カテゴリー

2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

« 富川本店 | トップページ | 唯我独尊 »

2014年10月11日 (土)

芦別地麺

秋の大連休、宗谷岬を初め未訪問の道北地方に行ってみたいというのが今回の旅のきっかけだったのは間違いない。でも我の旅はもはや地麺と切り離せなくなっている。そこで道北の地麺を調査したら、出るわ出るわの地ラーメン。でもそのほとんどが町おこし目的のもの。それでも見つけてしまったら気になってしょうがない。なので今回の旅は半ば地麺巡り復活のようになってしまった。その最たるものは、今旅、道北遠征のルートとは違う、道央、空知地方にある芦別市まで行ってしまった事だろう。富良野中心部から車で片道1時間ほどのところにある芦別市。その昔炭鉱で栄えた町だったらしい。そんな芦別には「ガタタンラーメン」という地麺がある。ガタタンとは「含多湯」と書き、とろみのある塩味の中華スープ料理の事。戦後満州から引き上げた人が芦別駅付近で営業を始めた店「幸楽」。その店のまかないとして作られたものがガタタンのはじまり。当時の炭鉱夫などに人気となったのだという。白菜、人参、タケノコ、イカゲソ、エビ、帆立、豚肉、山菜、ちくわ、溶き卵などが入っている。芦別の名物だそうだ。これをラーメンにかけたものがガタタンラーメンというわけだ。半分中華料理店みたいな店の、屋号を冠したメニューってたいがいこれに似たあんかけラーメンが出てくるんだよ。そういう類の一杯なのか、似て非なるものなのか実食あるのみ。

発祥の店『幸楽』は既に閉店してしまった。「ガタタン」を懐かしむ元炭鉱夫は多く、その声に応えて「ガタタン」を復活させた店が上芦別市街にある平成2年創業の中華レストラン『宝来軒』だ。この店へ訪問することにした。夜の部開店予定時刻5時の5分前に到着したが暖簾がかかっていたので入店。もちろん先客はいない。厨房にはおじさん店主とおばちゃん店員3人。厨房前に一列のカウンター5席と4人がけテーブル5卓。さらに座敷に4人がけテーブル2卓。店内はやや大きめの中華食堂という感じ。メニューをみるとものすごいメニュー数。60品目以上あるらしい。その中でもガタタンシリーズと言われる構成が凄い。普通のガタタンはもちろんのこと、ガタタンチャーハン、ガタタン春巻、さらには中華の枠を超えてガタタンリゾット、ガタタンドリアなんてものまである。我は迷わずガタタンラーメンだ。口頭で注文。後客1人。

Ashibetuhouraiken00 Ashibetuhouraiken01 Ashibetuhouraiken02ラーメンレストラン 宝来軒 『ガタタンラーメン』 1000円

着丼したがとてもラーメンには見えない。間違えてただのガタタンが出されたのかと思った。箸で丼の底の方を探ると黄色い縮れ麺が見えた。もうこれはラーメンにあんかけをかけたものとは違う。具材が多すぎる。何よりスープと言うより全て餡。ガタタンの中に麺を忍ばせたと言った方が良い。塩味の玉子とじあんかけ。かなりボリュームがあったのだが、ほぼ平らげてしまった。なんかね、ラーメンというより麺の混じった中華料理を食べたって印象が残った。これだけの為だけに芦別に訪れた我であった。

完全に日が落ちた夜の芦別から滝里ダムや空知川沿いに約1時間かけて今夜の宿泊地の富良野中心部に戻ってきた。昨夜と違いコテコテのビジネスホテルだ。

« 富川本店 | トップページ | 唯我独尊 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 芦別地麺:

« 富川本店 | トップページ | 唯我独尊 »