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2015年6月13日 (土)

塩原地麺

150613shiobara01 自分の中のラーメンの定義が決まったところで、我は栃木県那須塩原へ旅立つ。週末土曜は梅雨の晴れ間になるという天気予報を聞き、この好機を逃さぬよう行動に移した。朝6時過ぎに家を出て7時44分東京発の東北新幹線やまびこに乗車し那須塩原駅に到着したのは9時頃。宇都宮線に乗り換え一駅目の西那須野に移動。ここから塩原温泉行きのバスが出ているからだ。バスに1時間ほど揺られて塩原温泉に到着したのは10時20分頃だ。温泉地とは言えなかなか遙かなる旅路だった。現地は薄い雲はかかっているもののまずまずの天気。日向にいると結構陽光が厳しいくらい。箒川向こうの山の緑が見事だった。生命活動の活発さがその色に現れている。せせらぎが清涼感を感じさせる。来てよかったなあと思う。頭の中で井上陽水の「少年時代」が流れる。今年も夏がやって来たのだ。

さて話を本題に戻す。塩原にやって来た目的はずばり「スープ入り焼きそば」だ。塩原の名物となっている。その存在はかなり前から知っていたが、「これは焼きそばだ。似て非なるものだ。」と思い、地麺巡りリストからは除外していた。ところがその後、3年半前になるが千葉船橋の「ソースラーメン」というものに遭遇している。これは紛れもない地麺として認定している。この「ソースラーメン」と塩原の「スープ入り焼きそば」は何が違うというのだ?と自問してみた。そこで先述の我の定義、「中華麺をスープと一緒に食すもの」。「塩原スープ入り焼きぞば」は塩原地麺として認定し、地麺巡りとしてこの地にやって来たのだ。
前置きが長くなったが、その「スープ入り焼きそば」の元祖を名乗る店『釜彦』に向った。昭和30年、焼きそばとスープの出前の途中、スープをこぼしてしまい、乱暴にも減ったスープに焼きそばをぶちこんだというのが発祥らしい。到着したのは開店の30分も前。流石に早すぎると思ったが、何と先客2人は既に待っていて、前情報だと「平日でも昼時は混んでいて土日は行列が出来ている」と聞いたのでその隣に座って待つ事にした。日陰でしっかりとした造りの待ち席があるのはありがたい。その後店員が店前の順番表に名前を書くよう促されたので名前を記入。広い駐車場が店前に完備され店舗も大型資本の店のような立派な造り。最近移転して新店舗になったという。開店10分前くらいになると駐車場にバンバン車が駐車され、開店直後には待ちも生じたようだ。早めに来ておいて大正解。定刻に暖簾が出され名前を呼ばれ入店する。黒い木材と白い壁、天井が高い和風な造り。厨房は奥にあり見えにくかったが、男の店員2人とおばちゃん店員3人の様子。窓側に一列7席のカウンター席、2人がけテーブル席2卓、4人がけテーブル席2卓、座敷に6人がけテーブル3卓。口頭で注文。
150613kamahiko00 150613kamahiko01 釜彦 『スープ入焼きそば』 750円
別にスープ入り焼きそば専門店というわけではなく、普通の焼きそばや炒飯、ソースカツ丼なども提供していた。着丼した一杯は中太縮れ麺だしナルトものって正にラーメン!と言おうとしたけど、炒めたキャベツが異彩を放つね。昔ながらの鶏ガラと野菜を煮込んだ正油ラーメンのスープに焼きそばを入れたもの。事前の想像よりソースの味はおとなしめ。むしろ炒めキャベツの香ばしさがスープに溶け込んでいる印象が強い。スープ入り焼きそばが、焼きそばとラーメンの中間を狙った食べ物とするなら、これは明らかに正油ラーメン寄りだ。鶏肉の炒めたやつも美味しい。満足した。
続いて向ったのは『こばや食堂』。『釜彦』と並びスープ入り焼きそばの元祖と本家の間柄。こちらは今は無き『新生食堂』という店の裏メニューとして好評を得ていたものをその店主に教えを請い受け継いでいると言っている。『釜彦』から歩いて5分程度のところだが、こちらも週末は行列と聞いていたので早足で向った。すると店前にひとつだけ出されたパイプ椅子に白髪の親父が1人座っている。あらー満席かーと思ったら、その親父さんに「すぐ空くから」と言われた。店の先代の親父だったのかな?言うとおりちょうど先客が店を出るところだった。入れ替わりに入店。厨房には現店主と思しき男の店員が1人とおばさん店員4人。厨房前に一列のカウンター4席、4人がけテーブル席1卓、座敷に4人がけテーブルが5卓。いずれも満席。口頭で注文。結構待たされた。待っている間に店外に行列が生じていた。
150613kobayashyokudou00 150613kobayashyokudou01 こばや食堂 『スープ入り焼きそば(並)』 650円
この店も普通のラーメンや焼きそばはもちろん炒飯やカレーもメニューにある。我は看板メニューを注文。麺は中太ストレート。具は豚肉とキャベツの炒めたもの。こちらは強烈にソースが効いている。この酸味がいい。麺が中太ストレートなのもいい。豚肉もいい。こちらは明らかに焼きそば寄りの一杯。このB級感、『釜彦』より分かり易い味。船橋ソースラーメンを思い出す。先週行った銚子天ぷらラーメンもそうだが、地麺としての重要度は低くして後回しにしていたものの、長年頭の中でストックして食べに行きたかった塩原スープ入り焼きそば。その2大巨頭を連食出来て大満足。
この後は山間の急流の川を眺めつつ散歩をして、ほんの少し足湯に浸かり、13時前には帰りのバスに乗車。17時前には帰宅出来た。

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