。前客のラーメンが全部出てない状態だから聞いたんだぞ。案の定前客も不満らしい。注文間違えたり順番間違えたりは開店初日はよくある事。あって良い事ではないけど大目に見るよ。でも声が全然出てないし、大したものを求めている訳では無いが、気配りというか、客を客として全然見ていないというか。席を立った時も「ありがとうございました」の言葉もない。ラーメン云々以前に接客に難有りと言わざるを得ない。ラーメンは豚骨濃度もあってまあまあの家系ラーメンだったし値段も頑張っていると思う。チャーシューも肉厚のものが2枚入りだった。しかし先の件があったので自分の好みが反映されていたかははなはだ怪しい。初日だから今回は大目に見てしばらくは様子見が正解だろう。まず年内続けられるかで判断しよう。

連休初日ということもあり久しぶりに連食。星川駅方面へ向った。以前『いちふゆ』として鶏そばメインで提供していた安普請の店舗で営業していた店が、今度は屋号も新たに家系ラーメン店に鞍替えしたというので行ってみた。『ラーメンコジロー』という赤い看板が掲げられている。厨房には初老の店主が1人。内装は変わっていない。券売機の上に紙が貼られメニューが書かれている。その筆頭メニューを口頭で注文。先客ゼロ後客3人。

150718kojiroo00 150718kojiroo01 ラーメンコジロー 『豚骨ラーメン』 490円

家系ラーメンと聞いたが好みは聞かれなかった。ちぢれ太麺。具は薬味ネギ、ほうれん草、海苔3枚、脂身の多い炙りチャーシュー1枚。醤油ダレ抑え目のスープ。家系としてはおとなめと言わざるを得ない。でも1コインでお釣りが来るコストパフォーマンスは他店では得難い。店を出ると小雨が降っていた。

店前のバス停からバスに乗り横浜駅に戻って帰路についた。

2015年7月12日 (日)

夏日咖喱

今日も朝から根岸森林公園へウォーキング。昨日に続いてニュースで猛暑と伝えられるほどの暑い日となった。

横浜ヨドバシカメラに用があったので午前中の内に外出は済ませておいた方が良いと朝9時半に再出発し横浜へ。用はすぐ済んだので今日の昼はどこにしようかと悩んだ。昨日本物の二郎を存分に味わった為ラーメンへの欲求が満たされたのか、わざわざ未訪問の店を探して行く気になれなかった。暑いしね。暑いといえばカレーだな、と頭はすぐに切り替わった。金沢で食べ損なったゴーゴーカレーを食べに行こう。残念ながらまだ横浜には進出していないので、わざわざ東海道線に乗り川崎へ。駅前の川崎モアーズの8階にある店舗へ向った。そうしたら店前に6人ぐらい並んでた。どうも食券機が壊れていたらしい。それで暫く待たされ入店。口頭で注文。
150712gogocurry00 150712gogocurry01 ゴーゴーカレー 川崎モアーズスタジアム
『ロースカツカレー ビジネスクラス』 890円+『チーズ』 100円=990円
看板ロースカツカレーの大盛をチーズトッピングで注文。金沢で金沢カレーをいくつか食べ歩いたけど、結局我の口に一番合ったのは『ゴーゴーカレー』だったというつまらないオチになってしまっていた。美味い。満腹の大満足。
そのまま最寄り駅に戻って炎天下の中歩いて帰宅。水風呂に入った後かき氷を作って食べた。カレーに水風呂にかき氷。自分の中では梅雨明けを迎えた気分だ。

2015年7月11日 (土)

本物二郎

久々に梅雨明けを予感させるる好天に恵また土曜の朝。昨夜帰宅が遅かった為、日が昇った後になってしまったが、2週間ぶりの根岸森林公園へのウォーキングに行く事が出来た。これでこそ週末といった感じだ。

さて好天に恵まれたのだが諸用も有り遠出は出来ず、新店開拓は諦め近場で済ませる事にした。「ラーメンを食べる」というのは我にとって1日の中でも大きなイベントのひとつ。近場であっても大開放!大イベントにしておきたい。パンチのあるラーメンを食べてみたい。このところご無沙汰している二郎系の一杯を狙いたいと思った。いや、所謂二郎インスパイア系というのではなく、どうせなら本物の二郎にしよう。我はジロリアンではないが、今日ばかりは二郎原理主義者となって黄色地に黒文字で「ラーメン二郎」と書かれた店を掲げる店のみを二郎系と言うのであって、それ以外の店はインスパイア系という事にする。そして我は幸運にも本物の二郎系の中でも上位店である『ラーメン二郎 横浜関内店』が徒歩圏内にある。この店は出来てからかれこれ10年くらい経つと思うが、我は今まで4,5回くらいしか入った事がない。徒歩圏内に住んでいて毎週末ラーメンを食べる事を楽しみにしているような男がだ。その原因は言うまでもなく店前に生じる大行列の為。過去店が営業していて大行列が出来ていない事など見たことがない。自ずとこの店は番外・別格としてあまり選択肢には入ってこなかった。約3年ぶりの訪問となる。いや、訪問というより挑戦と言った方が近いか。

家から歩いて向かい、開店予定時刻の50分前に店前に到着。既に8人待っている。この長い間待つというのも二郎を体感している気分を盛り上げてくれる。道路側から差し込む日差しは夏のものでなるべく日陰に寄って立待ちだ。ふと後ろを見ると10人以上の行列が生じている。開店予定時刻の10分前に店は開けてくれた。店員が出てきてまず麺量を聞かれる。もちろん小と答える。給水器から水をコップに注いでプラ板食券機で食券購入。厨房には男の店員2人だけ。厨房前に1列11席のカウンター席。ギリギリ我のところまで本日の1stロットとなった。

150711kanji00 150711kanji01 ラーメン二郎 横浜関内店

『小ブタ(ヤサイ・ニンニク・アブラ・カラメ・)』790円+『粉チーズ』100円=890円

今回のテーマは本物の二郎と体感すること。豚5個入りの小ブタに我が好きな粉チーズトッピング。そしてコールは全増し。本家二郎で全増しコールは何気に初めてかも。そうしたらこのビジュアル。望んでいたものだ。まずスープを一口。しょっぱさと酸味。あーこの味が本物の二郎だ。ブタを3枚ほど食べてから天地返しをして麺とヤサイを食す。二郎を食べていると普通ラーメンを食べている時に感じないような感情が徐々に沸き上がってくる。箸が重くなっていく事を感じる。水を飲んでリセットしようとするがリセットにならず自分でも明らかにペースダウンしていく様子がわかる。ラーメンを食べているだけなのに「へこたれそう」になる。この感覚こそ本物二郎。久々だ。麺と具は何とか食べたきったけどスープは飲めなかったな。店を出ると相変わらず長蛇の列が出来ていた。

その後伊勢佐木モールで買い物をし徒歩で帰宅した。猛暑と言っていい昼下がりだった。

2015年7月 5日 (日)

雨上星川

朝から雨の日曜日。本降りだったので根岸森林公園へのウォーキングは休み。なので昼間で家で大人しくしていた。でも昼過ぎに家を出る。小雨だがまだ降っているので傘をさして出発。今日の狙いは相鉄上星川駅近くの『味山河』上星川店。鶴ヶ峰に本店を冓える元『平松屋』である『味山河』の支店で、2012年10月25日に既に開店していたとか。支店が出来ているなんて全く知らなかった。しばらく夜間営業のみだったらしい。通りで知らなかったはずだ。場所は上星川駅のすぐ近く。何か見覚えがあるなと思ったら、関内にあった元『いまむら』の移転先、『ラーメン百舌鳥』があった場所だ。懐かしいな。早速入店。厨房には若い店員が1人…と思ったら奥で店主らしい中年男がもう一人。仕込み中かな?店舗隅に券売機。メニューが多く目移りする。L字型カウンター8席。先客1人後客3人。ちょうど千円札が無く両替をしてもらっている最中後客が来て先に注文してしまったので、待たされる事になってしまった。よりによって一杯ずつ丁寧に作っている感じ。寸胴ではなく中華鍋で調理していた。

150705misanga00 150705misanga01 らーめん 三山河 上星川店
『煮干豚骨麻油麺(麺かため)』 700円
店主自信の創作メニューを麺硬めで注文。麺は平打中太麺で最新式手もみ風麺とのこと。よくわからない。具は玉ネギのスライス、ほうれん草、海苔1枚、そして鰹節。炙りチャーシュー1枚。炙りチャーシューは直火で炙ってから七輪の上にのせていた。スープは豚骨にマー油を入れたもの。クリーミーでマー油の味を強く感じ、煮干しエキスを入れているのだろうがその味は希薄。鰹節がかかっているのでその風味が強い。店主はオリジナルメニューの作成に夢中になっているようだが、食材の組み合わせで大胆に作っている感じ。微妙な調整で高みを目指しているタイプではない。
帰りも雨が強くなっており食材を買って帰宅した。

2015年7月 4日 (土)

再武煮干

調布駅の手前のバス停で下車する。我にとって調布と言えば水木しげる先生というのはもちろんだけど、もうひとつ、ラーメンと言えば『たけちゃんにぼしらーめん』本店だ。看板には「にぼし総本山」と書かれている。店入口周辺には煮干しのいい香りが漂っている。約8年前に訪問して以来ずっとご無沙汰だ。以前は代々木に支店を出していたのだけど、今はここ調布と府中に集約しているようだ。早速入店。券売機は店の中央にある。厨房には男の店員3人と女の店員1人。先代の店主は2年前に他界し今は2代目が継いでいるとのこと。厨房前に一列のカウンターが9席と7席に分かれているのかな。あとは2人がけテーブル席が3つくらい。前客9人後客10人。いい感じで回転している様子。店の雰囲気もなんとなく緩くて好きだ。調布という町に良く合っている。

150704takechyanniboshi00_2 150704takechyanniboshi01 たけちゃんにぼしらーめん 調布店
『スペシャルラーメン』 970円+『わさび』 100円=1070円
深大寺そばで量に不満があった分、こちらで豪華にスペシャル、更にわさびのトッピング追加。この店のラーメンの何が好きかって、このビジュアルだ。我の中では一、二を争う美味そうなラーメンの顔をしている。正統派って感じも良い。麺は中太ストレート。具は薬味ネギ、メンマ数本、ナルト1枚、海苔1枚、脂身の多いトロトロチャーシューが3枚、味玉丸1個。以前は「にぼしらーめん」を名乗っているわりに煮干し風味に物足りなさを感じていたスープだが、店主が代替わりして煮干しを時代に合わせて強化したようだ。店内に漂う煮干しの匂いだけでもそれはわかる。醤油とのバランスも良い。トッピングの(葉)わさびは、そのスープの味を壊さないで薬味として完璧に機能している。鼻にツーンと抜ける清涼感は煮干し風味となかなか相性が良い。味玉は黄身しっとりタイプ。チャーシューもトロトロで美味い。下町の雰囲気と武蔵野の自然が調和した調布という町の雰囲気にピッタリな店で、地元民に愛されているのが伝わってくる店。それはわかっているけど、近場にあったらいいなあと思ってしまった。
帰りは行きと同じルートで家路に着いた。

深大寺訪

今年もいよいよ7月に入った。とは言うものの梅雨は本番、続行中。天気予報も曇のち雨となっており、明日日曜は一日雨が本降りだという。朝も小雨が降っていて根岸森林公園へのウォーキングは断念した。こんな休日はゆっくり家で静養しているのに限る。だけど我は朝7時半に家を出た。貴重な休日を無為に過ごすのは嫌なのだ。

150704jindaiji05 我の中では人生何度目かの水木しげるブームが訪れており、氏の第二の故郷ともいうべき調布に足をのばしてみる事にした。川崎に出て南武線に乗り換え稲田堤駅で下車する。ここから京王相模原線に乗り換えるのだが、この駅が結構離れている。JR蒲田駅と京急蒲田駅くらい離れている感覚。雨は止んだが薄日が差す分蒸して暑かった。京王線に乗って2駅目で調布到着。前に来た時は平屋の普通の駅だったのに、今は地下3階構造に変わっていて驚いた。駅前パルコ前のバス停からバスに乗った。計画では最初から深大寺に行くつもりだったが、何となく気が変わってその先の神代植物公園前で下車した。もう10年近く前だと思うが1度来た事がある。その時の印象は「有料なわりに人工的な感じで自然感に乏しい」。これは西八王子の昭和記念公園に通じている印象で都が運営するとこうなっちゃうんだろうな。しかそんな先入観で500円を払って入園。やっぱり歩道が車道並に広くて自然感が乏しい。で早々に深大寺口から抜けたらもう緑が綺麗な趣在る風景が広がっていた。いい雰囲気だ。
150704jindaiji01 一度水生植物園の方にも足をのばしたが菖蒲も終わっていたのですぐ深大寺前まで戻ってきた。そして深大寺と言えば「深大寺そば」。これを食す為に朝飯は抜いてきたのだ。ちょっと調べたところ『湧水』という店が評判が良さそうだったのでこの店で食す事を決め店に赴く。開店予定時刻の5分前に到着したが、既に客を入れており、約半数以上の席が埋まっていた。座敷席に案内され口頭で注文。先客が大勢いた分注文から20分以上待たされる事になった。
150704yuusui00 150704yuusui01 そば処 湧水 『湧水もりそば』 750円
屋号を冠した筆頭メニューを選択。これは九割そばという、つなぎの割合が一割のそば。ただでさえ駄舌なので蕎麦の良し悪しは良く解っていない。でもうどんと違い、天ぷらなどと一緒に食べるのは好みではなく、蕎麦はシンプルに味わいたい派なのでこれで良い。実際味は美味しかったが、致命的に量が少ないと思った。日本蕎麦店は女性客前提の量なのか?男性客は大盛必須なのか?これではとても腹は満足出来ない。でも我は蕎麦がメインではないのでこれで良しとして店を出た。
150704jindaiji06 再び深大寺周辺をぐるりと散歩。小ぢんまりとしてるけどいい雰囲気で気にいった。土産物屋でそばまんじゅうとそばパンを土産に購入。鬼太郎茶屋にも寄って小さなストラップと付箋を買い調布駅行きのバスに乗った。

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