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2014年7月18日 (金)

八重山麺

我の旅に地麺巡りは必須項目なので今回も出来るだけ八重山諸島に伝わる地麺「八重山そば」を食べ歩く事にした。「八重山そば」は「沖縄そば」の一種。それは間違いないけれど、実際に来てみると石垣島は沖縄本島から飛行機で1時間弱かかる。その距離約410kmあり、東京-岐阜間に相当するという。しかも広大な海で隔絶されているのだから、独自のものがあって然るべきなのだ。昨年の沖縄本島訪問の際に沖縄そばについて色々勉強したつもりで、実際に『ジュネ』という店で八重山そばは食べている。沖縄本島のそばとの違いは、本島のものは平打ちぢれ太麺であるのに対し、八重山そばはやや細めの太打ちの丸麺。具は本島のものは豚の三枚肉と紅生姜付であるのに対し、八重山そばは豚の赤身肉とかまぼこの細切りがのる。更にピパーチと呼ばれる独特の島胡椒と、コーレーグースと呼ばれる島唐辛子を泡盛に漬け込んだ香辛料を加えて食するのだそうだ。スープはあっさり鰹豚骨というのは同じ。

知識はそうだとしても本場の味を実際に味わってみなくては。我が最初に赴く店に決めたのは、八重山そばの店の中でも筆頭と言われている『来夏世(くなつゆ)』という素敵な屋号を掲げる店。ここならば定冠詞付きの八重山そばを味わえるはずだ。バスで石垣離島ターミナルのひとつ前の停留所に降りて店へと向かう。ここから1km以上歩く事になる。この店は昼の3時間のみの営業、日曜定休という敷居の高さ。石垣島の有名そば店はこういう営業形態の店が多い。うちなータイムというやつだ。更に我はこの後船で竹富島へ移動する予定なので急いで向かった。石垣小学校の先、植物に覆われた一軒家のような店。店の中は開放的で涼しげで南国らしい良い雰囲気。お母さんといった雰囲気の女性店員4人が厨房で頑張っている。カウンター5席、テーブル2卓、座敷に3席。待ちは無かったが来客が相次ぎ常に9割の席が埋まっている状態。我は待たずに座れた。
Kunatuyu00 Kunatuyu02 Kunatuyu01 そば処 来夏世
『八重山そば(中)』+『じゅーしー』=600円
セットメニューを注文。じゅーしーとは沖縄風炊き込みご飯のことで豚の出汁で炊いているという。ちぢれの無いストレート太麺の歯ごたえともちもち感、具は青ネギと蒲鉾と豚肉の細切り。これが八重山そばスタイル。スープは鰹風味のあっさりしたもの。沖縄そばって本場で食べるとやっぱり旨く感じるんだよなあ。2/3ほど食べたところで卓上のぴーやしとコーレーグースを恐る恐る少量加えてみた。この恐る恐る入れたのがちょうど良かったらしく、爽やかな清涼感を感じる味に変化して後味が良くなった。大満足の一杯だった。
ここまでで正午をまわったあたり。10分程度で港近くまで来れたので竹富島行きのフェリー乗船時間まで余裕がありそう。ならばこの近くにあるもう一つの目的店へ行ってしまう事にした。次の店は町の中心部にあるアーケード商店街「ユーグレナモール」内にある、何と大正10年創業、元祖八重山そばを名乗る店『真仁屋(まーにーや)そばや』だ。入口はちょっとハイソな雰囲気だが、店内は飾らない普通の町の食堂といった雰囲気。4人がけテーブル席が4卓くらい?奥にも卓がありそうだが店員用?良くわからない緩い雰囲気。厨房にはおばちゃん店員2人。先客3人後客ゼロ。口頭で注文。
Marniiyasobaya00 Marniiyasobaya02 Marniiyasobaya01 真仁屋そばや 『八重山そば(普通)』 550円
筆頭メニューを普通で注文。お新香付き。ストレート丸麺。青ネギと蒲鉾と豚肉の細切りというのは先の『来夏世』と一緒。ところがスープが違う。鰹出汁の味は無い。豚骨と豚肉のみから出汁を摂ったものらしい。でもラーメンとは大きく異なりあっさりしている。その分蒲鉾と豚肉は濃い味付けでしょっぱい。こちらも後半ピヤーシとコーレーグースを投入し清涼感を感じる後味を味わった。これが元祖八重山そばか。舌代を払った際、朱と黄の沖縄独特の箸である「うめーし」を一膳貰い、満足のまま店を出た。
離島ターミナルから竹富島へ渡った。レンタサイクルを借りてまず向かった先は竹富島の超人気店『竹の子』だ。1975年創業。午後2時近くに店に辿り着いたが、満席で名簿に名前を書いて待つ。そして店前の道路を挟んで向かいの待合いスペースで待つのだが、これもまたいい感じなんだよ。木陰は涼しい風が吹く。空に流れる雲をボーッと眺めてゆっくり流れゆく時間を感じる…なんて観光パンフレットに書いてそうな文句が頭の中をよぎった。それにしても暑いなぁ。10分程度待ってようやく名前を呼ばれたので入店。中は空調が効き天国のようだ。厨房は奥にあったけど店員は女性4,5人いたかな?L字型カウンター5席とテーブル席が6卓。口頭で注文。
Takenoko00 Takenoko04 Takenoko02 Takenoko01 そば処 竹の子
『八重山そば』 600円+『パッションジュース』 400円=1000円
筆頭八重山そばと、暑さでたまらずジュースを注文。こちらの八重山そばも魚介出汁は希薄で塩と豚骨のあっさりスープとなっている。そして麺も平打ち。具は刻みネギ、蒲鉾と豚肉の細切り各3切ほど。この暑さだと塩気が嬉しく美味しく食べられた。そしてこのパッションジュースがたまらなく美味かった。大満足。これで元気が出て竹富島サイクリングに再出発した。

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