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2014年11月15日 (土)

辣油蕎麦

雲ひとつない秋晴れの土曜の休日。今日は出かけるぞ。

我は地麺巡りの旅以外の通常の休日は横浜市内の新店訪問が慣例となって久しい。しかし全国地麺巡りの旅も一巡し落ち着いてくると、この市内新店食べ歩きが多くなる。新店は店員自体が不慣れで味も安定していないし、並ぶことが多く時間を要する事も多い。本調子ではない(かも知れない)状態で、しかも時間を浪費させられるのは、評価される側も評価する側も両方共不幸なタイミング。記事を書いていてもあまり面白くないしね。ならば安定した老舗に訪問すればいいのだけれど、それでは同じ店に繰り返し行く事になり新店開拓よりつまらない。ワクワク感がない。そんな訳でどうしたもんだろうと思案したところ、じゃあ東京に出てみようという気になった。

狙うはともかく変わったものを食べさせてくれそうなところ。偶然にもそんな店を見つけた。そこはラーメン店でも無かった。蕎麦屋だ。屋号は『なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。』。名は体を表す。そのまんまな屋号だ。昨年6月13日に開店したらしい。東横線に乗り副都心線東新宿駅で降りる。初めて降りる駅だ。位置的には新大久保の西、A2出口の明治通り沿い。すぐに店を見つけた。しかもちょうど店員が営業中の札に変えたタイミングだった。早速本日一番乗りの客として入店。入口脇に券売機。厨房に男の店員2人。L字型カウンター10席と2人がけテーブル2卓。店の構造は完全にラーメン店と同じ。蕎麦屋には見えない。後客1人。

Nazesobaniraayuwoirerunoka00 Nazesobaniraayuwoirerunoka01 Nazesobaniraayuwoirerunoka02 なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。

『肉そば(中)』 790円

筆頭メニューを注文。他に鶏そば、とろろそば等がある。小中大と麺量が選べるが全て同一料金。麺は蕎麦にしてはかなりの太麺。蕎麦元来のかたさも相まってかなり咀嚼力を要して食いでがある。具はザンギリネギと大量の胡麻、きざみ海苔、あと豚肉。食べているとネギと胡麻が口内でキュッキュと鳴る感じがして広島冷麺を思い出した。卓上の揚げ玉を投入すると更に食感は楽しいものになる。そして最大の特徴はそばつゆにラー油が入っていることだ。それだけでもう日本蕎麦からかけ離れたジャンクな食べ物に一変する。はー、これは驚きだ。これ良く発見したね。普通そばつゆに間違えてラー油何か入れないよね。…あっラーメンも蕎麦も出しちゃう立ち食いそば屋みたいなところではあり得るか、酔っ払ってとか。調べたところこのラー油蕎麦の元祖は新橋の『港屋』という蕎麦屋だとか。新橋の酔っぱらい親父が間違えて入れちゃって「これイケルぞ!」って事になって後日仲間に「オレの裏ワザ」とか言って自慢したりしたのが始まり…とか勝手な空想をしてしまった。空想話はこれまでとして話を肉そばに戻そう。食べ進めるとやはりラー油なので辛い。しょっぱ辛い。ラー油が唇に塗り重ねられる感じ。なので途中で卓上に置いてある無料の生卵をそばつゆに投入。一気にまろやかになりとろみも出る。この味変で最後まで食べられるようになった。元がしょっぱ過ぎるので生卵2個投入しても良いくらいだ。日本蕎麦なのに、しょっぱ辛くてボリューム有り。若者向け、労働者向けの食べ物になっている。もうこれはラーメンのカテゴリーの店と言っていいのではないだろうか?完全に近辺のラーメン店の強力なライバル。広まったら面白いことになりそうだ。日本蕎麦の逆襲という感じ。期待通りに既成概念にショックを与えるような一杯を食べられ満足した。

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