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2015年5月 2日 (土)

魚津地麺

Hokurikushinkansen15050201 本日より5連休!本格的にゴールデンウィーク突入である。この混雑する時期の旅行は敬遠すべきなのだが、5日間も休みがあって外出しないなんてあり得ない。こういうのは勢いだからね。誰かが連れてってくれるわけはなし。誰の足だよ、手前ェの足だろっ!目指すは北陸、初の北陸新幹線乗車だ。

Toyamatihoutetsudou15050201 朝6時過ぎに家を出て8時前東京発の「はくたか」に乗車する。この名前は新幹線以前に走っていた特急と同じだ。行きは各駅停車、帰りは特急かがやきに乗る事にした。1ヶ月前にチケットは購入済。行きに「はくたか」に乗った理由は富山県魚津に行く為だ。黒部宇奈月温泉駅で下車し、富山地方鉄道、新黒部駅から二両編成のローカル電車に乗る。切符がレトロで旅情を煽る。20分ほど電車に揺られ電鉄黒部駅に降り立ったのは10時40分頃だ。富山には約1年半ぶり、地麺遠征としてはもう三度目になる。

1年半前に行った2度目の富山遠征は、県内各地に存在する町おこし系ご当地ラーメン、「富山カラーラーメン」を食べ歩く旅だった。富山ブラックを筆頭に、小矢部ホワイト、入善ブラウン、入善レッド(未食)、高岡グリーンなどがあった。面白そうだなあと思って行ったのだが、実際に訪問してみると虚しい思いをした。町おこし系ご当地ラーメンの存在を疑問に思うきっかけとなり、その後の地麺巡りを見直す事になった苦い思いが残った遠征だった。今調べてみると更に増殖していた。入善では凝りもせず3色目のイエロー(地元の高校が作ったウコン入)、県内のサービスエリアで提供されている海老味噌味のゴールド等…。もう何でも有りで収拾がつかない状態。きっと短命に終わる事だろう。こういうのは我が望むご当地ラーメンではない。その中でまだもうひとつカラーラーメンが存在した。それは無色、魚津クリアラーメンという。その存在は1年半前の遠征時に既に知っていたが、それは店で出されているものではなく、イベント等で提供されているラーメンだった。そんなものはご当地ラーメンとは言えない。…そう思っていた。ところがよくよく調べると、よりにもよってこの魚津にはクリアラーメンの元になった本当の地ラーメンが存在していたのだ。

Uozu15050201 電鉄魚津駅は高架にある立派な駅だが無人だ。駅を出ると快晴!でもシーンと静まり返った白昼夢のような良い味わいの地方の町の路地がある。これは我の好み!すぐ魚津に好感が持てた。駅から徒歩10分ほどの川沿いにある、これまた趣きのある店構えの店が現れた。魚津筆頭目的店『手打ラーメンやまや』だ。開店予定時刻の5分前くらいだったが暖簾がかかっていたので入店。ウナギの寝床のような奥に長い店内。年季も感じられ、いかにも町の中華そば屋といった趣。これはテンションあがるなあ。入口右手にある厨房には男の店員1人とおばちゃん店員2人。4人がけテーブル席4卓のみ。口頭で注文。前客ゼロ後客2人。

Yamaya15050200 Yamaya15050201 手打ラーメン やまや 『中華そば 並』 650円

筆頭基本メニューを注文。やや灰色がかった中太縮れ麺。具は薬味ネギ、メンマ数本、脂身の少ない小さなサッパリチャーシュー3枚。そして昆布出汁がじんわりと感じられる薄口醤油スープは透明で美しい。店の雰囲気と素朴さが前面に出たこの一杯に自然と顔がほころんでしまった。地麺巡りの醍醐味満喫といった感じ。汁一滴残さず完食した。

Uozu15050202 更に港の方へと歩を進める。つげ義春のマンガに出てきそうな漁村の路地の風景が広がり、テンションもどんどん上がりっぱなしだ。その路地を奥に進み現れたのが次の訪問店『四十萬(しじま)食堂』だ。これまたいい感じの店構えと暖簾なのだ。暖簾を割って入店すると店内が薄暗い感じもいいね。ローカル感満載の年季を感じる町の食堂。サイン色紙や額縁入の絵などが雑多に壁に貼られている。仕切られた厨房にはおばちゃん2人くらいだと思う。3人がけテーブル席4卓と4人がけテーブル席1卓。先客1人後客1人。口頭で注文。

Shitoman15050200 Shitoman15050201 大衆食堂 四十萬 『中華そば』 600円

大衆食堂なので、うどん、そば、カレー、かつ丼等のメニュー名が並ぶが、筆頭はこの中華そば。推していたのは五目中華(そば)だった。先客後客もラーメンメニューを選択していた。筆頭基本メニューを注文。これまた透き通ったスープの美しい顔をした一杯。別に塩ラーメンを頼んだのではなく、中華そばを頼んでこれが出てきたところがポイントだ。中細縮れ麺。具は薬味ネギ、メンマ、富山のカマボコ、小さなチャーシュー2枚。単なる塩スープではなく、こちらも昆布出汁が効いている感じがする。富山県民は屈指の昆布好きなのだ。こちらでも地麺巡りの醍醐味をたっぷり味わう事が出来た。「魚津クリアラーメン」などいう陳腐な言い方ではなく、正々堂々「魚津中華そば」と呼びたい。1年半前で感じた虚しさを一気に転換し富山が好きになってしまいそうな地麺巡りだった。やっぱり地麺巡りの旅はいいねー。

Uozu15050203 Uozu15050204 その後魚津港をぐるーっと一周してみた。魚津港は蜃気楼が目撃される事で有名。この日も良い天気の上気温が高く霞んでいるので蜃気楼発生に期待がもてる状況だったが、そう簡単に見えるわけでも無かった。でも遠く雪を被った僧ヶ岳を望む魚津港の雰囲気は良かったね。魚津には『吉村家』直系の『はじめ家』があるが、そういう店に行くのは我の役目ではない。魚津駅へと向かう。その途中地元のスーパーに向かい、激安のかにや富山名産のカマボコを買った。

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