カテゴリー

2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

« 日吉金太 | トップページ | 啓介鶏王 »

2014年11月28日 (金)

銀座蛤鴨

Ginza20141128 本日は講習受講の為、東京へ直行。夕方4時半前に講習は終わり早々に帰宅…などという事があるはずもなく、ラオタはラオタらしく行動に移った。講習の場所が銀座近くだったので事前にリサーチしたところ『九代目けいすけ』の屋号が目に飛び込んできた。「けいすけ」!すっかり忘れていた。我が本格的な地麺巡りの旅に乗り出す前、都内の有名店を食べ歩くごく普通のラオタだった頃、当時の東京のラーメンを象徴するような存在として見ていた。地麺巡りに乗り出した後もコレクション的に初代から7代目まで食べ歩き制覇していたんだった。それからすっかり忘れていたが、「けいすけ」も銀座に出店するまでになっていたのか!しかも九代目だって。あれ?八代目は?と思って調べたけど八代目は飛ばしているようだ。早速店に向かうとあれ?準備中。通し営業では無かったようだ。営業再開予定時刻までまだ1時間ほどあるので別の店を先に行ってしまおう。タブレット端末で付近のラーメン店をリサーチ。すると同じ通りに『むぎとオリーブ』という、ラーメン店らしからぬ店名がひっかかった。本当にすぐ近くだったので行ってみると営業中の札が出ていた。今年の2月4日に開店した店だという。南欧風の可愛らしい店構え。入店すると入口脇に券売機。珍しくプラ板食券機だ。厨房は奥にあり緑色のエプロンが特徴的な男の店員が2人。店主は洋食出身だとか。最初女の子店員がいたが、我と入れ替わりのタイミングで業務終了したらしく店を出て行った。逆L字型カウンター15席。前後客ゼロ。

Ginza_noodles_mugiolive00 Ginza_noodles_mugiolive01 GINZA Noodles むぎとオリーブ

『蛤SOBA』 950円

筆頭は「鶏SOBA」、次に「蛤SOBA」、三番目に「鶏・煮干・蛤のトリプルSOBA」、各々に特製があった。「鶏SOBA」は面白みがなさそう。「トリプルSOBA」は、混ざり合ってよくわからなくなりそう。なので2番目の三重県桑名産蛤100%使用という「蛤SOBA」を選択した。麺はかために茹でられたやや茶褐色の細麺ストレート。確かに蕎麦を彷彿とさせる。食感が良く我の好み。具は白ネギのきざみ、三つ葉、焼いた山芋2本、紐のように1回結ばれた奇妙なナルト、蛤6個、海苔1枚、レアな感じの低温調理鶏チャーシュー3枚。もう具からしてひと捻り、ふたひねりしてある。こんなナルトは初めてだし、焼いた山芋も初めてだ。そしてスープだが、これが絶品という表現をしてしまっていいと思う。しっかりと醤油の旨味をメインに据えて、後味に蛤の旨味が出ている。鶏油が表面にコーティングされているのでラーメンらしい満足感が得られる。あまりの旨さについついスープだけどんどん飲んでしまい、麺量とのバランスが崩れてしまうほどだった。結局は汁一滴残さず完食マークを出してしまった。値段が銀座価格であるが、質と雰囲気で納得してしまった。大満足して店を出た。

『九代目けいすけ』の夜営業開始時刻までまだ30分くらいある。しばらく夜の銀座をぶらついてみたものの、我が興味を惹かれるようなものがあるはずもなく結局は元の通りに戻ってきてしまった。この通りはちょっとしたラーメン店通りになっていて先の2店だけではなく「九州じゃんがら」や「東京油組総本店」などが軒を連ねていた。それらは通し営業だったので入店したくなってしまう誘惑をこらえ、またブラブラしながら開店時間を待つ。3分前くらいに店の前に行くと既に女性客一人が開店待ちをしていた。定刻に暖簾が出され入店。店入口脇に券売機。厨房には男の店員2人と女の店員1人。4人がけテーブル席2卓。BGMはJAZZ。先客1人後客5人。最初の後客3人は外国人3人だった。ラーメンを待っている間冊子メニューをパラパラと眺めた。各店舗リストを見ると、5代目は金沢に移転していたり、シンガポールに6店舗展開していたりと、「けいすけ」の現状を知ることが出来た。この九代目は今年8月20日に開店したらしい。

9th_keisuke00 9th_keisuke01 銀座 鴨そば 九代目けいすけ

『芳醇 鴨そば』 900円

筆頭基本メニューを注文。こちらも銀座価格なのか基本でこの値段。9代目は鴨がメインか。鴨重1600円なんてのもある。鴨で思い出すのは、かつて町田の外れにあった、ラーメンマニア御用達のような店『勇二』の合鴨ラーメン。あれはそのまま鴨南蛮だった。だからどうせそんなようなものなのかな?とあまり期待しないでたべたのだが、それはいい意味で裏切られた。麺は平打ち気味の中太ストレート。具はほうれん草、メンマ、ナルト1枚、鴨肉チャーシュー2枚。薬味ネギ白緑2種は何故か別皿で提供された。スープは醤油の味が上品に際立つ。鴨は後味にくる。はー、こりゃ美味いわ。やっぱり流石は東京銀座って思ってしまった。

『むぎとオリーブ』でもそうだが、一般的ではない食材を使用しながらちゃんと醤油ラーメン然としているんだよ。いくらラーメンという料理が懐が深いからと言って「ラーメンらしさ」を壊してしまうような無茶な事をする店を今まで結構見てきていた。でも今日の2店は、ラーメンとして成立させようとする強固な意志を感じた。独創的な、奇妙な一杯を求めるのは我のようなラオタぐらいで、普通の人は美味しいラーメンを食べたくて店の暖簾を割るんだからね。よく考えれば当たり前の話なんだけど、それを見失っていた気がして反省してしまった。

« 日吉金太 | トップページ | 啓介鶏王 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 銀座蛤鴨:

« 日吉金太 | トップページ | 啓介鶏王 »