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2014年10月31日 (金)

海外方針

久々に『新横浜ラーメン博物館』に出向く事にした。調べてみたら1年10ヶ月ぶりだった。何故そんなに間が空いたかというと、やはり最近のラー博に魅力を感じなかったから。『頑者』とか『砦』とか比較的近場で珍しさを感じない店や、見知らぬ海外の店が入っていたりしてるからね。かつて『道の駅』や『大砲ラーメン』などの強烈な存在感を放つ店があった時代を知っている身からすればやはりトーンダウンと感じてしまう。

でもよく考えてみればこれは仕方がないのかも知れない。ラー博側からすれば、ここはラーメンに関する知識を深めてもらう為、全国各地のご当地ラーメンをその舌で感じてもらうという目的がある。曲がりなりにもここは博物館なのだから。巷に溢れるラーメン集合施設一線を画する。入場料をとっているのはそこが違うという事だから。

でもそれって簡単な事ではない。チェーン展開している店ならいざしらず、地元の小さなエリアでほとんど馴染客に囲まれて家族経営しているような店側からすればかなりのハイリスクだろう。地元で絶大な支持があるのに、わざわざ横浜くんだりまで貴重な人を派遣して、慣れない厨房で水も違う、観光客がどっと押し寄せ仕事のリズムも違う、などといった環境で店を回していくのは大変だろうと素人でも想像がつく。評判を落とせば本店の看板に傷がつくし、ましてや人も出すとなると本店のローテーションにも影響して本店の味にも影響が出る場合もあるだろう。…などと考えると二の足を踏んでしまうのも仕方ないと思える。そんな余力がある地方の有名店なんてそうそうあるわけではない。全国のご当地ラーメン店を集めるといった路線は限界に来ているようだ。

そこでラー博が考えたのが海外路線。過去(地方の老舗)が限界なら未来に目を向けるという事は自然の流れだ。日本も今文化輸出に力を入れている。それは需要があるからだ。ラーメンも同じで海外でも評判が良いと聞く。ラーメンの海外進出はラーメンの未来形と言える。なかなかいい考えだとは思う。海外のラーメン店を呼ぶなんてラー博ならでは。普通のラーメン集合施設ではまずあり得ない。でも…いくら何でも時期尚早。今は日本人が海外に行って店を出している段階。食材調達とかで苦労して地元の食材を使う等工夫はしているようだけど、それ以外は日本の最近のラーメン店ほぼそのまま。開店1年前後程度の店をラー博で出されてもね。実際以前出店していた『IKEMEN』というつけ麺店なんて、普通のラーメン集合施設に出店している店より面白みが無かった印象を受けた。畑を耕し種を埋めたばかり。いずれ現地の人に伝わって、むしろ間違って伝わって独自解釈された料理が現地の人に受けた、というのなら面白いとは思うけど。でもそれは日本人には受け入れられないものなんだろうなあ。

前書きが長くなったが、そんな事を考えながら迷走中のラー博を訪れてみる事にした。何だかんだと言いながら、今までご当地ラーメンの知識を得る事に関してはラー博にはお世話になったし、応援したい気持ちはあるんだよ。それに頑張れば会社帰りにラー博に行けるというのは得難い環境だし、活用しておきたい。新横浜で途中下車。年間パスポートはとっくに切れてしまった。年3回訪問して初めて元が取れるのだが、今まで得した事はない。でもお布施のつもりで今回も年間パスポートを購入し入場。まず向かったのが一昨日29日に開店したばかりだという『NARUMI-IPPUDO』。『頑者』の跡地に入っている。そのまま『一風堂』社長、河原成美氏がフランスをイメージしてプロデュースした店。実際フランスにこのスタイルで出店しているわけではない。先に書いたように、海外進出中の未熟な店を出店させるより、客を満足出来る実力がある店に任せようという苦肉の策だろう。到着時行列はなし。店前券売機で食券を買う。内装は白でカラフルなフランスの国旗が飾られている。

Narumiippudo00 Narumiippudo01 NARUMI-IPPUDO

『黄金に煌めく超絶~コンソメヌードル~』 980円

麺はフランスパン専用小麦粉で作ったという。独特の粘度を感じる。具はレッドオニオン、きのこのソテー、上にルッコラで彩りを加えている。そしてローストビーフ。そしてスープはブイヨンと昆布などの出汁を合わせたものだという。今まで洋風を目指したラーメンというのはいくつか食べた事があるが、これは見事なほどバランスがとれた一杯。素直に美味しかった。味は満足。でも価格は難有り過ぎで量は少なかった。

次に狙ったのが未訪問の店、ドイツ・フランクフルトからやって来た『らーめん無垢』。やけに空いているなあと思ったら、なんとこんな札が券売機にかけられていた。

Ramenmuku02 えっ?そんな事あるの?仕方なく隣の『麺の坊 砦』へ。こっちはちょっと並んでいて3分くらい店の前で待った。あっ近所の期待の新店『地球の中華そば』の名刺が置いてあるぞ。

Torideshinyokohama01 麺の坊 砦 新横浜ラーメン博物館店

『砦らぁめん(粉落とし)』 770円

このところ豚骨ラーメンが食べたかったんだよ。なので美味しく食べられた。博多系は食感に特徴があってよいね。ラーメンを食べたという満足があった。

店を出ると何と隣の『無垢』が「営業再開しましたー」と呼び込みをやっていた。何だよータイミング悪いなあ。仕方ないなぁと次回に回す…決断力も無かったのでそのまま入店してしまった。『IKEMEN』の跡の店舗だ。店内は木材を多用した綺麗な造り。ガラスケースの冷蔵庫にビールが充実している。カウンターには缶詰が綺麗に山積みされているなど何となくおしゃれな雰囲気を醸し出している。

Ramenmuku00 Ramenmuku01 らーめん 無垢-muku- 『無垢ラーメン』 900円

屋号を冠した看板メニュー。麺はピザ用の小麦粉を使っているらしい。やや平打気味の中太縮れ麺。薬味ネギ、ほうれん草、半味玉、炙りチャーシュー1枚、海苔1枚。スープは豚骨醤油。前評判では家系によく似ていると聞いていた。確かに近いけど見た目より家系っぽくはない、別の豚骨醤油スープな感じ。でもこれはなかなか美味しい。3杯目だけど満足出来た。

ラー博サイズとはいえ1日でレギュラーサイズ3杯。3連休前とはいえ無茶し過ぎた。

2014年10月26日 (日)

地球中華

今日はいよいよ近場に出来た話題の新店に挑む事にした。長者町一丁目交差点近くに出来た『地球(ほし)の中華そば』だ。もう開店前から雑誌等に紹介されるという異例の扱い。店主は『麺の坊砦』@ラー博の元店長で、『ちゃぶ屋』@護国寺等でも修行経験がある人らしい。こういう有名店にいた人が店を出すとなると、マスコミも情報を得やすいという事だろう。いや、以前この店舗にあった『龍家』を思い出すとエライ違いだなと思ってね。ラーメンブロガーと呼ばれる人達からもほとんど無視されていた存在だった。あの店はコテコテの場末系ラーメン店だったからなあ。我は一度入店したけど。そして今回の店は屋号も凄い。もう開店前から話題店になるだろうなーという印象を受ける屋号だ。屋号って大事だね。

今日は空に雲は多いものの良い天気。近場という事で家から歩いて店へ向かった。そうしたら意外と早く到着し、開店予定時刻30分も前だった。当然店前には誰もいない。まあいいやと店前の小さな椅子に座って待つことにした。そうしたらその直後に人が横に座った。その後どんどん人が並び行列が出来ていた。入口には当分の間昼営業のみに限定するといった貼り紙が貼られていた。開店予定時刻ピッタリに暖簾が出された。早速入店。入口脇に券売機が設置されている。中は『龍家』時代と大きく変わり、完全にラーメン店のように改装されていた。その厨房には若い店主とさらに若い男の店員の2人。女性店員が1人接客係となっている。その厨房の前に一列7席のみのカウンター席。内装は白。何となく『鶏喰』と雰囲気は似た印象を受けた。
Hoshinochyuukasoba00_2 Hoshinochyuukasoba01_2 地球の中華そば 『特製 地球の塩そば』 1000円
券売機筆頭のメニューを注文。麺は中細ストレート。自家製麺でやや灰色をしている。この麺が食感が良く美味い。具は白髭ネギとかいわれ、メンマ数本、揚げエシャロットとカラフルな粒粒は何だろう?鶏つみれ、豚と鶏のチャーシューがそれぞれ2枚づつ。黄身トロリの味玉丸1個。この2種のチャーシューと味玉、いちいち美味しいんだよ。そしてスープはラーメンらしく、良い意味で油を感じる。じんわりと貝と昆布、魚介の旨味が詰まった感じの塩スープ。汁一滴残さず完食。憎らしいくらいの完成された一杯だ。
店を出ると店の前には20人位の行列が出来ていた。交差点を渡りコンビニで買い物をしただけで歩いて家路についた。今日は曇りという天気予報だったが、結構日差しがあり暑かった。

2014年10月25日 (土)

濃鶏白湯

先週川崎の『利八』を訪問するにあたり、付近の店も調査したところ、面白そうな店を発見したので本日行ってみる事にした。『麺匠ようすけ煮鶏亭』という店だ。昨年2月に開店したそうだ。てっきり個人店かと思ったら、中野に本店があり川崎を含めて3店舗展開している鶏白湯メインの店らしい。いかに都内のラーメン事情に疎くなっているかという感じ。日曜定休なので先週連食は叶わなかった。なので土曜の今日に行ってみようと思ったのだ。

桜木町から京浜東北根岸線に乗り川崎まで出る。目的の店は川崎市役所のある交差点付近というから駅から10分ほど歩いた。歩道橋を下りてすぐに白い提灯がかかった目的の店を発見した。早速入店。人によっては悪臭と感じる強烈な匂い。入口脇に券売機。厨房には若い男の店主とおばさん店員の2人。その厨房の前に奥に伸びるL字型カウンター10席。先客2人後客2人。ほとんど待つ事なく着丼。
Yousukenidoritei00 Yousukenidoritei01 麺匠ようすけ 煮鶏亭
『濃厚鶏白湯ラーメン』 750円
筆頭メニューを注文。メニューには濃厚ではない普通の鶏白湯も用意されていた。麺はややかために茹でられた中細縮れ麺。具は青ネギの小分け切り、玉ネギのみじん切り、穂先メンマ2本、低温調理の鶏チャーシュー2枚。彩りとして糸唐辛子。スープは塩味だが鶏の旨みが前面に出てやや甘さを感じる。商品名に偽りなく本当にドロドロで、ほとんどレンゲは使ってないのに、麺を啜っているだけでスープがみるみる減っていった。満足のいく一杯だった。
駅に戻りラゾーナで買い物をしてから帰路についた。

朝大桟橋

横浜市内の興味深い話を知る事が出来る「はまれぽ」という面白いサイトがある。そこに港の近くにある食堂2店が紹介されていた。1店は平日のみの営業だったが、もう1店は土曜日、しかも朝10時から営業しているというので行ってみる事にした。このところ『波止場食堂』ばかりに行っていたけど、他にもあるんだね。

Minatonomieruokakouen20141025 先週より2時間遅い出発となったが、今日も家から歩いていくことにした。この時期は暑すぎず寒すぎず爽やかな気候なので、散歩をしないと逆にもったいない。しかも山手の丘沿いに外人墓地、港の見える丘公園など横浜観光名所を巡りながら徒歩だ。気分が良い。大桟橋までは山下公園の前を通り歩く。もう金木犀の匂いもしなくなってしまったが、銀杏の臭気も無くなっていいた。
大桟橋に到着すると目的の店はすぐ見つかった。大桟橋総合ビルにある『大桟橋食堂』だ。横浜港湾飲食企業組合の店らしい。屋外からの入口から入店。小さな食堂。真ん中に仕切りがあり、向かい合わせに5席ずつ配置されたテーブルが2列、窓際に一列5席のカウンター席。厨房には爺さんが一人。口頭で注文。セルフ方式で自分で取りに行き、その時料金を支払う。前後客ゼロ。窓際のカウンター席に座った。
Oosanbashisyokudou00 Oosanbashisyokudou01 大桟橋食堂 『カツカレー』 600円
定食にはいかず我の好物カツカレーを注文。味噌汁付きだ。もう完全に学食のカレー。玉ネギも入っていて甘いルー。カツもいたってフツーの薄さ。量もおとなしい。学食レベルのヤツなので600円は安いという感じはしなかった。
Oosanbashi2014102502 店を出た足でそのまま大桟橋へ行ってみた。そこには巨大な豪華客船が停泊していた。南ヨーロッパ、マルタ船籍のセレブリティ・ミレニアムという船らしい。なかなかカッコイイ。全長はランドマークタワーと同じ大きさなのだそうだ。各部屋にテラスがあり、多くの白人がサングラスをかけ優雅に本を読んでいる姿を見かけた。こういう世界もあるんだなあと思った。
ここまで来たんだからと、その後桜木町まで歩いてみた。

2014年10月24日 (金)

呪文家系

今日は金曜日。良い天気だ。会社帰り関内で下車し有隣堂などに寄り買い物。そして今日こそ近場に出来た話題の新店に行ってみることにした。歩くこと8分ほどで目的の店の前に到着。ところが…やっぱりというかCLOSEの札がかかっていた。これだから新店なんだよなー。なってない。仕方ない。近場の『みずき』で済ませるか…とも思ったが、せっかくの金曜日、ここで妥協はしたくない。そう思い地下鉄に乗りわざわざ上大岡まで出た。地上に出て鎌倉街道を弘明寺方面へ少し進み京急陸橋の手前ぐらいに出来た新店の家系ラーメン店『ぱるぷん亭』へとやってきた。8月6日に開店していたらしいが全くのノーマークだった店だ。このふざけた屋号はドラクエの呪文から来ているのだろう。だが我はドラクエなどは復活の呪文で断念したクチだ。などと思いながら入店する。入口脇に小さな券売機。厨房には大柄な男の店主ただひとり。そして奥に伸びるウナギの寝床のような店内には一列のカウンター7席のみ。入店時前客ゼロでちょっと異様な雰囲気だったが、我の後にゾロゾロと後客が来てちょうど6人で満席。カウンターの上には薀蓄が書かれた黒板が掛けられていた。

Parupuntei00 Parupuntei01 横浜家系らーめん ぱるぷん亭

『醤油豚骨(麺かため・油多め)』 700円

筆頭メニューを注文。醤油だけではなく、塩、味噌、辛味噌がある。家系は太麺であるなら縮れもストレートも受け入れるのだが、こちらはストレート派。なかなかいい感じ。スープは比較的濃厚な感じ。何となく『豚骨番長』っぽい感じがした。但し値段が少々高め。ラーメンはまだ許容値だが何とライスが150円!深夜まで営業しているらしいから酔った客狙いなのかな。久々のチェーン店ではない独立系の家系ラーメン店、頑張って欲しいところだ。

2014年10月22日 (水)

日吉日出

雨の水曜日。定時退社の日なので早々に退社。近場に出来た話題の新店に行こうとも思ったが、雨の中行く事もなかろう。だからと言って既に訪問済の店に言っても新鮮味が無いので、あまり話題にあがることが少ないであろう新店に行くため、日吉に行く事にした。雨の中云々言っていながら日吉かよ!でも日吉なら駅から徒歩1分圏内で店選び放題だし、帰宅にも都合がいいのだ。

さて今日狙うのは『日の出らーめん』日吉店。『日の出らーめん』は「サンライズキッチン」という会社を立ち上げFC展開をしているが、このところ苦戦しているようだ。ここ日吉に昨年9月日の出らーめんのサードブランドとして立ち上がった二郎系ラーメン店『肉を喰らえ!!』日吉総本店だがあえなく総本店のみで閉店。その跡地に出来たのが何と日吉駅前浜銀通りにあった『豚骨番長』日吉店。至近距離に移転だ。サンライズキッチンの本拠地もここになったようだ。
Tonkotubancyouhiyoshi03 豚骨番長 日吉店
で、元々『豚骨番長』日吉店があった場所に入ったのが、『日の出らーめん』日吉店。直営店としては4店舗目となる。今日はこの新店に入る事にした。入口脇に券売機。厨房には男の店員2人と大陸系の女店員1人。中は居抜き…と言っていいのかそのまま。先客ゼロ後客4人。
Hinoderamenhiyoshi00 Hinoderamenhiyoshi01 日の出らーめん 日吉店
『濃厚煮干しらーめん』 780円+『味玉』 100円=880円
最近流行りと言われる台湾まぜそばにしようかとも思ったが、やっぱりラーメンが喰いたい。なので上記のメニューを注文。麺はブリブリの縮れ太麺。具は薬味ネギ、穂先メンマ2本、海苔1枚、ナルト1枚、チャーシュー1枚。味玉は黄身トロリ。背脂たっぷりの濃厚煮干しスープ。ちょっと麺に違和感を感じた。ちょっとかたすぎるし。個人的にはこのスープには細麺ストレートが似合うと思う。と言ってもこの麺が日の出らーめんらしさだもんな。仕方ない。
早々に日吉から立ち去った。

2014年10月19日 (日)

川崎葉月

昨日に続いて今日も好天に恵まれた日曜日。ようやく道北遠征の記事が全てアップ出来たので今日は川崎まで買い物に出かける事にした。ヨドバシカメラに行ってUSB変換アダプターを購入した。その時破損してしまったポイントカードを新しいものに更新してくれた。今まで折れているのに店員は換えてくれなかったんだよ。良い店員に会えて良かった。

さて昼飯。ラーメンシンフォニーやラゾーナ川崎のフードコートなど店の入れ替えが行われたようだが集合施設などに行ったってしょうがない。駅からちょっと離れていたが、第一京浜沿いに今年の6月13日に開店したという『麺屋利八(りはち)』に行ってみる事にした。途中仲見世通りを抜けたのだが路上に屋台が並んでいる。しかもテキ屋のそれではなく、夜の商売している人達がソーセージやら焼き鳥を焼いていたりしていた。今ググッてみたら「いいじゃん・かわさき」という、駅東口6商店街でおこなっているイベントらしい。川崎らしい夜のにーちゃんねーちゃんが黒服着たままソーセージ焼いて売っている姿は微笑ましい感じがした。
第一京浜を渡って店に到着したのは開店予定時刻の12分も前。流石に早すぎたけど、今更どこかに行ってもしょうがないので店前の丸椅子に座り開店を待つ。開店3分前にもなると開店待ちの客も現れた。開店予定時刻から2分ほど遅れて開店。厨房には男の店員1人と女店員1人。ネット上の情報や写真によると雪が谷大塚にある名店『葉月』のらぁめんによく似たラーメンを出していた。実際かなり似ているようで、ハイレベルな一杯が評判になっているという。でも店主が『葉月』出身かという明確な情報は無かった。L字型カウンター10席のみ。初回は我を含め5人、その後3人ほど追加で入店。口頭で注文。
Menyarihachi00 Menyarihachi01 自家製麺 麺屋 利八 『特らぁめん』 1000円
『葉月』に似ているというので特らぁめん注文。調理時間は結構かかってたな。出てきた一杯は正に『葉月』だった。極太麺は200g。麺量が多いのも同じ。具は水菜、極太メンマ数本、海苔3枚、味玉丸1個、赤い縁の炙りチャーシュー3枚。豚骨濃度が高いスープに強めの魚介出汁が合わさり絶妙な味になっている。我が感じた正直感想は紛れも無くこれは『葉月』の一杯。これはもう『葉月』で修行経験があるだろう。そのまますぎだ。何かの事情で明かせないようだ。でもこうして食べてみると『葉月』の個性が際立ちひとつの系列を形成して広まって欲しいなと思ってしまった。大手資本のチェーン店なんかに負けないで欲しい。
駅に戻って驚いたのだが川崎駅前に大きな「石敢當」があった。これは沖縄に行った事がある人しか気づかないのではないだろうか。Kawasakiisigantou01

2014年10月18日 (土)

通町家系

以前『かまくら家』という家系ラーメン店が鎌倉街道沿いにあった。六角家姉妹店で家系の中でも古株だったが、いつの間にか閉店していた。今どき珍しい汚い店で味があったんだけどね。その跡地あたりに新しい家系ラーメン店が今月8日に開店したというのでいってみた。屋号は『田上家(たがみや)』。田上というのは店主の名前なのかな?もう店舗自体を建て替えたようだ。それはそうだよな。早速入店。入口に券売機。厨房には男の店員2人とおばちゃん店員1人。白い壁と赤いカウンター席という王道の家系の内装って感じ。L字型カウンター12席。先客8人後客5人。

Tanoueya00 Tanoueya01 横浜ラーメン 田上家

『ラーメン(麺かため・油多め)』 700円+『ライス』 50円=750円

メニューはラーメンとチャーシューメンのみ。後はトッピングだけという男らしさ。ライスは50円という安さでおかわり自由。ラーメンはもう直系スタイル。麺は黄色い縮れ麺。チャーシューもちゃんと燻製チャーシューでまるっきり直系だ。結構味が濃い。味濃いめにしたらえらい事になってた。道北遠征後初の家系。横浜ご当地らーめんだなあと改めて感じた。雰囲気も昔を思い出すスタイルで好き。良い店が近くに出来た。だけど場所が微妙にアクセスが悪いんだよな。でも再訪することになるだろう。

12時半くらいに帰宅出来た。

散髪前食

Minatonomieruokakouen01 そろそろ髪の毛が伸びてうざったくなってきたので関内近くの床屋に行く事にした。既に昨日電話して朝イチの9時半からで予約済。天気予報を見ると比較的天候は良さそうなので、また『波止場食堂』で歩いて朝食を食べてから、また歩いて関内に向かう事にした。朝の散歩は気持ちい。山手の丘沿いに散歩していて気がついたのだが「横浜女子商業高校」って、「中央大学付属校」になって移転したんだね。今頃気がついたよ。「中央大学」って看板が出てて驚いた。フェリス女学院は流石に健在みたいだけど、ちょっと前までは「セント・ジョセフ」なんかもあって女子校ばかりの独特の風景があったものだが、今や昔になってしまったんだなあ。

そんな事を思いながら港の見える丘公園から新山下に降りて『波止場食堂』到着。先客ゼロという寂しい状況。厨房にはおじちゃんとおばちゃんの2人のみ。券売機のボタンを押す直前におばちゃんが注文を読み上げるのは健在。後客1人のみ。
Hatobasyokudou08 Hatobasyokudou09 波止場食堂 山下中華店 『豚汁定食』 410円
今日はとん汁定食。というかアジフライ定食?ソースは卓上に無いので受取口付近に取りに行った。ご飯や豚汁は一般より量が多い。パクパクと食べた。朝食をしっかり食べると健康的だね。
秋の爽やかな朝の山下公園付近を歩いて関内へ向かった。だいたい予定通りに床屋に到着。短めにサッパリしてもらった。その後イセザキモールで買い物をした。

2014年10月17日 (金)

博多秀吉

二週連続で大型台風が通過した日本列島。御嶽山噴火もあり災難続きであるけれど、日本の大地が活きている証拠だ。我はといえばまだ道北遠征の記事を書いている真っ最中。全ての記事が14にも及ぶ事がわかったが、未だ道半ば。週末に書き終えたいところ。

今晩は東神奈川駅で途中下車。第一京浜沿いにあった『麺屋 橘』。短命に終わったな、その跡地に居抜きで昨日から新店が入ったというので行ってみる事にした。『秀吉商店』だ。横浜駅西口にある二郎インスパイア系の『豚そば秀吉』のセカンドブランドという事らしい。早速入店。入口に券売機…というより居抜きなので『橘』時代から何も変わっていない。厨房には男の店2人。先客ゼロ、後客1人。
Hideyoshisyouten00 Hideyoshisyouten01 博多豚骨 秀吉商店
『純正らぁめん(ハリガネ)』 680円
筆頭基本メニューを注文。正に純正の博多らぁめん。卓上にニンニククラッシャーがあり、生ニンニクを潰して投入してみた。更に紅生姜も投入。ライス無料なので注文。うん、なかなか美味しい。安定感はあるものの博多系なので無個性に感じる。我は注文しなかったがちなみに替え玉120円。
東神奈川駅に戻り横浜に出て買い物をして帰宅した。

2014年10月12日 (日)

愛国幸福

『らーめんのみすゞ』を出たのはちょうど正午をまわったあたり。午後2時半帯広空港発の飛行機に乗る予定なので、レンタカーを返却する時間を考えれば1時間くらいしか自由時間がない。なので近場でサクッと楽しめるという事で愛国駅跡&幸福駅跡に行ってみる事にした。昔「愛国から幸福へ」で有名だった旧国鉄広尾線の駅だ。昭和62年に廃線、廃駅となったがその後観光名所として残された。しかし老朽化が進んだ為昨年改築され交通記念館となった。

Aikokueki01Koufukueki01_2 子供の頃何かの本で知った愛国駅や幸福駅。今や廃駅となってしまったが、ようやく訪れる事が出来て感無量だ。愛国駅跡から幸福駅跡の順で訪問し、幸福駅から帯広空港まではすぐ。その空港のニッポンレンタカー営業所に車を返却した。新千歳空港から丸2日のドライブの走行距離は855kmだった。
今回の旅は成功とは言いがたいけど、3日目は好天に恵まれかなりリカバリーは出来た。スーパー台風と言われる台風19号が沖縄に上陸した状況だったが、帰りの飛行機はスムーズに羽田空港に16時頃到着した。17時半過ぎには帰宅出来た。

十勝地麺

今遠征最後の地麺は、帯広「とかち牛じゃん麺」だ。挽き肉の入った餡がかかった麺料理。いわゆるジャージャー麺のアレンジ品だろう。麺は十勝産小麦を使用して、同じく十勝産のポテトペプチドを練り込んだポテト麺を使用。挽き肉も十勝産牛のもの。帯広物産会がつくり市内のラーメン店十数店に呼びかけて盛り上げようとしている町おこし系のご当地ラーメンだ。我が目指した店は帯広市筆頭と言われる『らーめんのみすゞ』だ。駅前商店街のやや離れた場所にある。店構えは喫茶店のようだ。厨房は奥にあり男の店員3人とおばちゃん店員1人。接客は丁寧。L字型カウンター8席と4人がけテーブル4卓。地元の人達が普通に利用している感じが伝わってくる。先客10人後客5人。口頭で注文。

Obihiromisuzu00 Obihiromisuzu01 らーめんのみすゞ  『牛じゃん麺』 900円

ご当地ラーメンとしての素朴さは皆無だが、料理としては美しい。数量限定の一品。麺は温かいちぢれ太麺。甘い挽き肉餡。バジルとチーズのソースがかかっている。具はかいわれ、トマトのマリネ、国産牛のローストビーフ3枚、そして半分に割られたじゃがいも。このじゃがいもがさつまいもみたいに甘いのに驚いた。「インカのめざめ」という品種らしい。このイモ気に入った。全体的に美味しかったけどラーメンを食べたという満足感はなかった。この店の普通のラーメンが食べてみたかった。

帯広豚丼

素晴らしい風景を堪能できた「ナイタイ高原牧場」を30分程度で切り上げて帯広市内を目指す。帯広に近づくに従いどんどん車が増えてきた。前の車のテールランプを見るなど何か久々感がある。それでも1時間ほどで市内に入ることが出来た。コインパーキングに駐車する。朝から何も食べていない。とにかく腹ごしらえだ。

帯広に来たからには名物として有名な豚丼を食べてみたい。そう思い豚丼の店へと向かった。狙ったのは豚丼発祥の店、創業昭和8年の老舗『ぱんちょう』だ。連休中日という事もあり混むだろうなと思ったら案の定、開店5分前に到着したら店舗の角をまわって20人以上の行列が出来ていた。最後尾に並ぶ。店員が事前に注文を確認しにきたので口頭で注文。開店時間になり行列が前に進む。我が入ると店中央の待合席2席に案内されてしまった。厨房は奥にあり見えない。4人がけテーブル8卓と2人がけテーブル1卓。おばちゃん達3人くらいが接客係。最初の客が店を出て着席出来たのが入店から20分頃。着席が後になった分、先客より先に豚丼が提供された。
Panchyou00 Panchyou01 元祖豚丼のぱんちょう 『豚丼(梅)』 1050円
甘辛醤油ダレが漬けられた網焼きされた豚肉が五枚。松・竹・梅の順で豚肉の枚数が増す。通常と逆なのは店のおばあさんの名前が「梅」だったからだという。肉質がしっかりしているが柔らかい。グリーンピースは良い彩り。香ばしくて想像以上に美味かった。大満足の食事だった。

高原牧場

Furano01 青い池再訪問を終え、昨日の美瑛観光をリカバリー出来大満足。再び南下し今回の旅の最終目的地、帯広へと針路をとった。帯広は富良野の南東約120kmのところにある。帯広がある十勝地方は区分け的にはもう道北ではなく道東地区に分類される。結構遠いのだ。でもその道中は快適だった。山間部に入ると道路の脇は黄色や赤で彩られた紅葉ど真ん中という感じ。そして平野に降りれば、牧場がそこかしこにあり、よくテレビで見かける下り坂の先に道路が一直線に伸びていて、その先がやや上り坂になって見えない。見事なくらいの一本「道」が続いている。

Tokachi01 Tokachi02 そんな「道」も最初はワーッ!って思っていたが、結構度々現れるのでついついアクセルを踏む力が増してしまう。結果、当初ナビが伝えていた予定時刻より1時間ほど短縮して走行していた。せっかくのこの好天、このまま帯広市街に入ってしまうのは惜しい。改めて旅行ガイド本を引っ張りだし検討した結果、帯広の北、士幌町にある日本一広い公共牧場「ナイタイ高原牧場」に行ってみる事にした。そこまではまた結構な距離があるのだが、例の「道」が連続しているのでガンガンにスピードを出して時間は短縮。入口からはクネクネした細い道が続くのだが、両脇は緑の牧草地帯、空は青白いという見事なほどの北海道の風景。入口から結構なスピードで7分くらいかかってようやく展望駐車場に到着。

Naitaibokujyou02 Naitaibokujyou03 Naitaibokujyou01 もうね、十勝平野を完全制覇!って感じ。普通のサイズの写真ではこの感動を伝え切れない。パノラマ撮影もしたくらいだ。何でも東京ドーム358個分というあまり想像が及ばないくらいのスケール。肝心の乳牛達は遠くに霞んで見えるくらい。とにかく広い。レストハウスでチーズやソフトクリームを購入して食料自給率100%超えの十勝を存分に味わう事が出来た。思いつきてで来たところだったが、今までの旅行の小さな不満を消し飛ばすくらいの感動があった。おすすめしたい観光スポットだ。

朝焼美瑛

Biei06 道北遠征3日目、最終日の朝を迎えた。と言ってもまだ日が昇っていない早朝4時前。ベッドで横になりながら昨日までの旅を振り返ってみる。食べ歩きという面においては、予定していた店を全て訪問出来たので満足感はある。しかし、こと観光としてみた場合は初日の稚内頓挫、そして2日目の美瑛、富良野の田園風景は、そのほとんどが鉛色の雲に覆われた空の下での光景しか見れなかった。はっきり言ってしまうと楽しみにしていた分、心の方も晴れていない。そして今日の午後、帯広空港から羽田空港に戻る飛行機に乗ることになる。今日は何とか少しでも取り返したいなと思う。そこで早速天気予報をチェック。すると今日の富良野は快晴だという。よし!この好機は逃さないぞ。早速身支度を整え朝5時前に部屋を出てロビーへ向かう。人気のないロビーで呼び鈴を鳴らすが一向に人が出てこない。呼び鈴とドアを数度叩いてようやくおじさんが起きてきた。即チェックアウトした。外はまだ真っ暗。人気のない夜の町の風景だ。車のエンジンをかけ出発。本当だったら未訪問の農園とかに行きたかったけど、そういうところは早くても朝9時からなので諦めるしかない。でも昨日行った美瑛の丘巡りは農地にある木なので入場も何もない。ただ絵になる風景だ。それらを好天の朝焼けの中で観ることが出来れば素晴らしい旅の思い出となるだろう。美瑛まで約1時間。到着する頃にちょうど日が昇りはじめる頃だろう。真っ直ぐに伸びる富良野街道を走っていると遠くに十勝岳が望めその麓には朝靄が広がっているのが見える。その十勝岳の背後から朝日が漏れ始めているのが見えた。狙い通りだな。目的地に到着し車を出るとヒンヤリとした空気に包まれ身が引き締まる。人が全くいない。そして目の前に何の障害物も無い開放感、そこに広がる絵画のような景色。

Biei9 Biei08 Biei07 昨日の不満を一気に解消することが出来た。早起きは三文の得とは言ったものだ。あっ!青い池にももう一度行ってみよう。朝の光に照らされた青い池はどんな色に変化するのだろうか?車を飛ばして約30分後に到着。ここはさすがに既に数台の車が駐車スペースに停まっていた。

Aoiike02 結果的には逆光でほとんどまともに見れなかった。それでも朝の気持ちいい時間帯に美しい光景を見れて良かった。これから富良野を抜け十勝方面に向かう。

2014年10月11日 (土)

富川味噌

『唯我独尊』を出て富良野の町を少し歩く。見た限りではコンビニなども無いので仕方なくホテルに戻ることにした。そしてホテルに戻る少し手前で見つけてしまった。昼に行った『とみ川』のセカンドブランド店『富川製麺所』だ。入口で様子を伺うとホワイトボードに「1番のおすすめは味噌ラーメンです」と書かれていた。そういえば今回は北海道に来ているのに一度も味噌ラーメンを食べる機会がなかった。そんな事を口実に自分のお腹と相談した上入店してしまった。大丈夫か我?しかし食べずに後悔するより食べてから後悔する方がマシという考えが我の中であるのだ。店内は明るく綺麗。木材を活かした内装。厨房には男の店員3人。厨房前に一列のカウンター7席、4人がけテーブル4卓、座敷に4人がけテーブル2卓。先客12人後客2人。筆頭メニューを口頭で注文。

Tomikawaseimenjyo00 Tomikawaseimenjyo01 富川製麺所 『みそラーメン』 700円

メニューには5種類の麺を選べると書いてあったが何も聞かれなかったのでそのまま。我が入店する直前、10人くらいの家族客が入ったのだが、注文に手間取っていたらしく、我が先にラーメンを提供されたのであまり待たずに澄んだ。麺は四角い縮れ中細麺。具は胡麻がかかったザンギリネギ、細切りきくらげ、もやし、ネギ、キャベツ、ニンジンなどの炒め野菜、チャーシュー1枚。背脂が浮くこってり味噌。味はやや濃いめだがしょっぱくはない。上質の味噌ラーメンと言っていいだろう。ただ麺に違和感を覚えた。これはいつものレモン色の縮れ麺に我が慣れてしまったからだろう。結果的に普通に難なく美味しく食べられた。満足だ。
ホテルに戻り風呂に入って汗を流した。明日は道北遠征最終日。午後2時半の飛行機で帰路につくので午前中だけの観光になってしまう。早めに出発して有効に過ごすつもりだ。後早めに就寝した。

唯我独尊

芦別から富良野に戻ってきたのは夕方6時20分頃だったか。とりあえず予約していたビジネスホテルにチェックイン。1時間ほど休憩した後身軽になって夜の富良野の町に出た。でも予想通りというか、普通の田舎町の夜という感じで街灯のみが明るく空間を照らしている。とても静かで横浜住宅地の夜10時前に似た雰囲気だ。でも実際は夜の8時前。ここで旅行ガイドに紹介されていた店に行く事にする。昭和49年創業の『唯我独尊』というカレー店だ。富良野地産の豚肉や野菜を使って作ったカレーが評判になり富良野カレーという名物になった。富良野という土地名がつくと一段階美味くなるように思えてしまうからね。富良野の町の一角に暗い空間があった。何だろうと思っているとカレーの匂いが漂ってくる。もしかしてここ?と思って近づくと、木に「唯我独尊」と書かれた札がかかっていた。更に近づくと正に山小屋のような店舗。早速入店すると入口が混み合っていた。先客が出て行くところだったらしい。入れ替わりにあらためて入店。なので待たずに座れた。相席だったけど。店内は若者だらけ。店員も大学生のノリを感じる。それも芸術系の大学生。BGMはロカビリーのようなもの。ダンボール製のメニュー冊子を見て筆頭メニューを注文した。

Yuigadokusonfurano00 Yuigadokusonfurano01 唯我独尊 『自家製ソーセージ付きカレー』 1130円

あー美味そうだね。コーン、揚げかぼちゃ、切られた自家製燻製ソーセージ。焦茶色のルーは濃厚、そしてきちんとスパイシー。ルーの追加は無料だが合言葉「ルールルルー」と言わなくてはならないそうだ。そんなこと言えるかい!客の羞恥心を利用して無駄なサービスはしないつもりなのか。でも具のコーンや揚げかぼちゃが美味かったからいいや。ソーセージはいわずもがなだが、歯ごたえがあり肉汁があり文句なしだ。店内の雰囲気がもうちょっと落ち着いていれば更に良かったんだけどね。ちょっと騒がし過ぎだ。

芦別地麺

秋の大連休、宗谷岬を初め未訪問の道北地方に行ってみたいというのが今回の旅のきっかけだったのは間違いない。でも我の旅はもはや地麺と切り離せなくなっている。そこで道北の地麺を調査したら、出るわ出るわの地ラーメン。でもそのほとんどが町おこし目的のもの。それでも見つけてしまったら気になってしょうがない。なので今回の旅は半ば地麺巡り復活のようになってしまった。その最たるものは、今旅、道北遠征のルートとは違う、道央、空知地方にある芦別市まで行ってしまった事だろう。富良野中心部から車で片道1時間ほどのところにある芦別市。その昔炭鉱で栄えた町だったらしい。そんな芦別には「ガタタンラーメン」という地麺がある。ガタタンとは「含多湯」と書き、とろみのある塩味の中華スープ料理の事。戦後満州から引き上げた人が芦別駅付近で営業を始めた店「幸楽」。その店のまかないとして作られたものがガタタンのはじまり。当時の炭鉱夫などに人気となったのだという。白菜、人参、タケノコ、イカゲソ、エビ、帆立、豚肉、山菜、ちくわ、溶き卵などが入っている。芦別の名物だそうだ。これをラーメンにかけたものがガタタンラーメンというわけだ。半分中華料理店みたいな店の、屋号を冠したメニューってたいがいこれに似たあんかけラーメンが出てくるんだよ。そういう類の一杯なのか、似て非なるものなのか実食あるのみ。

発祥の店『幸楽』は既に閉店してしまった。「ガタタン」を懐かしむ元炭鉱夫は多く、その声に応えて「ガタタン」を復活させた店が上芦別市街にある平成2年創業の中華レストラン『宝来軒』だ。この店へ訪問することにした。夜の部開店予定時刻5時の5分前に到着したが暖簾がかかっていたので入店。もちろん先客はいない。厨房にはおじさん店主とおばちゃん店員3人。厨房前に一列のカウンター5席と4人がけテーブル5卓。さらに座敷に4人がけテーブル2卓。店内はやや大きめの中華食堂という感じ。メニューをみるとものすごいメニュー数。60品目以上あるらしい。その中でもガタタンシリーズと言われる構成が凄い。普通のガタタンはもちろんのこと、ガタタンチャーハン、ガタタン春巻、さらには中華の枠を超えてガタタンリゾット、ガタタンドリアなんてものまである。我は迷わずガタタンラーメンだ。口頭で注文。後客1人。

Ashibetuhouraiken00 Ashibetuhouraiken01 Ashibetuhouraiken02ラーメンレストラン 宝来軒 『ガタタンラーメン』 1000円

着丼したがとてもラーメンには見えない。間違えてただのガタタンが出されたのかと思った。箸で丼の底の方を探ると黄色い縮れ麺が見えた。もうこれはラーメンにあんかけをかけたものとは違う。具材が多すぎる。何よりスープと言うより全て餡。ガタタンの中に麺を忍ばせたと言った方が良い。塩味の玉子とじあんかけ。かなりボリュームがあったのだが、ほぼ平らげてしまった。なんかね、ラーメンというより麺の混じった中華料理を食べたって印象が残った。これだけの為だけに芦別に訪れた我であった。

完全に日が落ちた夜の芦別から滝里ダムや空知川沿いに約1時間かけて今夜の宿泊地の富良野中心部に戻ってきた。昨夜と違いコテコテのビジネスホテルだ。

富川本店

富良野には全国的にも存在感を放つラーメン店がある。『富良野とみ川』という店だ。富良野市内に支店がひとつ、姉妹店がひとつある。全国で開催される物産展、ラーメンショーなどに積極的に参加している。忘却の彼方だったが、我も6年前、京急百貨店上大岡店で開催された「大北海道展」のイートインで一度食している。この時は限定の味噌じゃがバターという北海道らしいラーメンを食べたんだな。特に地麺巡りではないが再び富良野に来る機会などまたとないと思うので寄ってみることにした。寄るといってもこの店は土曜日でも16時閉店、平日は15時で閉まってしまうという。有名店で営業時間が短く、しかも今は連休中。早めに行ってしまうのが吉。というわけで美瑛の観光を途中で切り上げてわざわざ車で1時間かけて富良野麗郷市街にやってきた。到着時店前の駐車スペースは埋まっていたが、ちょうど1台抜けてくれた。そのスペースに間髪入れず駐車する。店前に行列はないぞ。早速暖簾を割る。厨房には中年店主とおばさん店員の2人。内装は木材を活かした造りでラーメン店でよくあるといえばよくある感じ。L字型カウンター10席と座敷に4人がけテーブル2卓。先客10人後客5人。待たずに座れた。口頭で注文。店主は元ボクサーとのことだが、それにしては…というのも失礼だがしゃべりが流暢だ。ラーメン作りが好きなんだろうなあというのが伝わってきた。

Furanotomikawa00 Furanotomikawa01 富良野 とみ川 『石臼挽き中華そば』 880円

筆頭一番人気メニューを注文。自家製麺の店は今や普通にそこら辺にあるが、この店は富良野特産で世界的にも最高品種小麦はるゆたかを石臼で三度挽きして小麦粉を作るところからやっているそうだ。この場合、それを信じるしかない。その作った全粒粉と富良野産さくら卵で練り上げた自家製麺は見た目も食感もほとんど蕎麦のようだ。但し縮れがある。かなりかために茹でられていた。具は薬味ネギ、みつば、メンマ数本、半味卵、チャーシュー1枚。スープはやや油多めの魚介醤油味。なかなか美味しいとは思う。でも我が求めるご当地感だったりラーメンのオーラ、風格みたいなものはあまり感じなかった。麺はかなり個性的だと思うけど。まあ『とみ川』の本店で看板メニューの一杯を食した事に意義があるというものだ。

この後再び美瑛に戻り「青い池」を見に行った。

美瑛丘巡

Biei01 北海道と聞いて思い浮かべるのが、広大な大地と酪農の風景だ。このイメージが一番良く出ているのが、北海道でも中央の地域、美瑛、富良野、十勝といった場所だろう。定冠詞付きの北海道ならではの風景を見てみたい。上川町から旭川市経由でその南にある美瑛町を目指す。美瑛には広大な農地が広がり、そこに様々な農産物がパッチワークのようになっている事から「パッチワークの路」と言われる場所がある。そこには過去有名なCMで使われた場所が各所にある。そんな場所を中心に廻ってみた。各所に絵になる風景が広がっていた。

Biei03 Biei02 Biei05空に雲が多かったのが残念。一度富良野まで南下し昼食をとった後、再び美瑛に戻ってきた。今度は酪農地帯から離れた十勝岳の方へ車を走らせる。白金温泉の近くにある新名所「青い池」というものを見る為だ。マックOSの標準の壁紙として採用された為一気に注目を集めた。まさか日本の景色だったとは!という感じだ。長年立入禁止区域だったのだが、約4年前に自由見学が可能になったという。今や美瑛でもダントツの人気の観光スポットとなっているらしい。当日もしかも連休真っ只中なので駐車場に車を停めるのも順番待ちだ。

Aoiike01 昭和63年に十勝岳噴火に備え作った火山砂防のえん堤に水が溜まった、偶発的な人造池。その水は水酸化アルミニウムが含まれており太陽光に水の中の白色の微粒子が乱反射して青白く見えるという。マックの壁紙はこの木に雪がつもり真っ白のバックに青白い池の色が映えるというものだった。でも今は秋。紅葉をバックにした青い池もおつなものだ。これで晴れていたらどんな色に見えたのかと思うとちょっと残念だった。

再び美瑛の田園地帯に戻り「哲学の木」を見た後、四季彩の丘という花畑農園を訪れる。農園の維持寄付として200円を支払い入園。見渡すかぎりの淡い紫のラベンダー畑…というのは時期的に無理だと判って、あまり期待せずに入園したのだが、実際は見事な花畑が見られた。

Shikisainooka01 Shikisainooka02 Shikisainooka03 ひまわり畑には驚いたなあ。とても楽しめたけど、空は厚い雲に覆われ冷え冷えとしてきた。本日の観光はこれにて終了だ。

上川地麺

上川ラーメン。その存在を知ったのはラーメンの食べ歩きを初めて間もない頃、溝の口付近にあった『き七』という味噌ラーメン屋が上川ラーメンを名乗っていた。信濃町の『ピヤシリ』という店も名乗っていたっけ。今では両店共閉店していて長らく記憶から失われていた。今回の旅を計画するにあたり訪問する土地土地の地麺を調査して思い出した。ところがこの上川ラーメン、どうも怪しい。定義があまりはっきりしない。①大雪山からの水でスープと麺を作る②スープの温度が90℃。このくくりは特に味に関係ないだろう。その割に「ラーメン日本一」というスローガンばかり目立つ。町おこし目的の無理矢理感が臭う。それでもせっかく付近まで来たので、その上川ラーメンを名乗る1店に寄って確かめる事にした。

目的の店は『愛山渓ドライブイン』。選んだのは開店時間が早かったから。それでも大雪山ロープウェイが運航停止だったので開店予定時刻より20分近く早く到着してしまった。店を覗いてみても人気が全く無い。ただ電気は付いているし、暖炉にも火が入っているのが見える。なので待っていると、開店予定時間ちょうどに営業中の札がかかってホッとする。早速入店。店内は山小屋の雰囲気でテーブル席が多数。中央にはお土産コーナーもある。でも店員は女店員1人のみしか見えない。BGMもなし。口頭で注文。ところがしばらくすると女店員がやってきて「今調理出来るものが買い出しに行っていて10分ほどで戻ってくるかと思いますのでお待ちいただけますか?」と言ってきた。えっ!開店予定時刻に買い出し行っちゃうなんて前代未聞なんですけど。しかも帰ってきてから調理し始めるんでしょ?どんだけ待たされるのかよ、と不安が募る。しばらくすると店主らしき男が野菜の箱を抱えて入店してきた。そして急いで調理を初め10分ほどでラーメンが提供された。前後客ゼロ。

Aizankeidrivein00 Aizankeidrivein01 愛山渓ドライブイン 『舞茸ラーメン』 930円

この店の看板メニューを注文。舞茸をはじめとするキノコがこの辺りの名産らしい。麺は中細縮れ麺。具は薬味ネギとバター炒めされた大量の舞茸。スープはあっさり塩味。至って普通の塩ラーメンだがバター炒めされた舞茸は大ぶりで食感が良く、そのバターの感じがあっさり塩スープに溶け込みなかなか美味しかった。支払いの時店主が「どうもすみませんでした。」と言ってくれた。

朝層雲峡

Souunkyou00 道北遠征2日目。昨日は観光ゼロだったので今日こそ楽しもう。最初の目的地は旭川の東、上川町にある渓谷、層雲峡へ向かう。朝風呂に入ってから6時に早くもホテルチェックアウト、車のエンジンをかけスタート。旭川市内を離れるにつれ車が少なくなり、道も単調な一直線という北海道らしい光景になってきた。でも空にはどんよりと雲が立ち込めている。早朝にも関わらず何だか夕暮れ時のようだ。層雲峡には7時半くらいに到着。大雪山の麓、石狩川の侵食でできた渓谷らしい。車から出るとひんやりとした冷気を感じた。北海道に来ているという実感がようやく湧いてきた。

Souunkyou01 「流星の滝」と「銀河と滝」という2本の滝が眺められる場所へ行ってみた。本当に山水画のような風景。

Souunkyou03 大雪山に登るロープウェイにでも乗ろうとしたら、強風の為運航停止中。またか。何とか天候回復して欲しい。でもいくら曇っていても紅葉が綺麗だ。来れて良かった。

2014年10月10日 (金)

旭川再訪

新千歳から旭川までの運転は思いの外疲れた。ホテルにチェックインした後荷物を置いてすぐに外に出る。何しろ朝から食事らしい食事をとっていない。稚内がフイになった分北海道三大ラーメンの地、旭川で食べ歩きをしようと意気込んだ。外はもう暗くなっている。北海道の夜は早いね。そのせいもあり冷え込みも強く感じた。

旭川に初めて訪れたのはもう5年も前。それは我にとって初めての北海道旅行、初めての北海道地麺巡りに選んだ地だ。旭川ラーメンは今思ってもかなり個性が際立ったご当地ラーメンだと思う。養豚が盛んで廃材となった豚骨を使って豚骨スープを作った。そしてその豚骨臭を消す為煮干しや昆布で摂ったスープを合わせたというもの。その代表格が昭和22年創業の老舗『蜂屋』だった。5年前、本店重視の我はその時当然本店を訪問したのだが、後日神奈川有名ラーメンサイトの方で「創業店に行ってこそ!」と強調されていた。そう言われると創業店にも行きたくなってしまう。せっかく旭川に再訪出来たのだから行かない手はない。今夜の宿泊地からも至近距離だったし。早速入店。レトロな店内。厨房には男の店員5人。4人がけテーブル席15卓。4人がけテーブル席15卓。先客1人後客3人と寂しい入り。口頭で注文。

Hachiyagojyousougyouten00 Hachiyagojyousougyouten01 ラーメンの蜂屋 五条創業店

『ラーメンしょうゆ味(油多め)』 750円

真っ黒なスープに驚いた。旭川ブラック?焦がしラードと鯵節が正に唯一無二の『蜂屋』の一杯。魚介豚骨のWスープ。定冠詞付きの旭川ラーメンが存分に味わえる一杯。そして食後に「はちみつアイス」を食す事も忘れない。『蜂屋』は元々アイス屋で、そのアイスにはちみつを使っていた事が屋号の元にもなったのだという。

Hachiyagojyousougyouten02 『はちみつアイス』 300円

はちみつ入りだけあって黄色い。ああなるほどはちみつ味。これは美味しい。ラーメン食べた後のアイスってなんかいいんだよな。でも5年前行った本店の方が老舗感があった。ラーメンもオーラがあった気がした。腹が減っていた状態での第一印象だったので間違いはないと思う。店員が若かったからそのせいかも知れない。本店は老人が作っていた。店舗自体より人の腕によるという事だね。創業店でも店員が違っていたら別物だ。一旦駐車場に戻り車をとってきた。

旭川を再訪するにあたり、ぜひに行ってみたい店があった。『生姜ラーメンみづの』だ。創業昭和37年の老舗ながら、旭川ラーメンの本筋とは離れている独特のラーメンを出すのだという。早速入店。店内の壁には沢山のサイン色紙が貼られている。そして火は入っていないけど中央にストーブが置いてある。老舗感あるなあ。厨房には何とおばちゃん1人のみ。2人がけテーブル席1卓と4人がけテーブル席7卓。先客1人後客5人。普通に地元の人が来てる感じもいい。口頭で注文。

Asahikawamizuno00 Asahikawamizuno01 生姜ラーメン みづの 『しょうが』 630円

醤油、塩、、味噌とは別に「しょうが」というメニューがある。醤油味のみだそうだ。もちろんこの看板メニューを注文。出てきた瞬間に「うまそう!」と感じた。シンプルな見た目だけど、この飾らない感じがラーメンのオーラだ。麺は低加水の中細ストレート。具は薬味ネギ、細切りメンマ、ミニチャーシュー2枚。基本はあっさりしょうゆスープ。でもやっぱり生姜が効いている。新潟長岡生姜醤油ラーメンよりハッキリと生姜風味。でも嫌味のないちょうどいい塩梅の爽やかさ。これは評判になるのわかるなあ。貴重な旭川の一杯、堪能できて満足だ。

旭川を再訪するに辺り色々と調べたところ、一つ面白そうな地麺が見つかった。『旭川モルメン』というものだ。名前から想像出来るように、旭川二大ソウルフードの「旭川ラーメン」と「塩ホルモン」を合わせた一品。その旭川モルメンの元祖と言われる『ひまわり』へ訪問する事にした。新旭川駅近くにある創業30年近くの老舗。市内に支店が1店もつ。早速入店。厨房には男の店員1人、女の店員2人。店内は狭く客が密集している印象。逆L字型カウンター4席と4人がけテーブル席3卓。座敷に4人がけテーブル2卓。先客8人後客3人。口頭で注文。

Himawarihonten00 Himawarihonten01 ラーメン専門 ひまわり 大雪通店

『モルメン(正油)』 800円

こちらの看板、筆頭メニューを注文。正油・しお・みそ、30円プラスの辛いの、というのがある。みそか辛いのかと迷ったが、迷った時は筆頭メニューの法則で正油を選択。麺は中太縮れ麺。具は薬味ネギ、それとニラ、キャベツ、ニンジン、もやし等の炒め野菜と、同じく香ばしく炒められた甘辛のタレが付けられたホルモン。このホルモンが美味い。味も食感も良い。そして甘辛のタレがスープに溶け込んで美味い。炒め野菜もいいね、油具合も。町おこしのようなわざとらしさ感も無く、本当に自生のラーメンという雰囲気もある。首都圏で出しても好評なのではないだろうか。大満足。

せっかくの旭川だが短時間にこれだけのラーメンを食べたらお腹の方は打ち止め。ホテルの方に戻った。道北遠征の初日は大荒れになったが、何とか本来のプラン通りに戻す事が出来た。今回のホテルはビジネスホテルながら温泉施設が充実しているので、大浴場で体を伸ばしてじんわりと温まり疲れを癒やした。その後足マッサージをしてもらった。明日から気持ちを切り替えて楽しもう。ぐっすり就寝した。

稚内無念

今日から期初に指定した特別休暇の年内最後の1日分を合わせ4連休となる。恒例の秋の旅行へ出かける。この夏、石垣&宮古と南の離島を旅した。そうなれば今回は逆に振り切り北の大地北海道、それも最北端の宗谷岬に行ってみる事にした。我は過去5回、北海道を訪れた。しかしそれは地麺巡りを目的としていたので、昨年夏に行った道東遠征以外はほとんど観光らしい観光はせずラーメン店巡りに時間を大幅に割いての旅だった。よって特に地麺らしい地麺の無い地域は目もくれなかった。結果として北海道の中で観光として一番気になっていた稚内は行ってないんだよ。そこは行ってみたい。

今回は一度新千歳空港でのトランジットで稚内に向かう。新千歳空港に降り立つと飛行機の出口で名前を呼ばれた。トランジットで出発が迫っているのか女性空港職員に先導され移動。よく見かける光景だが自分がされるのは初めてだ。急遽飛行機までバスで移動になったらしい。「そこの階段を下っていただければバスに乗れます。」と言われ階段を下りてカウンターに行ったら女満別行きと書かれているではないか。慌ただしく案内された割に間違えかよ。カウンターで稚内行きの搭乗口を改めて聞き自分で移動した。行ってみたら「稚内空港視界不良の為条件付き運行」と表示されていた。何だよそれ!最悪の場合千歳に引き返す?これは厳しい事になったぞ。搭乗案内予定時間直前に出発見合わせのアナウンスが入る。ますます不安が募る。しかしすぐ解除され機内へ案内された。一安心だ。案内されたのは小さなプロペラ機。小さい為荷物制限も厳しい。ようやく飛び立った飛行機。眼下には白い雲の海。50分ほど経ったところで飛行機は着陸態勢へ。厚い雲を抜けて現れたのは荒々しい海。これが日本海とオホーツク海の境界か。こんな所に落ちたらひとたまりもないな。緑の丘も見えてきた。あれが稚内だ。飛行機は最終着陸態勢に入った。ところがまたもや急上昇。稚内空港上空で旋回して待機し天候の回復を待つ。隣の親子は気持ち悪くなって吐いていた。そして10分後恐れていたアナウンスが。天候の回復が早期に見込まれない為新千歳空港に戻るという。えっ!するとこれはどうなるの?稚内でレンタカー借りて旭川まで移動し宿泊の予定だったのに。車が無いとこの旅は終わり。旭川まで電車で移動するの?楽しみにしていた旅が消滅するかもしれない。軽くパニックになった。こんな事態は初めて遭遇する。新千歳空港に戻る機内で色々と考えを巡らせる。もう稚内は諦めるしかない。見切りをつけて今日旭川まで辿り着き明日から当初の旅行計画に復帰する。その為には車の確保だ。稚内から借りる予約をしていたものを新千歳からのものに切り替える。問題はそれが可能なのか?車が確保出来るのかだった。新千歳空港に到着してから運賃の払い戻し方法の説明をカウンターで受けてから、ニッポンレンタカーの窓口に急行した。事情を話すと「車が準備出来ます」という事だ。連休前なので難しいかと思ったが確保出来て良かった。この旅がフイにならずに済みそうだ。営業所までバスで移動。新千歳の空はこんなに晴れているのに!今回はインプレッサ。初めて乗る車だ。

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稚内を断念するのはとても残念だったが天候理由なので仕方がない。でもまだ心が落ち着かない。道央自動車道に入り一度SAに入りそこで落ち着く事にする。飲み物を飲んで今後の旅の計画を再確認する。旭川まで約173km。道央自動車道を使っても2時間はかかる。既に午後2時をまわっていたので、今日は観光抜きで宿泊地の旭川に真っ直ぐ行くしかない。改めて出発。慣れない車なので運転に多少手間取った。すぐ高速にのってしまったので全然北海道に来た実感が沸かない。単調な高速道路での運転は飽きてきてもう限界と思ったころようやく旭川ICに到着。そのまま今夜予約済のホテルに直行した。何とか本来の旅の予定計画に復帰出来る目処がついた。

2014年10月 6日 (月)

台風一蘭 

強引なコースで日本を狙ってやって来た台風18号。よりにもよって月曜の朝に首都圏を直撃した。我はいつも通り早朝に家を出た為か、いつも通りに会社に到着出来た。服はびしょ濡れにはなったけど。台風は速度を早め昼前には青空が広がった。台風一過だ。気温も徐々に上がっていった。そんな感じだったので帰る頃には電車は余裕で通常運行しているだろう。そう思ったら違っていた。のろのろと徐行運転で間引き運転だったのかすし詰め状態。もう電車は嫌だと桜木町で途中下車。こういう時は『一蘭』だ。昨日は日曜だったが1日雨が降っていたので外出しなかった。そのリカバリーという感じ。ところが入店したら満席だった。3分ほど待たされ着席。
Ichiransakuragicyou07 一蘭 桜木町駅前店

『天然とんこつらーめん(濃い味・超こってり・にんにく1/2個分・秘伝のタレ基本・青ねぎ・麺超かた)』 790円
うーん、やっぱり美味い。またもや汁一滴残さず完食。我が一番完食率が高いのが結構この『一蘭』だったりする。大満足!でも替え玉190円は手が出なかった。

2014年10月 4日 (土)

背脂復権

昔あれほど巷に氾濫し飽き飽きしていたのだが、神奈川県下では今や絶滅危惧種と化している「背脂チャッチャ系」のラーメン。ラーメンに限らず世間に浸透したヘルシー志向により瞬く間に駆逐されてしまった。その系統の貴重な生き残りの一つ『野方ホープ』が川崎市元住吉駅近くに本日支店を開店させる。『野方ホープ』としても、新横浜ラーメン博物館の立ち上げ時に出店させた以来の神奈川進出になるらしい。

本日開店という事で東横線各駅停車に乗り開店15分前くらいに駅に到着。ところが場所が判らずしばし迷って結局開店5分前くらいに店を発見。誰も並んでいない。結局開店予定時刻を過ぎたが店が開く気配がない。おかしいと思い中を除くと、何と客が入っているではないか!そう、我はただ一人裏口で待っていたのだ。これは恥ずかしい。急いで表側に廻った。運良く我でちょうど満席となりギリギリセーフ。それにしても内装がラーメン屋らしからぬ感じ。我の貧素な知識で例えるとモスバーガー的な雰囲気。券売機もなし。カウンター各席の前に敷かれたランチマット、カウンター前の綺麗なタイル張り、頭上のランプ。店員の服装も青い半袖シャツに黒いベレー帽。約1年前に訪れた野方本店の無骨な雰囲気とは全く違う。これは女性客、家族連れ客を取り込む為にイメージアップを計ったコンセプトが見え見えだ。男の店員5人と女の店員1人。カウンター10席のみ。口頭で注文。料金後払い。

Nogatahopemotosumi00 Nogatahopemotosumi01 野方ホープ 川崎元住吉店

『野方ホープラーメン(こてこて)』 750円+『ライス』

ラーメンメニューは基本の味ひとつのみ。その分トッピングやサイドメニューが豊富。背脂は4段階で選べて、我は最上級のこてこてを選択。ブリブリの縮れ中太麺。ランチサービスでライスと餃子が選べる。具は薬味ネギ、メンマ、海苔1枚、チャーシュー2枚。あー久々だなあ、この味。大満足。もしかしたらこの系統を知らない人もいるのではないだろうか。背脂チャッチャ系は選択肢の一つとしてぜひ存在していて欲しいところ。頑張って欲しい。

この付近には前から気になる店がある。今年の6月25日に『函館らーめんあじ汐』の場所に開店していた『らーめん鈴』だ。『あじ汐』はなかなかいい店だったんだけどな。でも1回しか行ってないからこんな事言える立場にないんだけど。綱島街道を日吉方面へてくてく歩く。今日は曇っているが意外と暑い。入店すると店の端に券売機。厨房には男の店員2人。おそらく一人は店主で、もう一人の若い男は入ったばかりなのだろう。ただ立って見ているだけ。変形L字型カウンター11席と4人がけテーブル席2卓。先客1人後客3人。

Ramensuzu00 Ramensuzu01 らーめん鈴 『濃厚鈴そば』 680円

筆頭基本のメニューを注文。とにかく濃厚なスープだと話題のメニューだ。値段も良心的な印象。なんとなくボソッとした食感の中細縮れ麺。具は薬味ネギ、極太メンマ2本、脂身の多いチャーシュー2枚。そして濃厚なスープの中にも豚肉片が入っているのかな?醤油の味も強い。スープも確かにドロドロで泥沼にハマった麺を引き上げる感じて大変だ。『俺の空』っぽいと思ったけど、あちらは豚の脂身の甘さがあった。こちらはかなり酸味が強く感じた。濃厚さと味の濃さが合わさってしまうとかなりクドい。もうちょっと味を控えめにしたらなかなかいいと思うけど。

帰りは日吉駅まで歩いて東急ストアで買い物をした後帰路についた。

2014年10月 3日 (金)

孤独八龍

金曜の夜、東神奈川で途中下車。今晩は何を食べるか迷った。今夜はガッツリ腹にたまるものを食べたい。でもこの辺りは『夢』、『イツワ製麺所』、『星印』、『shinachiku亭』など何故かあっさり系のラーメン店ばかり。どうしようかなあと悩んだが、別にラーメンにこだわる事もない。そうだと思いついたのが『八龍』。こちらで店で麺料理以外のメニューを注文すればいい。入店すると前に赤子を抱えた夫婦。でも既に空席で片付け待ちだったので1分程度で着席出来た。

Hachiryuu04 Hachiryuu02 Hachiryuu03 中華そば 八龍
『チャーハン』 850円+『ギョーザ』
前回訪問時、隣の客が食べていたチャーハンが美味そうだったので今回は注文。餃子も注文した。思った通りパラパラで味もしっかりしている。卓上の調味料など必要がない。そして中華スープも付く。そして餃子はモチモチしていてホフホフ、ホフホフ。ニラの味が濃い。当たり前だが冷凍モノと全く違う。望んでいたものが食べられたので大満足。
会計した時驚く事があった。「チャーハン850円になりまーす。」「いや餃子も注文しました。」「いや、焼きがちょっとあれだったんで、結構です。」えっ!ホフホフ美味しくいただいたのに。そんなにこだわりがあるの?こんな事ありえない事だ。なので悪い気がしたけど、チャーハン代のみ支払い店を出た。
バスで横浜駅まで行って帰路についた。

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