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2015年1月10日 (土)

秩父地麺

正月休みはおかげさまで実家でゆるりと過ごせた。その間例によってご当地ラーメンの情報収集もした。もうほとんど出尽くしたと思っていたのだが、探してみるとあるものだ。今回もいつもお世話になっている神奈川某有名サイトから情報を得た。秩父には「珍達(ちんたつ)そば」なる地ラーメンがあるというのだ。奇天烈な名前だが「美味しいと思えるものに珍しく達した(そば)」という意味らしい。初代が営業を始めたのは昭和20年代らしいから、もう50年以上の歴史がある地麺だ。特徴は、たっぷりのネギと豚バラ肉、スープ、醤油、麺を一緒に鍋に入れて煮込む、中華料理の手法に準じた調理法だとか。名前といい調理法といい、町おこし系であろうはずが無く、紛れもない天然の地麺だ。そして秩父という土地もいい。埼玉には地麺が少なく「秩父辺りにご当地ラーメンがあればいいなぁ」と思っていたんだ。本当にあったとは!これだから地麺巡りは終われない、やめられない!

Bukouzan150110 秩父と聞くと遙かなる道のりのような気がするが、…実際遠いんだけど、今や元町から1本で飯能まで行ける時代となった。朝7時50分発の特急に乗り飯能に着いたのは9時半。途中「石神井公園」や「所沢」等を通り不思議な感覚になった。飯能から西武池袋線に乗り換え横瀬駅に到着したのは10時20分頃。今日は冬らしい晴天に恵まれた三連休初日。空気も澄んでいて横浜とは違うなあ。背後には中腹の石灰採掘場から湯気が立ち上る武甲山が望める。本日最初の目的店は駅から結構離れているが、開店予定時刻まで40分もあるので風景を写真に収めつつゆっくりてくてく歩いた。20分程度で「珍達そば」横瀬店に到着した。「珍達そば」を提供している店は2店有り、どちらもそのまま「珍達そば」を屋号に掲げている。ところがこの2店はお互い無関係なのだそうだ。神奈川某有名サイトに詳しく書かれているが、古くから営業していたのは、ここ横瀬店らしい。なのでわざわざこちらを先に訪問した。開店まで10分弱待つ事になった。定刻に開店し最初の客として入店。営業中の札に変えに来た女店員が「お待たせしてすみません」と言ってくれた。店内は清潔感があり田舎町の食堂然としている。厨房は仕切りの向こうにあるが親父さんと女の店員2人。接客は良い感じ。厨房前に一列3席と2席のカウンター席、5人がけテーブル席2卓、座敷に6人卓が二つあった。我はテーブル席に着席。口頭で注文。我が食べ終わる頃に後客2人来店。壁には「消費税が10%になるまでは現状維持で頑張ります」という旨が書かれた紙がは貼られていた。人の良い店主のようだ。

Tintatusobayokoze15011000Tintatusobayokoze15011001珍達そば 横瀬店 『珍達そば』 650円

筆頭看板メニューを注文。注文後それほど待たず提供された。底の浅い皿のような丼。その為かストレート細麺がスープ表面から出ている。その上に斜め切りされた万能ねぎと細かくきざまれた豚バラ肉。ゴマ油が香り立つ。このゴマ油の味とねっとりしたネギと豚バラ肉が初めてなのに懐かしい。スープこそ残したけど麺と具は食べきった。美味しかった。満足。

次の店に向かう為今度は西武秩父駅に向かう。途中「ここから秩父市」の看板を発見。えっ?じゃあ今までは何だったの?…後で調べたら秩父郡横瀬町だった。15分ほど歩いて秩父市役所近くの場所に2店目を発見。こちらの方が店舗は歴史を感じるが、経営はこちらの方が新しいのだという。早速入店。ちょうど2グループが退店するタイミングだった。厨房には若い男の店員とおばちゃん店員の2人。厨房前に一列5席のカウンター席、3人がけテーブル1卓と4人がけテーブル1卓。座敷に4人がけテーブル3卓。先客1人と後客3人。あっ!カウンター席の上に「関東甲信越で有名な珍達そば」と書かれている。これは横瀬店にもあったキャッチフレーズだ。繋がりを感じる。口頭で注文。

Chintatusobahigashichyou15011000 Chintatusobahigashichyou15011001 珍達そば 東町店 『珍達そば』 700円

こちらもほとんど待たずに配膳されてきた。もうおぼんの方にスープがこぼれまくっている。でもそれは丼の方にスープが溢れるほど入っているという事だ。横瀬町店に比較し50円高いけど、それに見合う形でボリュームが凄い。ネギ好きの我からすれば嬉しいビジュアル。博多ラーメンと同じ極細ストレートも意外なほどこの具と合っている。そしてゴマ油の風味がガツンと来る。珍達そば、好きだなぁ。秩父の地に隠されていた宝物を掘り当てたようで、地麺巡りの原点に回帰した思いだ。

店を出て西武秩父駅に向かい時刻表を見ると、次の電車は1時間後だった。仕方ないので併設されている仲見世通りで「わらじカツ弁当」と「味噌ポテト」を土産として購入した。また1度の乗り換えだけで終点の元町・中華街に戻った。

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コメント

珍達そば、東町店の方が勢いがある感じですね。
それにしても秩父から元町まで、乗り換え一回ですか。
改めてビックリです。

サトウ様、コメントありがとうございます。
久々に地麺らしい地麺に出会えて満足しました。
ほとんど縁の無かった西武池袋線との直通乗車はやっぱり不思議な感覚でしたね。

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